二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: D.Gray-man 寄生された右目 ( No.555 )
- 日時: 2012/10/07 18:25
- 名前: 有栖 (ID: FIlfPBYO)
憧れるなぁ
性格はちょっとアレだけど。
すると突然揺れだす。周りも崩壊してきていた
もうそろそろ時間か…
「師匠っ!!」
元帥がトドメをさそうとするとタイミングを計ったように千年公が現れる
「これはまた」
「ガキどもには退場してもらいましょうね」
そういって地面を破壊されて、ラビとチャオジーさんが落ちる
今なら間に合うかな…
「シロ!」
シロは、2人の元へ走り出す。
なんとか、捕まえる事が出来たみたいだが崖が崩れシロごと落下
「ラビ!」
ラビが鉄槌を使って昇ろうとし、アレン君の所まで伸ばしたが掴んだ瞬間破壊
『限界…か』
助けられなかった事に対して、アレン君が喚く
その声に千年公が気付いてもう一度地面を破壊
なんとか、剣を突き立てて落下は防ぐ事が出来た
クロはまだ上に残ってる
でも、リナ姉が落ちそう…
足場を見つけて勢いを付けてから剣ごと崖から離して足場へ。
「いたっ」
やばい、少し足ひねったかも。
リナ姉の方を見ると、アレン君が滑り落ちているのが目に入る
こっからじゃ遠い
そう思ってたら、こっちにリナ姉を飛ばしてきたのでなんとか捕まえる
アレン君の方も足場に無事について落ちてはいなかった
そっから、クロがいる場所まで移動する
今だ元帥と千年公はにらみ合っている
それと同時に何かを話していた
14番目、奏者の資格、心臓。
「この方舟は、最後にエクソシストの血を吸う棺となるっていう訳ですヨv」
ふと、隣から何か強い気配がしたと思ったらアレン君が殺気だった顔で千年公を睨んでいた
「駄目!体の傷がっ!」
リナ姉が駄目だというがそれを聞かずにアレン君は突っ込んでく
「アレン君!!」
今のアレン君は、憎しみでいっぱいになってる
仲間が落ちた憎しみで戦ってる。
駄目だよ……そんなの駄目だよ…
「アレン…君…」
無意識に体が動いてた
気付いた時には、アレン君を抱いていた
落ちないように。千年公を追わないように
「駄目だよ……憎しみで戦っても…虚しいだけ」
「っ!!」
誰も喜ばない。そんな戦い。
何かが自分の目元を濡らす
—憎しみなんて虚しいだけ…誰も喜ばないし喜べない
—そうでしょ……ねぇ。アレン
「………すみません…。」
「よかった」
落ちついたみたいでイノセンスの発動を停めた
だから、手を離した
「よかったなぁ、アレン」
さっきよりも崩壊が激しくなる
もう、もたないのか…な?
「お前達…俺の任務は知ってるな」
「アクマのプラントの破壊…」
「これから、そっちへ向かう」
「じゃあ、プラントはこの中に!?」
「アレン、お前に手伝わすことがある」
そういって、元帥は歩を進めた
- Re: D.Gray-man 寄生された右目 ( No.556 )
- 日時: 2012/10/07 19:01
- 名前: 有栖 (ID: FIlfPBYO)
+
次から次へと出てくるアクマを破壊してると、急に空に長方形の形をした物が空を浮かぶ
「あれは…」
この場にいる全員が空を見上げる
その長方形の形をした何かは円を描き、中にもう一つの黒い方舟を作りだす
それと同時に白い方舟が消えてゆく
「新たな方舟…」
「ブックマン。あの中には神田達がいるんじゃないか?」
「アレン君達は…?ルキアちゃんやみんなはどうなるの!?」
どうも神田の姿が見当たらないと思っていた
あの中に入ってしまっていたんだね
ルキアってあの髪が白い人…
初めて、エクソシストという人に会った人物
珍しい白髪で目の色も片方違かったからすごく印象に残ってる
なんか似たような感じがして、もっと話してみたいって思ったのを覚えてる
忙しくてそんなに話せなかったけど
「神田……ルキア……」
+(特別編って事でアレン視点を…ww短いけどね
気がつくと、ルキアに抱かれていた
周りを見ると、落ちる寸前の所にいる
「駄目だよ……憎しみで戦っても…虚しいだけ」
「っ!!」
仲間が死んで憎しみが増して…
周りが見えていなかった
リナリーだって、心配していたのに…
よく見ると、ルキアは、涙を流していた
あぁ、僕が泣かせてしまったんだ
「………すみません…。」
「よかった」
一旦落ち付いてイノセンスの発動を停めると、ルキアも離してくれる
気お付けないと。又、仲間を傷つけてしまう———