二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: キングダムハーツ スクールチルドレン☆ ( No.144 )
- 日時: 2012/05/21 22:22
- 名前: リラ (ID: 4HN4VOsr)
第六章—突き付けられた現実と散る巡り合う鍵—
『—ごめんなさい…貴方に恨みは無いけれど、私たちでは貴方の心をこの武器で解放する事しか出来ないわ…』
「—キギッ!キシャアアアアアアア!!!!!!」
トワイライトタウンの時計台の上では、月日に照らされた一人の少女が白い光に包まれた羽と鍵のような武器を持ちながら何かを追い詰めていた。
そしてその何かは、少女に謝られながらその白い光に包まれた羽と鍵のような武器を振り下ろされると痛々しい長い悲鳴を上げて消える。
『これで…今日のノルマは終わったわ…もうこれ以上、コイツたちとは戦ってはいけないのに…っ!!』
『…お疲れ、今日もよく頑張ったな…——』
『…私は頑張ってなんていない、私たちがやっている事は…所詮人の道から外れた事でしか無いわ…ただの被害者面をする弱いノーバディでしか無いんだ…!!』
『…ただの、被害者面をする弱い…ノーバディか…』
長い悲鳴が終わったと同時に宙に放たれるピンク色のハートを見つめながら、少女は今日のノルマは終わったと言いその場に崩れ落ちる。
その時の少女の表情は泣くのを堪えているのが素人でも丸分かりで、戦ってはいけないと自分を戒めていると—同じく白い光を纏わせ形は違うが同じ武器を扱う外見は少女だが実は少年である彼が現れ少女の功績を褒め称える。
だが少女は自分は頑張ってなんかいないと自分の功績と称えられている行動を否定し、私たちがやっている事は人の道からさえも外れた事でしか無いと拳を握り締めながら呟く。
ただの被害者面をする弱いノーバディでしかない—その言葉に、少年は顔を歪めるが否定出来るほどの根拠も自信も今の自分たちには無いので何も言えず—そのまま夜は明けていった…
「…ムニャムニャ…こんなにミートソースがぁ…もう食べられないよ〜…」
「…ZZZ…それよりもぉ…俺はそろそろ牛乳が飲みたいぞぉ…」
「…グ〜…スピー…ちょっと待てぇ…何で俺たちの夢、繋がってるんだよぉ…?…クー…カー…」
「…スー…スゥ…俺だって…知りたいけど、何言っても無駄なのが俺たちだろぉ…?…スピー…」
「…って、何でお前ら寝てるくせに、会話が成り立ってるんだよぉぉぉぉぉっ!!?」
『—その前に授業中に寝るなリズ!ムーン!ロクサス!マーベル!このアホ問題児4人組がァァァァァァァ!!!!!』
「「「「って、ギャアアアアアア——————ッ!!!!!?」」」」
それから数時間後のトワイライトスクールの数学の時間では、器用にも眠りながらリズ、ムーン、マーベル、ロクサスの順で会話を行っておりグラッセが何でこの状況で会話が成り立ってるんだよとツッコミを決めていた。
確かに四人とも完全に寝ている状態なのに見ている夢は同じで会話が成立している…これほど良く出来た状況と言うべきか成り立っている時点で恐ろしいを通り越して…はっきり言うと怖い。
そんな事をグラッセが心の中で思っていると、今まで黙っていた数学の教師であるザルディンが切れランスを出しながら絶叫するとトワイライトスクールに違う絶叫が木霊した…
- Re: キングダムハーツ スクールチルドレン☆ ( No.145 )
- 日時: 2012/06/01 22:28
- 名前: リラ (ID: xBFeLqnd)
「クソー!ザルディンめぇ…!!本気で槍攻撃してこなくたっていいじゃんか…!!」
「仮にも授業中なのに寝ていたお前が悪いだろ、自業自得だ」
「…何か前にも似たような同じ事を言われた気がするわ…」←第四章参照
「気のせいだろ」
それから数学の授業が終わり休み時間になると、ボロボロな状態のリズが先らザルディンに攻撃された事について文句を綴っておりグラッセに呆れられていた。
その冷たい態度に何かデジャウのような物を感じ、前にも同じ事を言われた気がすると言うと気のせいだと誤魔化されていたのは余談である(実際ありました)
「だけどお前…最近授業中寝る事多くなってないか?何時もなら寝るとしても1日に一時間だったのが、ここ最近では3時間ぐらいに増加してるぞ?」
「わざわざ人の睡眠履歴を確認してるアンタもどうかと思うのですが?」
「別に確認してるわけじゃないのだが…お前寝てた時間のノート見せてって必ずと言って良いほど俺から毎日借りるからだろ」
「…そうでした…毎日ありがとうございます…そしてすみません…」
だが最近リズの授業中に寝る確率が上がっている事を思い出しグラッセは疑問を覚えていると、わざわざ人の睡眠履歴確認してるアンタもどうなのよと珍しくツッコミを入れられてしまう。
