二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: キングダムハーツ ロストチルドレン!! ( No.11 )
- 日時: 2011/01/27 22:25
- 名前: リラ (ID: 9nPJoUDa)
- 参照: http://syousetu.gaym.jp/
第一章—賑やかな日々の始まりと姿を消した者—
「ふわぁ…」
窓から朝日が差し込むベットの上で、金髪の少女—もといリズことルジスは起床した。
幼少化したせいで、元に戻るまで親友であるムーンのいとことして一緒に暮らす事になったのだ。
「…というか、リクってベットまで作ってくれて器用だな…」
ルジスはそう言うと、部屋を見渡す。
昨日、自分が住む事になった途端リクがかなり素早く色々と用意してくれたのだ。
ベットやタンスなど、この部屋はムーンのとなりの部屋で使っていなかったらしい。
「そろそろ…起きなきゃな…」
そう言いながら、ベットを降りようとした瞬間
「だーかーら、朝は牛乳って決まってるんだよ——————ッ!!!!!」
「朝はコーヒーに決まってるだろ——————ッ!!!!!」
「ッ!!?」
何とも朝から近所迷惑とも言えるような声が、一階から聞こえた。
これには驚き、ルジスは降りていった。
「………」
そして一階では、朝っぱらから何とも騒々しい喧嘩の音が響いていた。
ムーンとリクが、格闘技で戦っている。
「お前外道だなッ!!朝からコーヒーとかマジ信じらんねぇ!!!」
「は?牛乳の方がおかしいね、朝はコーヒーで目覚めがスッキリするのが一番だろッ!!!」
…何とも下らない理由で、こんな朝から喧嘩してたようだ。
ママンが居たら、2人ともバーサクで一掃されているだろう。
「…あのさ」
流石にこれ以上続くとやかましいので、ルジスが呼びかける。
「よっ、リズ」
「…みんなの前ではそう呼ぶなよ、アンタら朝からしょうもない理由でうるさい」
その声でルジスの存在に気が付いたムーンが挨拶をすると、ルジスは呆れていた。
「…これが家の日常だ、慣れてくれ」
「…出来る限り頑張るよ」
こんなのが毎日行われているのかと思うと、リズは慣れるしかないなと思った。
恐らく近所の方々も慣れているのだろう、こんなにうるさいのに誰一人苦情を言いに来ない。
「…とりあえず、ご飯にしようよ…ムーンは牛乳でリクはコーヒーでね」
「「はい…」」
ルジスが呆れながら言うと、2人も大人げなかったと反省し朝ご飯を食べ始めた。
「そう言えばリズ、お前ロクサスとかに帰らないとか言わなくていいのか?」
クロワッサンを食べながらムーンが聞いて来た。
いきなり姿を消したら、リズの両親であるロクサスとナミネが心配するはずだ。
しかし、少女は困ったそぶりも見せず
「大丈夫だよ、私が姿を消すのは機関では日常茶飯事だし」
「………」
何という家族構成と思いながら、ムーンは再びクロワッサンに噛り付いたとさ
- Re: キングダムハーツ ロストチルドレン!! ( No.12 )
- 日時: 2011/01/28 14:58
- 名前: 花影 ◆wNp4n0Oqx2 (ID: EHM01iHp)
日常茶飯事ってΣ
おいおい、リズちゃん・・・・
あんまり気にしない両親二人もじゅーぶんすごいですよね
この喧嘩で、リクのかわいい度が数倍跳ね上がった気がします(´`*)
コーヒーと牛乳かぁ・・・・(しみじみと
私は朝は紅茶派だからなぁ←
- Re: キングダムハーツ ロストチルドレン!! ( No.13 )
- 日時: 2011/02/01 20:42
- 名前: リラ (ID: 9nPJoUDa)
- 参照: http://syousetu.gaym.jp/
花影さん
リズが勝手に消えるのは、日常茶飯事ですよー!!(笑い
ムーン「いやおかしいだろッ!!?普通なら心配するだろッ!!?」
まぁ、親がロクサスとナミネという天然コンビだから…(殴 byロクサス)
ロクサス「天然は余計だッ!!!(怒」
ホントの事じゃん…
リクとムーンは、毎度こんなくだらない感じで喧嘩しております。
花影さんは紅茶派ですかッ!!
