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ダーク・ファンタジー小説
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- ストーリードリーム
- 日時: 2023/05/08 18:46
- 名前: アリス。 (ID: WVWOtXoZ)
〜私はあの夢が大好きで、それと同時に大嫌いだった〜
「アミヤ、おはよう。」その声で私は我に返った。「ん?ああ、学校か。うん、おはようミカ。」私は確か図書室で勉強していたはずなのに。けれども確かに今は朝で、時間割も合っている。何故だろう。そのように首をかしげているとミカは怪訝そうな表情を浮かべた。「アミヤ、何かあった?」私はハッとして、「ううん、なんでもないよ。最近寝不足でさ〜」私の心の中の靄は消えず、放課後もう一度図書室に言ってみようか、と思った。
「アミヤ、小テストどうだった?私全然出来なかったよ〜…」そう言ったミカは落ち込んだ顔をパッと明るくして、「そうだ!最近出来たさ、雑貨屋さん行かない?お小遣い入ったんだよね!」ミカに誘われた事はとても嬉しかったけれど私はどうしても図書室に行かないといけない気がした。「ごめん。今お金無くてさ。けど私もその雑貨屋さん気になってたんだよね。もう少しでお小遣い入るからそれまでちょっと待ってくれない?」ミカは行きたいと思ったらすぐ実行に移すタイプだ。だからこのお願いが通じるのには時間がかかりそうだな、と考えていた。そうするとミカは珍しく「うん。また今度にしよ!」と承諾してくれた。
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