ダーク・ファンタジー小説

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幽霊に恋した僕
日時: 2024/08/18 15:53
名前: 花嫁にくきゅん♡ (ID: JPHNpDb7)
参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no=14009


〈プロローグ〉
これは僕のおばあちゃんから聞いた話。
あるとき、この村で今もやってる歴史の古いお祭りがあったそうだ。
それで、お祭り中に迷子になった女の子がいたそうだ。女の子は助けを周りの人に求めたけど、誰も助けてくれなくて。そのまま放置されて、餓死してしまったんだそうだ。



〈第1話 女の子との出会い〉

「ねぇ、おかあさん!1年に1度のお祭りが開催されるの!?」僕はワクワクしながらお母さんに聞いた。
「えぇ。そうよ。花火や山車などいろんな出し物が出るのよ。やまと(僕の名前)もお母さんと行ってみる?」お母さんもすごく嬉しそうにほほ笑んで言った。
「お父さんも誘おうよ!」僕が提案すると、お母さんも「いいわね。」と同意してくれて、家族で行くことになった。



「じゃあ、行きましょう。」お母さんが言うと、お父さんもニッと笑って、「今日は1年に1度のお祭りの日。精一杯楽しむんだぞ!せっかくのお祭りなんだからな!」僕がこぶしを突き上げて「行くよ~!」
「「「(* ̄0 ̄)/ オゥッ!!」」」


お祭りの会場では、にぎわう人たちでいっぱいだった。太鼓の音も聞こえてきた。みんなが楽しんでると思った。「りんご飴美味しそう…欲しい!」、「チョコバナナ🍌、焼きそばも!」というようにおねだりしまくった。「はいはい。」とお母さんとお父さんは、あきれながらも買ってくれた。



「ねぇ、見て!」ぐるぐると会場を回ってみていた時に僕が見つけたのが人から離れたところに、ぽつんとあるお社だった。「これ、なぁに?」こういう時の知恵袋がお母さんとお父さんだ。
でも、周りには誰もいなかった。人一人、虫1匹さえいなかった。
少し怖い。
「このお社は、まさか…Σ(・□・;)」僕自慢の脳フル回転を起動させて、考えた。「これは、おばあちゃんから聞いた話の中に出てきた女の子のお社!Σ(・□・;)」僕はこのお社がある意味を分かることができた。(ありがとう、僕自慢の脳フル回転…( ;∀;))



僕はお社に手を合わせた。こんな古ぼけたお社だ。誰にも見つけられていないんだろう。僕はお供え物の代わりとして、買ってそのままだった焼きそばを置いた。




その時だった。どこからか、「やっと私の居場所を見つけてくれる人が現れたわ。」という大人っぽい声がした。そして、目の前に浴衣を着た女の子が現れた。「あなたは…。もしやこのお社の女の子?」
僕は戸惑いながらも女の子に聞いた。


Re: 幽霊に恋した僕 ( No.1 )
日時: 2024/08/18 22:53
名前: 花嫁にくきゅん♡ (ID: JPHNpDb7)
参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no=14009

〈第2話 お友達〉

「あなたは…。もしやこのお社の女の子?」僕は戸惑いながらも彼女に聞いた。女の子は少しうつむいて言った。「うん。」と。僕は女の子の話が本当なのか知りたくて、「ねぇ。あなたの過去を教えてくれない?」
「え。良いけど…。」と、女の子は恥ずかしそうにうつむいた。




よーく女の子の顔を見ると、すごく可愛い美少女だった。(うぉ!この女の子、よくみたらすごく可愛い(⋈◍>◡<◍)。✧♡)女の子は、うつむいたまま言った。「じゃあ、あなたは代わりに私の友達になってくれないかしら?」よく分からない条件を持ち掛けて来る女の子に僕はまたまた戸惑った。「友達って?」(その時やまとは混乱していたせいで、友達の意味も分からなかった。)「私、友達がいないの。ずっと寂しくて。そしたらあなたが来てくれた。せっかく来てくれたんだもの。お友達になりましょうよ。」女の子、いや女子はそう言った。






「友達になってくれるんだったら、私の『本当』の過去を教えるわ。」女子は僕の顔を覗き込んできた。そのさりげない仕草にドキッとした。(どうしよう…。友達になったら、過去を教えてもらえる…。)そこでやっと、やまと自慢の脳フル回転を起動することができた。「さぁ、どうする?」女子は誘惑するような甘い声で囁いてきた。耳が熱くなった。僕は急に恥ずかしくなって、「友達になります!」と言ってしまった。

Re: 幽霊に恋した僕 ( No.2 )
日時: 2024/08/19 18:59
名前: 花嫁にくきゅん♡ (ID: JPHNpDb7)
参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no





        〈第三話 透明で、透き通った涙〉

僕は急に恥ずかしくなって「友達になります!」と言ってしまった。
女子は満足したように頷いた。「友達に、なるのね?」「なります!」
女子は意味ありげな顔で、「じゃあ~、ぜーんぶ委ねてね♡♡」(っ!なんだこのドキドキは!)「はい!」そんな気持ちとは裏腹に頷いてしまう僕なのだった。


「私の過去を話すわね。」女子は暗い顔にもどって言った。「そうだね。」僕がそう言うと、女子はパッと顔を上げた。「そういえば、あなたの名前を聞いていなかったわ。あなた、なんていうの?」、「僕は、やまと。君は?」聞くと、「私は晴香(はるか)。」「さっそく話すわね。私は昔、このお祭りに親と来ていたわ。人がいっぱいいて凄かったわ。」そんな時、人が多すぎて親とはぐれてしまった。周りには知らない人ばかりで怖かった。私は必死に助けを呼んだけど、誰も助けてくれなくて、屋台が入っている倉庫に悲しくなって駆け込んだわ。でも誰にも気づかれなくて、カギをかけられて、餓死したの。」