私はスープか、ムーンと同じ牛乳でs(関係ないわッ!! byムーン)
ムーン「それでは、書きましょうか?(黒笑」
…はい…
- Re: キングダムハーツ ロストチルドレン!! ( No.14 )
- 日時: 2011/02/01 21:06
- 名前: リラ (ID: 9nPJoUDa)
- 参照: http://syousetu.gaym.jp/
リクとムーンの騒々しい朝の一例(?)が終わり朝食を食べ終わるとチャイムが鳴った。
「はーいッ!!どちら様ですか?」
呼んでいた雑誌を閉じムーンが玄関に向かったので、ルジスも付いて行く事にした。
「よぉ、ムーンッ!!!母さんからリクに渡せってこれ持って来た」
「グラッセッ!!!!!?(滝汗」
「ッ!!!(同じく」
ドアを開けると、そこに来ていた客は何とよりによってグラッセで思わずルジスとムーンは硬直した。
「ん?その幼い女の子誰だ?」
そして、ルジスの存在に気が付くと覗き込むように見て来た。
「え…えぇーと、こいつルジス・ヴァノイズって言って俺のいとこ何だッ!!!」
「そ、そうなのー!!私ルジス・ヴァノイズ、ムーンお兄ちゃんのいとこなのッ!!!」
かなり戸惑いながら答えると、グラッセはへーと納得する。
「ムーンのいとこだったのか!!俺はグラッセ・ディスティニーアイランドって言うんだ!!よろしくな!!」
「よ、よろしくねグラッセお兄ちゃん…」
笑顔で自己紹介され、ルジスはほっとしながら頷いた。
「へー、両親が旅に出るから暫く預けられるんだ」
「ああ、危険な旅だからこの子は連れて行けないって事で家に来たんだ」
その後、このまま玄関に居るのも失礼なので家へ上がりオレンジジュースを飲みながら話していた。
「私のお父さん(ロクサス)とお母さん(ナミネ)、結構強いからなぁ…」←ある意味実話
「そうなのか?」←その事について興味津々
「う、うん…一応世界は回れるし…(そんでもって、よく私と暴れて世界の物器物損害するし)」←
一人はタチの悪い純粋な質問をし、もう一人は冷や汗をかきながら答えていたが
「じゃあ、俺そろそろ帰るな!!」
「ああ…」
そして小一時間、話すと少年はにこやかに帰っていった。
ムーンとルジスは、ぐったりしていたが…
「…朝から疲れた…」
「全くだ…バレないようにするって案外大変何だな…」
ルジスの言葉にムーンが同意していると、ルジスが突然真っ青になる。
「…グラッセだけじゃない…!!まだ父さんと赤ウニと言う難関が残ってる……ッ!!!」
「何ィィィィィィィィィッ——————ッ!!?」
ルジスがハッとしながら言うと、ムーンはこの世のものとは思えない悲鳴を上げた。
…こんな2人で、大丈夫なのかとでも言うかのように朝日が完全に上った…
- Re: キングダムハーツ ロストチルドレン!! ( No.15 )
- 日時: 2011/02/03 14:07
- 名前: 花影 (ID: EHM01iHp)
赤ウニ(とうとうアクセルと呼ばれなくなった)は意外と勘鋭いからなぁ・・・
ロクサスの場合は変なところで聞かれないように注意しないとΣ
それとそれと!ロクサスが天然と言うのには賛成一票!
うわっ!どこからともなくキーブレードが飛んでキタァァァァ!!
ふう・・・。怖かったぁ・・・・
更新頑張ってくださいね^^
- Re: キングダムハーツ ロストチルドレン!! ( No.16 )
- 日時: 2011/02/06 13:26
- 名前: リラ (ID: khxqjExY)
- 参照: http://syousetu.gaym.jp/
花影さん
赤ウニは鋭いですからねぇ…一番の警戒相手です(じゃあ何とかしろよッ!! byルジス&ムーン)
…とうとう、名前で呼ばれなくなったね赤ウニ(哀れみの目で見る
アクセル「うるせぇぇぇ!!!(泣」
ムーン「……プッ」
ロクサスは、変なところでめんどくさいから気をつけなきゃね2人とも
ロクサスはやはり、天然ですよねッ!!
私はナミネやシオンと言い、天然の女タラシだと思います!!←
ってちょー!!?ロクサス、花影さんに何やってんのッ!!?
ロクサス「じゃあ、貴様にその倍はやってやるわぁぁぁ!!!誰が女タラシだぁぁぁぁ!!!」
のぉぉぉぉぉぉ!!?(泣
更新頑張ります…のぎゃあああああああ!!!!!(ドガーンという音が響く)
そ、それでは書くぞー!!
- Re: キングダムハーツ ロストチルドレン!! ( No.17 )
- 日時: 2011/02/06 13:55
- 名前: リラ (ID: khxqjExY)
- 参照: http://syousetu.gaym.jp/
「そう言えば、今日ソラと父さんと赤ウニたちムーンの家に来るって言ってたような…」
「はいッ!!?」
ルジスが思い出したかのように言うと、ムーンがまたしても驚く。
難所であるグラッセが帰ったと思ったら、次から次へと難所が訪れてしまいルジスも頭を抱える。
「だーッ!!もうどうすればいいのよーッ!!!」
思わず叫んでしまい、怒り任せにキーブレードでも出そうかと考え手に光を集めた瞬間
「え…?」
「こ、これは…ッ!!?」
現れたキーブレードは何時も使っているスターホワイトチェーンでは無く白と黒が両方に分かれたようなキーブレードだった。
「しかも、一本しか出せない…!!?」
左手にもう一つ光を集めウィンドノーバディクラウンを出そうとしたが、何時もの光が全く現れなかった。
「…幼少化したせいで、お前自身にもかなり影響が出たようだな」
「…マジですか…?」
冷静に対処しているムーンに、ルジスは途方に暮れた。
ホントに幼い子供みたいで…何かショックだった。(今でも十分子供です)
「つーか、私を子供にしやがった奴…見つけたらボコボコにしてやるぅ……ッ!!(黒笑」
「解ったから、取り合えず家の中に戻るぞ(汗」
思い出し黒さを解放している親友を引っ張りながら、ムーンは家の中へと戻った。
