二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: キングダムハーツ ロストチルドレン!! ( No.33 )
日時: 2011/03/24 17:41
名前: リラ (ID: gG3G93SR)
参照: http://syousetu.gaym.jp/

…いきなりですが、リズが10歳の番外編書きまーす!!

リズ「はっ?」

書いてみたかったんだよねー、リズの10歳の時の態度が!!

リズ「ちょ待て!!私のアレを書くってか!!?やめろ———ッ!!!(滝汗」

ムーン「リズの10歳の頃?今と違うのか?」←興味津々

そりゃあね♪何たってあの頃のリズは『あ———ッ!!(泣』ちッ…まあいいや、今から解るからムーン

リズ「止めてぇぇぇぇぇぇ!!!」

番外編—幼き少女の心と策士の策略—


「…またですか…」

存在しなかった世界のロビーでは、ナンバー6ゼクシオンがため息をはいていた。
ロビーは破壊されていて、サイクスとゼムナスが口論していた。

「ゼムナス…またリズに何をしたぁぁぁ!!?(バーサク状態」

「何もしていないぃぃぃ!!本当だサイクスぅぅぅ!!!」

「問答無用だ!!月よ照らせェェェェェェ!!!」

何時も何かをするのは大抵ゼムナスなので、サイクスが切れて攻撃している。
機関は今、問題を抱えて悩んでいた。
それはロクサスとナミネの子供である少女—リズティクストが問題を起こすからである。
10歳の年でこんなところにいるのが悪いのか…最近というか勝手に暴れて姿を消す事が多かった。

「ただいまー…ってまたか(汗」

「何をしたんですか…ゼムナスさん」

すると闇の回廊が現れ、中から少女の両親であるロクサスとナミネが出てきた。
この状況を見ただけで、二人は自分の子供が暴れたのを見分けたようだ。

「何もしていないぃぃぃ!!私はただ話しかけようとしただけだぁぁぁ」

「「「「はぁ?」」」」

するとゼムナスがそう言うと、サイクスもバーサクをやめ首を傾げる。

「ゼムナスの言っている事はホントだぜ?」

「アクセル?」

そしてアクセルまで珍しくゼムナスの味方をしたので、ロクサスもどう言う事だと聞く

「アイツ俺が触っただけで、来るなッ!!って叫んで殴り飛ばして来たんだぜ?」

「何でリズがそんな事を?」

アクセルが説明すると、ナミネも疑問を覚える。
リズは、自分たちにはそんな事しないから

『母さん…俺、ちょっと出かけて来るな!!』

男勝りだが、リズは普通の態度だったとナミネとロクサスは思う。

「なるほど…」

そして話を聞いていたゼクシオンがそう言うと、本日で一番黒い笑みを浮かべる。

「リズの件は僕に任せてくれませんかね?皆さん(黒笑」

…ゼクシオンがそう言っただけで、ロクサス以外の全員が冷や汗をかきながら頷いたらしい…

Re: キングダムハーツ ロストチルドレン!! ( No.34 )
日時: 2011/03/24 21:37
名前: リラ (ID: gG3G93SR)
参照: http://syousetu.gaym.jp/

「…って、何で俺も…!!?」

「同じくよ!!」

ゼクシオンの部屋では、ロクサスとラクシーヌの絶叫が響いた。
実はこの二人、無理やりゼクシオンに呼ばれたのだ。

「そりゃあロクサスはリズの父親だからですよ、そしてラクシーヌは同じ女という理由で」

「「………(真っ当な理由だがこの鬼…)」」

どうやら今回は自分たちも手伝わされるようで、ロクサスたちはため息をはいた。
逃げればいいんじゃないかという意見はナシだ、ゼクシオンから逃げようなんて考えただけでおぞましいからだ。
…この前なんて、ヴィクセンが…アレはヤバかった。

