ダーク・ファンタジー小説

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いつかこの檻から
日時: 2023/09/14 06:19
名前: 涼花 (ID: hJCQM.po)

ーいつか心から笑えるようにー

このお話はたくさんの実験体の日記である。
彼らは本当の自由を見つけられるのか。
それを、彼らは受け入れられるのか。

 ー絶対に生き延びて見せるー  >>2

   ー私は諦めないー     >>3

ーいつかこの檻を壊して見せるー >>4

 ー私たちの自由は私たちがー  >>5

  ーいつか君にも幸せをー   >>6

  ー一度だけの人生だものー  更新予定

ー世界が崩壊するその時まではー 更新予定

  ー醜い私にサヨナラをー   更新予定

  ー君はさよならを告げたー  更新予定

   I'm looking forward to it

Re: いつかこの檻から ( No.2 )
日時: 2023/09/08 20:47
名前: 涼花 (ID: hJCQM.po)

実験体0205

私は佐奈。
この”孤児院の地下”にきてからもう何年もたつ
上の階…地上は、孤児院。
その地下にはびっしりと檻がある。
そこに二人、または一人収容されている。
私達実験体には掟がある。
Ⅰ,実験の始めには「今日も実験を受けられて光栄です」
  と、言わないといけない。
Ⅱ,研究員には敬語(尊敬語)を使い逆らってはいけない。
Ⅲ,抜け出そうとしたものや掟を破ったものは上級収容庫に送られる。
こんな掟がある。
私はこれをいつか破って見せる。
決して研究員の好きにはさせない。
私は
ー絶対に生き延びて見せるー

Re: いつかこの檻から ( No.3 )
日時: 2023/09/09 07:49
名前: 涼花 (ID: hJCQM.po)

実験体1209

狐乃彌だよー!
私はこの施設には
住んでから時間がたっていない。
でも、皆いい人だってことはわかる。
研究員さんは怖い人だよって教えてくれた佐奈ちゃん。
実験や授業から帰ってきたら「頑張ったね」
って褒めてくれる彼方くん。
一緒の部屋に住んでてお話たくさんしてくれる恵麻ちゃん。
皆を心配してくれる葵ちゃん、奏斗くん。
皆優しくて大好きなんだ!
でも、やっぱり研究員さんは嫌い。
私は昔から体が弱かった。
夜しか外に出れず日光拒否病らしい。
いつか治るといいなー!
そしたらお母さんもお父さんもお兄ちゃんも、、、
認めてくれるよね、、、
だから
ー私は諦めないー

Re: いつかこの檻から ( No.4 )
日時: 2023/09/09 08:12
名前: 涼花 (ID: hJCQM.po)

実験体1129

僕は彼方。
僕は研究員が大嫌いだ。
親も嫌いだ。
謎の奇病を持っているからと言って
この施設に、この檻に僕を入れた。
親は、僕らを売ったんだ。
奏斗兄さんは、何もしてない。
悪くない。
売るのは、捨てるのは、僕だけでよかった。
僕達はこの檻から抜け出せない。
研究員の言うままにしないといけない。
だけど、そんなのはもう嫌。
僕が、僕たちが、
ーいつかこの檻を壊して見せるー

Re: いつかこの檻から ( No.5 )
日時: 2023/09/13 20:35
名前: 涼花 (ID: hJCQM.po)

実験体 0529

恋歌。
私は幼い時からこの施設で暮らしている。
一歳の時にお姉ちゃんと入れられた。
でも、お姉ちゃんはもうこの世にいない。
あの、研究員たちが殺した。
私のお姉ちゃんは優秀な実験体だったらしく
研究員にも逆らわなかった。
けど、その過程でどんどんストレスが溜まり
一度暴走してしまった。
もう、どうしようもないと思った研究員たちは
お姉ちゃんを、空を、毒殺した。
空は優しくて私が泣いていたらすぐに駆け付けて
「大丈夫。大丈夫」と、言ってくれた。
でも、お姉ちゃんは親から虐待を受けていた。
きっと、自由がなかったんだ。
奇病を持っているからっていじめられて
虐待されて、この世の中ひどい人ばかりだ。
私にも皆にも今は自由はない。
だけど、いつかこの手で
私達の力で絶対に自由を掴んでやる。
ー私達の自由は私がー

Re: いつかこの檻から ( No.6 )
日時: 2023/09/14 06:15
名前: 涼花 (ID: hJCQM.po)

実験体 0701

私は葵。
突然だけど私には好きな人がいる。
同い年の奏斗。
奏斗とは施設に入った時からずっと一緒で
多分一番仲がいいと思う。
その奏斗がこの間話してくれた。
昔のことを。
奏斗はずっと辛かったんだと思う。
それなのに、皆の心配ばかりしている。
研究員の話を盗み聞きした。
一番ひどい実験を受けているのは
奏斗だという事を。
何で奏斗なのか分からない。
一番年上が受けるものじゃないの?
私が受けるのに。
だから私は奏斗を救いたい。
守りたい。
幸せを届けたい。
ーいつか君にも幸せをー


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