ロクサスとアクセルと言う難関の対処法を、頭の中で考えながら
「…そうだった、今日ソラとロクサスたち来るんだった…」
そしてリクも、それを聞いた途端思い出したようでルジスたちと同じ反応をした。
…流石、3人とも似たもの同士である…
「リズ、お前はソラたちの前で黒さとか解放するなよ一発でバレるからな」
「解ってるよ!!リクもムーンも皆の前でリズって言わないでよ?」
リクが確認するかのように言うと、ルジスも頷く。
そして、お互いが気をつける事を確認しあい、3人は約束の時間を待った。
「リクぅぅぅ——————ッ!!!」
そして、約束の時間になると元気にソラが入ってきてリクに抱き付いた。
それを、優しく見守るかのようにカイリが微笑む。
「「(私(俺)たちよりも子供だこの人…)」」
密かにルジスとムーンが、そう思っていたのも知らず
「へー!!この子がグラッセが言ってたルジスちゃんかー!!」
「ど、どうも…」
相変わらずなテンションの高さに、ルジスは苦笑するしかなかった。
…私は、このテンションに耐えられるのだろうかと泣く泣く思いながら…
- Re: キングダムハーツ ロストチルドレン!! ( No.18 )
- 日時: 2011/02/11 15:48
- 名前: リラ (ID: khxqjExY)
- 参照: http://syousetu.gaym.jp/
「ソラその辺にしとけ、この子困ってるぞ」
「………ッ!!」
すると頭を撫でてるソラを窘めるかのように声が響き、ルジスは思考停止する。
今回(?)の要注意人物であり、リズの父親でもある栗毛の青年と赤ウニが歩いてくる。
「よっ」
「久しぶりだな、ムーン」
「あはは、お久しぶりです…」
栗毛の青年—ロクサスが微笑むと、ムーンは冷や汗をかきながら笑顔で頷いた。
全員が揃ったので、大人たちは居間でお茶会を始めた。(子供2人も強制的に)
「そう言えばムーン、リズ見てないか?」
「…ッ!!(滝汗)イ、イエ…最近は会ってないし……!!」
「(バカヤロー!!!思いっきり挙動不審じゃないッ!!)」
するとロクサスが突然そんな質問をして来たので、ムーンはあきらかに動揺したかのように答えるもので思わずルジスはムーンの足を蹴る。
「そうか…昨日から帰って来て無いんだよな…まぁいつもどおり世界回って暴れてると思うけど…」
「(ホントに言ったとおりになってるし!!いいのかよ!!?)」
そんな演技でも十分だったようで、しかも少女の言ったとおりになってしまったので思わずムーンは心の中でツッコミをいれてしまった。
「でも連絡なしで、居なくなるのは珍しいよね…」
「確かにそれはそうだな…」
「(そこ突っ込まないでナミネ母さん——————ッ!!!)」
しかし母親であるナミネが何時もと違うところを言うものなので、赤ウニも余計な事に気がついてしまいルジスは絶叫した。(声を出さないで)
「どうせアイツの事だから、夢中になって暴れてるんだろ…それか時間とかが解らなくなる場所とかで寝てるとか」
「有り得るな…」
「(ロクサス父さんナイス!!)」
だがロクサスのナイスフォローで赤ウニは納得し、ルジスも安心したその時
『平和を楽しんでいるとは…愚かだな少女と少年よ』
「「「ッ!!?」」」
ルジス、ムーン、リクの耳に不審な声が響き、3人は立ち上がる。
「…闇の気配がする」
「え?」
リクがそう言うと、ソラも驚きキーブレードを構える。
『貴様らに苦痛を与えてやろう…周りの者を傷つけるというものをな…』
「ッムーン!!」
「解ってるッ!!リク!!」
「ああ」
3人が頷きあうと、いきなり外に飛び出した。
「ええ!?どうしたんだよリク!?」
その場に残されたソラは呆然としてるが、ロクサスだけはルジスが去った後を見つめていた。
「乗れリズッ!!」
そして外に出るとリクが、バイクを取り出しルジスは驚く。
「アンタバイク乗れるの?」
「まぁな、飛ばすぞ!!」
リクがそう言うのを合図に、3人はバイクに乗り込み街へと進んだ。
ルジスは、ムーンの背に捕まりながら呟いた。
「嫌な予感がする…!!そしてあの声は私を幼少化させた奴だ!!」
「何だって!?」
- Re: キングダムハーツ ロストチルドレン!! ( No.19 )
- 日時: 2011/02/15 22:16
- 名前: リラ (ID: khxqjExY)
- 参照: http://syousetu.gaym.jp/
—例え離れ離れになっていても、お互いが思い合っていれば大丈夫だ…記憶したか?—
—私たちは、繋がっている—
—闇に負けない、勇気を持って—
—キミには私が解らないかも知れないッ!!でも…きっと約束だよッ!!!—
—繋がる心が、俺の力だッ!!!—
—キミの心が私を忘れない限り、私はキミの中で生きてる…だからキミの哀しみは…全部私が背負うから…泣かないで—
「うっ……ッ!!!」
「リズ?」
街へ向かっている途中、突然頭痛がし頭の中に記憶が流れてきた。
それは、夢で感じたみんなの過去の記憶…どうして今更私の頭の中で再生されている…?
「大丈夫か!!?」
「大丈夫よ…ッ!!それよりも闇の匂いが強くなってる!!気をつけて!!」
そんな自分を心配しているムーンが後を振り向くので、油断するなとでも言うかのようにリズは前を見ながら言う。
同じく、それを見てムーンやリクも絶句する事となった。
街中が、ハートレスで溢れて破壊されているからだ。
「何で…!!?ディスティニーアイランドは光の心を持つカイリが居る限り現れないはずなのに…ッ!!!」
リズは、有り得ない光景を目の当たりにし頭を抱える。
純粋な光の心を持つカイリは闇を撃退する無限の力がある、彼女がこの世界に居るだけでそこは光で溢れハートレスなど現れないはずなのだ。
しかし、今有り得ない事態が起きている。
だとすれば…私たちが戦うしかないッ!!
