ダーク・ファンタジー小説

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GHOST×TRICK
日時: 2026/02/15 18:10
名前: ほうれんそう (ID: mwHMOji8)
参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no=14215

-これは とある中学生と 怪異のお話-

登場人物
田宮美桜タミヤミオウ 明るい。女子
相川健アイカワタケル 強い。男子
安田穂香ヤスダホノカ 頭いい。女子
中野蒼空ナカノソラ ビビリ。男子
山中先生ヤマナカセンセイ 顧問。国語教師。

第一章   出れない家

第一話   出れない家  >>1
第二話   窓      >>2
第三話   スイッチ   >>3

Re: GHOST×TRICK ( No.1 )
日時: 2026/02/15 13:26
名前: ほうれんそう (ID: mwHMOji8)
参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no

一章第一話 出れない部屋

 オカルト研究部にて・・・

 美桜「これから、部活動を始めます。今日は興味深いネタを持ってきたよ!」
美桜の掛け声と同時に部活が始まる。部活といっても部員4人と顧問だけだ。
 健「前はあのホラー映画について話し合ったっけ?」
穂香「そうだったね。鑑賞して、その後に怖かったシーンと、なんで怖いかを研究した。」
思い出した。怖いと感じるシーンを心理から追求したな。
 山中先生「で、今日はどんなのをもってきたんだ?」
山中。国語教師だ。部活設立の時は『仕方ない』とか言ってたくせに今ではノリノリだ。生徒からの評判は高い。
美桜「それは、〝出れない家〟だよ!」
蒼空「出れない家!?考えただけで怖い…」
そう答えたのは僕。めっちゃビビリなんだ…。
 美桜「そんなビビリなのに何でこの部活入ったの!?」
蒼空「それは、健が…」
『部活に必要な人数が足りないから』って…そう言おうとした途端、
健「せんせー!こいつ人のせいにしようとしてまーす!」
山中先生「中野、それはよくないぞ。」
教室内に爆笑の嵐が巻き起こされた。主に健と美桜の。
 穂香「さ、本題に入りましょう。」
穂香。冷静沈着で頭がいい。ホラー系が大好物だそう。
美桜「そうだね、そろそろ真面目に話そうか。」

 美桜「隣の歩羅市にあるらしい。長年廃虚で、そこへ探索にいったマニアが音信不通になった。嘘か真かは置いといて、オカルト的に考えたら事故物件だと思う。」
蒼空「僕もそう思うよ。音信不通ってことは電波妨害もあるよね。」
穂香「そうだね。でも、なんでそれが〝出れない〟ってことになるの?」
美桜「大前提として、出れるなら出るよね。」
健「お亡くなりになれたか、気絶とかしてたら?」
美桜「他の人が助けに行けるよ。その人が犠牲になっちゃったとしても、誰かが入り口だけでも確かめることができる。」
山中先生「最悪窓も割れるしな。」
教師がそんなこと言っていいのか?という疑問は心の奥底に沈めておく。
 穂香「というか、出れないんでしょ?助けにいける?」
美桜「そこが論点だよ。助けてくる、とSNSにあげて音信不通になった人がいるんだ。」
健「外からは入れるが、中では犠牲になるか出れないか、になるな。」
興味深い。典型的な出れない部屋だ!
 山中先生「よし、それなら行ってみるか?」
おい、教師がそんなこと首謀したらクビじゃないか!?
美桜「じゃあ、今週の土曜、朝6時に校門前集合で!持ち物はあとで連絡するね!」
蒼空「それはまずくないか!?それで犠牲が出たら先生はクビに…」
健「俺らが勝手にやったってことにしておけばいいだろ?」
穂香「じゃあ、決定で。」
 あぁ、終わった。命知らずにもほどがある。僕の人生は、こんなことで終わるのか…

Re: GHOST×TRICK ( No.2 )
日時: 2026/02/15 15:28
名前: ほうれんそう (ID: mwHMOji8)
参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no

一章第二話 窓

 美桜「お、蒼空だ。早く〜!」
あぁ、ついに来てしまった…。僕は今から死にに行くんだな。今までありがとう、みんな…。
健「歩羅市の廃墟まで30分くらいだって。」
穂香「案外すぐだね。市境近くにあるからかな。」
なんでこいつらはこんなにポジティブなんだ?僕達は死ぬかもしれないのに…
 蒼空「山中先生は来ないのか?」
美桜「来たら色々まずいって言ったのはどこのだぁれ?」
蒼空「はいすいません。」
大人が居ると安心感が段違いだ。でも、この状況を作ってしまったのは自分自身。仕方ないな…。

 30分後、僕の不安は消え去ることになる。何故かって?廃墟の前に山中先生がいたんだ。なんとうれしい誤算だろうか。
健「おっ、山中先生来てたんだ。」
穂香「蒼空がああ言った時にはヒヤっとした。」
穂香のヒヤっと感覚はイかれてるのか?普通、こんな廃墟に今から行くという事実のほうが、ヒヤっとするだろう。
 美桜「では、出れない家、探索れっつごー!」
あぁ、死んだな…。