それに別に確認しなくてもお前が寝ている授業のノート見せてって、必ずと言って良いほど毎日俺に言ってくるだろとジト目で言うとそうでしたとお礼を言われたと同時に謝られうな垂れる。
流石にここまで落ち込まれると、何だかこちらも悪い事をした気分になり慌てて頭を撫でながらフォローをする。
「そ、そんなに落ち込まなくても…!俺はそんなに怒ってないから!と言うか怒っても無い!ただちょっと最近寝てる事が多いなって心配してたんだ!夜ちゃんと眠れてるのか?」
「…うーん…実を言うとあんまり眠れてないんだよね…」
怒ってるつもりは無い、寧ろ最近寝る事が多くなってるから夜に眠れてないんじゃないかと心配しながら聞くと一瞬目を逸らされた気がするが実を言うと眠れてないと答えられる。
「やっぱりか…夜の睡眠は大切なんだぞ?今日俺が夜寝る前にスリプルかけに行こうか?」←
「いや睡眠魔法で無理やり寝せるのはどうかと思うけど?どうせならグラッセお手製の暖かい飲み物とかにしてくれると嬉しいんだけど?」
「俺お手製のか…じゃあ寮に帰ったらコンソメスープ作ってやるからそれまで頑張れよ?」
「うん、ありがとう」
その答えに納得したのかグラッセは俺が寝る前にスリプルの魔法かけに行こうかと聞いてきて、睡眠魔法で無理やり寝せるのはどうなのよと言いつつどうせならグラッセお手製の飲み物にしてよとさり気無く強請る。
すると案の定すぐ了承され寮に帰ったら作ってやるからそれまで頑張れよと苦笑され、リズはお礼を言うと次の時間の準備をするために自分の席へと戻り
「(…ごめんねグラッセ、嘘ついて…)」
眠れていない理由を嘘ついた事に関して、罪悪感を抱いていた。
だが彼にだけは言えない、自分たちが夜を通してまで行っている事を
- Re: キングダムハーツ スクールチルドレン☆ ( No.146 )
- 日時: 2012/06/15 22:05
- 名前: リラ (ID: xBFeLqnd)
—キーンコーン、カーンコーン
「はぁー…とうとう学校終わっちゃったよ…」
「だからって何で俺を見ながらため息をつく?人の顔を見ながらそんな疲れ切った顔でため息をつかれてるこっちの身にもなれよ」
「あーゴメン、ゴメン…でも、ムーンはこうなってる原因分かってるじゃん」
「まぁな…そろそろ【アレ】が来るぞ…防御の準備は出来てるか?」
「当たり前でしょ」
午後の授業が終わり何時もならやっと学校が終わったと、一番喜んでいるハズのリズは何故かため息をつきながら疲れ切った顔をしておりとうとう学校終わっちゃったよとうな垂れる。
それに関してムーンがだからって何で俺を見ながらため息をつくとツッコミを決めつつ、そんな疲れ切った顔でため息をつかれるこっちの身になれよと呆れながら言う。
どんな時でも変な所で真面目な親友に苦笑しつつ、ゴメンゴメンと謝りムーンはこうなっている原因分かってるじゃんと言うとまぁなと何処か言葉を濁しながら【アレ】が来るぞと真っ青な顔で防御の準備は出来てるかと言うと—耳栓をする(ヴィクセンお手製)
もちろんリズも防御(耳栓)の準備は万端の様で、当たり前でしょと言うとピンポンパンポンと放送の音が聞こえて
『—ぶぅらぁぁぁっ!!!トワイライト結成委員会のリズティクスト・ブラックノーバディ!ムーン・ヴァノイズ!ロクサス・ブラックノーバディ!マーベル・ダークネスハート!カヤライト・クラッシュドアイス!今すぐ校長室に来いぃぃぃぃぃっ!!!!!』
「「「「「ぎゃああああああああああああ——————っ!!!!!?」」」」」
「「うるせ——————ッ!!!分かってるからこの皆を気絶させるような雑音で放送するの止めんかぁ!!!」」
何とも迷惑な雑音放送呼び出し—ではなく、もはやトワイライトスクールの名物になっている罰ゲームかと思われそうなゼムナス校長による雑音放送が校内中に響き渡り耳栓をしているリズたち以外の生徒全員が悲鳴を上げながら気絶する。
だがヴィクセン特性の耳栓をしていてもある程度は聞こえているようで、思わずリズとムーンが同時に叫び返すと放送はシンと止まった。
後に残るのは倒れている生徒と、耳栓を取ったリズとムーンだけで
「ねぇムーン…私、この放送をしているゼムナスに見張られている気がしてきたんだけど…?」
「ああ…俺もそう思ったよリズ…毎回俺たちが叫ぶごとに放送終わってるし…だが皆が気絶してるならこそこそ校長室に行く手間も省けるし」
もしかして私たちの状況を見ていてワザとやってるのかと言う疑問を思い浮かんできたが、皆が気絶してるならこそこそ校長室へ行く手間が省けるという理由で納得させ二人は校長室へと—任務を聞くために動いた。
- Re: キングダムハーツ スクールチルドレン☆ ( No.147 )
- 日時: 2012/06/23 12:26
- 名前: リラ (ID: xBFeLqnd)
「失礼しまーす…って、言う必要ないか、職員室の先生方も全員気絶してるし…恐るべし、ゼムナスの放送」
