ダーク・ファンタジー小説

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地獄っ子
日時: 2023/07/20 17:03
名前: 鏡花・雛菜 (ID: gZ2Bn1fw)

Prologue

式魔しきま 苦霊碑くれは
拝啓 血の海をながめながら、蛙をグツグツと煮る季節となりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
突然ですが、666年に1度行われる祭りに、クレハ様をご招待いたします。当日は、骨の兵隊を送るのでご安心ください。
持ち物は、金貨、ゴミ袋、フォーク、ナイフです。
それでは、今日もあなたに死あれ! 敬具
                        地獄の魔王・閻魔より』



【登場人物紹介】
 色茉しきま 紅華くれは 13歳 女
天然!好きなものはせんべい(醤油)、嫌いなものはキノコ。別名 式魔しきま苦霊碑くれは
 閻魔大王 年齢不詳 男
オネエ(!?)好きなものは妻、嫌いなものは罪人。
 天鬼あまぎ 夢魔むま 13歳 女
関西弁。好きなものは骨と鬼の人形、嫌いなものは虫。
 白魔はくま 13歳 男
王子様系。好きなものはコウモリと閻魔大王、嫌いなものはピーマン。
 屑魔くずま 13歳 男
ナルシスト。好きなものは女子と自分、嫌いなものは白魔(幼馴染)。



【めもりー】
4月21日 開幕




【目次】
第一話「色茉紅華」>>1
第二話「紅華の愚痴」>>2
第三話「地獄だからな」>>3

Re: 地獄っ子「第1話.色茉 紅華」 ( No.1 )
日時: 2023/05/29 16:07
名前: 鏡花 (ID: nqmFaenw)
参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no=13665

第一話
「な……なにこれ?」
私・色茉紅華は、一枚の紙を手に、ボーゼンと立ち尽くしていた。
そして、もう一度上から下へ、読み直す。

んんーーーーー!?

2度見、3度見、4度見して、

「どういうことっ!?」

結局、頭はもっと混乱する。
式……魔……、苦…霊………碑?何、その不吉な名前は。一応、「しきま くれは」って、読みがなはふってあるけど。

それは、私の名前では……。そんな間違いされることあるかな。
自分に問いかけて、ブンブンと頭をふる。
いーや、ないない。
「やっぱり、イタズラかな……」
地獄の魔王・閻魔大王というふざけた差出人。独特、というか変な文章。

こんなものに時間を取られてしまった。



それなのに……。
















あぁ、それなのに、なぜだろう。












手が勝手に動き出して__同封されていたハガキを取り出して_____







書き込みを始めてしまったのは。
























「強制的に行かないといけないヨ、クレハ様♡」









[鏡花の挨拶]
短いですね。
こんにちは、もしくは初めまして。リアルの親友様・雛菜と一緒に小説を書くことになりました、鏡花です。
このお話、グロテスクではないですよ。雛菜にかかれば、どんな小説も面白くなります!プレッシャーかなぁ。

それでは、読んでくださりありがとうございます。
今日もあなたに、幸福あれ!







珍しくフザケてないなーと思った方!雛菜の語彙力が高すぎて、差が明らかになっちゃうからです!うわぁぁん!

思った方、呼び出しですよ。

Re: 地獄っ子「第2話.紅華の愚痴」 ( No.2 )
日時: 2023/05/29 16:06
名前: 雛菜 (ID: nqmFaenw)
参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no

「ふぅ、書き終わったー」
机にたたきつけたシャーペンは、「ターン」と音を鳴らして手元に転がってきた。
「むっ!?シャーペン君、私にまだ書けと言っておるのか!?」
今、気分が悪い。
よく分からんやつから手紙が来て……そこまではまぁ、百歩譲っていいとしよう。その、書かなきゃいけない内容が、許せない!
「何ですか!?この、定期テストみたいな項目の数々は!?」
この手紙の書き主は、シャーペン君だ。そう思うことにした。
シャーペン君は、悪くないけどね♡
だから、大声で怒鳴ったのだ。
「ふぅー」
この嫌なテスト気分から解放されるように、深呼吸をする。意外とこれが一番落ち着くのだ。

次は、冷静になってこの手紙と向き合ってみる。カエルとか、666年に一度とか、何度見ても変な手紙だ。
「んーっと、待ち合わせ場所は……遺餌血下交差点?なんだそれ?」
どう考えても、そんな名前の交差点はない。あったか……?
「いやいやいや……」
私は何をまじめに考えてるんだ!
しかし、私の足は思ったように動かなかった。スマホを片手に外へ出る。
そして、家の近くの交差点へ。「いえ」の「ちか」くの、交差点。
遺餌血下交差点……いえちか交差点に向かう。

❲雛菜の挨拶❳
Nice to meet you!
雛菜です!
更新遅れてすみませんm(_ _)m
1話の鏡花の挨拶、プレッシャーだなぁ、、、
でも頑張ります!

Re: 地獄っ子 2話 地獄だからな ( No.3 )
日時: 2023/07/20 16:57
名前: 鏡花 (ID: IOv6JjCz)
参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no

第2話 地獄だからな

右足が、左足が、ステップを踏み出す。上半身もつられるように動き出す。


……な、何これ……?

恐怖におそわれたとき、突然私の足はピタリと動きをとめた。勢いあまって前に倒れる。
鈍い音とともに痛みが全身にしみる。

「ん?」
そこで、私はやっと気づいた。
____目の前に迫ってくる物体に。
キーー、と甲高い音に、まわりの悲鳴がまざりあう。

飛びちる赤い飛沫を、他人事のように眺めた。

やがて、騒音は遠ざかっていった。
まさかこんな風にしんじゃう、なんて、ね……。





「#&?@$%※*:……」
視界が、真っ黒に染まった。







✝✝✝
「苦霊碑さまに申し訳ないですな」
「まあ、そうだが……」
男が、もしゃりと髭をいじりながら微笑した。
「苦霊碑さまが一番輝けるのは、ここ」








「_____地獄だからな」



【あいさつ】
ごめんなさい!更新おくれました(スライディング土下座)
なんか、グロいですかね?
これからはグロいシーンないと思います。たぶん(


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