ダーク・ファンタジー小説

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イノチゴイ 第一話 始まり
日時: 2022/12/24 18:20
名前: ふて (ID: XrKlmz0K)

ー今私は究極の選択を迫られていたー

藤越高等学校2年4組の教室。ホームルーム前
それぞれ友達同士で喋っている。
いつ見ても仲のいいクラスだなと思う。
私はこのクラスの一員、宮内まゆ。
今は親友の山田美香と、河本咲夜と喋っていた。
「それ」は突然起こった。
クラスの男子(野村春輝)が急に大声で言った。
「おいみんな、黒板に小さく『明日ホームルームにてゲーム開始』って書いてるぞ?」
 ゲーム?明日って特に何のイベントもないような、、、
そのあとすぐに後ろの方に固まっていた女子の1人が声を上げた。
「こっちには『持ち物スマホ』って書いてあるよ?」
明日のゲームに使うのだろうか?
一様、藤越高校は校則でスマホを持ち込んでもいいことになっている。
うちのクラスはみんなスマホを持っている。
「2ー4の仲良しクラスライン」なんてものもある。
ざわつくクラスの中、また野村が口を挟んだ。
「まあ先生が企画したんじゃないか?みんなでスマホ持っていこーぜ」
私は基本スマホを学校に持って行かないが、明日は持っていこうと決心した。
そしてホームルームが始まり先生が入ってきた。
そこでクラスの誰かが先生に、
「先生、明日やるゲームってなんですか?」
うちの担任、谷野先生はキョトンとした顔で、
「ゲーム?そんなのあったかしら、、、?」
また男子が、
「いや黒板に書いてあります・・・あれ?消えてる?
誰か消した?」
私は後ろの黒板を見たが「持ち物スマホ」という文字も消えていた。誰かが消したのだろう。
結局何が何だか分からないまま次の日を迎えた。

ーここから始まったのは"地獄"だったー


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