ダーク・ファンタジー小説

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2434
日時: 2024/01/12 21:41
名前: 薔薇狐。 (ID: HBvApUx3)

〜登場人物〜
・らっだぁ
・ぺいんと
〜その他〜
・rdpnなので地雷の方はお気をつけて。
・滅茶苦茶お話短いです。
・詳しい注意事項については1番上のスレをご覧になられてください。

では、どーぞ。



「……おいらっだぁ。」

「ん〜…?何々ぺんさーん……」

「(………スマホばっかじゃん、コイツ……)」
「(いやこの面倒な女みたいなやつじゃん俺。やめやめ!!)」
「………………」

「……え、いやどうしたのよ?」

「あぁ、ごめん。何もない。」

そう言い残し、俺は自室に戻ろうとした。

が、そう簡単にはいかず手首を掴まれた

「…あのさぁ、何もないわけがないでしょ?なーに、ぺんちゃん。」

「ゔ、っ………い、いや、……」

「ごまかしは俺に通用しませーん。早く言ってくださーい。」

いやもうマジでいいの!!!!俺のどうでもいいただのスマホに対しての嫉妬だからぁ“!!!!!

「……言わないなら襲うよ?」

「っはぁッ、!?!?」

「あと3秒後に言わなかったら襲うね。さーん、……にー……」
「いー、「わかったわかった、言うからそのカウントダウンやめろ!!!!」

「ふっ…w じゃあ言って、早く。」

「………何でここにらっだぁの、彼女がいるのにさ。目の前でスマホばっか……なんだよ。」

「………ごめんやっぱ襲っても良い???」

「ダメに決まってんだろバカか!!」

「ゔー………」

「……まだお昼だし、夜…な。」

「よし、ぺんちゃんからのお誘いじゃんもう。」

「……そうだぞ、珍しいんだから感謝しろよ?」

〜end〜

Re: 2434 ( No.1 )
日時: 2024/01/12 21:43
名前: 薔薇狐。 (ID: nWfEVdwx)

第一話



僕はknmctuy。

2434で活動している高校生。

ちなみにこの高校は男子校で寮生活。だけど、寮で過ごすのが嫌というのは、教師に直接話をしたら了承を得られる。(そういうことにしといてくださいby主)ちなみに僕は寮生活は嫌だったから、もちろん断った。

こんな説明してる暇あったらすぐに家に帰って炬燵こたつに潜り込みたい。今冬だし寒いんだよ。

そして剣道部で怪我が絶えないから常に救急セットを持ち歩いている、という説明が非公式ウィキにはある。

もちろんその理由もあるが、それは2割くらいの割合でしかない。

8割を締めている理由は———



『バコッ、!!』

「っぅ“ッ、!?」

『っはwお前雑魚すぎww もっと耐えてくんない?俺のサンドバックがよぉ!!ww』

『はぁ?お前だけにしないでくれる?「俺ら」のサンドバックに訂正してくれるかなぁ?』

そう、イジメが起きているから。

だから正しくは「高校でイジメを受けていて、異常なほどに怪我をしてしまうためその後手当てをするから。」が正解であったりする。

『はいはいwすみませーんww』

なんとも子供らしい………典型的すぎるし………なんてことを密かに思いながらコイツらのサンドバックになっている。
この僕、偉すぎないか。

『……なぁ、tuy。』

「…………ぁ”?なんだッ、……よ。」

『あそこ、入ってくんね?』

あそこ、と言い指を刺した場所はトイレだった。

「(トイレで何するって言うんだよ、……)」
「………わかり、ました。」

わからなくて「わかりました」と答えるしかなかった。
断ったらこれ以上に酷い目に遭いそうだったから。



そして僕はトイレの個室に入った。ちなみに洋式。

その瞬間、何か大きな物音が扉の向かい側からした。何か、大きいものを扉の前に置いたような音。

……閉じ込められたっぽそうだ。それだけでも結構焦っている。

だが、

シャーッ、……!!

