ダーク・ファンタジー小説

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世界は何に溢れているのか
日時: 2023/07/30 16:21
名前: 鏡音もち (ID: SfeMjSqR)
参照: http://www.kakiko.cc/https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no=13773

世界には色々な何かで溢れている…答えるものは皆それぞれ違う。可愛い物や美しい物あるいは…それは世界しか知らない。
「あっ…」
「これ無くならないよなぁ」
冗談混じりで笑ってた笑い事ではないけど
そう今はまた犯罪のニュースで窃盗があったらしい
それで問題になった「犯罪の低年齢化」だ
でも…それは違う気がした最初はそれで良いと思ったがとある少年少女と会う事で変わったのだ
次の日世界は暗かった冷帯気候ではないので白夜ではない
だって他の人からみたら色とりどり彩られているから
そんな中、外に出た。すると
普通に頼めば買ってもらえそうなメイク用品を盗んでいるのを見た最初は警察に通報しようと思いスマホを持つと
「お兄さん。通報しても…」
脅す気なのか?と思いながら聞いてやると
「子供だから捕まらないよ。窃盗してもいじめと呼べば片付けられるんだから。」
意味がわからない窃盗にいじめとか
「だって実際いじめっ子がいじめられっ子に物を盗めって命令して盗んだ事例があるんだもの。だから捕まらないよ。」
確かにその事例は聞いたがそれが理由に捕まらないとは…
「今は犯罪の低年齢化の「問題」つまりまだ実行はしていないでしょ?だから通報しても意味はない。大人じゃないから」
説得性があった…説得されたらいけないんだろうけど諦めた。そしてまた歩きだすと…
身体を売っている少女がいた普通に聞いたら「臓器かな?」思うかもしれないけど全裸でお金を貰ってその分触っていいよというやっても意味ないだろみたいな商売だ
また声をかけられた
「お兄さん。身体買いますか?」
さっきの窃盗と比べるとやってることそのままだなと思う。
「そんな事してて親に怒られないの?捜索願出されたりしないのかよ」
「親なんて居ませんもの。それに通報しても意味ないわよ?」
またか多分犯罪の低年齢化がどーだあーだ言うんだろう
「それにこれをして後悔してないわ。身体を触らせるだけでお金が手に入るのよ生活に困りはしないもの。」
まぁ自分がいいならいいのかと思ってしまった
「まぁ精々頑張れよ」と応援したらいけないことに応援してしまった
これ俺捕まるんじゃないのかと思った
すると大人が窃盗をしていたそれを窃盗の奴も見ていた
「あっ…お兄さんまただね」
「ついて行ってないからな」
「そんなこと知ってるよ」と言いながら見ている
僕らは実行者であり傍観者だと知った
「お兄さん。世界って年齢で決められる理不尽なんだよ」
確かにと思った
すると窃盗の奴はどこかへ去ったすると…少年と合った
その少年は窃盗の現場を不思議そうに思ってたので
俺が見たことを全部話した…嘘も吐かず
「お兄さん。それ知ってるお母さんも言ってたよ…何しても子供なら大丈夫だって」
お母さんがいいます?そんな事と思いながら聞くとこんな事が聞けた
「綺麗そうな奴でも汚いところがある…そう添加物は人間に付き物なんだよそう世界は教えた歴史がそう語っているから」
少年は純粋ではなかったあんな純粋な目をしていたのに
「それに僕らは偽りの愛で育ってるんだよ大人になった君らと違ってさ」
「どうゆう意味だよ」
「つまり僕らは本当の事を教えて貰ってない綺麗事あるいは今みたいな事柄しか教えてくれなかったの」
淡々と語るあの子だから…いやあの子達だからわかることだろう
「僕らは…こうしてる奴らは皆愛に飢えてるんだよ
偽りじゃなくて本当の愛が欲しくてこうしてる…
たださ…貰い方が間違ってるだけ」
俺には子供も大切な人も居ないからわからないこともあった…けどこれだけはわかったんだ
「けどねそれは大人も悪いんだよ…」
これだけはわかったんだ…犯罪を見て見ぬふりをしてしまった本当の事を教えなかった俺がわかったことだったんだ
「それに画面越しで傷つけられてこうしてる子も少なからずいるんだよどうしてかわかる?」
「わからない…」
「簡単な話…こうして二度と言われないように怖いと思わせるため…そう顔合わせで悪口言われないように怖がられる見たいな…全く同じなんだよ」
そして少年はその場を去った
次の日…
犯罪の事例は前より増えたニュースで見たってだけだけど
すると少年がきて
「これは無くなりはしないよ…これは後世に継がれるからさ」と呟かれた
それと…「僕らは未成熟な大人にしかなれないならさこれしか語り継げれないんだよ」
そう呟かれ去った…それで思ったんだ
犯罪は大人も子供も変わらないことなんだと
なのに罰が全然違うこと
子供の犯罪はいじめと呼べば片付けられること
だから俺はこんな物を書いたんだ
「世界は何に溢れているのか」を


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