「アレは私でも、同情したわ…」

「同じく…」

いくらヴィクセンが大嫌いなラクシーヌでさえも素直に喜べない罰が待っている。
おとなしく、彼の言う事を聞くしか方法はないだろう。

「で、どーすんのよ?」

「決まってるでしょう…リズの後を付いていって彼女の行動を見るのですよ…(黒笑」

「オイそれストーカーに等しいぞ!!?その前に世界中を回っているリズの居場所をどうやって見つけるんだよ!!?」

ゼクシオンが起こす事に、今回はツッコミ役であるロクサスが適切なツッコミを決めてくれる。

「大丈夫ですよ♪もう既にリズのコートに発信機つけてますから」

「「………」」

もはや犯罪を犯しているゼクシオンに、二人は言う事をやめた。
…というか、機関全員がほぼ不法侵入と言い器物損害と言い犯罪者と化しているのも理由にあるだろう。

「えぇっとリズは…どうやらディスティニーアイランドにいるようですね」

「ディスティニーアイランド?」

ゼクシオンがレーダー君パワーアップバージョンを居場所を見つけると、ロクサスは首を傾げる。
どうしてリズが、ソラたちの住んでいるワールドに…?

「恐らく彼女が唯一『信じている彼』がいるからでしょう」

「信じている彼?」

ゼクシオンがそこらへんはもう調査済みですと言うと、ラクシーヌが疑問を覚える。

「決まっているでしょう、光の勇者ソラの子供でありジェノムと召還獣の力が眠っている少年—グラッセ・ディスティニーアイランドのところですよ」

グラッセのところと聞いて、ようやくロクサスはハッとする。
つまりは、親友の下へと少女は逃げたのだ。
だとすれば考えられるのは、ソラの家か運命の島と言う事だろう。

Re: キングダムハーツ ロストチルドレン!! ( No.35 )
日時: 2011/03/25 15:01
名前: リラ (ID: gG3G93SR)
参照: http://syousetu.gaym.jp/

「お」

運命の島—ディスティニーアイランドではグラッセが闇の回廊が開いた事に気が付いていた。
そして闇の中からは、黒いコートの少女リズが現れる。

「久しぶりグラッセー!!『私』会いたかったよー!!」

「うおっと!!相変わらず元気だなぁ…」

出てきた早々、いきなり抱きついてきた少女にグラッセは苦笑しながら受け止める。
そんな少女が大切で愛しい彼にとっては、嬉しい事だが

「やっぱ、グラッセの傍が一番落ち着くなー…」

「…その様子じゃ、まだ『俺』なのか」

「うん、『私』と言えるのはグラッセやソラたちの前だけ」

そう言うと、リズはため息をはき蹲った。
どうしても、機関の皆の前では一人称が俺では無いと怖かった。
私と言う普通に自分を出せるのはグラッセたちの前だけだった。

「今日も…言えなくて暴れて出てきちゃったの」

「…まぁわからなくもないけどな、お前の気持ち」

「…ごめんね、こんな相談しちゃって」

そう言うと、更に空気が重くなってグラッセは内心ヤバいと冷や汗をかく。
10歳にしては、この二人は何処かマセている子供だなというツッコミは無しでお願いします(殴


「仕方ないな…今日泊まって行くか?」

「お願いするよ…」

グラッセが誘い、リズがボートに乗ろうとした瞬間

「——————」

「「ッ!!?」」

突然体に異変を感じ構えようとしたが、力が入らない。
そう思った時には、二人は倒れていた。

「フフフ、そう言う事かぁぁぁ…」

倒れたのを確信すると、変な声が響き二人は闇の回廊で連れ去られてしまった。
そう、これが—最低でかなり厄介な誘拐の始まりだったのだ。


—アトガキ—

リズ「また短いじゃねぇかぁぁぁぁぁぁ!!!(キーブレード構える」

ムーン「今度という今度は許さねぇぞ…(同じく」

うわぁ!!?今回はちゃんと理由あるから

リズ「…何だ?(一応下ろす」

めんどくさいから(はっきり言う

リズ「…光と闇よォォォ!!!」

ムーン「ヴァオオオオオオオ!!!」←闇バーサク

ちょ、キミもうバーサク使えないハズじゃぁぁぁ!!?

