ダーク・ファンタジー小説

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黄昏の煌めき
日時: 2026/02/16 18:43
名前: ほうれんそう (ID: mwHMOji8)
参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no

−これは、終わることなきゲームの始まり−

第1章 トワイライト
 第1話 黄昏の招待状      >>1

長編となります。毎日更新するつもりです。尚、厨二発言が出る可能性があります、あんまり気にしないでください。

 第0話 予感

 学校帰り、コンクリートの歩道は、夕日に照らされていた。気持ちいい春風が吹き、花の香りが風に乗る。やっぱり、この時間帯が好きだ。ほどよく静かで、涼しい。そう思いながら、帰り道を歩くのは俺、『春日橙』。高校2年生の男子。勉強、友達の数、全てがほどほどだ。
 そろそろ家か…。美しいものは、いずれ終わりを迎える。花は枯れるし、夕日は日が完全に落ちれば消える。
 (今日も夕日とお別れか…。)
夕日が好きだ。温かい、心が和む橙色の光。自分の名前とも同じだし、シンパシーを感じる、ということもあるのだろう。
 それにしても、何か嫌な予感がする。『かー』という鴉の鳴き声が、余計に不安を煽る。落ち着け、鴉はいつも鳴いているし、今日何かがあったわけでもない。きっと気のせいだ。そう信じて、家に入る。
 自分の部屋の扉を開けると、机には一通の手紙が置いてあった。
(窓を閉め忘れたか?いや、鍵は閉まっている)
誰がどのようにして入れたのだろうか。だが、そんなことは最悪どうでも良い。問題は内容だ。
 俺が手紙を開くと、そこには…

Re: 黄昏の煌めき ( No.1 )
日時: 2026/02/16 19:28
名前: ほうれんそう (ID: mwHMOji8)
参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no

 第1話 黄昏の招待状

 そこには、〝ゲームスタート〟とだけ書かれていた。なんて気味の悪い手紙だ。ゲームとは、何のことを指しているのか。そもそも誰が誰宛に書いたのかも分からない。
 文字の下を見ると、そこにははっきりと、〝橙様へ〟と記されていた。尚更気味が悪い。こちらは書き手もわからないのに、相手は俺のことを知っている。
 (まぁ、こんな事を心配してもどうにもならないか…)
 家に爆弾でも仕掛けられてたら、それこそ警察案件だが、ただよくわからない手紙が置いてあっただけ。心配したところで、杞憂に終わるだろう。
 その後、夕食と風呂を済ませ、部屋に戻る。明らかにその手紙だけが、異色のオーラを放っているように見えた。
 これ以上考えても無駄。そんなことはわかっていた。そのはずなのに、何故か手紙のことが頭から離れない。こうなったら寝るに限る。明日にはこの気持ちも薄れているはず。そう信じて眠りにつく。

 …ここは、どこだ?学校の教室のような場所に、俺はいた。夢か?いや、それ以外ありえない。第一、夢遊病だろうがなんだろうが、夜の学校は開いていない。
 現状に戸惑っていると、いつの間にか男がいた。それは、そこに立っていた、というわけではない。黒板のスクリーンに映っていた。
 『ようこそ、永遠のゲームへ』
 その人物の声が聞こえた。あんなことを考えながら寝たから、変な夢を見るんだ…。取り敢えず話を聞いてみるか。
 『君達は、私主催のゲームに招待された、選ばれし幸運な人間だ。』
 幸運の定義がおかしいのは置いておいて、やはり〝ゲーム〟と言っていたな。手紙の内容と一致している。
 『誤解しないでほしいが、これは夢ではない。仮想空間にいる、というのが適切かもしれない。君達にはこれから、ゲームをしてもらう。毎夜、ここに集まるから、君達には命を賭けたゲームをしてもらう』
 理解った。これは多分、空想じゃない。不可解な手紙、いるはずのない空間、謎の男。俺は、正真正銘の『デスゲーム』に招待されてしまったんだ…!


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