「だな…ナスー、ヘタレ指導者ー、来たぞ」←
「私はナスでもヘタレでもないぞぉぉぉ、最近私の扱いが更に酷くなっているような気がするのは気のせいかぁぁぁ?」
「安心しろ、元から酷いようにしか扱ってないから気のせいだ」←
「元からって…まぁ良い、遅いぞリズにムーン…これで【トワイライト結成委員会】全員集合だな」
それから校長室へと繋がる職員室へ入ると案の定先生方も全員気絶しており、恐るべしゼムナスの放送とリズは冷や汗を流しながら言い校長室のドアを開ける。
それにムーンも同意を示しナスなどヘタレ指導者だの酷い暴言をはきながら来たぞと言うと、私はナスでもヘタレでもないぞとゼムナスが言いつつ最近私の扱いが更に酷くなっているような気がするのは気のせいかと聞いてくる。
そんなゼムナスにカヤが安心しろ元から酷いようにしか扱ってないからと、何とも安心できない発言をしマーベルが思わずツッコミを決めそうになるが面倒なのでまぁ良いとリズとムーンに遅いと言いながらこれで【トワイライト結成委員会】全員集合だなと確認した。
—トワイライト結成委員会とは、いわゆるトワイライトスクールの中の秘密機関とも言うべき組織で、その結成の原因は数週間前の真夜中に任務を行っていた時の—【アイツら】の出現からだった。
『マーベル!ムーン!そっち行ったわよ!』
『任せろ!サンダガッ!!』
『行くぞ!ダークファイガッ!!』
その日—リズ、ムーン、マーベルはトワイライトタウンのトラム広場で、突然出現したオーガの討伐をサイクスに命じられ戦っていた。
ここ最近大型ハートレスの出現が何故か夜中に急激に多くなり、リズたちⅩⅢ機関は毎日夜中にハートレス討伐任務を任され続けられていたのだ。
そして剣を持ちながら逃げ回るオーガを追いかけながら、リズがマーベルとムーンにそっち行ったわよと叫ぶと二人は魔法を唱え雷と闇の炎を構築し放つとオーガが悲鳴を上げ動きが止まる。
『今だ!リズ!!』
『だぁぁぁっ!!!』
動きが止まったのを確認しマーベルは今だと叫ぶと、リズは高く飛びあがりキーブレードを振り下ろすとオーガは闇の霞となって消えた。
『…ふぅ、任務完了っと…ねぇ、今のオーガ…普通って言うか何時も戦ってるオーガより強くなかった?』
『確かに普通のオーガより強かったな…最近大型ハートレスを討伐してて思ったんだが大型ハートレスの変種増えてないか?』
『増えたというより…ハートレス事態がまるで強くなっている感じがする…』
これで今日の任務は完了だとリズが汗を拭い取りながらほっとしていると—ふと今のオーガが普段戦っているオーガより強かった気がし疑問を覚える。
その疑問にムーンも確かに普通のオーガより何となく強かったと頷き、最近大型ハートレスと戦って思ったんだが変種増えていないかとも聞いて来る。
確かに最近戦っている大型ハートレスは殆どが変種と言うか普段戦っていた奴らより強いと考えていると、マーベルがハートレス事態がまるで強くなっているような感じがすると言い何だか嫌な予感と言うか胸騒ぎがした。
- Re: キングダムハーツ スクールチルドレン☆ ( No.148 )
- 日時: 2012/07/02 15:55
- 名前: リラ (ID: xBFeLqnd)
『大型ハートレスの増加に変種と言う異常事態発生か…何か胸騒ぎと言うか嫌な予感しかしないのよねー…もしかしたら厄介な事の前触れだったりする可能性があるかしら?』
『その可能性は否定出来ないな、確かにここ最近で言うとルピナスだっけ?それとラックとジェダイトとか言う変な集団の出現に加えて…召喚獣リヴァイアサンの暴走、グラッセも言っていたがリヴァイアサンの件はあの三人が絡んでたんだろ?なら今回の件もアイツらの仕業かもしれない」
『…ルピナス…ラック…』
『あ…済まない、嫌な事思い出させたな…』
大型ハートレスの増加に変種と言う異常事態発生に、胸騒ぎと嫌な予感しか感じないリズは頭を掻きながらもしかしたら厄介な事の前触れだったりする可能性があるかなと疑問を浮かべる。
それにマーベルはその可能性は否定出来ないなと頷き、ここ最近で言うとルピナス、ラック、ジェダイトの謎の集団の出現に召喚獣リヴァイアサンの暴走の件をあげ、なら今回もあの三人が絡んでいるんじゃないかと言うとリズはルピナスとラックの名前を言い表情が暗くなる。
その落ち込む姿を見てマーベルはリズは一度ラックに負けている事、そしてその時何も出来ずに気を失っていた事に関し落ち込んでいた事を思い出し嫌な事を思い出させたなと言い謝る。
だがリズが表情を暗くした理由はそれだけではない、あの時—皆が自分の事を気を失っていると勘違いした時に彼女もルピナスの顔を見ており—『アイツ』のノーバディだと気付いてしまったからだった。
『(ルピナス…彼は間違いなく『アイツ』のノーバディだわ、そうじゃないとあの顔のそっくりさが…いえ同じ顔である理由が納得できないし…)』
