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ダーク・ファンタジー小説
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- 僕にかかっている呪い
- 日時: 2023/08/30 11:10
- 名前: まだ卵 (ID: zypMmNa5)
僕の一族には呪いがかかっている
第一話『一族の呪いとは』
「純、おはよう!」
こいつは僕の姉の愛里。呪いがあるけど気にしていない、そんな人。昔から元気が有り余っている。
「おはよ。」
「んもー!純ったら!今日から中学生でしょう?髪くらい整えなさいよ!」
「いやいや、僕たち見た目に気を使っても意味ないじゃん。」
「何よ!私たちの呪いが『呪いを持っている人(親族以外)を魅了して好きにさせる呪い』だからって諦めてるの?」
そう。僕たちは呪いを持っている人しか好きになってもらえない。それに…
「だって僕たち、呪いを持っている人しか好きになれないじゃん」
僕たちも呪いを持っている人しか好きになれない
「そーだけど…」
「じゃ、もう僕いくね」
「うん…」
気まずくてかなり早めに家を出てしまった
「僕…一生恋人出来ないのかな」
キーンコーンカーンコーン
「今日は、皆に自己紹介カードを書いてもらうよー」
「え~(一同)」
「はいはい、一人一枚とって後ろに回してね」
(僕の得意なことか…)
呪いを持った人が分かる…とか?
「…よし。できた」
「終わったら先生にみせにきてねー」
「どれどれ、君の得意なことはなにかなー♪」
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