二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- リボーン 黒空の運命
- 日時: 2010/03/09 17:35
- 名前: 零 (ID: PU7uEkRW)
キャラクター設定
・赤崎 錬(?) 「黒空」
黒い空と唄われる少女。
夜空のボンゴレリング、夜空のマーレリング、おしゃぶりの保持者。
・容姿
黒髪に黒目。少年っぽいスタイル。
何時何時でも黒い猫のお面をつけている。
黒衣に黒猫の仮面と言うのが普段着。
・能力&武器
黒い大剣。夜空の炎&大空の炎。
修羅開口を唯一無効化できる術を持つ。
・詳細
リボーンだけが正体に感づいている状態。
メチャクチャ強い。
素顔は物凄い美形。
並中に現れる。
悪女
・姫野姫華 「毒姫」
裏社会の毒姫。
ナイフを武器として毒を主に使う。
三下の殺し屋。(黒猫には足元にも及ばない)
現在は錬からターゲットを変えて京子&花に変えた。
キャスト
・味方
黒川花
笹川京子(白)
獄寺隼人(黒)(忠犬なんて既に止めたぜ?)
クローム・髑髏
Drシャマル
・敵
リボーン
沢田綱吉(白)
山本武(白)
姫野姫華
三浦ハル
雲雀恭弥
笹川良平
ビアンキ
フウ太
ディーノ
六道骸
柿本千種
城嶋犬
M・M
その他、並中生徒
・沢田 錬
かつて転落事件で殺された(?)少年。(少女)
男装をしていたらしいが・・・。
沢田綱吉双子の兄。(姉)
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- Re: リボーン 黒空の運命 ( No.2 )
- 日時: 2010/03/09 16:23
- 名前: 零 (ID: PU7uEkRW)
第一章 女神と黒猫
ここは並中体育館。
「う・・・。」
目の前に在る後継を目にして絶句する京子。
そこには並中生徒全員がいたのだ。
「じゃあ始めるぜ! 公開死刑♪」
そういった山本。
手には刀が握られている。
嫌だ。
嫌だよっ!
「早く始めてよ!」
「こーろーせー!」
生徒から聞こえる殺せコール。
体中が冷えた。
もう、だめ・・・。
振りかぶるのを見て眼を瞑った。
キインッ
「おおっと。あぶねえなあ。」
「!?」
全員が目を見開いた。
ゆっくり目を開く。
そこに居たのは、
刀を何か、黒いナイフで受け止めている、黒猫の仮面を被った少年らしき人が目の前に立ちはだかっていた。
「何なんだよテメエ!」
殴りかかってきた生徒A。
「馬鹿みたいに騒ぐなよ。」
サッと避ける。
その生徒は重力に従ってよろける。
「当たると想ったのか?」
「あ、の・・・。彼方は・・・?」
私が言うと彼はこちらを向いて。
「黒猫・・・。・・・赤碕錬だ。」
そう言って私の縄を解いた。
自由になって体が震える。
「大丈夫か?」
仮面の所為で表情はわからないが助けてくれるようだ。
信じていいのかな?
