ダーク・ファンタジー小説
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- 生きやすい自分
- 日時: 2025/01/19 17:30
- 名前: 後者の更に後ろ (ID: HFyTdTQr)
私…いや、僕って言いたいな。僕は自分の生き方に悩む中学生です。毎日毎日、ひたすら悩んでます。けど、いい答えは見つかりません。
僕の周りには、理解してくれる大人はいません。親ですら、僕の事を罵ります。学校の先生ですら、僕の事を軽蔑しているように感じます。しかし、僕には、僕の事を分かってくれる友達がいます。それだけで、僕はとても嬉しい気持ちになるのです。
僕の事を説明しましょう。僕は女の子です。女の子だからと周りが言うから、僕は私という一人称を使って生きています。けど、それがとても辛いです。自分自身に嘘をついているような気がしてしまうのです。そして、僕は女の子だけど、好きになるのも女の子です。親は、この事を酷く嘆き、怒り、認めてはくれませんでした。周りに、この事をいいと思ってくれる大人は、いませんでした。僕はスカートより、ズボンが好きです。自分では、ズボンを好んで履きます。しかし、親はしきりにスカートを勧めてくるのです。
今は多様性の時代と言いますが、僕の周りで、僕のような人を理解してくれる人は、とても少ないです。僕と同年代の人達は、
「いいじゃん!」
と言ってくれます。しかし、親達の世代はそうはいかないのです。多分、親達は協調性の時代を生きていたから。みんなが同じ方向を向く。そんな時代だったんじゃないかと思います。だから、だんだん多様性の時代になっきても、よく分からないのかも知れませんし、認めたくないのかも知れません。
僕の知り合いに、体の性別は男の子だけど、心の性別は女の子という人がいます。好きになる人も男の子だそうです。その人は、僕の気持ちを、すごく分かってくれ、認めてくれした。それが、僕にとって、最高の出会いだと思います。けど親は、その人でさえ変な人と言います。
僕にとって、今の世の中はとても生きずらいです。多様性の時代といっても、それを認めない人は沢山います。反対され続け、心に傷を負った人も多いのかも知れません。私はそれで、死んでしまいたいと思ったことが何度もありました。今はそれでもなんとか耐えている状況です。笑顔の時でも、心のどこかで、悲しみや、苦しみを感じています。
最後に、僕のような思いをしている人へ、言いたいことがあります。
あなたは1人じゃないです。この世界はとても広いです。理解してくれる人が、あなたの周りにはいないとしても、必ずどこかにいます。悲しい時、苦しい時は、逃げてもいいと思います。
僕と一緒に…戦いませんか?