ダーク・ファンタジー小説
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- 転生しても世の中甘くない
- 日時: 2024/08/25 13:49
- 名前: 美雪 (ID: 9gibAt44)
- 参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no=14011
「学校来んな、ブス女。」
中学生になっていじめられた。
思っていたよりもいじめはひどかったから、すぐに学校に行くのをやめた。
親も「なんであんたなんか生んだのかしら、」と言われるざまだ。
学校も家も、私の居場所はない。
いつも自分の部屋にこもってる。
食べ物とかは...親が出かけたときとかにこっそり
持っていって食べている。
棚の奥にある食べ物ばかり取るから中には
消費期限が過ぎてたものを食べたこともあったっけ...
でも、そんな自分でも唯一の娯楽は
異世界系の漫画やゲームをすることだった。
何度か転生して冒険したいなーとかおもったこともあったけど
できないから諦めている。
いつものように部屋にこもってゲームを始める。
「やっぱ...ゲームだよなぁ...」
「...やっぱ漫画読もう」
〜数時間後〜
「ヴェッ、もうこんな時間...」
時間は、あっという間に過ぎていた。もう、外は真っ暗。
私はゲームをやめ、風に当たりたくなったからベランダへとむかう。
ベランダの柵によりかかる。
「風が気持ちいい...」
そよ風が顔に優しく当たる。
...ミシッ
もうずっとここにいたい。
キィィィィ...
すべて包み込んでくれるような、なんだろう...
ギシッ、グググ...
なんかさっきから変な音するけど...なんの音?
ベキッ
「あっ」
思わず声が出てしまった。だって...
柵、取れちゃったんだもん。
だもん...じゃねーよ!
どうすんだよこの状況!!!
てか普通あんな簡単に取れるもんか!?
ここ12階だぜ!?落ちたら多々じゃ済まないどころかお陀仏だよ!!!
アッそうだ!木!木とか!草とかでクッション代わりに...!!!!
下を見る。そこには...
一面灰色の
コンクリートでぇす☆
「おわった...」
ゴキッ
目が、覚めた。覚めてしまった。
なぜか赤いコンクリートの上にいた。
できたらこのまま逝きたかった。
からだがいたい。
なんだか寒くなってきた。
あ....いし.....き....が......................_____
「命って、こんなもんなのかな。」
ゴゴゴ...
ゴゴゴゴゴ...
ゴゴゴゴゴゴ... (...ん?なんだ?)
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ... (なんか、音が...)
ドガァァァァァァァァァァァァァァァァァァァン!!!
「わあぁぁッ!?なんの音!?めちゃうるっせぇ!!」
体を動かそうとしたら、手足は動く。しかし、周りは暗くてよく見えない。
それになんか飛んでいる感じがした。Why?
「何が起きているの????なにここ!?!?!?地獄ですか!!?????!?!?」
混乱する私の耳に誰かの声が入ってきた。
「........だ......................」
(んん?よく聞こえない...)
「........が....噴火した....」
(ファ?噴火?ナニソレオイシイノ)更に混乱した。
「ギフート山.......だ.............」
ぎふーとざん?ナニソレオイシイノ(2回目)
なるほど、今はそのぎふーとざんとやらが噴火した...初めて聞く山だ
な...火山かな????
待って、(誰に行ってんだ)自分同時に飛んだ感じがした。つまり自分って、
「その山の中にいた...!?」
「んなわけあるか」
と、一人でボケて(?)一人でツッコむ。 サビシイ...
でも、もし山の中にいたのなら...自分はどうやって入ったんだ?
てか、そもそも自分死んだはずじゃ...
いや、これって...まさか!?
「転生したとでも言うのか...!?」
私がずっとしたかったことだ。
今の自分って、どんな見た目なんだろう...美女?イケメソ?ア゙〜〜〜気になる〜〜〜!!!!!
...でも、だとしたらなんかちょっと変だな...
なんか神が〜とか、なんか偉そうな人が「お前は選ばれしもの...」
とか、あとは「弱いから出でけ!!」って言われて結局強くなるとか...
あれ、ここどこ、(今更)
草原とかじゃないの???森とか!?!?
本当に転生したの?????
てか真っ暗なん?もうそろそろ暗闇から開放されたい...
目が開いていないのか?
ゴンッ「ヴェブフォッ」 突然、下に叩きつけられた感じがした。
その反動か、視界の一部が見えた。
「あっ!自分って、見えなかったんじゃなくて視界を遮られていたのか!」なんで!?
まぁ、そんなことは置いといて...お外に出るための
根性パーンチ! あっ意外と行けそう。
〜数分後〜
ガラッ...
「やったーーー!!自由だーーー!!!........ア?」
右見ても、左見ても、そこは
洞窟でした☆
「え?」
「洞窟は序盤できちゃだめなところじゃないの?」
...というか、視線が低いな... あっ、ちょうど良さそうな水たまりが...
自分はゆっくり近づく。そして、そっと顔を覗き込んだ。そこには...