ムーン「ネタバレになるから、言わん」

…ごもっともです…(気絶

Re: キングダムハーツ ロストチルドレン!! ( No.36 )
日時: 2011/03/25 16:16
名前: ののちん (ID: EHM01iHp)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode=view&no=21211

こんにちは!もしくはこんばんは?
ののちんといいます。
リズの小さいころを見て笑いました。ww
D,Gry−man〜闇の少女〜ってのかいてます。
良かったら見てください>ω<キャ

ラーズ「面白くないかもよ?」

ちょぉぉ!なんてこといってるの?!

ラーズ「ほんとの事よ♪(黒笑」

ひどい…。でも、頑張ってます!(・ω・。ノ)

ラーズ「生意気。(イノセンス発動」

うわお!危ないよ!

ラーズ「問答無用」

ズドドドドドドドドドン(攻撃開始)

いやー!で、では、待ってますから〜!

Re: キングダムハーツ ロストチルドレン!! ( No.37 )
日時: 2011/04/09 21:09
名前: リラ (ID: F/CIbMuI)

ののちんさん

こんばんわ!!コメントありがとうございます!!
そして更新がかなり遅れてしまい申し訳ございません…(汗

リズ「ホントよ、タイムトリップとスクールだけしかやってないんだから」

だから謝ってるじゃん(開き直んなよ byリズ)
リズの小さい頃を見て笑ってもらえましたか!!嬉しいです!!

リズ「(…恥ずかしい、今すぐ消え去りたい…)」

ののちんさんの小説これ書き終わったら見に行きますので!!
それと、イノセンス発動は止めようっか!!(滝汗
何かすごい危険だから…
それでは書きます!!

Re: キングダムハーツ ロストチルドレン!! ( No.38 )
日時: 2011/04/09 21:33
名前: リラ (ID: F/CIbMuI)

「こんにちわー!!」

「はーいっ!!ってロクサスたちじゃない!!久しぶりね!!」

一方、ロクサスたちはリズが誘拐されているのを知らずソラの家へと訪れていた。
ピンポンを押すと、カイリが出てきてソラがいるリビングまで案内してくれた。

「今回はちょっとグラッセに用事があるんだけど…いるかな?」

「グラッセならさっきリズと島に出かけたけど…何かあったのか?」

ロクサスが用件を話すと、ソラは確か島に行くって言ってたよなとカイリと顔を見合わせる。
予想どおりだなと、ロクサスとゼクシオンは頷き立ち上がった。

「仕方ない…島まで向かいに行きますか」

「そうだな」

「あ、待って俺たちも行く!!」

「「「…はい?」」」

ため息をはきボートを借りて迎えに行こうとしたらいきなりソラも行くと言い出し、機関三人は思わずあっけた声を出してしまう。

「迎えに行くって事はリズとグラッセに何かあったんだろ?だったらグラッセの親でもある俺も行かなきゃいけない」

「…貴方、一応親として自覚あったんですね」←

「ゼクシオン!!本音サラッと言うな!!(汗」

ソラらしく言い張ると、ゼクシオンは本音をサラッと言いロクサスがツッコミを決める。
一応って何だよーと不貞腐れているソラを無視し、玄関まで行こうとした瞬間—ドアがブチ破られて人が突進してきた。

「ソラッ!!カイリッ!!大変ッス——————ッ!!!」

「「うおっ!!?」」

これには驚いていると、ドアを壊し突進してきた張本人であるソラの友人ティーダはかなり慌てていた。

「ティーダどうしたんだよ!!?ドア壊してまで何かあったのか!!?」

「気にするトコ間違ってるよ!!?」

ドアを壊した事に対して怒っていないソラにロクサスが疑問を覚えるが、それを聞いたティーダが用件を言った。
それも—かなり青ざめる事を

「大変も大変ッスよ!!ソラの息子のグラッセと何時も遊んでる金髪のリズちゃんが誘拐されたッスよ!!!」

『何ィィィィィ——————ッ!!?』

ティーダがそれを言った途端、この場にいる全員が絶叫した。

「ホントッスよ!!俺…フリッツボールするため偶然島に行ってたんですけど…黒いコート着た人物が二人を黒いモヤモヤなやつで連れて行ったんですよ!!!」

「黒いコート!!?」

ティーダが見たものを説明すると、ソラは首を傾げる。
黒いコートとなると…ⅩⅢ機関しか思いつかない

「…アイツだな、絶対」

「ロクサス…?」

ロクサスがそう呟くとかなり赤黒いオーラが漂う、しかもかなり怒っている!!
そして、同じくソラも同じオーラを放ちサイ○人のようになっている。
これを見た途端、全員が終わったな誘拐犯と思った。
最強勇者とそのノーバディが暴走しようとしていた…

