ダーク・ファンタジー小説

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

人狼は貴方のそばに♦️♥️ようこそ裏切りの学園へ
日時: 2025/03/02 15:57
名前: 青リンゴ🍏 (ID: 3KWbYKzL)

お知らせ >>21
1話「最初の犠牲者」
「ハアハア、」
なんだ。こいつずっと追いかけてくる。あれ?そもそも私はなにから逃げてるんだっけなぁ、、?
そう思ったのが間違いだった。ザシュッッ耳元でナイフの音がした。
「えっ」
ドサッ そ、そうだ。私は学校で仕事をしていたら襲われて逃げていたのだ。顔を恐る恐るあげようとしたが、もう力が残っていなかった。 嗚呼、人生ってこんなもの、、?

「嘘っだあ。。」
うちは目の前の光景をみて口を開けた。うちの担任の先生が倒れてるねん。一体どう言う事だ。現実を飲み込む事ができなかった。
そこへ仲良しの若泉カナがやってきた。
「ああ、おはよーっ!あれ、どうしたの?」
「ッ、、これ見てよカナ」
うちは先生を指さした。
「ッ、、!こ、これは一体、、」
「それに、、おはようじゃないねん。さっきからずっとくらい、、、」
「あれ?本当だ!あれ?あたし、家に帰ったんだけどなぁ?」
カナの言う通りだった。うちも帰ったはずだ。なのに、いつのまにか自分のクラスにいた。なにがおこっとる?うちにもカナにも状況が飲み込めなかった。そこへ足音が近づいてきた。
「誰だあ!」
カナが振り向くとそこには、茶髪の女の子がいた。その子の顔は真っ青だった。
「わ、私、、、」

人物紹介

主人公 山月 紗奈 容姿 桃色のストレートの髪 瞳の色は黄色少しツリ目 弱気 一人称 うち 関西出身
若泉カナ 容姿 水色の髪をしていておさげ。瞳の色は少し濃い黄色。悪戯好き 一人称 あたし 自分のことより、相手が大事。
光山愛菜 容姿 ツインテールで茶髪。瞳の色はブルー。おとなしい。 一人称私 尊敬している人がいるようだが、、?
天野莉央 容姿 ボブで緑色の髪の毛。赤とピンクのオッドアイ。一人称ボク 元気なムードーメーカーだが、裏は、、?
雲鏡るの 容姿 少し長めのボブで、黄色の髪の毛。オレンジのメッシュがかかっている。一人称私 瞳の色はオレンジ。 監禁されているようだ。その理由は、、?
夜野ひまり 容姿 二つお団子で、赤毛。瞳の色はバイオレット。一人称ひまり 愛菜の尊敬している人は、貴方なの?
恵乃雪利 容姿 ボブで、エメラルドグリーンの髪色。一人称私 空手を習っている。
雨月麻呂 容姿 三つ編みで紫色の髪色。スカーレットの瞳。妹がいるらしい。一人称私
天音りりあ容姿 短めのボブで桃色髪色。紫の瞳。一人称俺 少し男前 
??? 紗奈にそっくり。前髪で隠された瞳はさなと同じ黄色でつり目。その瞳は爛々と光っている!
鵜澤 心 容姿 クリーム色の髪の毛で、癖毛がピンク色が入ったアホ毛が特徴な子。桃色の瞳。うさぎが大好きなんだけどそれにはとある理由があって、、?
雨月魔穂 容姿 姉の麻呂と同じの髪色と髪型。しかし瞳の色は黄緑色。姉とは違くてネガディブ。でも姉を一番に愛している。
東雲暗闇 容姿 真っ黒の髪の毛でツインテール。目には光が宿っていない。何故か雪利だけには優しい…?
星乃 海(まりん)容姿少し長めのボブで,灰色の髪の毛。緑の瞳。普段はおとなしいのに,ある病気のせいで…?
大空美宇 容姿 ストレートで茶髪。奇病専門家の看護師で,海のお世話さん。
小笠原 蜜柑 ボブの髪の毛でオレンジ色の髪の毛。赤い瞳が美しい。一人称はあたし。
どんどん追加してきます!

Re: 人狼は貴方のそばに ( No.1 )
日時: 2024/11/01 17:22
名前: 青リンゴ🍏 (ID: 3KWbYKzL)

