ダーク・ファンタジー小説

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君みたいに飛ぶ勇気がないから
日時: 2022/10/29 22:32
名前: ペンネーム (ID: 5F3AYJJ3)

「僕ら、何が違ったんだろう」
そう、君が言った。

「きっと、何もかも」
そう返した。

「またいつか、こんな世界じゃなくて、こんなどうしようもない私たちでも、救われる様な世界で、また、…またっ」

言葉に詰まった。

お別れの言葉は、何がいいんだろう。

どうしよう

いや、難しく考えなくていいんだ。

思ったことを、思ったままに言えばいいんだ。

私は、口を開いて、いっぱいな笑顔で、こう言った。

「また会えたら、その時は声なんて掛けなくていいから、どうか、どうか、幸せな姿を見せて下さい」

「うん、 きっと。……じゃあ、さよなら」


君は青空に飛び立った

綺麗な空に、消えていった

私は、その青空をいつまでも眺めていた。

だって、私には、


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