Re: キングダムハーツ ロストチルドレン!! ( No.39 )
日時: 2011/04/29 17:18
名前: リラ (ID: I69Bg0jY)

「う、うーん…」

何処か暗い部屋で、リズは目を覚ました。
近くでは、まだグラッセが先らの自分と同じように寝ている。

「あ!!そう言えば…俺誰かに眠らされて…!!!」

「目が覚めたかぁ?」

自分の状況に気が付くと、誘拐犯の声が響いた。
警戒しようとしたが、体が先らの魔法により動かない。

「………ッ!!!」

「ムダだ、お前たちにはスリプルと石化魔法を混ぜた物をかけた…体が動かないだろ?」

これには驚いていると、誘拐犯はまるでリズたちの心を見透かしているかのように言う。
怖い…、幼い10歳の子供にとってはこれは正にヤバい状況だった。
殺されてしまうのではないかという恐怖心とこのワケの解らない状況に対応できない焦りが、色々な感情が混ざり込んでしまう。

「ッ…お前の目的は何だッ!!!」

「目的?そんなのお前らに決まっているだろう?」

強気で責めてみると、誘拐犯は実に楽しそうに答えリズの顎を触る。
その気色悪さに、リズは更に恐怖心が沸いてしまう。

「(どうしよう…このままじゃ私…ッ!!!)」

状況は段々と更に悪くなっていき、幼い心は耐え切れなかった。
目元が急に熱くなり、体が震える…

「ッ……うぅ、わぁぁ…」

青い瞳から涙が零れ落ち、押さえようとも留まらなかった。
人前では泣けないのに、私はⅩⅢ機関の子供だから…

「こ、怖いよぉ…だ、誰かぁ…助けてぇぇ!!!」

それでも怖いのは変わらなくて、リズは助けを求める。
その時—ドアがブチ破られた。

「うっ!!?」

「よぉー、覚悟は決まってるんだろうなぁ?この誘拐犯指導者さん(超黒笑」

「俺たちの子供を巻き込むなんて…いい度胸してるなぁ…(同じく」

ブチ破られたドアを見ながら涙を堪えていると、キーブレードを持ったロクサスとソラがかなり赤黒いオーラを放ちながら誘拐犯のフードを取る。
そこから出てきた、いや見えた顔は—

「…ゼムちゃん?ナス!!?」

「このクソ指導者がぁ!!!何リズ泣かしてやがるぅ…!!?」

何と見えた顔は色黒のゼムナスで、ロクサスは何時もの口調が半分以上ブッ飛んで切れている。
同じくソラもキーブレードを首筋につきつけて、何時でも攻撃出来ます♪といいたげな顔をしている。

「グラッセとリズを誘拐した挙句、こんな幼い子供を怖がらせて泣かしたとは…許さん」

ソラが笑いながら怒り狂い、キングダムチェーンのキーブレードをアルテマウェポンのキーブレードに変化させる。
これは、ソラがマジで本気を出したという事だ…

Re: キングダムハーツ ロストチルドレン!! ( No.40 )
日時: 2011/05/12 22:23
名前: リラ (ID: I69Bg0jY)

「光よ!!」

ソラが最強のキーブレード—アルテマウェポンを掲げると、突然辺りが光に包まれる。
そして、光が晴れるとそこには信じられない光景が広がっていた。

「マリリス、クラーケン、リッチ、ティアマット——————ッ!!?」

「何でFF(ファイナルファンタジーの略)のカオス集団が揃ってるのよ——————ッ!!?」

何とそこにはいたのは、カオスの僕とも言える最強モンスターたちだった。
これには、幼きグラッセとリズは絶叫した。

「とうとうFFのキャラまで呼び出せるようになっちまったのかよ…」

「流石、キーブレードの勇者ですね」

「いや、アンタたち普通驚くでしょ!!?」

唯一ロクサスとゼクシオンだけは納得してしまい、ラクシーヌがツッコミを決める。
…かーなり、ジャングルが違う気がするがそこは気にしない←

「気にしろ作者ァァァ!!!ここKHの世界だから!!究極な幻想ともいえるこの世界はマズいだろ!!!」

やかましいわ!!KHだって召還みたいな物が2であるだろう!!!