見たことのないよくわかんねぇ可愛い子狐っぽい生き物がいた。
「え?」
- Re: 転生しても世の中甘くない 2 ( No.1 )
- 日時: 2024/08/29 21:34
- 名前: 美雪 (ID: 9gibAt44)
- 参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no
「まって、ちょいまって、どういうこと、え、」
人でなくなっているとは思わなかった。 ウワァァァァァァァァァァン
後ろを振り向くと先程なにかに視界を遮られていた"なにか"に目がいった。そこにあったのは...
卵の殻、だった。
納得したくないけどするしかない...
もう一度顔をみる。
<<<可愛いから許す>>>
だって!
このまんまるおめめ!👀🌟
モフ☆モフしまくりたい白い毛!💞
目の下に、なんか、変...よくわからん青い線!🔷
尻尾は7本!カワ(・∀・)イイ!!
それぞれ毛先に色があって、赤 青 黄 緑 桃 白そして、黒!🏳🌈
たくさん特徴があって、わかりやすいでしょ?(-д☆)キラッ
これからどうしよう...こんなことしてる場合じゃないってのにぃ
そもそも、何しようかなァ......
「そうだ!」
そして、こう言った。
『ステイタス』
______________________________________
Status
名前:ラス 種族:妖狐 性別:♀
Lv.1 HP 800 MP 500
AT C- SP B
AP B+ DF SS
skill ファイアーE ウォーターE サンダーE
エアロE ブリザドE ヒールE 鑑定B
______________________________________
ふむふむなるほどおかしいね。
ぶっ壊れスキルとかよくあるけど
それかな?
DFに関してはSSて。
「...ま、まぁ、いろんな魔法使えることができるらしいから...お試しに」
『ファイア』
...そう唱えたと同時に、
私の尻尾が燃えた。
「ウワァァァァァァァァァァ!!!??!?!?!??!??!?!!!って、全く熱くねぇわ...」
よく見ると毛先が赤い尻尾だけ燃えていた。 なるほど~そんな感じか~と感心(?)していたら
グルルルルルルル.....
んん? あ゙っ、モンスターだ...
そうだ!『鑑定』
_____________________________________
Status
名前:ウィックケイブウルフ 種族:狼 性別♂
Lv.4 HP 250 MP 120
AT B+ SP C
AP D DF C
skill エアロE アースショットE
_____________________________________
ふむふむなるほど普通だね。
ATが負けているのはちょっと気になるけど。
ま、いっか。
グゥゥゥゥワゥゥ!! シュッ
ド ー ー ー ー ー ー ン
「わわっ!っぶねぇ!」
ギリギリげあいつの突進避けれた...
「こっちだって!」
「試しに...『サンダー』!」
毛先が黄色い尻尾に電気がたまる。そして、思いっきり尻尾を敵に向けてふった。
バチッ!!!
ギャウン! ドサッ...
あ、倒した!
ピロリン☆
ん?なんの音?もしかして!『ステイタス』
______________________________________
Status
名前:ラス 種族:神獣 性別:♀
Lv.2 HP 810 MP 505
AT C- SP B
AP B+ DF SS
skill ファイアーE ウォーターE サンダーE
エアロE+ ブリザドE ヒールE 鑑定B|聖なる光の一撃《アタック・オフ・セコンド・ライト》
______________________________________
おー!おがっとる!あとエアロがE+や!
...初めての敵...達成感があるなぁ。
あ、そうだ。ついで(?)に目標決めよっかな。
「よし!今の自分の目標はまず!!」
「この洞窟から出よう....嗚呼外が恋しい...(´;ω;`)」
- Re: 転生しても世の中甘くない 3 ( No.2 )
- 日時: 2024/09/04 18:04
- 名前: 美雪 (ID: 9gibAt44)
- 参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no
「はぁ...退屈だなぁ...」
そうつぶやいて洞窟の中をトコトコ歩く。
グルルルルル...
『ファイラ』
ボボボ...
キュッ.....
わぁ、すっごい大人しくなった。
クゥーン(汗)タッタッ...
あ、逃げた
(ファイラ解除っと。)
ボッ そう言って、また歩き出す。
テクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテク....
〜数時間後〜
「腹減ったぁぁ........」
そういえば、ここに来てから何も食べてなかったわ。
運良く狼来ねぇかな...
ふと、後ろを振り向く。
ワ...ン...<(さっきの狼)
...............
はあぁああぁぁああぁ....おいしぃ〜!!!
この狼の肉は本当にいい!
普通に肉の部分だけ取って、そこをいい感じに焼いただけなのに!
下ごしらえとかも一切やっていないのに!
「サイッコーーー!!!!!!!」
飲水に関しては、そこら中に水たまりがあるからだいじょぶだった。
テクテクテクテク... ん?
とっさに岩の後ろの隠れた。
???「.......ここかぁ?」
...!!誰か来た...ヒトか??
???「いなさそうですが...本当にあってます?」
???「なによ!私の情報が間違ってるとでも言うわけ!?」
三人か...パーティっぽいな...