『取り合えずヴィクセンとゼムナスに相談した方が良いな、早速任務の完了も兼ねて報告に—』
『—う、うわぁぁぁぁぁぁっ!!!!!』
ルピナスの顔を見ただけでピンと来てしまった、彼が『アイツ』のノーバディだと言う事に…そうじゃないとあの顔のそっくりな理由に納得できないから
そんな事を無言で腕を組みながら考えていると、ムーンが取り合えず任務完了の報告も兼ねてヴィクセンとゼムナスに相談しようと言った瞬間—突然悲鳴が聞こえた。
しかもこの声には聞き覚えがある—カヤライト・クラッシュドアイスの声だ。
『今の声ってカヤよね…!?確かカヤはロクサスと組んで任務行ってるハズじゃ…!!?』
『アイツらも変種のハートレスに襲われているかもしれない…!行くぞ!!』
『おうっ!!』
これには師弟関係であるリズが真っ先に反応し、確かカヤはロクサスと組んで任務行ってるハズじゃと言うと、ムーンがアイツらも変種のハートレスに襲われているかもしれないと焦り行くぞと促がすとマーベルも返事をし三人はカヤたちを助けに動いた。
- Re: キングダムハーツ スクールチルドレン☆ ( No.149 )
- 日時: 2012/07/11 12:25
- 名前: 火焔 (ID: 1tVQNK9s)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode=view&no=24510
はじめまして!。僕は、火焔と申します。迷惑かと思いますが感想書かせてください。
リラさんすごいです!。小説おもしろいです!。リズちゃん達、すっごくかっこいいです!。
リラさんに比べたら僕の小説なんか・・
リシアズ「駄目作品だな。」
勝手に出て来ないで(汗)
僕も小説書かいているのでよろしくお願いします。
リシアズ「リズさん!がんばって!」
リラさん!これからもがんばってください!。
- Re: キングダムハーツ スクールチルドレン☆ ( No.150 )
- 日時: 2012/07/14 22:20
- 名前: リラ (ID: xBFeLqnd)
火焔さん
初めまして火焔さん、コメントありがとうございます!
リズ「私からもありがとう!でもコイツの小説なんか面白く無いわよ?他の作者様から比べたらカスで文章の才能すら無いんだから!!」←
…更に暴言が増えたような気がするのは気のせいかな?
リズ「気のせいじゃないわよ、事実でしょ」
酷っ!!?
リシアスちゃんももう少し火焔さんに優しくしてあげて!それじゃあ家の子みたいに性格が曲がる『シャドウブレイカー』あだだっ!!?
リズ「余計なお世話よ、これ以上言うなら覚醒状態でダークヘイズでも放つけど?」
大変申し訳ございませんでした(土下座
火焔さんの小説見させてもらっています!更新楽しみにしてますので頑張ってください!!
リズ「お前もちゃんと更新しろよ」
えー、めんどくさい『ダークヘイズ』ぎゃんっ!!?(気絶
リズ「やれやれ…これからも頑張るから火焔さんもリシアスも頑張ってね!!」
- Re: キングダムハーツ スクールチルドレン☆ ( No.151 )
- 日時: 2012/07/24 18:18
- 名前: リラ (ID: xBFeLqnd)
『—ふぅ…幾らあの少年…ロクサスの仲間と言えどもこんな物ですか、これならばあの頼り無さそうな赤髪の少年や目付きが悪い紫髪の少年の方がよほどやれそうですね』
『くっ…』
『逃げろカヤ!手負いのお前を守って戦うほどの余裕が無い…!俺はこの男を抑えるだけで精一杯だ…コイツ前より格段に強くなっている…!!』
そして一方、悲鳴を上げていたカヤはと言うと駅前通りに居て—何故か居る長い茶髪の青年であるジェダイトにやられたのかアウインロッドごと弾き飛ばされ壁に衝突していた。
その近くではキーブレード(過ぎ去りし思い出)を持ったロクサスが、ジェダイトのリボルバーショットの発射を抑え込んでおりカヤに対して逃げろと叫ぶ。
それと同時に手負いのお前を守って戦うほどの余裕が無いなどと、若干酷い発言もしているが—実を言うと正にそのとおりなのだ。
ジャダイトの放つ一つ一つの攻撃があの時—トワイライトタウンの時計台での地下で戦った時よりも、格段にパワーアップしておりあの魔王と呼ばれている…つねにリズと組んでさまざまな問題を起こしたり暴走するロクサスが結構苦戦している状況なのだから(それはお前の小説内だけだろうがぁぁぁっ!! byロクサス)
『相変わらずキミは強いのですね…ラックと特訓したお陰で強くなったこの僕の攻撃を普通にかわしていますし』
『(いや…だって確かに攻撃する威力が強くなってるのは認めるけど…弾丸を放つスピードが改善されて無いし普通にかわせるんだが…)』
すると突然ジェダイトがリボルバーショットを打つ手を止め、ロクサスに対して相変わらずキミは強いと褒めたかと思いきや—ラックと特訓したお陰で強くなったこの僕の攻撃を普通にかわせていると言い出した。