「一気に攻めるわよッ!!」
「ッ!!でもリズその体じゃ…」
「攻撃力と魔力だけは変わってないみたいだから、何とかやれるッ!!!」
ムーンが心配するが、リズがハートレスに切り掛かると何時もどおり一撃でハートレスは無へと返された。
だが、リズは8歳の体…体力的にも短時間に終わらせるしかない。
ムーンは仕方ないと思い、ダークブレスメモリーを出す。
「しょうがねぇな…無理だけはするんじゃねぇぞッ!!!」
「わかってますッ!!」
ムーンが後ろ合わせに言うと、2人は闇へと突っ込んでいった。
「全く…心強い子供だなッ!!」
そしてリクも、ウェイトゥザトゥーン…夜明けへの道を出しハートレスに切り掛かった。
「行くぞッ!!!ダークオーラッ!!」
まずはリクが宙に浮き上がり闇の弾丸を敵に撃ちながら突っ込んでいくと、下級ハートレスたちが消える。
「喰らいなッ!!ダークドロップぅぅぅ!!!」
次はムーンが、闇のとび蹴りをキーブレードとともに決めた。
そのおかげで、威力が増し倍になりリクの攻撃で生き残ったハートレスたちを更に減少させる。
「私の闇の力をなめないでねッ!!ダークオブリングッ!!!」
トドメと言わんばかりに、リズが闇のレーザーを放つと全てのハートレスたちは消え去っていた。
「ってかリズ…何で光の技の方が有利なのに、闇の技で対抗した?」
「え?…そう言えば何でだろう…ノリで?」
「………」
- Re: キングダムハーツ ロストチルドレン!! ( No.20 )
- 日時: 2011/02/17 21:33
- 名前: 花影 ◆wNp4n0Oqx2 (ID: EHM01iHp)
いや、ノリってどうよ。リズちゃ・・・ルジスちゃんやい。
ロクサスのボケっぷりは相変わらずですね(笑
更新頑張ってくださいね♪
- Re: キングダムハーツ ロストチルドレン!! ( No.21 )
- 日時: 2011/02/19 21:43
- 名前: リラ (ID: p.MMag6.)
- 参照: http://syousetu.gaym.jp/
花影さん
ルジスはノリで生きているようなものなんですよ!!←
…何かリズとルジスって紛らわしいな…(今更
ルジス「お前がこうしたんだろぉぉぉ!!はよ私をリズに戻さんかぁぁぁ!!!(暴れる」
ぎゃー!!ちょ、スタジオが壊れるッ!!(汗
ムーン!!止めてぇぇぇ!!
ムーン「はいはい…ふんッ!!」
ルジス「ぎゃうッ!!?(気絶」
顔面にスクリューアッパー…酷いけど何はともあれありがとう(汗
ロクサスのボケっぷりは相変わらずです。
でも、めんどくさいところで鋭いという何とも迷惑な(殴 byロクサス)
更新頑張ります!!サボりたいですけど♪(オイ
それでは、書きますか!!
- Re: キングダムハーツ ロストチルドレン!! ( No.22 )
- 日時: 2011/02/19 22:10
- 名前: リラ (ID: p.MMag6.)
- 参照: http://syousetu.gaym.jp/
「ッ!!お前ら危ないッ!!」
「「ッ!!?」」
すると、突然リクが叫び思わず2人は後を見る。
大型ハートレスのネクストシャドウが3体も飛び掛ってきていたのだ。
話していたせいで、気配に気が付かなかった…ッ!!
「マズイ…ッ!!」
「ムーンッ!!伏せろッ!!」
これには驚くが急いで対処するしかない、ムーンを安全な場所まで蹴り飛ばしルジスは一撃を受ける覚悟を決めた。
「リズッ!!危ねぇ——————ッ!!!!!」
急いで向かおうとするが、もう間に合わない。
ムーンが絶叫し、終わったと思った瞬間
「—諦めるなッ!!!」
突然白と黒の影が、ルジスとムーンの横を通り過ぎていった。
…ルジスとムーンごと、掴んでだが…
「うわぁ!!?」
「えぇ!!?」
一瞬の内に自分たちを引っ張った(というか掴んだ)、素早いスピートの人物を見てムーンは固まる。
それは、よく知っている栗毛の青年だったのだから
「ロクサスさんッ!!?」
「大丈夫か?」
その人物は白いジャケットに黒のコートを着ていたロクサスで、2人を抱えながら走っていた。
「(…ムーン、私の事リズって言ったわよね)」
「(ん?ああ)」
「(…もしかして…父さんに聞かれてたんじゃないの?)」
「(ッ!!ま、まさかぁ…!!)」
「(もしそうだったら…ヤバい…ある意味終わるわよッ!!)」
掴まれながらルジスとムーンは、そう言えばと思った事を小声で話していると突然下ろされる。
「あぁ!!ハートレスたちが…」
すると何時の間にかネクストシャドウは3体とも消えていた。
あの数秒とも言える時に、私たちを助けハートレスも倒したのか…
「全く…戦いの間に油断するなんて禁物だぞ?」
ロクサスはそう言うと、呆れながら2人を撫でる。
…本気で、この人だけは敵に回したくないなと2人は同時に思ったらしい…
「ルジスッ!ムーンッ!!」
その時、リクが真っ青になりながら走ってきた。
「よかった2人とも…」
そして、ムーンたちの無事を確認すると優しく抱きしめた。
「(何だかんだ言って、ムーンが大事なのね)」
抱きしめられながら、ルジスが微笑んだ瞬間リクは宙に浮き上がった。
ドス黒いオーラを出したロクサスに服を掴まれながら(ちなみにリクの方が身長が高いです)
「ッ!!?」
「ロ、ロクサスさんッ!!?」
この異様な光景には子供2人も、何事かと思うとルジスに視線が向いた。
「さてと…リクとムーンも含め、どうゆう事か説明してくれるかな?ルジス…いやリズティクスト?」
ロクサスが笑顔でそう言うと、ルジスはただあんぐりと口を開けながら…軽くデジャウを感じながら絶句するしかなかった…
- Re: キングダムハーツ ロストチルドレン!! ( No.23 )
- 日時: 2011/03/01 17:58
- 名前: リラ (ID: p.MMag6.)
