ダーク・ファンタジー小説

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

死にたい僕と消えたい君4
日時: 2022/11/09 15:14
名前: 夏芽 (ID: KXyYVP/C)

時間は進みカップの中が空になった。
「そろそろ出ますか?」と僕が言うと、棘が席を立つ。
そして、会計を済ませた。因みに、お金は僕が払った。
(未成年に払わせる大人って本当に居るんだな)と内心思った。
カフェを離れて、次に棘が向かった場所は銀行だった。
「何故銀行に?」と疑問を浮かべて考えていると
「健斗君は自分の暗証番号わかる?」と棘が質問してきた
「一応わかりますけど」と返すと、彼女はヤバい事を言った。
 「お金全額出そうよ?」
僕は「はにゃ?」と又変な声が出た
そして「馬鹿ですか?アナタ常識持ってくださいよ!」と怒る。
すると「だって、今日死ぬんだし持っててもしょうがないじゃん」と当たり前の事のように教えてくれた。
しかし、一理あるぞ。確かに今日死ぬんだから全部使った方が得じゃないか!
「そうですね」と言う僕を見ながら彼女は
「何か言うことあるんじゃない?」とにやける。
僕は「ごめんなさい」と謝った
しかし、棘は「ごめんなさいニャーじゃないの?」と注文してきやがった
「ご・・・ごめんなさいニャー///」と恥ずかしいが言うと
「可愛いね!食べて良いかな?いや食べるね」と興奮している棘が写った
一回正気にする為に叩いた。
やはり、コイツショタコンの変態だったな。
「痛~い」と棘は痛がるが
「当たり前だろ!何故良いと思ったんだ!」と説教してやった。
変な事件もあったが、無事僕達は全額を下ろせた
本当に信用していい人なのかを再確認してた時
「次は・・・どこ行きたい?」と声をかけてきた。
別に行きたい所など無いし、何処でも良かったので
「特に 逆に棘は何処行きたい所ある?」と質問返しを使った。
本来は外道だが、今日死ぬ人間に外道もクソもあるか
そんな事を考えていると棘が「じゃあさ、欲を満たそうよ」
と提案してきた。


小説をトップへ上げる
題名 *必須


名前 *必須


作家プロフィールURL (登録はこちら


パスワード *必須
(記事編集時に使用)

本文(最大 7000 文字まで)*必須

現在、0文字入力(半角/全角/スペースも1文字にカウントします)


名前とパスワードを記憶する
※記憶したものと異なるPCを使用した際には、名前とパスワードは呼び出しされません。