これには確かに攻撃する威力が強くなっているのは認めるが、弾丸を放つスピードは改善されていないため普通にかわせると思わずロクサスは心の中でツッコミを決めてしまう。
だが次の瞬間ジェダイトは予想外の事を言って来て、ロクサスは目を丸くする。
『なおさら【真の目的】に関係しているとしても—キミを【仲間】にしたくなりましたよ…ロクサスどうです?非道な人間たちなど見捨てて僕たちと組みませんか?』
『…はい?』
『はぁぁっ!!?』
いきなり【真の目的】がどうとか言い出したと思いきや、キミを【仲間】にしたいと言いロクサスに人間たちなど見捨てて僕たちと組みませんかと手を差し出してきたのだ。
予想外すぎる展開にロクサスは呆然な声を出してしまい、カヤに到っては何言ってんだと言わんばかりの顔で絶叫した。
- Re: キングダムハーツ スクールチルドレン☆ ( No.152 )
- 日時: 2012/08/11 16:36
- 名前: リラ (ID: xBFeLqnd)
『—お断りだ、お前なんかの仲間になってその【真の目的】とやらに加担してたまるものか!どうせロクな事にならないのが目に見えているしな…』
『…想像通りの答えですね、でも僕は…いえ僕とラックとルピナス様はロクサス、ムーン、マーベル…そして【ノーバディの姫様】であるリズティクストを仲間にするまで諦めず勧誘し続けますよ?』
もちろんそんな誘いにはなから乗るつもりは無いロクサスはお断りだと一括し、お前らの仲間になってその【真の目的】とやらに加担したってロクな事にならないのが目に見えてると叫ぶ。
だがその答えはジェダイトも予想していたのか想像通りの答えですねと何処か呆れたように言いつつ、でも僕たちはロクサス、ムーン、マーベル、そして【ノーバディの姫様】であるリズを仲間にするまでは諦めず勧誘し続けるとリボルバーショットを構えながら笑う。
…さっきから思っていたが、何故この男はリズの事を【ノーバディの姫様】と呼んでいるんだと言うのがロクサスの心情である。
『おいお前!確かジェダイトとか言ったな…何でリズの事を【ノーバディの姫様】と呼んでいる?』
『………………』
それはカヤも一緒なのか、お前確かジェダイトとか言ったなと言いながら何でリズの事を【ノーバディの姫様】と呼んでいると聞いた途端—急に周りの空気が凍りついたかのように冷たくなる。
同時にジェダイトの目付きや顔もまるで憎しみを表しているかのような表情になり、いきなりの変貌っぷりに思わずカヤだけではなくロクサスも冷や汗を流す。
『…貴方に…人間に僕たちをやっている事を教える必要など無い…!!そもそも人間なんかに僕たちのやっている事を咎められる義理など無いんだぁ!!!!!』
『え…?』
『貴方たち人間は何年立とうとも…自分と違う【異なる者】を受け入れられないクセに…何も変わろうとしていないクセに!!何が成長しているだ、寧ろ心が退化してるじゃないか…僕は絶対に許さない…ッ!!!』
『危ない…!カヤ!!逃げろ——————ッ!!!!!』
それからジェダイトは憎しみを露にしている状態で、人間に僕たちのやっている事を教える必要は無いと感情的になりながらそもそも人間に僕たちのやっている事を咎められる義理など無いんだと聞いても無い事まで叫び始めた。
これにはカヤも何で逆切れしてんだと困惑するが、その全てを否定しているような姿はかつて光を否定していた自分と重なってしまい、固まっていると更に怒りが爆発したのかジェダイトはカヤにトドメを刺そうと動きそれにいち早く気が付いたロクサスがヤバいと焦りカヤ逃げろと叫ぶが
『消えろ——————ッ!!!!!』
ジェダイトの弾丸が放たれる方が早く、彼の叫び声と共に強力なエネルギーが放たれた。
- Re: キングダムハーツ スクールチルドレン☆ ( No.153 )
- 日時: 2012/09/02 00:09
- 名前: リラ (ID: xBFeLqnd)
うぅ…夏休みが終わってしまった…!!(震泣
リズ「いや、アンタの学校って結構前から夏休み終わってたよねっ!?それなのに何故今更泣いている!!?」
ムーン「リズ、違う違う…昨日は何日だった?」
リズ「へ?そりゃあ8月の—…ああ、納得した…父さんの最後の夏休みのシーン思い出したと…(呆」
だってー、毎年この季節になると不憫で不憫で仕方ないよー…
ムーン「ロクサスさんが聞いたら間違いなく切れるな…」
リズ「だね、不憫とか言いながら哀れむなぁぁぁ!!!とか叫ぶ父さんの姿が思い浮かんだ」
うん、その想像多分間違ってない…と言うか、絶対合ってるよ
リズ「伊達に父さんの娘やってないからね…取りあえず久しぶりの更新をしてくれるかしら…?(黒笑&指ポキポキ」
ムーン「同感だ、幾ら忙しかったとはいえこんなに放置しやがって…!!!(同じく」
ぎゃ———ッ!!?すいません、します、しますっ!!