- 参照: http://syousetu.gaym.jp/
「何で解ったんだよッ!!?」
「バカッ…!!」
これには思わずそう言ってしまい、ムーンに口を押さえられハッとする。
…しまった…と思っていると、ロクサスがやっぱりなとため息をはく。
「何となくな、行動がお前に似てるしリズにXを入れればルジスだしな」
流石と言うべきなのか、見事な説明にルジス—いやリズは同じくため息をはいて苦笑した。
「そうだよ、私はれっきとしたリズだよ」
「…はぁ…もう何でもありだな、何で小さくなってるんだよ?」
開き直ると、ロクサスはどうなってるんだと言わんばかりに聞いてきた。
そりゃあ、自分の子供が幼少化してるとなると誰でも驚くだろう
「私が聞きたいぐらいだよ、いきなり謎の声のせいで小さくなっちゃったんだよ」
怒りながら言うと、意味が解らんとロクサスは首を傾げる。
…いきなりこんな風に説明しても解りませんよねー(泣
「つまりこう言う事だ」
このままでは日が暮れると思ったリクが、結局ロクサスに説明することになった。
リズとムーンが魔法で異空間を作ろうとしたら、謎の声に罰を受けて貰うと言われ気が付いたらこれだったという事を
「…何だソレは…」
それを聞き終わると、ロクサスはそれくらいでと顔をしかめる。
存在しなかった世界の本を読みつくしているロクサスでも、そんな話は聞いた事がなかったようだ。
「魔法にそんな決まりあったっけなぁ…?」
少なくとも自分が知っている限り、そんな決まりは無かったはずだ。
魔法があまり得意ではない自分は、城の書斎でさまざまな魔法を勉強した事があるので魔法の本は読み尽くしたはずだ。
…まだ、見たことも無い魔法がある?…それとも誰かが意図的に…?
「リズ、ムーン、お前らは一体どんな魔法を使ったんだ?」
「え?普通に私とムーンの魔力を使ってさまざまな魔法を融合させたよ?そうだよねムーン」
「ああ、魔法を融合したり魔力を使えば出来ると思ったしな」
突然ロクサスが聞いて来るので、リズとムーンはやった方法を思い出しながら教える。
「…もしかして、誰かが意図的にお前を幼少化させた…?」
「ッ!!?」
「ま、まさかッ!!」
確かに謎の声はしたが、そんな事をする姿だけは無かった。
2人は魔法が反発を起こしたとか、魔法を司るものが怒ったのではないかと思っていた(何でもアリの世界なので
「だか近くに居ない以上、そんな高度な魔法は使えないと思う…」
ロクサスがそうはっきり言うと、リズは息を呑む。
もし…誰かがあの時、私たちを見ていたとしたら…?
- Re: キングダムハーツ ロストチルドレン!! ( No.24 )
- 日時: 2011/03/04 17:10
- 名前: リラ (ID: p.MMag6.)
- 参照: http://syousetu.gaym.jp/
「ふざけんなぁぁぁぁぁぁ——————ッ!!!!!」
「ッ!!?」
すると、いきなりリズが絶叫しムーンは驚く。
リズは、怒り狂いながらキーブレードを握り締めていた。
「もし誰かが居て、見ていたとしたら何なのよッ!!!」
何が目的でそんな事をしたって言うんだ!!と言いながら切れて走り回っている。
そして立ち止まると、キッと前を睨みつける。
「あの野朗…ッ!!見つけたら元に戻させて苦しんで泣くまで私の光と闇の力を喰らわせてやるッ!!」
「いや…まだ男だって決まったわけじゃ…」
「どー考えても、あの声は男だろォォォォォォ!!!」
このままほっといて置いたら、人一人殺してしまいそうなリズを落ち着かせるために取り合えずは引くしかない
ハートレスも倒したのだから、問題もないだろう。
仕方なく、暴れるリズをムーンが気絶させリクの家へと戻って言った。
「そう言えば、ソラたちは?」
「ああ、取り合えず黒さ解放して帰らせた」
「………(汗」
リクの家に着くと、既にソラたちは帰っていたようでリクはほっとする。
しかし帰らせた方法を聞き、リアルに想像が付いてしまい真っ青になったそうだ。
…予断だが、この時彼はロクサスにホントにソラのノーバディなのかと疑問を覚えたらしい。
「これから、どうするんだリズ?」
「私は…機関に戻れるわけがないし、しばらくはリクの家でルジスとして居るよ」
ソファーに座りながらロクサスが聞くと、リズは俯きながら答える。
今の自分では、機関に戻ってもロクな事にならないと思うし
「…機関に戻ったら戻ったで、ヴィクセン辺りが実験しそうだしな」
「…あのマットサイエンティストなら大いにあり得るじゃない…(泣」
ロクサスがごもっともな事を言うと、リズは絶望を突きつけられ負のオーラを出す。
「…機関に他にマトモな奴………(思考停止」
もしかしたらマトモな奴がいるかもと思ったが、考えるのをやめた。
マトモな奴なんて、誰一人もいない機関だ。
ゼムナス=アホ、ナス、大事な時に使えない
シグバール=変態、救いようの無いエロオヤジ
ザルディン=バトルバカ、話聞いてもらえない
ヴィクセン=論外、思考回路が解らない
レクセウス=意外とピュアだから衝撃に耐えられなそう
ゼクシオン=何か嫌な予感がするのでやめる
サイクス=何時バーサクされるか解らないので超危険
アクセル=ウニ、鋭く理解力が一番あるが説明がめんどくさい←