女の子はそう言って泣き崩れた。私とカナは驚いて声も出せずに固まってしまった。急に来てどんな事を言うかと思ったら急に泣いたもだから。
「わ、私、、」
「どうしたの?」
カナが尋ねるとその子はやっと顔を上げて答えた。
「こ、殺されそうだったの、、」
口から出た言葉は意外な言葉だった。。殺されそうだった、、?なにこれ。やっぱり今この学校、どこかおかしくなってるやろ。
「あ、あのね。詳しく話すとね、私家に帰ったはずだったの。家で本を読んでいたら寝てしまって。。それで気づいたら学校にいたの」
「あたし達もそんな感じなんだ。」
「そうなのね。私は起き上がると後ろから足音が近づいてくることに気づいんたんだ。後ろを向いたらナイフを持ってる人がいて、、なんとか逃げてきたってわけ」
「なんもないか?無傷?なにか怪我ないか?」
「なんともないわ。ギリ無傷で済んだ。」
ちょっと学校変になっとるな、やっぱし。しかし、みんな家に帰ったはずなのに、学校に来てしまっとるようだな。と言うことは他にも
誰かいるんか。
「とりあえず、落ち着いてよ?君の名前はなに?あたしは若泉カナ」
「わ、私は、、、光山愛菜です。」
「ほら、紗奈も自己紹介して!」
「わ、わかっとる!うちは山月紗奈。よ、よろしく、、」
「紗奈さんと、カナさんですね。この教室は安全ですよね?」
「もちろん!ここで休んでてよ」
勿論ではないけどな。いつ誰が来るかわからんもん。
「あのっ、できればカーテンとか閉めた方がいいのでは?」
「そ、そうやな。カナしめよ」
「………………」
「カナ?」
「あ、あのさ、あたし、学校体験していい?」
は?なに言っとるん、、?学校体験、、、?
「怪しい奴を探すの。探索するってことだよ」
「はあ?それならみんなで行こう、、、」
「ううん。あたし、1人で行く。一気に3人死んだらやだよね?」
「そうだけどッ、、」
なんで、、カナが行くんや。
カナは行ってしまった。
「あの、、紗奈さん、、カナさんは大丈夫何ですか、、」
「大丈夫なわけないやん、、」
私と愛菜は残ってしまった。
⭐️カナ目線
あーあ…探索って言ってもなぁ。でも紗奈達に言ったし、やんないとだよ。それにあたしから言ったことなんだしさ。
「怪しいとしたら、、近くにある、音楽室とかな、、?」
とりあえず音楽室行かないと、、。ガラッ
?「うわぁ!びっくりしたあ!」
「え?」
どうやら音楽室にはすでに誰かいたらしい。。
「あ、貴方誰、、?」
目の前にいたのは、緑色の髪色をしたボブの女の子だ。
?「ボク?ボクは、天野 莉央だよ!」
「莉央さんですか、、?」
「うん!君、なんでここに来たの?」
「莉央さんもなんでここにいるんですか、、?」
「えっー?そりゃ犯人探し?」
あれ?莉央さんも一緒?
「あたしも探索してるんですよ。先生が死んだって言うこと聞いたんですね?」
「うん。でもね、音楽室には誰もいないよ!」
「そうですか。なら、あたしについてきてくれません?」
「うん。いいよ!」

Re: 人狼は貴方のそばに ( No.2 )
日時: 2024/11/02 08:59
名前: 青リンゴ🍏 (ID: 3KWbYKzL)

紗奈視点
カナ遅いなぁ。もしかして死んでたりして。。いや!絶対にそんなことあるわけないやん。そんなこと考えるうちがよくない。
しばらく黙っていると、愛菜さんが口を開いた。
「あの、紗奈さんって尊敬している人居ますか、、?」
「は?」
急に聞かれたからびっくりした。
「尊敬している人、、?」
「はい。あの人すごいなって思ったりするとかしませんか?」
「、、、そんなのないなぁ」
「、、、そうですか。」
またしばらく沈黙が続いた。すると、ドアが大雑把に開いた。
「紗奈、愛菜、帰ってきたよ!」
「かな!良かったなんともなかったんやな。」
「うん!でも誰も怪しい奴はいなかったよ」
「あれ?横にいるのは誰ですか?」 
愛菜さんがカナの横にいる子を指さした。あれ?本当だ。あの子、誰だ?
「この子は、莉央ちゃんだよ!」
「こんにちは!ボク、天野莉央!ボクも犯人探ししてるんだ!」
「そうなんだよ。ねぇ、紗奈、莉央も仲間に入れない?」
うわぁ。うちに言われても。
「いいんじゃないんですか?紗奈さん。仲間が増えた方がいいじゃないですか。」
「まぁそうやな。いいよ。仲間に入れるわ」
「ありがとう!ボク、犯人探し頑張る!」
仲間が1人増えた。


Re: 人狼は貴方のそばに ( No.3 )
日時: 2024/11/02 19:07
名前: 青リンゴ🍏 (ID: 3KWbYKzL)

