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ダーク・ファンタジー小説
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- 私の過去話『あの時の涙の重さ』
- 日時: 2024/03/22 16:44
- 名前: そらね🩵♬♯投票トークやってます! (ID: mIyy9UND)
- 参照: kakiko.cc/novel/novel2a/index.cgi?mode
おばあちゃんが亡くなった日。
___________○時○分○秒亡くなりました。
信じられない。信じられない。信じられない。信じられない。信じられない。
私は、一通の涙しか出なかった。
今までの普通だと思っていたことが幸せだって気づいた日だった。
普通。普通、?幸せ。幸せ、?
おばあちゃんに今までハンコウキで『嫌い』しか言えなかった。
好きだよ。大好きだよ。愛してるよ。
そんな事も言えなかった私と旅立ってしまったあなた。
もしも今生きてたら、私はどうなってたかな。
幸せだったかな。
想いを伝えられたかな。
今も『祖母』と聞くと悲しくなる私。
みんな死にたいとか簡単に言うなよッ。
ふざけんな!おばあちゃんもおじいちゃんも、いとこも友達もいて!
暖かいご飯も温かいお風呂もあるんでしょう?
あったかい寝床もあるんでしょう?
今おばあちゃんが生きているなら、
今おじいちゃんが生きているなら、
今いとこが生きているなら、
今友達が生きているなら、
好きだよ。これからも長生きしてね。
って言おうよ…。私は後悔ばかり残ってます。
気持ちが伝えられなかった私が情けない。
悔しくて、くるして、寂しくて、
辛い。
恥ずかしいから言えないって、?
本当に嫌いだから言えないって、?
本当に後悔する。
じゃあ、おばあちゃん、おじいちゃん、友達、また来世で会えたらいいね。
気持ちも伝えられないまま旅立ってあなたたち。
大好きです。
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