デミックス=真のバカ、言ってもムダだと思う
ルクソード=一番謎が深いので却下
マールーシャ=ナルシスト、バラが邪魔
ラクシーヌ=絶対バカにされる、ドS女王
ロクサス=もう知られているので問題は無い
シオン=何を言ってるのか理解できなそう
ナミネ=パニックになって大変そうなのでボツ
「………」
「ダメだ…言ったって別な意味で終わる…」
以上のことが想像され、リズたちは頭を抱えた。
- Re: キングダムハーツ ロストチルドレン!! ( No.25 )
- 日時: 2011/03/10 22:23
- 名前: リラ (ID: sEySjxoq)
- 参照: http://syousetu.gaym.jp/
「まぁ、俺が何とか情報を集めるから今は堪えてくれ」
ロクサスはそう言うと、宥め付かせるかのようにリズの頭を撫でる。
流石ロクサスは、リズの扱い(?)に慣れているようだ。
「むー…仕方ないな、じゃあ機関の皆に私の失踪いい訳よろしくね」
「解ってるって、アクセルとか説明するのめんどくさいし」←
不貞腐れているが、取り合えず落ち着いたリズにロクサスは同じ事を言い苦笑する。
この親に対してこの子とは、この2人のためにあるような言葉かもしれない。
「とにかく…今は何か情報を掴むまで動けないという事と、グラッセたちにはバレないようにする事だな」
リクが確認しながら言うと、全員が頷いた。
私は今は8歳の普通の女の子で、ムーンのいとことして居るしかいないと言う事だ。
「俺もそろそろ戻るな、アクセルとかナミネが心配しそうだし」
時刻はもう7時、流石にそこまでリクの家に滞在していると思われると誰かが来そうなのでロクサスは闇の回廊を開く。
「…気をつけろよ、リズ」
「うん…」
最後に不安そうに言うと、回廊は閉じた。
そしてリズは、その閉じた回廊の後をずっと眺めていた。
「…やっぱり、寂しいか?」
「え?」
突然、そんな事をムーンに聞かれを首を傾げる。
「何時もなら機関の奴らが帰ってきて、唯一遊べる時間だもんな」
「あ…そう言えばそうだね」
リズは今までずっと十三機関で育ってきた。
皆が任務に出ている時も、殆ど1人で城に居て帰りを待っていた。
一応、機関員なので任務にも出るがゼムナスが未だに反対しているせいで留守番が多かった。
そんな中、…皆が任務から帰ってきて一緒に居てくれる時が唯一の安らぎだったのだと思う。
「寂しくはないよ、相棒であるムーンが一緒に居てくれてリクも居るんだから…寧ろすっきりしてるし♪(黒笑」
それにここならゼムナスと言う過保護な奴が居なくて助かるしねと、リズがガチな目(ドSなオーラ全開)で言うとムーンは冷や汗をかいた。
この少女はホント逞しいというか、男前すぎるというか…
「…まぁ、本当は恥ずかしがり屋な優しい奴だけど」
「何か言った?ムーン(超黒笑」
「何も言ってませんッ!!!!!(滝汗」
少しはその相棒を頼れと思いつつ、リズの黒さに脅されながら夜は明けていった…
- Re: キングダムハーツ ロストチルドレン!! ( No.26 )
- 日時: 2011/03/15 22:39
- 名前: リラ (ID: gG3G93SR)
- 参照: http://syousetu.gaym.jp/
『—貴方なら…彼みたいに…痛みの記憶の持ち主をもう一度癒せるかもしれない』
『俺が…?』
『全ては眠りから生まれるのよ…私さえでも』
『アクア…』
『彼女はただ眠っているだけ、目覚めを待つために』
—遠いような、つい最近のような記憶—
とても切なく…苦しい記憶だ、コレは
『心を『 』からって全てが消えたワケじゃない、まだ彼女からは光を感じる』
『光を感じる…』
『その光を貴方が信じてあげて…グラッセ』
「うっ、うわぁぁぁぁぁ——————ッ!!!」
「どわぁぁぁ!!?な、何だッ!!?」
思わずリズが絶叫すると、近くでムーンが驚いていた。
「ゆ、夢…?」
「大丈夫か…?かなりうなされてたから起こそうとしたんだが…」
毛布を握り締めながらぽつりと呟くと、ムーンが顔を覗き込んでくる。
よくよく見てみると、汗でびっしょりだった。
「…大丈夫だよ、ちょっと昔の夢を見ていただけだから…」
リズがそう苦笑すると、ムーンは顔を歪める。
この顔をする時は、リズが苦しんだあの時の記憶を夢で見ているからだ。
「…あんまり無理すんなよ、ご飯も出来てるから着がえて来いよ」
そう言うと、ムーンは降りていった。
そんな彼の優しさに少し感謝しながら、リズは幼少化してから着るようになった黒の短いハイネックに黒の半ズボンを着て下へと降りていった。
—ミニあとがき—
…今回短くて、スミマセン…(汗
ルジス「過去最短記録じゃねぇかぁぁぁ!!!(飛び蹴り」
だーッ!!こっちだって忙しい合間見て更新してるんだからさ〜
ムーン「…地へと沈めてやろうか?(指ポキポキなってます☆」
取り合えず、落ち着きましょうか(滝汗
それとお知らせです、タイムトリップを出来るだけ早く終わらせたいのでこちらの更新が今以上に遅くなります…
ホント、すみません…(汗
ルジス「…このクソ作者を咎めたい気持ちも解るけど、押さえてください…私がやりますから(黒笑」
やっぱりそう来るんかいぃぃぃぃぃ!!!
