二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: FAIARYTAIL 「悪霊憑き」 オリキャラ募集中 ( No.63 )
- 日時: 2013/01/14 09:22
- 名前: 有栖 (ID: cYSZrqDn)
幽兵をほぼ全滅したところで魔力が尽きる
そこを見計らったかのように幽兵は、勢いを増す
「ノエルッ」
「マカさん?私は、大丈夫です」
「で、でもよ……」
「目の前の敵に集中して下さい」
シエルを実体化させて、マカさんの後ろに迫ってきていた幽兵を倒す
すぐに実体化は解けて元の幽体に戻ってしまう
「ごめんね、シエル」
『構わないさ、ムーンの実体化でかなり消耗してる。敵は残りわずか。他の奴らに任せればいい』
“そうだね”それだけいってファントムの方を見た
魔法陣は序々に出来あがりつつある
いつ、出来あがるか…
「あなたたちの狙いは私でしょ!!今すぐギルドへの攻撃をやめて!!」
服装はミラさんだから…あれは、ミラさん?
でも……でもファントムもそこまでバカじゃないと思う
狙われている人を危ないギルドにおいていくはずがない
必ずどこか隠れ家などに隠すはずだとファントムも考えるはず
そこにひとつの可能性を賭けるなら別の話
でも、それはすでにバレていて、ここにルーシィさんがいない事を奴は知っていた
巨人は、ミラさんを捕まえる
私には重すぎた
ねぇ、せっかく見つけた仲間を殺される憎しみ…君には分かる?
1人目は私の知らない所で殺された
2人目は私を逃がすために殺された
3人目は私の為にかばって殺された
4人目は重すぎた
ギルドという集まりがあって仲間がいた
魔法という“力”を与えてくれた
こんな私に“仲間”をくれた
最後に笑ったのはいつだっけ?————あぁ、“黒い人”を殺した時かな
『っ!ノエルッ』
- Re: FAIARYTAIL 「悪霊憑き」 オリキャラ募集中 ( No.64 )
- 日時: 2013/01/18 23:07
- 名前: 有栖 (ID: cYSZrqDn)
- 参照: ノエル気絶の為、ファントム編吹っ飛ばしていきます
巨人の手によって捕まったミラ。それを見たノエルが途端に不敵に笑う
それと同時に溢れだす魔力。ノエルの異変に近くにいた人がすぐに気付く
「ノエル?」
ノエルが短く唱えると急に爆発してゆく幽兵。その光景に全員が茫然とする
「ねぇ……知ってた?肉体を持たない亡霊に“霊”をとり憑かせると爆発するんだよ」
なすすべもなく爆発する幽兵。造り出す時間もなく幽兵の数は減っていく
「あはっ?」
誰もノエルを止められる人はいない。唯一止められるエルザは、負傷している
その時の事
「ノエルッもういい!」
ギルドの中から少しだけフラつきながらも歩いてきたエルザ
ノエルにその声は、届いていない。ただ、破壊する事に夢中になっている
やむを得ないと思ったエルザは、ノエルを気絶させる
「ノエルの様子も気になるがエルザは大丈夫なのか……?」
「ノエルは……心配しなくていい。起きる頃には終わらせる」
それだけ言ってエルザは巨人へと皆が止めるのを無視して入っていった
+++
目が覚めた時、白い天井が見えた。たぶん家の中……
とりあえず起き上がり部屋を出る
「起きたのか?ノエル」
「………うん」
あんまりまだハッキリはしていないけどね。
色々とお姉ちゃんに聞くともうファントムの件は、解決したらしい
ルーシィさんは、一旦お母さんの墓参りという事で家に帰ったらしいけど
何事もなくまた、ギルドに戻って来た。
ギルドは結局、壊れてしまったけど死者は誰も出ていない
作りなおすついでに新しくするらしい。一体どうゆうギルドになるんだろ…?
そんな事、考えてながらまだ建設中のギルドへと向かう
普段は、ダラダラしている人達が次々と仕事に行く
お姉ちゃんも何か一枚持って来た
「ナツ達も誘うか」
「なんでもいいよ」
『最近、ずっと一緒だな』
「そうだね。でも一緒に居て楽しいよ」
“皆が一人の為に 一人が皆の為に”
このギルドは、本当にそんな感じのギルドなんだ
「もう一ぺん言ってみろ!!」
よそ見をしていた時だった。急に机を蹴りあげ、お姉ちゃんが叫ぶ
相手は、ラクサスさんだ。そっか……今日はいるんだ。
どうやら、弱い奴はこのギルドにはいらない、みたいなことを言ったらしく
それに対してお姉ちゃんが怒っているらしい
そのまま言い争いっぽいのになった後ラクサスさんが最後に“最強のギルドを作る”と言って出ていった
ラクサスさんは、マカロフさんの孫だから次期マスターになってもおかしくないんだ
「あんのヤロォ……」
「もういい…あいつに関わると疲れる。それよりどうだろう、仕事にでも行かないか?
もちろんグレイとルーシィも一緒だ。鉄の森の件から
常に一緒にいる気がするしな。この際、チームを組まないか?私たち5人で
ハッピーいれて6人か。」
その申し出にルーシィさんは喜んだけど、グレイさんとナツさんが……
それに構わず話を進め、さっき取って来ていた依頼書の紙を見せる
それから簡単な準備をして依頼先へと向かった
結局、依頼先の街を半壊してしまい報酬はかなり減らされたんだけどね