愛菜視点
「あのさ、ボクにね案があります!」
「何?あんって」
「二人組で別れて、学校を探索したらどうかと〜?」
「ええ?1人じゃなくて、二人組なん?」
紗奈さんの問いに莉央は頷いた。
「うん!だってそっちの方が良くない?紗奈さんとかなさん、ボクと愛菜さんって別れてさ。」
「別に良くないってことじゃないけど、、?」
「良くないってわけじゃないならそうしよう?ね?(圧)」
わあ圧がすごい。
「わかったよ、、そうしようか、、」
「うん!じゃあそれぞれ別れて出発しよう!」
私と、莉央は、廊下を歩いていた。
「急に言うからびっくりしましたよ」
「………」
「どうしたんですか?」
私が尋ねると莉央さんが顔をあげた。
「ヒェッ」
莉央さんの顔が変わっていた。さっきのふわふわしたと言うか元気な感じの表情が消えて、殺意がこもった表情になった。
「ねぇ、ボクがなんで2人きりなったかわかる、、?w」
さっきの可愛い感じの莉央さんじゃない!別人のようだった。
「わ、わかりませっ、、あっ、、」
「うん?わかんないかな?アホだからw」
「もしかして莉央さんが人ろっ、、」
グッ 莉央さんに口を押さえられた。
「これ以上言ったら、、、どうなると思う?」
「ッ、、」
「へへ。まさか、言うわけないよね。ボク、信じてるよ!さ、探索しよう」
「ッ、、」
「絶対にみんなの前で言わないでよ?(笑)」
い、言えない。。それより探索をしよう。。
「あれ?」
莉央さんが声をあげた。
「この倉庫が開いてる」
莉央さんの言う通りだった。普段開いていない倉庫が開いている。私が恐る恐る覗くと、、
?「誰、?」
低い押し殺した声がした。
「わ、私は、ッ、」
私が自己紹介する前に莉央さんが前に来て、口を開いた。
「ボクは、天野莉央。君、誰?なんか手錠されてんね?」
暗くてその子のことがよく見えませんね、、。
?「私、雲鏡 るの です。どうしてここに来たんですか。しばくためですか」
「恐ろしいこと聞きますね。なんで手錠なんか、、取ってあげましょうか?」
「私に触れない方がいいですよ。というか触れないでください。私のことをしばったりするんでしょう?」
「まさか、、」
「私、監禁されているのです。なので信じたくない」

Re: 人狼は貴方のそばに ( No.4 )
日時: 2024/11/03 15:21
名前: 青リンゴ🍏 (ID: 3KWbYKzL)

「いっとくけど、ボクたちは何もしないよ!ね、愛菜?」
「、、うん」
監禁されているってどういうことだろう?とにかく誤解を解かないと。
「莉央の言う通り私たちは何もしません。ただ人狼を探していてここに来てしまっただけで」
私はチラッと莉央を見た。莉央は目を逸らした。
「人狼、、?そんな馬鹿な子供みたいなこと言って」
「本当なんです。Bー2の山利先生が死んでしまったし。」
「ただの急死じゃないの」
「いえ、現場には血が飛び散っていました」
「そう。」
雲鏡さんはそっぽをむいた。正直言うと、人狼は私のよこにいるんだよね。
「ねぇ_お願い人狼探し手伝ってよ。このままじゃ君も危ないよ!」
「、、、だから信じたくないの。うるさいな。あっち行ってよ」
「信じてください!私たち何もしません!手錠、ほどきますよ。このままだと抵抗できませんし」
雲鏡さんは、驚いた顔をした。そして少し時間をおき、ため息をつき、こう言った。
「わかったわよ。人狼探ししてあげる。貴方のことは信用するわ」
「じゃあ手錠を外しますね」
私はちらちらと莉央さんを警戒しながら手錠を解いた。2人犠牲になってしまうと困る。
「解けましたよ」
「ありがとう」
雲鏡さんは、自由になった体を少し動かした。
「わっ、、びっくりした」
「何がですか?」
「体が、、軽くてびっくりしたの」
結構前から監禁されてたのかな、、?倉庫をよく見るとトイレもあるし水飲み場もある。監視カメラもついてる。
よく死なずにすんだな。
「えーと、雲鏡じゃなくて、るのって呼んでいいですか?」
「呼び方はどうでもいいよ」
「じゃあみんなのところに戻ろうよ」
「みんな、?」
るのさんがまた疑い始めた。
「みんなって誰ですか」
「山月紗奈っていう子と、若泉カナっていう子だよ」
「そうですか。あくまでも貴方を信用しているだけですから」
そういうとるのさんはスタスタと莉央さんについて行った。
教室に着くと、紗奈さんとカナさんが待っていた。
「おかえり!あれ?その子は?」
「この子は雲鏡るのっていうよ!」
「よろしく」
るのさんはすぐ挨拶を済ませると教室の隅に座って、教室で飼っているカエルを眺めた。
「そっちは何もなかったん?」
私たちはありませんでした。」
莉央さんを見ると莉央さんは満足げに笑っていた。
「うちらも何もなかった。」
「あ、紗奈忘れてるよ?あのね、あたしたち、放送室にいったんだけど、、」
「何かあったの?」
「血のついたナイフがあったんや」


Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9



小説をトップへ上げる
題名 *必須


名前 *必須


作家プロフィールURL (登録はこちら


パスワード *必須
(記事編集時に使用)

本文(最大 7000 文字まで)*必須

現在、0文字入力(半角/全角/スペースも1文字にカウントします)


名前とパスワードを記憶する
※記憶したものと異なるPCを使用した際には、名前とパスワードは呼び出しされません。