「信じろ。俺のことを。」
「!」
見透かしたような声音。
透かしたような綺麗な声音。
「さあ、行こうか。女神様。」
「え、あ・・・。」
手を取り走り出す。
「ま、待て!」
「面白いことになった・・・。」
そう呟いて彼は私と走り出した。
黒猫と女神は走り出す。
希望の光に。
- Re: リボーン 黒空の運命 ( No.3 )
- 日時: 2010/03/09 16:54
- 名前: 零 (ID: PU7uEkRW)
第二章 疑問正体
「失礼する。」
「「「!?」」」
中に居たのは獄寺君と花、シャマル先生だった。
驚いた様子で彼を見る。
「京子!?」
「テメエ、何者だ!」
獄寺君が彼をにらみつけた。
だが彼は何もせず、獄寺に近づいた。
「俺は、赤碕錬。『黒猫』だ。お前等なら知ってるだろ。」
「黒、猫だと・・・!?」
「嘘だろ・・・。」
「?何なの?黒猫って・・・。」
「黒猫は、「まだ、知らなくていい。」」
シャマルの言葉を遮って彼、錬君が言った。
「ただ—。俺は、お前らの味方だ。」
そう言って錬君は獄寺の頭に手を置いた。
「しばらく世話になるぜ?」
「あ、え、ハイ!」
「(珍しく獄寺が敬語を使ってる・・・。)」
「敬語なんて使うな・・・。・・・俺は、そんな奴じゃない・・・。」
そう言って黒猫の錬君は保健室のイスに座った。
「って言うかなんで仮面なわけ?」
「ああ、少し理由があってな。そう遠くないうちに外すと想う。・・・それより、あいつ等公開死刑とか言ってたぞ。」
「え・・・!?」
「京子ちゃんそんな事されてたの!?」
シャマル先生がやけに驚いている。
それもそうだけど・・・。
「にしても意外だな。」
「何が?」
「いや?」
そう言って錬君はクスクスと笑っていた。
「明日からここに通うつもりだ。宜しくな、京子。」
「え、あ、ハイ!」
「よ、宜しく。」
「宜しく御願いします!」
「京子ちゃんを守ってくれるなら宜しくだ。」
さあ。
始まった。
話しが開幕する。
黒猫の正体は。
誰も知らない・・・。
- Re: リボーン 黒空の運命 ( No.4 )
- 日時: 2010/03/09 17:33
- 名前: 零 (ID: PU7uEkRW)
第三章 裏切り者(裏霧)
朝。
俺は公園を歩いていた。
「みゃははん♪久しぶりだねえ。黒猫」
「お前も相変わらずだな、アリス。」
そこに居たのは一人の少年。
アリスと呼ばれた少年は蒼い服を着ていた。
同時に蒼い髪も。
「で、僕に何のよう?」
「・・・お前に—。」
——
「テメエ!また姫華さんを虐めたな!」
「え・・・。」
姫華さんを見る。
泣き真似をしている。
何で、皆見えないの・・・?
笑ってるんだよ・・・?
「お前なんか死ね!」
ガスッ
「うあ!」
ドサッ
床に倒れる。
口の中に鉄の味が広がる。
すると肩に手を置かれた。
「え・・・?」
「おうおう。やってるじゃねえか。」
そこに居たのは錬君。
仮面だからわからないが笑ってるような雰囲気が出ている。
「ま、またテメエかよ!」
すると前に出てきたのは、
「退いてください・・・。京子ちゃんは姫華ちゃんを虐めたんです!」
「だから殺そうってか?沢田綱吉。」
「何で俺の名前・・・。」
「だって俺たちは——だしな・・・。」
「え?」
か細い声で何か呟いた後、錬君はツナ君を見て。
「お前ら狂ってるな・・・。」
「はあ?」
「お前らは、信じすぎている。狂信者どもが・・・。」
そう言って私を抱き上げて黒いマントを着て走った。
「・・・。」
「・・・?」
——保健室
「あ、有難う・・・。錬君・・・。」
「・・・いや。いい。」
「?」
「はよー・・・。」
「花!それに、獄寺君おはよう!」
「・・・ああ。」
眠そうな顔をして登校してきた二人。
「・・・そういえば・・・。前に、生徒が一人転落したって言う話を聞いたんだが、ソイツ、どんな奴なんだ?」
「え?・・・ああ、沢田錬君!・・・錬君は、強くて、かっこよくて、だれよりも前を見ていた・・・。素敵な人だったよ!」
「!」
「ああ・・・。アイツは誰よりも強かったな・・・。正直わりいことしたと想ってるぜ・・・。反省しても足りネエくらいだ・・・。」