「っひ、……?!」
「(………水が、……上から降ってきた、?)」

プラス、異常に冷たい水をかけられた。

何これ、どんだけ冷たいんだ。

「っつめたッ………」

『っはははッッww どー?滅茶苦茶冷たいよねぇ?ww』

しかもトイレとシャワー室が一緒のところの高校。多分これシャワーだ。

『んじゃこれ、上の方で固定して出しっぱなしにしとくから!w んじゃーなぁww』

複数の足音が遠くなっていく。

「っは、……?じょ、冗談だろ、ッ……」
「ッおい、っ!!!早くこっから出せ!!」

扉を開けることができないとわかっていたが、一応押したり引いたりした。だがやっぱり微動だにしない。

「……どう、しよ…………」

唯一信用できる人が同じクラスであって恋人のfsm gkとこの高校の教師である姉。

ちなみに付き合ってることは姉には言っていない。

まぁ、そんなことはどうでもいい。とりあえずそのどちらかに連絡しようとした。

だが、……

「スマホ……あっちだ。」

教室に置いてきてしまった。バックに入ったままだ。

……予想以上にやばい、この状況は。

「……姉ちゃん、今日は定時帰りって言ってたしなぁ……」
「gっくんも帰宅部だし……もう、来ないよな。」
「……だ、れか。来ないかな。」

………助けを求める声さえ、出る余力がなかった。

「っくしゅッ、………っぅ“ぅ………ッ、」

ああ、……これ気失うな。

そう思った瞬間、視界が斜めになった。



「…………tuy遅すぎないか?剣道部はもうとっくに部活終了時間過ぎてるから、家帰ってくるはずなのに……」
「電車の遅延か?……いや、遅延はしてないはず………もし遅延してても連絡くらい入れてくれるやつだし。」
「もっかい学校行くか。持ち帰るものとかあるし。」



「……よし、荷物は持った。けど……tuyがどこにもいない、…」
「tuyの教室行けばいるかもしれないか!ってか全部探してみっか、………」



「………全部の教室行ってもいないって、何事、?」

…………シャワーの音?かはわかんないけど、水音がする。

「………トイレかよ。水出しっぱなしにしやがって。」

学校の水道代上がるじゃねぇかよっ………!!!