と言う事で、失礼します!!
- Re: キングダムハーツ ロストチルドレン!! ( No.27 )
- 日時: 2011/03/16 22:09
- 名前: 花影 ◆wNp4n0Oqx2 (ID: EHM01iHp)
な・・・っ?!
リラさん大丈夫ですかぁぁぁ?!!
よし、レイナたち止めて来い!
レイナ「別にいけど、・・・ねぇ?」
イクサ「あぁ」
レグシィ「この意見にはノーコメントだね」
悪寒がするよー?あれれー?
最後に。ルジスちゃん、止めてあげて(泣
- Re: キングダムハーツ ロストチルドレン!! ( No.28 )
- 日時: 2011/03/19 23:14
- 名前: リラ (ID: gG3G93SR)
- 参照: http://syousetu.gaym.jp/
花影さん
花影さん無事ですかぁぁぁ!!?
ちょ、ルジスたちが私を攻撃したせいで花影さんまで酷い目にあってるんだけど!!?
ルジス「お前は自業自得だろ!!でも流石に花影さんは助けなきゃいけないからちょっくら行って来る(そう言うと闇を纏い消える」
ムーン「はぁ…仕方ないな(同じく」
え…?ちょ、まさか花影さんのところまで行っちゃった…?
ま、まさかレイナちゃんたちと戦闘を開始する気ですかぁぁぁ!!?
ちょ、すいません止めて来ます!!(滝汗
グラッセ「…それでは、作者が残して言った台本を読みますので…今回も短いじゃん」
- Re: キングダムハーツ ロストチルドレン!! ( No.29 )
- 日時: 2011/03/19 23:31
- 名前: リラ (ID: gG3G93SR)
- 参照: http://syousetu.gaym.jp/
「おはよう…」
「…オイ、目が死んでいるぞ」
着がえ終わり下まで降りていくと、リクにでも分かる位に顔が酷い事になっている事を知った。(どういう意味だ!! byリク)
「そう?…リクにまで気を使われるなんて私も落ちぶれたものね」←
「…失礼だなお前…というか本当に大丈夫かお前?」
何時もどおりに答えを返すと、リクが駆け寄ってきて熱を測る。
すると、その顔は驚愕に満ちムーンのところまで走っていった。
「?」
これには疑問を覚えていると、ムーンとリクがかなり速いスピードで戻って来た。
「リズ!!ちょっと額貸せッ!!!」
「えぇ?」
いきなりそんな事を言われ、多少戸惑うが言われたとおりにする。
ムーンが額に手を触れた瞬間、その顔色はさっきのリクと同じになった。
「何だよリズ!!すごい高い熱じゃねぇか!!!」
「は…?熱…?」
余りにも慌てながら言われるので、自分でも触って見る。
「…そんなに、熱い?」
「お前は風邪引いてるから解らないんだろうがッ!!何で気が付かなかったんだ俺ッ!!」
首を傾げると、ムーンは自己嫌悪をしリズを担ぐと2階まで上がる。
…お前は洗濯物を運ぶオカンかと、リズは密かに思ったらしい…
「うーん…」
そんなこんなでベットに無理やり寝かされ、体温計を口に突っ込まれる。
近くでは冷えピタを準備するムーンと、風邪薬を買いに行ったリクを見た。
そんな事を考えていると、体温計がピピピと鳴った。
「…38.9…インフルエンザかよ?」
余りの熱の高さにムーンはそう疑っていると、リズを見る。
顔が赤く、どうやらどんどん熱が上がっていっているようだった。
「冷えピタはってもコレかよ…疲れがどっと出たのか?」
ムーンはリズが体調を崩す原因を考えるが、何せ思いつく事が多すぎる。
一番の原因はここのところ任務ばかりで疲労が溜まっていた事と、幼少化したストレスによるものだろう。
「はぁ…俺は相棒失格だな」
そんな愚痴を零しながら、ムーンは父親が薬を買って来るのを待っていた。
- Re: キングダムハーツ ロストチルドレン!! ( No.30 )
- 日時: 2011/03/20 12:34
- 名前: リラ (ID: gG3G93SR)
- 参照: http://syousetu.gaym.jp/
—ここは、何処?