???「まぁ、気を付けとけよ、いつ魔物が出てきてもおかしくはないからな。」
パッと見だと、剣士に...魔法使いに...盗賊か?よくわからんけど
盗賊「...」
剣士「とりま、こっち行くぞ。」
魔法使い「はいはい。...どうしました?」
盗賊「隠れてないで、出でらっしゃい!魔物め!」
突然、大きな声でそういった。
えぇ!?ば、バレたのか!??
て、どこ向いていってんだ...自分はその真後ろにおるで
剣士「はぁ?そっちからは気配は感じねーぞ」
魔法使い「なんなら真後ろからなにかに見られている気が...」
盗賊「うっさいわ!」
その同時におこったのか、
盗賊の真後ろにいる二人にめがけてナイフを投げた。
が、ひょっとかるくかわされてしまった。
そのまま自分が隠れている岩の真横にナイフが刺さった。
思わず「ワァッ」っと言ってしまった。
3人「エッ!?」 予想外だったのか、あの3人も驚きを隠せていないご様子で。
(やっちまったZ☆)こういうのは...
「ニゲルッ!」ダッ 剣士「おわっ!なんか出てきた!」
自分、SP Bだからそこそこは速いと思う! しかし、
シュッ
Why!? 盗賊の女が目の前にいた。
盗賊「逃げようたって無駄よぅ!!」 速っ!
い、威嚇ッ!
「シャァァァァァァァァァァッ!!!!!!!」...思ってたよりうるさかった。
盗賊「うるっさいわね!こい...つ......」__ん?どしたん?と、きょとんとする。
盗賊「うぐっ......!!」え?なに?病気?突然、胸を抑えた。その時、
剣士「おーーーーーーい!早すぎだっての!」
魔法使い「まったく...って!どうかしましたかー!?」
やべっ!ニゲロッ!!!
ダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダ...
〜
〜
〜
〜
〜
〜
〜
〜
あ゙〜アブナカッターーーーーー!!!!!!!
マジ早すぎ!鑑定しときゃよかったわ...
ま、しゃーなしか。さてと、
探検、続けますか。
- Re: 転生しても世の中甘くない ( No.3 )
- 日時: 2024/09/09 18:07
- 名前: 美雪 (ID: 9gibAt44)
- 参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no
それにしても、本当になにもないなここは
ただ広い洞窟をてくてく一人で歩いてるだけぞ
だれかいないかなぁ...あ、人間と強い魔物以外でお願いします。
「ステイタス...」
______________________________________
Status
名前:ラス 種族:神獣 性別:♀
Lv.2 HP 810 MP 505
AT C- SP B
AP B+ DF SS
skill ファイアーE ウォーターE サンダーE
エアロE+ ブリザドE ヒールE 鑑定B|聖なる光の一撃《アタック・オフ・セコンド・ライト》
______________________________________
うん、普通のステイタsちょっと待って
まって、うん、まって、
聖なる光の一撃《アタック・オフ・セコンド・ライト》
って何、中二病感モリモリマッチョマンなんだけど
必殺技だよねこれ、うん、わかるよ自分は
グルルルルル.....
ん、なんや、オオカミくんか
「ファイア」ボボボ🔥
キャウウウン💦
おっそうだ!技極めようかな
基本の魔術やってみよっと...
ファイアから行っきまーす
「ファイアー」
ボボボ🔥
灯火だな
「ウォーター」
サー💧
水分補給には困らなそう
「サンダー」
パチパチ⚡
静電気じゃん
「エアロ」
ボオオ🍃
E+だからいい感じのそよ風
「ブリザド」
パキパキ🧊
かき氷食いたくなってきた
結果
日常生活に欲しい獣
うん、だめじゃん
じゃあ...物理は?
そのへんの良い岩見つけたんで、まずは...
パンチ!!
パン
痛い。 ジンジン
じゃ、じゃあひっかく!!
ギィィィィィ
うわあああああああああ!!!
黒板を爪で引っかく音ぉぉぉ!!!!!
ううっ...!!
体当たり!!!
ドガっ
痛い。 ジンジン
結果
雑魚
泣いていいかな
.........次は、スピードかな?
んじゃ、だいたい50mだからちょっとかるーく走って...
行くわけ無いだろぉぉ!?!?
ビュン
おぉ...!!多分5秒くらいだ!!!
さっすがBですわ!!!!!!
最後と行きましょか。
えと、ディフェンス?
さっき頭ぶつけた時馬鹿痛かったけど...あ、もしかして
痛覚とは別なのかな?
「ためしようがないよねこれ」
え、なに?なんかする?南下する?(???)
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ...
え?地震?今??? その時
ドーン!!!!!!!!
「あああああああああああ尻尾がぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
でっかい岩に!岩に!!岩に!!!!!!!潰された!!!!!!!!!!
完全にやったわこれ!!
この尻尾がないと技使えへんのに早々に使えなくなって
どうすんねんこれぇ!?
引っ張るだけ引っ張ってみた...
あ、抜けそう...?
くっついてる......???
んしょ...引っこ抜けた..
「ヒールはかけたほうが...ってあれ?」
傷一つないSSだから...?
完全に舐めてた!すんません!!
マジで強いわSSさん
ガサッ
「えっ誰?」
後ろを振り向くと、そこには_______...
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