 ギィィとドアがきしむ。ってか開くんだ。
山中「開くんだな。」
まぁそうだろうな。音信不通になった人間がいて、その家のドアが開くんだ。…ん?これ、もしかして
蒼空「外からドアを開けた時に中から出ることは出来るのか?」
穂香「盲点だった。試してみよう。」
これが出来れば、命がある限り家から出られる!
蒼空「じゃ、じゃあ僕が一旦外に出て、試してみよう!」
こうすれば行かずに済むかもしれない!
美桜「どーせ、怖くて行きたくないからでしょ?」
 健「部長として美桜、戦力が俺、頭脳が穂香、蒼空は決定だとして…。」
んー、僕が行くのは決定事項なのね!?
健「じゃあ、山中先生。ドアが閉まってから10秒後に開けて。」
山中先生「わかった。ところで、健君の〝戦力〟ってどういうことかい?」
うん、それも思ってたんだよね。明らかにおかしいよね。
美桜「あーそれ、健は昔から腕っぷしだけはあるから、ボディーガードやってもらってるの。」
 穂香「はやく試すよ。」
心臓の音がはっきりと聴こえる。冷や汗が噴き出る。ギィィ…。ドアが閉まった。10,9,8,7,6,5,4,3,2,1,0…。外から聞こえるのはガチャガチャとドアを開けようとする音だけだった。
 健「あ〜、これは」
一同〚閉じ込められちゃったね。〛
終わりだ。僕はこの廃墟で死ぬんだな。遺体も見つからないまま…。あっ、そういえば…
 蒼空「そうだ、さっき気づいたんだけど…」
穂香「何かあった?」
いや、どうしようか。この事実を美桜が知ったら、間違いなくヤバイことになるぞ…。
美桜「早く言って。」
あー、もう仕方ない。言うしかないみたいだな。
蒼空「この家、〝窓〟がない。」
皆の目が輝きだした。これだから嫌なんだ。
 健「出る方法は完全に閉ざされたってことか。燃えるな…!」
何で燃えんの!?
美桜「何かしら方法はあるはず。学校新聞のために頑張ろう!」
は…はははははっ…。もうやるしかねぇんだな…。はははは…。

Re: GHOST×TRICK ( No.3 )
日時: 2026/02/15 18:10
名前: ほうれんそう (ID: mwHMOji8)
参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no

一章第三話 スイッチ

 穂香「長い廊下に部屋が複数。階段があるから2階も見る必要性がある。」
美桜「手分けして探すにしても、健が片方にしかいけないのが困るね。」
健は大切な戦力だ。いざという時にいないと困る。てかこいつら冷静度半端ないな。脳にスイッチがついてるのかな?
 穂香「美桜と蒼空ペアと健と私ペアでいくよ。」
健「蒼空、1Fと2F、どっちが怖い?」
これ、よくわからんけど僕の勘は当たるらしい。家計なのか僕だけなのか、しょぼい霊感がある。
蒼空「1Fかな…。禍々しい何かを感じる。」
美桜「じゃあ、1Fが健穂香ペアね。」
僕は2Fか…こっちはこっちで何か感じるんだよな…。霊とは違った…恐怖か?いや、こんなことを気にしてる場合じゃない。
美桜「じゃあ行こうか、蒼空。」
蒼空「わかった。健達も気を付けてな…」
こうして、僕達は探索を始めた。

 1F 健穂香ペア
 穂香「全ての部屋を見るよ。常に臨戦体制でいてね。」
健「りょーかい。ここはトイレか?」
玄関からすぐのところに孤立して扉があった。
穂香「おそらくそう。トイレは湿気が溜まりやすい。霊がいるかもだから注意して。」
健「俺は大丈夫かもしれんが…穂香は?」
穂香「私はこれがあるから。」
そう言って穂香が鞄から取り出したのは、50cmくらいの銃のようなものだった。
健「なんだそれは?」
疑問詞が軽く1000個ほどつきそうだ。市販で売ってるわけないし、おそらく自作だろう。自作!?
健「ま、まぁいいか。開けるぞ…」
 ・・・
 何もない。いや、トイレはあるが。何もいないと言ったほうが適切だな。それが普通だが。
穂香「健、危ないからどいて。」
シュドォォン!
 ??????
何がおきた?いや、わかってる。理解が追いつかないだけだ。
穂香「いたよ。まだはっきり見えてない?」
健「今やっと見えた。葬られたのが。」
 というか、こいつ『見える』のか?
穂香「この眼鏡があるから。もう1個あるし、貸そうか?」
健「心も読めるのかな!?」
眼鏡をつけると、おどろおどろしい『何か』が見えた。
 健「これ、穂香が作ったのか…?」
穂香「そう。銃もね。でももうエネルギーが切れたから。太陽光。」
 何で室内で太陽光のやつを使おうと思ったかは置いといて、穂香のおかげで死なずに済んだ。
穂香「これからもいるおそれがある。気をつけてね。」
健「あぁ。」
こうして、健穂香ペアはピンチを切り抜けたのであった…


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