幾ら何でも放置しすぎてました!!自覚してますのでどうかフルボッコだけは…って、嫌——————…(ブツン
—見苦しい光景をお見せして申し訳ありません、ここからは本編の続きですのでご覧下さい♪ byリズ&ムーン—
『や、止めろ…止めてくれ——————ッ!!!!!』
ジェダイトが放った強大なエネルギーはかなり禍々しい力も感じ、あれが今満身創痍でボロボロな状態のカヤが当たってしまえばどうなるかなんて想像が付いた。
もう自分のせいで誰かが傷付いたり苦しむ姿なんて見たくないと一番思っているロクサスは、真っ青な顔で止めろと叫ぶがそんな事で銃弾が止まるはずも無く更にスピードは加速していった。
『クソ…ッ!』
カヤもカヤで身動きが取れないままなので、クソと呟きながら一撃を受ける覚悟を決めていると—
『私の弟子に手出しなんかさせてたまるもんですかぁぁぁっ!!!やらせないわよ!これで終わりだァ!!—マジックアワーッ!!!!!』
『援護するッ!光を象徴する聖なる光を—…ホーリーッ!!!』
『行くぞッ!これが真の闇の誘いだァァァ!!!—ダーク…オーラァァァッ!!!』
私の弟子に手出しなんかさせてたまるもんですかと何処か頼りがいがあるような逞しい声が聞こえて来て、カヤとロクサスは声が聞こえて来た方向である上を向くと光の柱と闇の弾丸が飛んできてジェダイトの放った強大なエネルギーを簡単に相殺した。
この声は自分たちが良く見知っている人物の声で間違いない、その証拠に思ったとおり金髪と栗毛が混ざった少女と青髪をポニーテールで結った少女に見える少年と紫髪を後で纏めた少年が地へと着地する。
『リズ…!マーベル…!ムーン…!』
『た、助かったぜ…済まないな』
『別にこれくらい良いわよ、それより大丈夫か!?カヤにロクサスッ!!』
『無事で良かった…待ってろ、今すぐ回復するから…』
『ジェダイトてめぇ…!よくも俺たちの仲間を傷付けてくれたなァ!!』
自分たちを助けてくれた仲間の名前を—リズ、マーベル、ムーンと順番ずつにロクサスが嬉しそうに呼ぶと、カヤも助かったぜとお礼を言いながら済まないと謝る。
それにリズは別にこれくらい事を気にするなと何時もの強気な笑みで微笑みながら振り返り、それより大丈夫かと二人の容態を心配しながら聞いて来る。
そしてマーベルも無事で良かったと駆け寄ってきて、今すぐ回復するからと言い回復魔法を唱えていると怒り狂ったムーンが前に立ちジェダイト相手にキーブレードを構えた。
- Re: キングダムハーツ スクールチルドレン☆ ( No.154 )
- 日時: 2012/09/21 17:54
- 名前: リラ (ID: PAeJS2fQ)
『これはこれは…ロクサスに続いてムーンにマーベル、そしてノーバディの姫様であるリズティクストまで集まってくださるとは…好都合ですね』
『あら?私たちを相手でも余裕そうね、幾らアンタが強くなったとしてもこれだけの人数を同時に相手に出来るとでも?寧ろ不都合なんじゃない?』
キーブレードを構えたムーンや何時でも戦える姿勢を取っているリズとマーベルを見て、流石に強化されたジェダイトと言えども困惑するかと思いきや—
何と全然焦った様子も見せず寧ろ待っていたと言わんばかりの表情で、これはこれはとリズたちの登場に喜び好都合とまで言ってきたのだ。
これには私たちを相手でも余裕そうねとリズが言いつつ、ハッタリでもかけようとしてるのかなと探りを入れる。
『いえ本当に好都合ですよ?貴女たちは1つ勘違いをしている—誰が僕一人で戦うと言いました?』
『ッ!!?まさか…!!』
『—アタイの名の元に花よ舞いなッ!ブロッサムシャワーァ!!』
だがどうやらそれはただの強がりでもハッタリでも無いようで、本当に好都合ですよとジェダイトは—あの時、時計台の地下で見たラックと同じような残酷で狂気に駆られたような笑みで貴女たちは1つ勘違いをしていると告げて来た。
その笑みによりまさかとリズは全身から冷や汗が流れるのを感じ、誰が僕一人で戦うと言いましたとジェダイトが言った瞬間には—無意識に構えたキーブレードで意思を持った花びらを全て退ける。
『この攻撃は…やっぱりアンタか…!ラック…!!』
『おやおや、アタイの名前を覚えていてくれて嬉しいよ♪久しぶりだね、ノーバディの姫様♪』
この花びらの攻撃法と言いこの独特な殺気と言い間違いない、そう思ったリズはやっぱりアンタかと後を振り向きながらラックと呼ぶと予想通りに黒髪に赤い瞳をした女性がアタイの名前を覚えていてくれて嬉しいよと嬉しそうに歩いて来た。
『…相変わらずふざけた女だな、だが以前より力は増してるぞ…リズ、大丈夫か?戦えるか?』
『…誰に言ってんのよ!大丈夫に決まってるし、戦えるに決まってるでしょ!!一度負けたぐらいで平気よッ!!』
それを見て今まで黙っていたムーンが相変わらずふざけた女だなと、不快感を露にしながら言うが以前より力を増している事を感じ取り親友に大丈夫か、戦えるかと聞く。
