ダーク・ファンタジー小説

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

嘘であって欲しかった。
日時: 2024/11/11 10:37
名前: くらげちゃ (ID: nVITTUo/)


主人公 梅乃 愛季(あき) 女 15歳
好きな○○
一人でいる事 ホウセンカ マリーゴールド
嫌いな○○
父 妹 海









『嘘』
良い嘘と悪い嘘。色んな嘘がこの世にはある。
僕には、嘘であって欲しかった嘘があった。
なんで、あんな事に、?


______________________________________________________

__________________________________________


あの時、僕はまだ小学1年生にも満たない子供だった。
僕には家族が居た。
妹と母と父。
何時も何時も優先されるのは妹の莉愛(りあ)で、両親は僕の事を殆ど見てくれなかった。
妹は僕を何時も嘲笑うような目で見て来た。
その目が心底大嫌いだった
妹なんていらないと何回も思った。
ずっとずっと大嫌いな妹のあの目。
呪ってやりたかったあの目



妹は僕をあまりよく思ってなかったみたいでよく僕は妹が勝手に泣く度、妹に悪者扱いをされた。
その所為で両親は僕を見なくなった
誕生日プレゼントも、クリスマスのサンタさんからのプレゼントも
じきに無くなった
妹は何時も駄々をこねて色々な物を買ってもらっていた
買ってもらっては僕に見せつけてきた
可愛い服、新しいおもちゃ、靴、ぬいぐるみ、電子機器まで
自慢するように、嘲笑うように、見下すように見せてきた
アイツのあの笑った顔が大嫌いで仕方がなかった





——————ある日、
家族で海の近くにあるホテルまで来た事があった。
そこは観光地としても有名で、妹が行きたいと言い出し、行く事になった
ホテルの部屋からは海が綺麗に見えて妹が海に行きたいと言い出した
両親は僕と妹を連れて海へ連れ出した。
僕は海には来たくなかったのに親は
「莉愛が行くと言っているんだから行くよ」
と言って無理矢理僕を外に出した
妹も僕も初めての海ですこしはしゃいでいた
妹と両親は海の真ん中の方へと泳いでいった。
その時僕は岸の方で泳いでいた
何時間か遊んだ時、雨が降りそうな雲が海の方へ近づいていて
両親に「雨が降れば海は危険になる」と伝えたのに、妹まだ遊びたいと言うからずっと両親らは海の真ん中の方にいた
僕はすぐに上がったけど親と妹はずっと海にいた
それが間違いだった
急な大雨が海に波を作った。
親と妹は波に呑まれてしまった
すぐに人が助けに行ったけど、結局生きていたのは父だけだった




その日から父は可笑しくなった。





Re: 異常 ( No.1 )
日時: 2024/11/28 00:51
名前: くらげちゃ (ID: nVITTUo/)

父は僕の事を妹だと思うようになった
僕の事を「莉愛」と呼んだり、前はくれなかったプレゼントをくれたり、
明らかにおかしくなっていた
父に一度聞いた事がある
『お姉ちゃんとお母さんは?何処に居るの?』
父は平然とした顔で言った。
「お前なんかに母も姉も居ないよ。お父さんだけだ」
そう言った
鳥肌が立った。もし莉愛が生きていたならこうやって洗脳紛いの事をやっていたのだろうか?
そう聞いてから父はもっと僕を縛るようになった
外に出させてもらえないのは当たり前、父以外と会う事も話す事も出来なかった
他にも手錠をして来たり、首輪だったり、酷い時なんかは薬を飲まされた。
あの時、もっと強く言って居れば。あの時、僕が助けに行っていれば。
後悔ばかり浮かんでくる
今日は何をされるんだろう。何も無いといいけど
今日は体にある拘束がやけに多い。寝ている間につけられたのだろう
手錠に足枷、首輪。首輪にはいつもと違って紐が付いている。手錠も上に縛られている

ガチャッ

『あ、お父さん、、、』
「莉愛、よく眠れたか?」
『、、、、わかんないや。』
また、莉愛か
「今日は特別な事をするぞ。莉愛」
、、、特別な事?何をするんだ?
『何するの?』
「莉愛とお父さんが仲良くなれる事だぞ。じゃ、早速やろうか」
そう言うと父は僕の服に手を掛けて来た
『ッッッ!?!?やめてよ!!お父さん!!』
「コラ。暴れるな。直ぐに気持ち良くなれる。お前ももうヤれる体だろう」
「これから毎日ヤろうな♡」
『やだやだやだ!!!やめて!!!離れて!!!』
抵抗したくても、拘束が邪魔で抵抗出来ない。
怖くて涙が出て来る。父は手を止めてくれない
『やだあ!!離してよぉ!!』
『ほら、挿れるぞ』
「ひぐっっっ〜〜〜〜〜ッッ!?!?!?」




________________________
_______________________________
________________________________________




、、、、
「あー!気持ち良かった!莉愛、これから毎日、よろしくな♡」
『、、、、、、、うん』

ガチャバタン

気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち











吐きたい。泣きたい。死にたい。
なんでこうなっちゃったの
なんで
嘘だったら良かったのに

『大嫌い』


Page:1



小説をトップへ上げる
題名 *必須


名前 *必須


作家プロフィールURL (登録はこちら


パスワード *必須
(記事編集時に使用)

本文(最大 7000 文字まで)*必須

現在、0文字入力(半角/全角/スペースも1文字にカウントします)


名前とパスワードを記憶する
※記憶したものと異なるPCを使用した際には、名前とパスワードは呼び出しされません。