ダーク・ファンタジー小説
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- 彼女が憎くてたまらない
- 日時: 2023/08/03 17:44
- 名前: やばいアホ☆ (ID: b.1Ikr33)
- 参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no=13719
私は、彼女のことが憎くてたまらないなぜなら_____だから
あぁ何でなの?
結末を知ると憎らしい理由が分かるお話…
華菜私
真悠彼女
私は、何もかも落ちこぼれでも彼女は完璧で天才
その才能全てが羨ましかったけど彼女には__があった
「真悠ちゃんまた100点!?すごいね!」
「天才じゃん!」
「やっぱ頭いい〜!」
「そんなことないよニコ」
彼女の笑顔は100点満点無理に作る私とは大違い
「…92点」
そこそこいい点数けど100点は取れない何点か足りない彼女と私は何が違うの?
ずっと彼女が憎くて仕方がなかった
おかしいのは自分、分かっているのに泣きながら笑顔を無理に作る私がそこに見える
「何で?ボソ」
一人で呟く
「真悠ちゃんバイバーい!」
「バイバイニコ」
「帰ろそう思った時」
「ッ!」
ガタッっと誰かが倒れた音がした
「真悠ちゃん?」
「__…」
そこには倒れている真悠ちゃんがいた慌てて先生を呼ぶと
救急車を読んでくれた
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- Re: 彼女が憎くてたまらない ( No.3 )
- 日時: 2023/06/11 20:57
- 名前: 愛衣乃紗希 (ID: b.1Ikr33)
「玲華また100点取ったんだってお父さん!」
「おぉ!それはいいことだ!また何か買ってあげよう」
「ほんと!やったぁ!」
「よかったな」
お兄ちゃんがそう言う
「華菜は?」
そうお父さんが言う
「そこそこです…」
「いいわよその子はそれより何が欲しい玲華」
「んーお姉ちゃんが持ってないもの!」
毎回わざとそう言ってマウントを取ってくる玲華ほんとうざい
「華菜また今度買い物行こうかボソ」
そうお兄ちゃんは言う
「いいの?ボソ」
「うんニコ」
毎回こう言う話になるとお兄ちゃんは買い物に連れて行ってくれて
何か欲しいものとか必要なものを買ってくれる
感謝でしかない
「お金はいいの?ボソ」
「うん、貰ってるからボソ」
そう言うとお兄ちゃんは
「ごちそうさま」と言う
私も
「ごちそうさま」と言った
毎回食事にいられるのはお兄ちゃんのおかげ
お兄ちゃんがいなかったらここに来たくない
お兄ちゃんは名前の通り優しい
名前は優斗優しいという漢字がある
「お兄ちゃんありがとう」
「いいよ、元気出せよ?」
「うん!」
こうしていつも元気づけられる
ほんと、優しい。
- Re: 彼女が憎くてたまらない ( No.4 )
- 日時: 2023/06/22 18:45
- 名前: 愛衣乃紗希 (ID: b.1Ikr33)
今回は真悠ちゃん視点です。
わたしは起きると病室にいる
「真悠!」
「お母さん…」
わたしは思い出す。
確か寝不足で倒れたんだっけ…?
「お母さん心配したんだよ!?」
「ごめん…でももう大丈夫ニコ」
「本当?」
「…」
わたしの家はお母さん一人で弟が2人
一人は中一もう一人は小五
わたしはお母さんの支えになるために勉強もバイトも頑張らなければいけない
けどわたしは憧れの存在がいたんだ
その子は頑張らなくても勉強ができて優しいお兄ちゃんがいて一人でも生きていけて…
その子が憎いって思うことがある最近は私は、越えれたけど彼女は頑張らなくてもあの点数…羨ましかった
「お母さん大丈夫…本当に」
「…わかった看護師さん読んでくるね」
そういいお母さんは病室を後にした
- Re: 彼女が憎くてたまらない ( No.5 )
- 日時: 2023/07/01 05:58
- 名前: 愛衣乃紗希 (ID: b.1Ikr33)
次の日
「…朝」
私はいつも早く起きてしまう
お兄ちゃんは『いいことだニコ』って言ってくれたけど
寝不足気味で眠たくなる
「着替えなきゃあー眠」
なんて言いつつ
着替えて部屋を出る
「誰も起きてない」
静かな家そう思いリビングへ向かう
するとめずらしくお父さんがいた
「おはよう」
「…おはよう」
私はそっけなく言う
「華菜」
「なに…」
「お父さん、玲華ばっか甘やかして華菜にはキツくしてごめん」
「!?」
いつも私ばかり怒るお父さんがそんなことを言うなんて!?
そう思ってびっくりした
「本当はな、華菜も甘やかしたいんだ…」
「…?」
「華菜本当はな…」
「…」
「お前はこの家と血はつながっていない…」
「…えっ?嘘だよね?」
「…本当だ…」
「じゃ優しいお兄ちゃんは!」
「繋がってる…」
「じゃあの優しさは!?ほんものじゃないの!?ハァハァ」
私は怖かったそんなことないそう思い続ける
「分からない…」
「華菜…」
お兄ちゃんがくる
「お兄ちゃん…」
「優斗…」
「お兄ちゃん…」
「どうした華菜?」
「お兄ちゃんは私のことどう思ってるの?」
「!?」
そう私言う
- Re: 彼女が憎くてたまらない ( No.6 )
- 日時: 2023/07/15 14:43
- 名前: 紗希 (ID: b.1Ikr33)
「…華菜は本当の妹だと思ってるよ?」
「…」
「…お母さんが起きる前に学校へ行きなさい」
「わかった…」
「華菜…今までのことは本当に華菜のことを思って行動したことだから」
「…わかった」
信じれないけど信じるしか無かった
出なければ私はひとりぼっち…お兄ちゃんのことを信用したくても出来なくなってしまった
がっこうにつく
「華菜ちゃん」
「真悠ちゃん…どうしたの?」
真悠ちゃんに呼ばれる
「昨日はありがとう」
「うん、大丈夫だった?」
「なんとか、寝不足気味で(笑」
「そうだったんだ」
確か真悠ちゃんは母子家庭で
バイトも勉強も頑張ってるんだっけ…それで笑顔も満点すごいよ…
「お礼に今日一緒に出かけたいんだけどいいかな?」
「…別に行いけど」
「放課後!あけといてね!」
そう言われると真悠ちゃんは行ってしまった
「真悠ちゃんとお出かけか…」
そんなことを考えながら席に着く
- Re: 彼女が憎くてたまらない ( No.7 )
- 日時: 2023/08/01 07:32
- 名前: 紗希 (ID: b.1Ikr33)
「授業を始めます」
1限目が始まる
「ここに…」
いつも通りの除業が始まる…
けど私は朝のことが気になって仕方がなかった
「神楽、答えてみろ」
「…」
「神楽?」
「…あ、聞いてませんでした…
「珍しいな、えっと…この問題を解いて欲しいのだが…」
「わかりました」
そう言われて解く
この前予習しておいたから助かった。
「さすがだ、神楽」
「ありがとうございます」
【パチパチ】と拍手される。
「次、如月やってみろ」
「わかりました!」
真悠ちゃんが解くことになった
「えーっと…」
「…」
私は黙ってみているだけ
至って普通の授業だった。
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