ダーク・ファンタジー小説
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- 魔女狩り(1話と注意事項)
- 日時: 2024/06/05 22:11
- 名前: 彗星ペン (ID: gzQIXahG)
※注意事項※
はじめまして、彗星ペンです。
僕は普段から小説をノートに書き溜めていまして、そこでこのサイトで投稿しようと思って来ました。
そこで、読者の皆様に僕の作品の注意事項をご紹介します。
1 グロ表現がある。
2 文の構成がおかしい。
3 ちょっと厨二心っぽいところがある。
…という、以下のことから「別にええよ」って人だけ読んで頂けるといいと思います。
では、魔女狩りの1話から。
むかしむかし、犯罪を犯したと疑われる人間が殺されました。
疑われた人間たちは、”魔女”と言われ、男女関係なく次々と死んでいきました。
その行動は”魔女狩り”といい、犯罪にはなりませんでした。
…でも、その殺された人間たちに、神様はチャンスを与えました。
それは、本物の魔女や、魔術師になるということ。それぞれに魔法の力が与えられ、現世どこにも行ける列車も作りました。そして、そんな魔女たちが住む、”魔女の街”を創ったのです。
そして、そんな魔女や魔術師たちは計画しました。”人間狩り”を。
「へぇ〜そんなことがあったんだ!」
「うん、そうだよ!」
私は まじょのまちむかしばなし と書かれた本を少女に見せながら言った。
「あたしもたくさんみんなのおやくにたてるように、がんばらなくっちゃ!」
少女はふふん!と鼻を鳴らして笑う。そんな少女に私は手を振って歩き出しながら言った。
「うん、がんばって!」
(あの子、魔法使えるかなぁ。使えなかったらどうしよう…)
心配だけど、戻るなんて駄目だよね。まだ私には用事があるし。
「あ、イアリー!」
名前を呼ばれて後ろを振り返ると、幼なじみのヘッジホッグがいた。
「ヘッジホッグ!」私はヘッジホッグの方へ走る。すると、足元がぐにゃっと歪んだ。
当然、足を捻らせてしまって私は転んでしまった。
「だっせぇ~!魔法使いは体幹も鍛えないとだめなんだよ~?それなのに君は…」
「どうしようもない無能だね」
ポロリ…と、私の目から何かが落ちる。水滴…?…いや、私、泣いてるんだ。
「それになんだよこの本!子供用の本なんか持って、まさか…誘拐とか?ふはは!」
ヘッジホッグは私から本を取り、近くの水溜まりに落とした。(あーあ、高かったのに、少しでも優しくなれると思ったのに…)
「…そこは謝りなさい、ヘッジホッグ。」
どこからか声が聞こえ、私は当たりを見回した。
すると、ヘッジホッグの後ろに、この街のトップの手下、ディア様がいた。
「げっ、逃げろーっ!」
ヘッジホッグがほうきに乗って逃げた所を、ディア様は「はぁ…」とため息をつきながら見つめ、その後私にディア様が魔法で乾かした本を渡してくれた。
「魔法は僕たち魔女や魔術師である限り必ず使える日が来るから、泣かないで。」
それだけ言い残すと、ディア様はほうきに乗ってヘッジホッグの言った方向へと飛んで行った。
(やっぱりかっこいいなぁ、ディア様…私もいつかあんな風に…ってあ、そうだった。用事用事…)
私は細い道を駆け出した。