「・・・助けてあげれなかった・・・。」
そう言って花、獄寺、シャマルは顔を下げた。
「んなことねえよ。」
「え?」
「・・・。」
さあ、黒猫は誰だろう。
何者だろう。
真実を語る日まで・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
キャラクター
・アリス・エルネ
アリスという殺し屋集団のボス。
蒼い髪に青い服、蒼い眼が特徴的で、口癖は「みゃははん♪」
実は黒猫の正体を知っている。
情報屋でもある。
武器はナイフ。
- Re: リボーン 黒空の運命 ( No.5 )
- 日時: 2010/03/09 17:52
- 名前: 零 (ID: PU7uEkRW)
第四章 味方、敵
桜の木。
桜が舞い散る。
「・・・桜の木はいいな・・・。」
そう言って桜を見ていた。
ビュゴッ
「おっと。」
「ワォ。君避けれるんだ。」
そこに居たのは雲雀恭弥。
トンファーを構えている。
「雲雀か・・・。フウン。へえ。しばらく会ってないのに、ここまで成長するとは。」
「?何言ってるんだい?・・・それより君、笹川の味方なんでしょ?なら、咬み殺さないとね。」
「・・・そんなに、狂信者なのか・・・。」
そう呟いて俺は大剣を構えた。
「さっさと、終わらせる。」
「やってみな、よ!」
走ってくる恭弥。
だけど——。
「遅いぞ。」
「!」
その時、黒いおしゃぶりがチラッと見えた。
それを隠す。
「少し、眠っててもらおう。」
「!」
ガスッ・・・。
黒いおしゃぶり。
それは悲しすぎる記憶の断片・・・。
黒猫は、キラキラと光る三つの星を持っている。
- Re: リボーン 黒空の運命 ( No.6 )
- 日時: 2010/03/09 18:28
- 名前: 零 (ID: PU7uEkRW)
第五章 霧の改正、もう一人の霧
「おい。」
保健室に行く途中、リボーンに話しかけられた。
敵意むき出しで。
「・・・何。」
「お前、黒猫、だというそうだな・・・。最強の殺し屋・・・。」
「・・・ああ、そうだ。」
そう言って俺は仮面越しににやりと笑う。
「(心が読めねえ・・・。)・・・お前はボンゴレに立て付くと同じことだ・・・。ボンゴレに来ないのか・・・?」
「アハハハハハハ!」
俺は高らかに笑う。
「・・・何が可笑しい。」
「お前は何もわかってない。同類、アルコバレーノ・・・。俺の使命は、真実を見出すこと、ソレが出来ぬなら大空を飲み込むまで・・・。」
「まさか・・・。お前は・・・。」
「おおっと。これ以上喋ったらまずいな。じゃあな、同類。」
俺はマントを翻して保健室へ向かった。
「(まさか・・・。アイツは・・・夜空の・・・?ありえねえ。夜空は欠番・・・。誰も成れなかったはず・・・。)」
「(さあ、どう進むかな。晴れのアルコバレーノ・・・。)」
胸に光る黒いおしゃぶり。
——
「獄寺。」
「なんでしょうか?」
敬語止めてほしいんだけど。
「いや、何でもない・・・。花、京子、シャマルおはよう。」
「ああ、おはよう。」
「おはよう!」
「それよりどうする?」
「何がだ?」
「これからのことだ。・・・そうだな。いっその事ヴァリアーに入隊して殺し屋として生きるか・・・。」
「え?」
「それは流石にダメだろうが。(黒笑)」
「「「「!?」」」」
流石に四人驚いた。
「・・・獄寺君?」
「ああ?大体ヴァリアーとかあいつ等うぜえんだよ。俺はぜってーに嫌だね。」
「「「「・・・。」」」」
却下された。
「・・・その前に、出てきたらどうだ?クローム髑髏。」
「「「「!?」」」」
すると霧が出てきてクロームが出てきた。
「良く、わかったね・・・。」
「昔から勘は冴えててね。そこら辺の術は効かないんだ。」
「・・・そう。」
「で、お前は仲間?」
「うん。私、ボスが許せないの。だから・・・。」
「そう。なら仲間だ。」
「信じていいのかよ。」
「行っただろ、俺の勘は冴える。」
「宜しくね、クロームちゃん!」
「う、うん・・・。」
霧は晴れた。
さあ、もう一つの霧を晴らしに。
大空を壊しに行こう。
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