僕は自分でも気づかないうちに、晴香の背中をさすっていた。「そうだったんだね。つらかったね。誰にも気づかれなくて。助けてもらえなくて。」晴香を見ると、ほろほろと透明な、透き通った涙を流していた( ;∀;)。泣いていた。「晴香、泣いてるよ。」僕が言ったとき、晴香自身も気づかなかったようで、「え…?私、泣いているの?」と、聞いてきた。「うん。泣いているよ。」そう言ったとたんに、晴香が堰を切ったように泣き出した。




「うわぁぁぁん!!私だって、辛かったんだよう!」晴香はぜぇぜぇと息をするとまた言い出した。「誰にも助けてもらえなくて!誰にも気づかれなくて!辛かったよう!私だって!辛かったんだよう!」晴香はまるで、子供のように泣いていた。その間、僕は何も言わずに、静かに背中をさすっていた。


Re: 幽霊に恋した僕 ( No.3 )
日時: 2024/08/20 19:10
名前: 花嫁にくきゅん♡ (ID: JPHNpDb7)
参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no

      

      


      
        
        〈第4話 相性抜群〉


晴香はしばらくわんわん子供のように泣いていた。でもそのあとそのまま寝てしまった。(寝顔もかわいいな…。相変わらず。)そう思っていて自分が恥ずかしくなってきた。(なんだ、この気持ちは。)ふるふると頭を振って、晴香を抱きかかえた。体は羽のように軽かった。幽霊なんだから当たり前だが。「よし。家まで連れて帰るか…。」すっかり暗くなった町には誰もいなかった。「お父さん、お母さん居るのかな…。」とつぶやきながら歩きだした。








しばらく歩いていたころ。晴香が目を覚ました。「あ、やまと…。ごめんね。私、すっかり寝ちゃってた。」薄く目を開けた晴香の頬は少しピンク色に染まっていた。「ううん。大丈夫だよ。晴香の過去を聞けて良かったよ。」僕がそう言うと、晴香は大きなあくびをした。「このままやまとの家に行くの?」、「うん。僕の家に着くよ。」晴香は僕の言葉を聞くと薄っすらとほほ笑んだ。「やまとの家に‥。着くのね。私の
友達の家に。」「そうだよ。」僕たちは良いムードになりながら、歩いて行った。





「晴香。起きて。僕の家に着いたよ。」僕が優しく起こすと、すぐに起きた。そして僕の腕からぴょんっと飛び降りた。「わぁ!ここがやまとのおうちなのね!」晴香は、僕の家に来られて嬉しそうだった。「ねぇ!私たち、相性抜群だと思うの!やまとはどう?そう思わない?」「どうかな。もう少し友達としての仲を深めてから、それは言えるんじゃないかなぁ。」そう言うとむすっとした顔で「え~。」と言っていた






「彼のこと気に入っちゃった♡早く仲を深めて、彼を落としたいな~。」
「え?なんか言った?」「なんでもな~い!」晴香は教えてくれなかった。

Re: 幽霊に恋した僕 ( No.4 )
日時: 2024/09/15 19:18
名前: 花嫁にくきゅん♡ (ID: JPHNpDb7)
参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no

   
       ⚠エロファンタジー注意⚠

    
    〈お風呂でイチャイチャ〉

家に帰るとお父さんとお母さんが心配して待っていた。「やまとっ!大丈夫!?」、「心配したんだぞ!」、僕はしょぼんとしてごめんなさいと誤った(´・ω・`)そして、自分の部屋に晴香を連れて行った。




「ここがやまとの部屋…。」ぼーっとする晴香に声をかけた。「晴香。お風呂入った方がいいよ。」「あ、入る。でも~。」「でも(・・?」なんとなく嫌な予感がして、晴香に聞く。「せっかくの友達の家に来たんだもの。一緒にお風呂に入りましょう♡」「えぇ~!」僕の声を聞きつけたお母さんが、「やまと~?」と聞いてきた。「ううん!何でもないよ(;^ω^)」必死に答えた。「女の子と!?お風呂に!?」晴香はにこにこしながらこくんと頷いた。「はいろ♡」(でも、女の子とお風呂!?晴香とお風呂に入ってみたいかも…。)という男心が芽生えている!(;^_^A アセアセ・・・
でも、このチャンスを逃すわけにはいかない!(何を考えているんだっていう話。)「入ろう…(〃ノωノ)」(恥ずかしすぎる…。)「やったー!じゃあ、さっそく入ろ、入ろ!」なぜか、晴香はウキウキ気分なのだった。










「先に着替えるから、待ってて。」晴香にそう言った後、僕はすごくドキドキしていた。(やばいぞ、やばいぞ…!晴香とお風呂…!?)
「着替え終わったよ。」、「着替えるね~!」







「入るね~!」晴香が言ったとたん、「っ!?」驚いた。きゃしゃな体。なにしろ人一倍目を引くのは、やっぱりおっきなお胸。何も言えないでいると、「私が体を洗ってあげる!」「う、うん…。」









「にしても、やまと、けっこう筋肉ムキムキじゃない。」、「え?そう?」僕は気が気では無かった。
「どう?気持ちいい?」(どっちのだ…?)「うん。マッサージ気持ちいいよ。」、「よかった~!」真横からほほ笑まれて、ドキッとする。『ジャー🚿』



「私も洗って?」「う、うん。」




まずはシャワー。その次にシャンプー。晴香の髪の毛をわしゃわしゃと書き立てる。






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