ダーク・ファンタジー小説
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- 真っ黒になったオレンジ.
- 日時: 2024/12/11 17:36
- 名前: 稀乃 (ID: 9KPhlV9z)
- 参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no
登場
ブンブンジャー数名
(いじめ注意)
私はただ逃げているだけなのか?
それても…"貴方たち"が私を追いかけているのか?
でも…一人だけは違ったな
錠…味方に付いてくれるのは貴方だけだ。
黒だけど…真っ黒でもなく…真っ白のような印象。
私は貴方ばかり頼っていたね。
玄蕃「…今日もブンブンブースターの素振りかい?」
錠「いえ!このお部屋の中の掃除です!」
玄蕃「…全く、熱い男だねぇ…」
(私もこう言う人になりたい。)
(どう追いかけても…貴方にはたどり着けない…)
(なんだか眠気が…)
スースー…
錠「あれ…、玄蕃さん寝ちゃった」
スッ
錠「いい夢見てくださいね、玄蕃さん!」
射士郎「…錠?お前一人か?」
錠「いえ!…玄蕃さんちょっと寝ちゃいましたけど…」
射士郎「全く、お前そんなところで寝るのか…」
錠「ああっ、そんな場合じゃなくて掃除~っ!」
射士郎「お前掃除してたのか、笑」
(…本気でアイツ(玄蕃)のこと、恨んじまいそうだ)
(…)
大也「思ったけど…玄蕃って、お困りのようだねってイキってそう…だよな?」
未来「たしかに…そうだよね?」
錠side
(ん…、、)
(皆さんは何を話してるんだ…?)
射士郎「俺も共感…」
未来「やっぱり!だよね!」
未来「玄蕃ってちょっと悪い感じあるような?」
(ッ?!!!)
(皆さん…玄蕃さんの悪口…?)
錠「皆さん!!」
ビクッ
射士郎「なんだ?突然大声出して…こっちは話しttt…」
バンッ
錠「話してたって言ってますけど、俺の耳には人の悪口を言ってるような言葉が聞こえていたんです!!」
未来「私たちが言うわけないじゃん!人の悪口なんて!」
射士郎「…何を根kk…」
錠「俺には…」
玄蕃さんの悪口が聞こえたんてすが、気のせいですかね?
射士郎「…いや…その…」
大也「いないなら…いいやって思ってちゃって…」
錠「そうですか…」
錠「今後からは絶対言わないようにしてくださいね?」
皆「はい…」
フワァ…
玄蕃「ん…」
錠「玄蕃さん…ちょっとお伝えしたいことがあるので俺に付いてきてくれませんか?」
玄蕃「あぁ…?」
ガチャ
錠「ちょっと…失礼かもしれないですけど…」
錠「玄蕃さんが寝ている間…大也先輩とかが…」
玄蕃さんの悪口を…言っていたんです…
玄蕃「ッッ?!」
ウルッ
ギュツ
玄蕃「…それは…本当なのかい…?泣」
錠「申し上げにくいんですけど…本当です…」
グスッ
玄蕃「貴方たちが言うなんて、思ってなかったよ…泣」
今…私の心の中は
明るかったオレンジが…
真っ黒になったような感じがするよ…
カチャ
(ブンブンブースター…)
(こんなに輝いていたんだねぇ…)
(でも…)
ズンッ
(あれ…、?)
(ブンブンブースターが、、?)
真っ黒に…?
ドンッ
(あらぁ…もう敵が来ちゃったかぁ)
タッタッ
(皆の足音…)
敵「またブンブンジャー来たかw」
大也「皆…行くぞ!」
皆「オーライ!」
皆「ブンブンチェンジ!!/ビュンビュンチェンジ!!」
玄蕃「うぐっ…」
玄蕃「あああっ!!!」
黒くなったブンオレンジ―。
大也「…玄蕃…?」
未来「もう一人の…ブンブラック?」
(ダメだ…こんな私じゃ…)
(黒く染まった私…)
タッタッ
皆「玄蕃!!!/玄蕃さん!!」
変身解除
玄蕃「はぁ…はぁ…」
玄蕃「私は逃げてよかったのだろうか…」
玄蕃「こんなブンオレンジ…いない…」
私はオレンジ―ではなく
黒く染まった。
何でだろうか、心が痛め付けられたのだろう。
逃げて。逃げて。逃げ続けて。
皆と戦えずに―
本当は戦いたいのに
なぜできないのだろうか
私なんて必要あるのか…?
消えたいな…
終.
実はブンブンジャーも書くのだ