ダーク・ファンタジー小説
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- エラー/ヱラ一/
- 日時: 2023/10/21 19:50
- 名前: 山田☆太郎じい (ID: nrbjfzgl)
どうも、YA・MA・DA☆太郎じいです。不定期(笑)ですがよろしくお願いします。
登場人物
主人公の彼女&彼女の母
霧生生無
霧生亡湖
主人公の大親友
病葉死郎
主人公の父&母
父不死原亡人
母不死原消生
主人公のイッヌ
ムリール
警察官
悲垣亡老
学校のティーチャー
荒川火居無
学校のよくわからない厨二病のやつ
死波高寿郎
学校のなんかついてくるけどいいやつ
波多野朱死
ヤンキーだけどいいやつ
刺死川聡
生司彼方
>>1 >>2 >>3 >>4 >>5
じゃあよろ
- エラー/ヱラ一/ ( No.1 )
- 日時: 2023/10/01 13:28
- 名前: 山田☆太郎じい (ID: nrbjfzgl)
「あーからあげチャン食いてえ」
「クンしかないよw」
彼女と他愛もない会話をまたしたかった。
「ちぇっ、ローソン使えねえ」
「そんな事言わないのw」
でも
「あ、そろそろ帰らないと」
「あーおけ、じゃあ週末な」
「うん!」
これが残酷な現実だ
「なんか、変な雰囲気だな。まあいいか!俺も早く帰ろう!」
タッ タッ タッ タッ
「おーい!」
「あっ!わく!」
「もうその呼び方やめろってw普通に病葉でいいよ」
「だって昔からこの呼び方だからいいだろ!」
「もうほんとしょうがねえやつだな!」
「なあ」
「ん?どしたんそんな暗い声で、お前らしくねえよ!」
「なんでもない、ちょっと俺用事あるから帰るわ!」
「わかった、また週末な!」
「おう」
タッタッタッタッ
「なんか、家に帰るのが怖え」
タッタッタッ
「なんだこの感覚、まあいい入ればいいだけ」
ゴクッ
「今日は親帰ってこねえし、あいつと一緒に居たいから泊まれるか聞いてみるか」
プルルルルルル
「おーどしたンゴ?」
「家に泊めてくれねえか?」
「いいけど、なんで?」
「今日はそういう気分なんだ」
「お前はいっつも気まぐれだな!わかったよ、今日は親も居ない」
「お前もか、じゃあ家に向かうから」
「へーい!」
プー プー
「行くか」
「ちょっと君!こんな時間にどうしたの?」
「ポリか、今から友達の家に泊まりに行くんですよ」
「なんで?」
「これ任意ですよね?もう行っていいですか?」
「でも最近ここら辺物騒なので」
「親が仕事で居ないんですよ、だから最近物騒なんで泊まりに行くんです」
「そうですか、気をつけて」
「へーい」
タッタッタッ
「ほんとなんなんだよ、最近のポリは」
ダッダッダッ
「はぁ、はぁ、疲れた。でも着いた」
ピーンポーン
「お前だろ?入っていいぞ」
ガチャ
「お邪魔でーす」
「やっと来た、それで今からゲームしようぜ!」
「なあ」
「ん?」
「ありがとうな!」
「俺もだ!」
俺は、この頃が戻ってきてほしいと深く願っていた。
- Re: エラー/ヱラ一/ ( No.2 )
- 日時: 2023/10/05 18:00
- 名前: 山田☆太郎じい (ID: nrbjfzgl)
「ゲーム、楽しいな....」
「やっぱこのゲームすごいいよn.....」
「そうだよな!ごめん俺もうちょっと.....え?」
「あ"あ"ー、やばい」
「おい病葉!口から血が!しかも目が!」
「助けて、頼む」
「今救急車呼ぶからな!」
「ありが、とう.....」
「病葉!返事しろ!」
「病葉って呼んでくれて、ありがとうな....」
「なんで、お前が?....」
「でもとにかく救急車呼ぶからな!」
プルルルル
「火事ですか?救急ですか?」
「救急です!」
「場所を教えて下さい」
「えーと、えーと」
「落ち着いてください、なにか目印になるものがありますか?」
「えーと、あ!家の目の前に牛丼魔髄血原点があります。家の色はカーキ色です」
「わかりました、すぐ向かいます」
「良かった、こういうときってどうすればいいんだっけ。調べるか」
エラー
「え?サイトを開こうとするとエラーになる、仕方ないから他のサイトにしよう」
エラー
「え?ここも?じゃあこっちで」
エラー
「なんで!じゃあ有料サイトにするか」
エラー
「なんでここも....」
ガチャ!
「救急隊です!」
「よかった....」
バタッ!
「大丈夫ですか?聞こえますか!?」
- Re: エラー/ヱラ一/ ( No.3 )
- 日時: 2023/10/09 11:36
- 名前: 山田☆太郎じい (ID: nrbjfzgl)
「ここは、病院か」
「起きましたか!」
「病葉はどうなりましたか」
「残念ながら....」
「なんであいつなんだ?誰か教えてくれよ」
「これが、運命なんです」
ガラッ
「霧生先生!患者さんの容態が!」
「分かったすぐ行く」
バン!
