ダーク・ファンタジー小説
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- 異世界戦争IF ~ルソアの過去~
- 日時: 2024/04/07 13:50
- 名前: 味海 (ID: qWWiRdBA)
こんにちはこんばんは、味海です。
大分まえから言っていた閲覧数1000を超えましたので死にかけのルソアとサリーのIFを書こうと思います。
不定期更新になると思いますのであまり期待はしないでください。
これからも異世界戦争をよろしくお願いいたします。
プロローグはすぐ投稿させていただきます。
- プロローグ 嬉起 ( No.1 )
- 日時: 2024/04/07 13:52
- 名前: 味海 (ID: qWWiRdBA)
今宵は綺麗な夜空だった。
星がまるで水晶玉のようにキラキラと光り、散らばってるように見え、見ているだけで思わず笑顔になってしまうほど。
そんなとき、ふと聞きなじみのある誰かの声が聞こえた。
「私たち、いつか結婚しようね!」
遠く、切なく、懐かしく、暖かい、
そんな記憶が蘇る。
薄れゆく意識の中俺はそのまま静かに目を閉じたのだった。
「こんにちは!」
かわいらしく凛とした声が聞こえる。
「あれ、寝てるのかな?」
この声は確か……
閉じたはずの瞼が勝手に上がり、声のした方を思わず、向いてしまう。
そこにはサリーが立っていた。
「おはよ!」
思わず立ち上がってしまった。
そして瞬間的に家へと奇術で戻る。
しかしそこに広がっていたのはただただ広い草原だった。
「一体何が起きているんだ……?」
俺は確か、組織の爆弾を持って……死んだはずだ。
それなのに今何故俺はここにいる?
しかも時を遡った?
これが意味するものは一体なんなんだ。
「……まぁ、いいか」
どうせこんなことすぐ終わってしまうだろう、だったら楽しんだもん勝ちだな。
そうと決まれば、ひとまずサリーの元へ戻るとしよう。
そう思った矢先、突如として天候が乱れ始める。
「……今度は何だ?」
稲光がビカッと光ると轟音と共に声が木霊した。
―――この世界を破壊するッ!!―――
という男の声が。
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