もちろんリズは誰に言ってんのよと、何処か怯えている様子も見えたが大丈夫に決まってるし戦えるに決まってんでしょと強気に宣言する。
『…そうか、なら良いが…くれぐれも無理はするなよ』
『…分かってる』
『茶番は終わった?なら…—ラック・マーフィー!本気で行かせて貰うわよッ!!』
明らかに無理してるなとムーンは気付くが、ただでさえ弱音をはかないコイツが素直に認める訳が無いかと諦めくれぐれも無理するなよと言いながらキーブレードを構えなおすと分かってると返事が聞こえた。
そんなこんななやり取りを終わると、何時の間にか槍鎌—ハルバードサイズを持ったラックが茶番は終わったと聞いてきたかと思えば—本名を名乗り本気で行かせて貰うわよと言う掛け声でリズ&ムーン&マーベルvsラック&ジェダイトのいわゆる再戦が始まった。
- Re: キングダムハーツ スクールチルドレン☆ ( No.155 )
- 日時: 2012/10/08 16:03
- 名前: リラ (ID: HPru.2N2)
『それはこっちの台詞よ!私とムーンで攻撃をメインで行くから、マーベルは援護して!!』
『了解だ』
『任せろ!』
本気を出すと宣言したラックにリズたちは警戒をするが、あえてそれはこっちの台詞よと乗りながら冷静に戦力を分裂させる。
力任せに勝てる相手では無い事は、この前戦って十分に分かっている事からの考えである。
そして攻撃メインであるリズとムーンが駆け出し、援護メインであるマーベルが上級魔法を構築し始めた事により—ラックとジェダイトも動き始めた。
『あらあら?今回はどうやら力任せに来ないようね?ならジェダイト!』
『分かっています—狙撃ッ!!』
どうやらラックは今回は力任せに来ない事を読んだようで、ならとジェダイトの名前を呼び何かを頼もうとする。
だが長年の付き合い故か、ジェダイトはラックの考えを読んでおり分かっていますと言った瞬間—魔法を構築しているマーベルに向けて銃弾を放った。
狙撃—それはシグバールが使う【空間】属性特有の技であるが、あのオッサンが使う物より威力が大きく感じた。
『マズい!アイツらマーベルに標的を変えやがったぞ!?』
『チッ…!最初に援護側から潰すってか…!でも、彼なら大丈夫よ』
『え?…あっ…』
それをラックの方向へ駆け出した二人も見ており、ムーンがマズいと冷や汗を流しながらマーベルに標的を変えた事をリズに告げる。
これにはリズもチッと思わず舌打ちをし、先にめんどくさい方から潰す戦法かと内心苛立ちを覚えるが、でもと言葉を続け彼なら大丈夫と根拠の無い自信で言って来た←
何で大丈夫なのか理由が変わらないムーンは、一瞬首を傾げるが次の瞬間マーベルを見て納得した。
『—残念だったな、空間…転移』
『『ッ!!?』』
何とマーベルは上級魔法を構築しつつも、もう1つ—転移系統の魔法でもある空間転移を同時に唱え中々邪魔が入らぬ上空へと逃れたのだ。
まさか転移系統の魔法を使えたのはラックとジェダイトも予想外だったようで、目を見開いており驚いている様子が伺われた。
『その隙に魔法は構築完了したから助かったけどな…—花開く雪景色よ、その凍てつく力を解放したまえ!!グレイシャルアーツッ!!』
『うあっ!!?』
『ぐあっ!!?』
そのお陰で魔法の構築は完了したらしく助かったけどなとマーベルは苦笑しつつ、構築していた魔法グレイシャルアーツをラックたちに向けて放った。
そして聞こえたのはラックとジェダイトの痛々しい悲鳴、始めてこの二人に攻撃を喰らわせられたのだ。
『…お前たちが特訓していたように、俺たちだって負けてからずっと特訓していたのさ』
それから見えたのは、上級で不敵な笑みを浮かべたマーベル
勝負の行方はまだ分からない。
- Re: キングダムハーツ スクールチルドレン☆ ( No.156 )
- 日時: 2012/10/14 17:13
- 名前: 大和 (ID: aZP6Qvf9)
お久しぶりです、リラさぁぁぁん!!
マーベル「うるせぇよ、黙れ(ホーリーを唱える」
あ、危なっ!かなり危ないよマーベル!?私を殺める気かな??
ロクサス「だったら何だってんだ、クソ作者め」
大魔神降臨!?・・ちょ、マジで殺めたいわけ??
せっかく久々にリラさんに挨拶に来たっていうのにっ(汗
マーベル「黙れ、散々今まで更新してこなかったくせに・・・(キーブレードを構える」
ロクサス「同じく。高校生活がどうのとか言ってサボってきたくせに・・・( 〃 」
やめてっ!私リラさんとお話がしたくて挨拶しに来たのに!!
マ・ロ『俺たちに大人しく殺められろぉっ!!』
り、リラさん!!すいません、殺められそうなのでまた今度来ますっ(滝汗
そ、それでは、まt・・・(ぎゃぁぁぁぁぁぁ ←
- Re: キングダムハーツ スクールチルドレン☆ ( No.157 )
- 日時: 2012/10/17 14:34
- 名前: 花影 ◆wNp4n0Oqx2 (ID: 9upNnIV5)
お久しぶりですっ!