ルジスが目を開けると、暗闇に沈んでいた。
『フン…お前が平和に過ごす事なんて、もう出来ないんだよ』
「!!?」
突然あの男の声が響き、ルジスはステンドガラスに着地すると後を振り向く。
そこには、黒いコートの人物と知っている老人が立っていた。
「…マスター・ゼアノート…ッ!!?」
『久しぶりだな、光と闇の娘よ』
何故奴がここにと思うが、取り合えず警戒と解くわけにはいかない。
アイツは…とくかく危険な人物だから
「そこの男!!アンタ何故このクソ野朗と一緒に居る!!?」
そしてマスター・ゼアノートと一緒にいる男に、問い詰める。
恐らくコイツも、かなりのやり手だと見た。
『…俺は、頼まれてやっただけだ』
「はぁ?どういう意味よ!!」
一瞬、聞いた事があるような声を出すと黒いコートの男は消えた。
残されたのは、ルジスとマスター・ゼアノートだけ
「今度は何を企んでいる…?あの時のような事はもう二度起こさせないわよ!!?」
『ほう…私を止める事など、今のお前に出来るかな?』
キーブレードを構えながら睨み付けると、腹が立つ笑みを浮かべながら指差す。
そう、今のリズ…いやルジスは8歳の体と化している。
「なるほど…アンタ、私を警戒したワケね…そりゃあそうよね?あの時アンタを封じ込めた私がいれば厄介だしね」
あの男の話をあわせると、私を幼少化させて欲しいと頼んだのはこのクソ野朗だろう
それであの男も、何か条件付きで頷いたってか…
「つまり…私はアンタのくだらない考えによって、幼少化したって事かぁ…?(超黒笑」
『ッ!!!(しまった…)』
ルジスの怒りに触れてしまった事に、ようやくマスター・ゼアノートが気付いたが既に時遅し
「甘いなぁ!!!私は幼少化しても強さは変わってないんだよ——————ッ!!!!!!!」
『ぎゃあああああああああああッ!!!!!?』
何たるミスと言ったところか、ルジスがマジ切れし光の闇の技を連続で放った。
その反動で、心の空間が揺れ2人とも元にいた場所へと戻っていった。
「クソ…!!つまり謎の男を倒してあのクソ野朗も倒さなきゃいけないのかよ…」
「はい…?」
余りの現実の酷さに、ルジスは目を覚ますと頭を抱える。
いきなり起きて、そんな事を言う少女にムーンも首を傾げる。
「あー、めんどくさい日々の始まりってとこかな?」
「何だソレ?」
アバウト過ぎる説明に、ムーンが意味が解らないと言うので今度はちゃんとした。
そう…これが賑やか過ぎる日々の始まりを告げた段階でしかなかったと言う事だ。
第一章終了
- Re: キングダムハーツ ロストチルドレン!! ( No.31 )
- 日時: 2011/03/20 13:43
- 名前: 花影 ◆wNp4n0Oqx2 (ID: EHM01iHp)
マスター・ゼアノートも怖がらせるルジスちゃん最強です(汗
あ、大丈夫ですよ。
さすがにレイナたちもルジスちゃんたち相手に喧嘩はしないと思います・・・。多分
レイナ「さすがにあの強さじゃ1分も持たないわ」
1分も持つ君も怖いですよ
- Re: キングダムハーツ ロストチルドレン!! ( No.32 )
- 日時: 2011/03/20 23:39
- 名前: リラ (ID: gG3G93SR)
- 参照: http://syousetu.gaym.jp/
取り合えず、第一章終了…
まずは花影さんに、コメント返し!!
花影さん
ルジスは最強の少女です(滝汗
レイナちゃんと喧嘩しないでよかったです…
ルジス「私も、喧嘩するつもり無かったんだけどな(汗」
…キミなら大いに有り得るから、言っているんでしょうが
1分も、ルジス相手に持つんですか!!?
ルジス「一分かぁ…何とか10秒に縮めないと!!(キーブレード用意」
やめーいッ!!!!!(滝汗
それ以上、強くなられても私が困るッ!!
ってか、キミ何時か大惨事起こしそうで怖いんですが…(泣
ルジス「殺しはしないよ…多分ね(汗」←手加減が苦手
…その場合は、私が命かけて相手を逃がしますからね(泣
コメント返し、終了っと
何とか、更新ペースは遅いけど第一章終わりましたね♪
ルジス「…そう(怒り狂ってる」
…穏便に終わる事は、出来無そうですけどね(涙
ルジス「私が怒らないとでも思ったかぁ!!?何でマスター・ゼアノートがいるんだよぉぉぉ!!!!!?」
そっちですかぁ!!?キミ絶対あの事件を根に持ってますね…(これ以上はネタバレになるので言いませんが
ルジス「だってアイツは…!!あー!!思い出すだけで腹が立つ!!見つけたら光技50回はやってやる!!!(暴れる」
…また、暴れ始めたよ…
病み上がりなのに、よくもまぁここまで元気でいれますね(呆れの眼差し
でもちょっとまだ顔色悪いから…仕方ない、ムーンアレで止めてください
ムーン「またかよ…おりゃあ!!!」
ルジス「ぎゃう!!?(気絶」
今度はボディブローですか…(滝汗
まぁ、何はともあれ堕天使止めてくれてありがと!!←
リク「…もはや、ムーンのあれ日常と化してないか…?」
暴れるルジスもルジスだから、いいですよ(オイ
ってか、ムーンが格闘技覚えたのキミのせいでもあるからね
さてと、次回予告っと(切り替え早ッ!! byリク)
リク「俺が言うのか…マスター・ゼアノートが事件に関わっていた事を知ったルジスたちは、ロクサスに報告するため危険を承知の上で存在しなかった世界へと出向いたが…そこにも闇の手が潜んでいた」
ムーン「そして事件は、十三機関の皆を巻き込んでいく…第二章『狭間の世界の闇と引き裂き』をお楽しみに!!」
って、言ってもここの更新しばらく遅いままだけど…