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ダーク・ファンタジー小説
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- 俺が生まれた日 2
- 日時: 2023/04/04 15:23
- 名前: 妄想厨 (ID: UJz1k79g)
俺が生まれてから
俺が生まれてから5年後,俺の住む地域である事件が起こった。連続殺人だそうだ。
犯人はまだ捕まっておらず,俺の通う保育所も学校も一時閉鎖した。
私には当たらない。殺されない。きっと大丈夫。 私には関係ない。
皆そう思っていた。
ある日の夜,どこかの部屋からパリーンという音がした。父も母も驚いていた。
キシキシと足音が近づいてくるのがわかった。
『ガチャ』とドアが開き,見知らぬ男が部屋に入って来る。右手に包丁をもって。
父は「来るな!やめろ!」と俺たちを守り,母は「○○!逃げて!」と必死に叫んでいた。
だけどそんな抵抗もむなしく父は刺され,母は近くにあった皿を投げつけられコップで殴られた。
次は俺の番か…
パrrrrrrッリーン
思わず目をつむる。 そっと目を開けて目の前にいたのは警察だった。
近所の人が最初のパリーンという音を不審に思い通報してくれたようだ。
犯人は
犯ヌィン「離せぇ!!クソがぁぁぁ」と発狂しながら警察に連れていかれていた。
俺はこの空間の中でずっとあるものを眺めていた。テーブルだ。
テーブルの上にはハンバーグに唐揚げにカレー。そして手作りのケーキが乗っていた。
手作りケーキの上には「○○!5歳の誕生日おめでとう!」とチョコレートで書いてあった。
???(…誕生日おめでとう。さようなら―さ―,――ん)
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