10歳の子供であるハズのグラッセが、現代と対して変わらないツッコミを決め何処からか話しかけてきた謎の人物に絶叫する。
しかし、その謎の人物は開きなおってきやがった…!!!

「あー!!もうこれ以上ジャングル壊すな!!」

ぎゃふ!!?

素早くキーブレードを見えない何かに投げつけ、グラッセは落ち着いた。
まーさかとは、思うがまだ何かを召還しているんじゃ…と思ってだ(何度もいいますが彼は一応10歳です
しかし、その予想は悲しい事に的中した。

「カオス——————ッ!!?」

「アイツラスボスまで召還したのォォォォォ!!?」

4つの自然界を司どるモンスターたちの親玉とも言えるカオスまで、ソラは召還していた。
流石のゼムナスも、顔が引き攣っている(当たり前だ

「って事で行け——————ッ!!!」

「ぶぅるらぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

ソラの命令で5つの最強モンスターたちは己の最強の技を出し、誘拐事件は幕を閉じたのでした…
誘拐犯が跡形も無くなるぐらいの技で半殺しを受けたのだから仕方ない(汗


Re: キングダムハーツ ロストチルドレン!! ( No.41 )
日時: 2011/05/29 00:03
名前: リラ (ID: I69Bg0jY)

「………」

その後ソラの軽い嫌がらせで警察に連行されるゼムナスを見ながら、リズは怯えていた。
—ⅩⅢ機関の一員なのに、こんな事で怯えてしまうなんて…仲間にどれだけ軽蔑されるだろうか…

「リズ」

そんな彼女の心情を知らないで、ロクサスは隣まで来て座った。
それから起きるのは、長い沈黙で彼もため息をはく。

「グラッセから全部聞いた、悪かったな今まで無理させて」

「…別に、『俺』は無理なんかしてない」

まずはずっと隠していた事をグラッセから聞いたようで、ロクサスは謝罪してきた。
それを、リズは素直に受け取る事が出来ない…皆に見放される事が怖いから
ⅩⅢ機関は最強とも言われる組織だ、その組織に属している以上これぐらいの事でヘコたれていては示しがつかない。

「…俺こそ悪かった、ⅩⅢ機関の名を汚してしまったから」

「はぁ!!?」

その件について謝ると、ロクサスは驚きまさかと冷や汗をかく。
自分が予想している事が正しければ、俺は大変な事をしてしまった事になる。

「お前…まさか、ずっとそう言う事気にしてあんな態度とってたんじゃ…」

「…うん」

まさかと思っていた事は、見事に的中しロクサスは頭を抱える。
よりによって、まだ10歳である子供がそこまで考えており苦悩していたなんて誰もが思わないだろう。

「だって、サイクスとかよく怒ってるじゃん…任務に失敗したデミックスに対してⅩⅢ機関の恥さらしだって」

「いや、それはアイツが仕事しなさすぎなだけだから!!」

続けてリズがそんな事をぽつりぷつりと言って来て、知らぬ間に機関員全員がリズを傷つけていた事をようやく知った。
まだ幼いのに、重みになるもの背負わせちゃったな…



Re: キングダムハーツ ロストチルドレン!! ( No.42 )
日時: 2011/06/03 15:36
名前: リラ (ID: I69Bg0jY)

