PR
ダーク・ファンタジー小説
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- 死んだ君は、もういやよ。
- 日時: 2024/02/15 19:42
- 名前: 天宮みりい (ID: PGYIXEPS)
- 参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no=13894
「結桜、今日結桜の家に行っていい? 予定がなかったら遊ぼうよ!」
「れの〜、いいよ!今日遊ぼう。じゃあ、私の家に帰ったらすぐ、うちに来て。」
「結桜、ありがと。じゃあね」
「うん、バイバイ。楽しんでね…」
はあ、行っちゃったー。私の唯一の親友のれの。彼女とは違うクラス。今年も同じクラスだったらよかったのに。
「ねぇ、藤沢さん。ちょっと、話があるんだけど…」
「えっ…」
あー、告白ドッキリか。私なんでこんなにターゲットにされるんだろう。
「本居さん、今は無理かも〜。じゃあね」
私はとっさにトイレに駆け込んだ。
トイレの個室にはいる。
「もう、疲れちゃう。」
「えっ、何が?」
「あなた、誰?」
私はトイレのドアの先にいる誰かに言った。
「僕…、誰だと思う?」
僕って、男子なの?
「もしかして、本居さん!? ごめんね、さっきは…あの、今トイレ中だから…」
「えっ、俺そいつじゃないよ。」
「えっ…ねぇ、じゃあ誰なの?」
「当ててみて」
「もう、休み時間が終わっちゃうよ。ねぇ、お願い教えて。誰なの?」
「誰だと思う?」
「はぁ。もういいや。」
バタンっ。私はドアを思いっきり開けた。
「ねぇ、こういうのはやめ…」
えっ………… 品川君?
あなたは死んだんじゃないの
今日はここまでです。また今度みてねー
PR