ダーク・ファンタジー小説

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お ま ま ご と
日時: 2024/09/25 00:53
名前: 赤茄子 (ID: 5MCb7Sl5)

ある日の夕方、いつものように家へと帰り眠りに就いた...筈だった、目を開けると見知らぬ子供部屋、自分を見るように座る綺麗だが不気味な日本人形、何故自分がここにいるのか一瞬思考した、しかし考えずとも答えは出た
日本人形から... 「遊び相手になって」と、話す人形など不気味で仕方ないが従わなければ帰る方法など自分が知るはずも無い、とりあえず「わかった、遊び相手になろう」とだけ伝え動きを待った。「なら、おままごとをしよう!あなたは人形役ね!」 突然予想外の言葉が耳に入ってきた、意味も分からない、だが.."危険なこと"ということは何故か理解できた『一刻も早く逃げ出さねば』だが、道など知らないし見たこともない、それでも必死に逃げる事しか出来なかった、逃げた、逃げ続けた、それでもその空間がずっと遠く果てしなく繰り返しているような、無謀な事でしかないと思わせてくる様だった、足取りも辛く弱々しくなったとき、気づいたら目線が低く動きずらく体が体で無いような感覚がした、ふと頭のなかに誰かの、人間とは思えず言語とも言えない言葉なのに何故か「君のばん、次の人間(候補)を探してね」と聞こえ、それと同時に段々自分の意志が薄れている事に気づいた、理解できた.『自分は次の人間が来るまで"操り"人形になる』のだと。


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