ダーク・ファンタジー小説

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寒帯の勇者 龍の國編最終回『覚醒』
日時: 2023/12/26 15:45
名前: 緑柳零 (ID: F5XSuO4B)

第六話 『覚醒』

人物紹介
ジャーファ・・・復讐のため灼熱の地に向かっている少年
ミナッシュ・・・緑龍族の一人で密入国者を取り締まる男の長女。

❶寒帯の魔術
「僕の勝ちだ、ミナッシュ嬢。」
「なっ!」
ジャーファは,床に手をついた。
「寒帯術式・氷剣落下!」
ジャーファの周りが青白く光った。
と同時に,周辺が寒気に包まれる。
「なんの呪文だ!」
「知らない。」
「!」
「でもなんか、おじいちゃんの書庫にあった魔法の本に書かれてたんだ。」
嘘は言っていない。ジャーファは,祖父の装備と一緒に,その本も拝借していた。
今までの火薬は,その本に作り方が書いてあったので、作ってみただけだった。
なので、ギリシャ火薬なんて当然知っていないし,仕組みもわからなかった。
「落下」
ジャーファが言うと同時に,彼女の周りに氷柱のような物が落ちる。
「!」
彼女は必死に抵抗する。
しかし,鎌から出た蛇は全て氷が貫通し一瞬で動かなくなってしまう。
「どう言うことだ!二つの国を同時に戦場にした一族が,この程度のガキに・・・・・・。」
「そういうことだよ。」
ジャーファは,空に手をあげる。
大きな剣型の氷が,ミナッシュに落ちて行く。
「!」
寸前のところで,それが止まった。
「説明しようか。なんで君が僕如きの存在に負けるのか。」

❷弱いから
「でも、でも、どうして・・・・・・。」
「戦争の目的って知ってますか?」
「・・・・・・・・・・・・。」
「主に領地や食料,武器などを争うのが戦争の目的です。」
「何が言いたい?」
「あなた方一族、龍族は,灼熱の地と寒帯を攻めて,負けたんです。」
「はぁ?」
「二つの国が同時に同じ一つの国に勝つと,どう分けるかで戦争が起きます。そうして,二つの国が『戦場と化』したんです。」
「何を根拠に・・・・・・。」
「この状況で言えますか?」
今,ミナッシュは氷でできた牢に閉じ込められている。
「どう抗っても無駄ですよ、ミナッシュ嬢。」
「うううううぅぅう!」
ミナッシュは床に転がると,
「まけた、まけた、まけたぁぁぁぁぁぁ〜!くやしいよううううぅぅぅ!!!」
と駄々をこねた。
「ミナッシュ嬢」
「励まして下さるの!」
「負けは負けです。」
「この薄情ものめが。どうせ寒いところが出身だから,性格まで凍っちまったんだ。灼熱の地で焼かれて灰になれ。」
「・・・・・・・・・・・・。」
しばらく沈黙の時間が続いた。

こうして,龍の國での騒動は幕を閉じた。
通行手形は,ジャーファが自分の金を掛ける形にはなったものの,作ってもらえた。
しかし,灼熱の地までは千里以上ある筈である。

❸仲間
「ふぅん。」
後日,ジャーファは話があるとミナッシュに伝え,繁華街の食事場で話をすることになった。
「仲間になってほしい,ねぇ。悪くはないけど,どうせ私,足手纏いだよ。」
嘘である。彼女は足手纏いになるどころか,役に立つと思っている。
そして,心の中では,
「初めてそう言うの誘われた。嬉しーーーー!服装はどんなのにしようかな?」
と大声で言っている。
「・・・・・・今まで僕に向かって敬語,でしたよね。」
「そうでしたっけ?私は,ぜーんぜん気付きませんでしたわ。」
「・・・・・・・・・・・・。」
「・・・・・・・・・・・・。」
「で,行くんですか?」
「行くに決まってるだろ!」
「・・・・・・『だろ』?」
「決まってるでしょう。」
(まったく。本当にミナッシュ嬢と旅に行けるのやら。)
自分で誘っておきながら,心配になるジャーファであった。

❹黒幕
「で,そのジャーファやらは龍の國を突破したと。」
「はい。と言っても,南側だけですが。」
「あと何日ほどで,どれくらいの人数で中央都市につく?」
「大体,二、三日ほどかと・・・・・・。」
「・・・・・・そうか。」
「・・・・・・・・・・・・。」
「中央都市の警備を強くしろと言っておいてくれ。」
「御意。」
「それと,中央都市にアイツを置いてくれ。」
「アイツ,と言うと・・・・・・?」
「テスダだ。」
「・・・・・・御意。」

【the end】
中央都市『ラヴァラ都市』編に続く。

次回 第七話 ラヴァラ都市
1月8日 配信予定

魔術師 ( No.1 )
日時: 2023/12/27 16:31
名前: オッチン可愛い🧸 (ID: qz0OyxjY)
参照: https://www.kakiko.cc/novel/novel1a/index.cgi?mode=view&no=13189

ごめんなさい🙏新親投稿でやんなくて。別の人の投稿の返信で投稿します😰では、本文へ

魔術師なんていない_ いないんだ!いないもんはいない。
いや、いるんだ_
どこに?
ここにだよ♪君の、、目・の・ま・え・に!
、、え?あっ。。いやだーーァァァァ!
バコーーーンビリビリ
うぅぅ。魔術師って怖いんだ、、、。
フフフ。永遠の眠りにつけ。


「こっわーーー!』
私はこの小説を読んで、びっくり仰天!
「怖い怖い!アァァァァァー』
「美香?なに怖がっとるん?』
お姉ちゃんがきた。
「この小説怖いよお」
お姉ちゃんは平然とし、読んでいる。
あーお姉ちゃんって怖いもの知らず😮‍💨
「怖くない、、よ?😅』
「えーーーっ怖いよおお😱』
続きを読んでみる。

この世を支配しようか?
支配_
ああ!支配しよう
え?支配って、、!さ、、サイコーじゃ、ない、か?
「アァァァァァーー!!』
やっぱ怖くって閉じた。
「全然怖くないよ!』
「お姉ちゃんどうしてええ」
「フフフフフ。。だって♪』
「私だって、こういうのしてるもん♪』
「は、、、?』
お姉ちゃんの顔に余裕の笑みが、、私は怖くなって飛び出した。
「逃げても無駄♪さ、やろーよ♥︎」
「いやだあああーー!!』
ビリビリ
きゃっ、、


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