シャワー室に行ったが、もの凄い状態になっていた。

「なに、これっ………」

個室のトイレの扉の前に、物が異常なほど置かれていた。何かを閉じ込めているように。

しかもシャワーがその個室に向かって水を出していた。少し触っただけでも異常に冷たい。

「………っまさか!?」

まさか、tuyがここに入っているのでは。

だって辻褄が合う。部活時間は過ぎてて、教室にいない、他の教室も全部探したが、どこにもいないのだから。

私は急いで物をどかして、扉を開けた。

「っtuyッ、!!!」

そこには気絶して倒れて水に濡れたtuyがいた。

「(誰が、こんなことを……っ、)」

「…………っ、ぅ………ね、ぇ、ちゃッ…………、?」

「っと、tuyッ、!!何があったの!?」

「………別に、なんも、っ……ない、けど。」

「………あのねぇー………今回は教師として話があります。正直に言って。」

「えぇ、………」

「ゆっくりでいい。だから言って。」

「…………とりあえず怪我の手当て、してもいい、ですか。」

「……いいよ。」



「終わった?」

「はい、終わりました。」

「救急セットは濡れてなかったんだ?」

「あ、うん。全力で死守してたから。」

「(せめて自分のことを死守しなさいよ……)」
「……んで、なんで虐められてんの。思い当たる節はあったりする、?」

「………わかんない。ただ単に、ストレス発散とかで殴られてるだけだと思う。」

「そ、っか……これってfsmくんには言っていいの?」

「………なんでgっくん?言って何になるのかわかんないけど、いいよ。」

「いや言うことに意味はあるでしょ。絶対。あの子には。」

「えぇ?w」

「……ってことでもう呼んでおきました。一応私だって教師なんでね?」

「う………権力……」



「せんせー、……というかtyさんのお姉さん。来ましたよ?」

「あ、ごめんね。遅くに来てもらっちゃって……お母さんとかには連絡した?」

「っあー……いえ、出来てないっスけど、大丈夫っス!!」

「そ、そっか。」

「マジで来たのか、……お姉ちゃん凄い。」
「あとgっくんって寮生活じゃないんだ。初めて知ったんだけど、w」

「……っえ、tyさん!?いや、まぁ寮生活ではないっスけど……」
「ってかなんでいるんスか!?あと、包帯から、血が、っ………」

「………」

「tuyより、まず何があったか説明してもいい?fsmくんには説明する為に来てもらったから。」
「tuyは聞きたくなかったら耳塞いでて。というか、fsmくんに抱きしめてもらっててもいいからね。」
「落ち着くだろうし。」

「…………はーい。じゃあgっくんよろしく。」ギュッ、

「ん、はいはーい。」
「んで……何があったんスか?」

「………tuyは、誰かにサンドバッグにされて、虐められてるらしい。」

「………は、?」

「今日、tuyの帰りが異常に遅かったから学校戻って探してたの。そしたら水音がトイレの方からしてね。」
「トイレに行ったの。そしたら1つの個室の前に物が置かれてた。まるで何かを封じ込めるみたいに。」
「見たら、それがtuyだった。倒れて、気を失ってたの。」

「……その虐めた奴らって、誰だかわかるんですか?」

「…………残念だけど、私にはわからない。見てないから。」
「tuyが……知ってるんじゃないかな?」

「そう、っスか……tyさん。ソイツら誰?」

「……………クラス、一緒の……〇〇、ってやつ……と、〇〇っていう、……や、つとか、そこら辺のグループのところ。」

「あー………アイツらか。アイツらならやりかねないと思ってたんだよなぁ…ありがと、教えてくれて。」ナデナデ

「んーん、そんくらい大丈夫です。舐めないでください、僕を。」

「満更でもない顔でいうセリフじゃないんだよなぁ〜tyさんw」

「…………」
「(おいおい、空気読めない私の発言なんだが、tgbtはガチなんだよなぁ“!!tuyの姉でよかった……お母さん、ありがとぉ……もちろん、お父さんも大好きだけど。)」

「私はちょっとその子たちについて調べてみる。だから、学校生活の時はfsmくん。君にtuyを任せてもいいかな?」

「っはい!!任せてくださいっス!!」

「元気いいねぇw ほんとに、さっきもカップル仲見せつけてきて……困惑したんだからね?私w」

「「……………え?」」

「え?って言われても………2人付き合ってるもんねぇ〜?」ニコニコ
「私は嬉しいよ〜tuyぁ〜!!!」

「ひっ、腐女子モード発動させやがった!!」

「何が悪いんだよモード発動させて!!ってか普通に誰と付き合おうと祝うわ!!」

「え、っあー……やっぱバレてたんスね………ww」

「……確かに、何でお姉ちゃん知ってんの。」

「何となく。腐女子の勘で。」
「んでね、別に私は引かないよ?というかfsmくんでよかったって思ってるし。」
「相思相愛なんだし、付き合ってて当然じゃない?」

「……そうっスね!!」

「納得しちゃったよ、無知な男………」

「tgbtはガチ、なんだもんねぇー?」

「っう、五月蝿いです。黙ってもう今日は帰りますよ。」

「はいはい、w 車乗ってく?2人とも。」

「僕は乗ります。gっくんは?」

「えー…?どっちでもいいんスけど……」

「いいよいいよ、乗ってきな!暗くなってるし、後部座席2人で座っときなよぉ〜」

「っじゃあそうさせてもらうっス!!ありがとうございます!!」

「いいよいいよ〜、そのかわり、tuyのこと全力で守ったげてね。私も努力はするけど。」

「もちろんっス!!!」

「過保護、なんですか?」

「「過保護ですけど何か??」」

「……なんでもありません。」

「あ、そうだ。fsmくんと話す時、タメ語で言っちゃうけどいい?」

「全然いいっスよ!!オレは敬語のなる時もあるし、タメ口になっちゃうかもっスけど……、w」

「………急になんか仲良くなったな、お前ら。」

〜end〜


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