「いつ退院できるのか聞けばよかった」
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二日後
「じゃあお気をつけて」
「二日間ですがお世話になりました」
「いえいえ、じゃあお大事に」
「はい、ありがとうございました」
タッ タッ タッ
「生無の家行くか」
「生無、元気にしてるかな」
タッタッタッタッタッタッ
「あいついるのかな」
ピーンポーン
「ん?誰も来ねえ、おーい生無いるのか?」
ガチャ
「鍵開いてる」
「は?」
「助けで.....」
「おい、生無!どうしたんだよ!誰にやられたんだよ!」
「私の、□□□□」
「え.....」
「救急車呼んで.....」
「分かった!」
「あれ?携帯がない!なんで今」
「逃げて、後ろ.....」
「え?」
ガン!
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「刺死川じゃあな!」
「おう!また会おうな波多野!」
「はー今日も疲れたわ、喧嘩してー」
「ん?なんかここら辺臭くね?」
「あそこからだ、霧生の家じゃねえか!」
ピーンポーン
「おーい霧生、お前の家くせえぞ!」
ピーンポーン
「おーいもう勝手に開けるぞ!」
ガチャ
「開いてるやんけ、おーい霧生!どこだ」
ピチャ
「なんだこれ、は?これ血じゃん!」
「臭いの原因これかよ」
ピチャピチャ
「おーい霧生どこだ?」
「うわっ!」
バタン!
「痛え、なんか引っかかったぞ」
「は?おい霧生!それになんでお前も!」
「痛え、助けてくれ」
「おう!救急車呼ぶわ」
「良かった、ありがとう刺死川」
「おい、目覚ませ!」
「生無を助けてくれ」
ここから俺の人生に、エラーがかかったみたいだった
- Re: エラー/ヱラ一/ ( No.4 )
- 日時: 2023/10/12 20:50
- 名前: 山田☆太郎じい (ID: nrbjfzgl)
「また病院か」
「お前やっと起きたか!三日間昏睡状態だったんだぞ!」
「そうだったのか」
「あと、生無は」
「言わなくてもわかる、なんでこんな不幸なのかな」
「お前は悪くないよ、悪いのはこんな世の中だ」
「俺がいなかったらみんないなくなってなかったのかな...」
「何言ってんだよ!」
「なんでだよ、だって」
「お前はみんなを守ろうとしてきた!昔からお人好しだった!」
「そんなことねえよ....」
「あるわ!お人好しで騙されやすかった!でもお前は一生懸命頑張ってたじゃねえか」
「.....」
「そんな頑張ってるやつがそんなこと言うんじゃねえ!もっと自信持て」
「そうだよな、俺馬鹿だったわ!」
「そうだよ!お前はその笑顔が、一番だ」
「ありがとう」
「じゃあ俺は帰るわ!」
「おう!じゃあな」
一週間後
「ようやく退院か、学校には行かなくてもいいって言われたけど行くか!」
タッタッタッ!
「お前来たのか!久しぶり!」
「おう!」
「でも大丈夫か?無理すんなよ!」
「俺は全然大丈夫!」
「そうか!じゃあ早く行こうぜ!」
ピーンポーンパーンポーン
「おーい席につけって...不死原きたのか!」
「はい!大丈夫なんで心配しないでください」
「そうか!じゃあ始めるぞ!」
「やっと、普通の生活に戻れる!」
グラグラグラグラ!
「おいすごい揺れだぞ!」
「キャーーーッ!」
「なんでなんだよ、また」
「お前ら取り敢えずどこかに掴まれ!これは世界一の地震レベルだぞ!下手したらこの学校....」
「どうなるんですか先生!」
「下手したらこの学校、崩壊するぞ!」
ああ神様、俺の日常を
返してください
- Re: エラー/ヱラ一/ ( No.5 )
- 日時: 2023/10/21 19:47
- 名前: 山田☆太郎じい (ID: nrbjfzgl)
人生とは幸せなことも、辛いことも同じくらいあると言われている。でもそんなのは綺麗事だった。
グラグラグラ
「おいおい、まだ止まらないのかよ」
「おい、ちょっと」
「え?」
ガシャン!
「おい嘘だろ....」
「不死原!手を話すな!」
「ああごめん」
グラグラグラ......
「止まった?」
「おい、とにかくすぐに避難だ!近くの亡波山に行くぞ!」
「はい!」
ダッダッダッ!
「避難する人が大勢いるからきついな...」
「俺が先だ!死にたくねえ」
「キャア!」
ドン!
「おい大丈夫か!頭から血が」
「そんなんにかまってる暇なんてねえ、お前が悪いんだよ」
「おいおいやばいじゃんか」
「ギャア!」
ドン!
「おいこいつも天罰下ってる、でも本当にかまってる暇なんてないな」
ダッダッダッ
「クラス全員揃ったか!?」
「揃いました!」
「オーケー、すぐ避難するぞ」
ダッダッダッ
「なあ不死原」
「なんだよ刺死川」
「絶対この大きさの地震だったら亡波山だったら無理だよな?」
「確かに」
「だからさ、俺たちで今抜け出してもっとでかい生高山に行かねえか?」
「でもそれでなんかあったら」
「迷ってる暇はねえ!これはな、決断か」
「グッ....」
「"死"か」
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