「—そう言う事ですか」

「「ッ!!?」」

気まずい空気になっていると、突然前触れも無くゼクシオンが現れリズとロクサスは驚く。
そして、ゼクシオンはリズの傍まで駆け寄って来ると—頭を撫でた。

「…へ?」

「ゼ、ゼクシオン…?」

これにはリズもきょとんとし、ロクサスはどうしたんだと首を傾げる。
すると、ラクシーヌやアクセルと言ったⅩⅢ機関全員が何時の間にか集まっていた。

「………ッ!!!」

「ごめんリズ…(涙」

恐怖の余り思わずリズが絶句すると、グラッセが涙目で捕まっている。
どうやら脅させて、この皆にも話してしまったようだ。

「父さん…」

「…大丈夫だ、行って来い」

怯えながらロクサスの方を見ると、優しく背を押され皆のところまで行く。

『ごめんッ!!!!!』

「……(固」

すると全員がリズに頭を下げ、リズは硬直し思考停止する。

………
……………ハッ

「ど、どうしたの?」

「そこからかいッ!!!」

それは長い沈黙だったのかもしれない、ハッとしリズが何故頭を下げるかが解らず聞いてみるとグラッセにツッコミを決められる。
それで、ようやくリズは自分が怖がっている原因を知った皆が悪いと思い謝罪したのを悟った。

「…悪かった、俺たち子供の扱い解らなくて…無意識にお前を傷つけてたんだな」

アクセルはそう言うと、なるべく怖がらせないように優しく微笑み、頭を撫でる。
するとリズの青い瞳からは涙が溢れ、えぐえぐと泣き出した。

「わーっ!!?」

「アクセルがリズを泣かしたー!!!」

これには全員が慌て、グラッセがそう叫ぶと全員に軽蔑され大騒ぎになったのは言うまでもない。

—そして、現在—

「待てや赤ウニィィィ——————ッ!!!」

「誰が待つかァァァァァァ!!!」

キーブレードを持ちながら全速力でアクセルをリズが追いかけていた。
しかも、そのキーブレードには闇の力が宿っている。

「いい加減、私の新技の餌食になれやァァァ!!!」

「そんな事聞いてなる奴が何処にいるんだよッ!!?」

どうやらリズは新たに作った新技の威力がどれほどの物なのか、アクセルで試そうとしているらしい。
そんなもの誰もが喰らいたくないだろう、だからこそ全力で逃げろが

「お前しかやれる奴がいないからやってるんだよッ!!!喰らいな!!!ジョーカー・ジェクトクロス!!!」

「あんぎゃああああああああ!!!!!?」

リズから逃げられるわけも無く、アクセルは新技ジョーカー・ジェクトクロスの餌食になり昇天した。(違

「…時の流れは残酷だなぁ…」

密かにそれを見ながらシーソルトアイスを食べていたロクサスが、そう呟いていたのを知らず
—まぁ、人は何年か立てば変わる、そんなもんなんだよな人生って


番外編終了

Re: キングダムハーツ ロストチルドレン!! ( No.43 )
日時: 2011/06/12 15:11
名前: リラ (ID: I69Bg0jY)

…何が書きたかったんだろう、自分…(めっちゃ今更

リズ「実を言うと、この話ってスランプ入った時に書き始めたもんねー…(遠い目」

ムーン「もうこの話ロックかけた方がいいんじゃね?」←

グラッセ「いや、それ一番最悪なパターンだから!!?」

リズとムーンの言う事、今回は否定出来ないかも…(汗
次回からは本編に戻りますので…精進します

ルジス「ホントにね、早く私を元に戻せ…」←番外編が終わったのでルジスに戻されました

そうなんだけど…いっそアンケート取るか
この話を続けるべきが、やり直すか…

Re: キングダムハーツ ロストチルドレン!! ( No.44 )
日時: 2011/06/12 15:26
名前: リラ (ID: I69Bg0jY)

…すいません、大変申し訳ございませんし応援して下さった方には大変失礼ですが、このスレッドはロックをかける事にします。
理由はちょんとあります。

1.忙しくて、こちらの更新が追いつかない
2.こんなスラップに入りきった話なら、皆様に失礼だから
3.あまり面白くないので、もう少し修行しもう1度書こうと考えている

自分勝手だと解っていますが、これはけじめです。
こうでもしないと、ここの読者様に失礼だと思ったからです。
また書き直したときの、ロストをよろしくおねがいします。