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ダーク・ファンタジー小説
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- 忘れられないあの瞳 ニ
- 日時: 2024/10/13 05:04
- 名前: 天璋院玉姫 (ID: w/o6P.S0)
薬子はいずれか、安殿親王の近くに仕えていました。
安殿親王は娘には手も触れず、ずっと薬子をそばに置いたのです。
「薬子、ずっとここにいてくれ」
「はい…」
薬子は涙目で言いました。
隣で、娘が泣き叫んでいるのが聞こえます。
「大丈夫?」
薬子は娘の背中をさすります。
でも、娘はその手をどけました。
「お母様ひどい…安殿様もひどい…」
娘はそのまま、夜具をひきかぶって泣き続けます。
(可哀想に…)
薬子は安殿親王の近くにいるのをやめました。
ですが、安殿親王は離れさせたくない、と引き止めます。
「お願いだ、薬子!」
「安殿様、なりません。しかも御上の命も出ているのですよ?」
今の帝、桓武天皇はこの状況に、薬子を追放したのです。
- Re: 忘れられないあの瞳 ニ ( No.1 )
- 日時: 2024/10/13 21:22
- 名前: 釧路 欅 (ID: 3OoKbooX)
- 参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no=14034
薬子ちゃん、可哀想。
帝も桓武天皇もちょっと相手のことを考えてって思ったりしちゃったり。
すみません。はじめてなのにこんなこと言って。
歴史が好きなのでこういう小説が好きなんです。
次の話が楽しみです。
※私の小説もできる限るでいいので見てほしいです。
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