タイムトリップとかいまだに更新あるし、スクールの方もかなり話が咲き進んでて、うわあああ!!ってなってました(笑
とりあえず、もっかいトリップから読み直してきますね(`・ω・´)+
- Re: キングダムハーツ スクールチルドレン☆ ( No.158 )
- 日時: 2012/10/20 14:37
- 名前: リラ (ID: zxZEzDNk)
こ、コメントが2件も来ていると言うのに更新が遅れて申し訳ございませんでしたぁ!!(土下座
リズ「こんの大馬鹿作者———ッ!!遅過ぎにも程がありすぎなんじゃああああああっ!!!!!」
ムーン「今日と言う今日は許さねぇ!!反省しろぉぉぉぉぉぉッ!!!!!」
遅いのは分かってるし、悪いとは思ってますよ!!(滝汗
てか、貴方たちが今まで許してくれた事なんてあった『よしムーン、殺るか』『合点承知だぜ、リズ』ごめんなさい、冗談ですッ!!—って、のぎゃああああっ!!!!!?
大和さん
本当にお久しぶりです!コメントありがとうございます!(復活
初っ端からホーリーを撃つ辺り、相変わらずマーベル君はロクサスと同様の物騒さと黒さを持っていますね(オイ
わざわざ挨拶に来て頂いて、ありがとうございます!
リズ「ホントだよ、最近小説のクオリティが唯でさえ下がっている状況なのに」←
ムーン「リズ下がっているんじゃない、コイツのクオリティの低さは何時もの事だ」←
事実だけど、酷いっ!!?
そして大和さんは、何かやられてるし!!?
リズ、ムーン!!助けに行って来いッ!!
リズ「えー、そんな事言われても…私回復魔法使えないし」
ムーン「俺も回復系統は得意ではないしな」
いや、リズはともかくムーンはリクと同じくキュアポーションが使えるハズじゃ『もう一度、殺られたいか?』すいませんでしたぁ!!!
リズ「バカだ、コイツ…ムーンがリクと同じ技を使いたいと思うか?」
花影さん
お久しぶりですー!!花影さん!!
はい、タイプトリップも現在進行形で更新しておりますっ!!(主に番外編目的で
スクールの方は、これから更に色々と起こりますから楽しみにして下さいね〜(笑
リズ「色々って…お前何する気だ…?(嫌な予感しかしないけど」
うーん、主に君とグラッセ筆頭に酷い目にあってもらう予定だけど?(サラり
ムーン「リズ、コイツぶん殴って良いか?」
リズ「殴るだけじゃ手ぬるいわね、もっとボコボコにしてもいいくらいだな」
って、既に殴ってますよねぇ!!?地味に痛かったんですがっ!!!(涙
タイムトリップから読み直してくださってありがとうございます!!
それでは、更新は夜…すると思いますのでこれで(逃亡
リズ「何ぃ!?ちょ、更新しろ——————ッ!!!!!」
ムーン「つーか、逃げんなぁぁぁぁぁぁっ!!!!!」
- Re: キングダムハーツ スクールチルドレン☆ ( No.159 )
- 日時: 2012/10/20 21:53
- 名前: リラ (ID: zxZEzDNk)
『アタイたちに一撃を決めれるようになったとは…中々強くなったじゃないか♪—でも、まだ甘いね』
『そうですね、確かに君たちも強くなった事を認めざるを得ないと言った所ですが…』
勝負の行方は分からないがリズを倒しただけの実力は伊達じゃないようで、氷の魔法によって作られた霧の中からラックが強くなったじゃないかと褒めつつまだ甘いと厳しい事を言いながら余裕そうな表情で現れる。
それと同時に便乗するかのようにジェダイトも、確かに強くなった事は認めますがねと言いながらほぼ無傷状態で銃を構えなおす。
『チッ、やっぱりこの程度じゃ大したダメージも負ってくれないか…(黒笑』
『(…最近、更に黒くなったわね…マーベル)』
『(まぁ、その原因はつねに黒さを解放しているお前だけどな)』
空間転移で難を逃れ宙に浮いていたマーベルも、ラックたちがほぼ無傷だった事に関して舌打ちをしながら着地をし邪悪なオーラを纏いながらキーブレードを構えなおした。
ちなみにこのマーベルの言動に、リズとムーンが最近更に黒くなったなと愚痴を零していたのは余談である←(今それどころじゃ無いだろっ!!? byロクサス)
『もー…ノーバディの姫様一行が強くなっちゃったら、こちらも強行手段を取るしかなくなりそうだからめんどくさいんだけどねぇ………今ならまだ間に合うわ—リズティクスト・ブラックノーバディ、アタイたちの仲間になってくれないかい?』
『お断りよ!第一何で私がてめぇらの仲間なんかにならなきゃいけないのよっ!!そしてどうしてムーンやマーベルやロクサスの事も勧誘するのさッ!!?』
そんなマーベルの発言を受け流したと思いきや、ノーバディの姫様たちが強くなると強行手段を取るしかなくなりそうだからめんどくさいとラックが急に言い出し頭を掻きながらため息を吐き始めた。
だが次の瞬間—真剣そうな表情で今ならまだ間に合うと言い、アタイたちの仲間になってくれないかとジェダイトと同じく勧誘してきた。
だがリズはお断りよとロクサスと同じ台詞でバッサリと言い切り、何で私がてめぇの仲間にならなきゃいけないのよと最もな事を叫ぶ。
元々ラックたちの事は時計台の地下での出来事や腹を刺されたので、信用できないのだが—リズは疑問を覚えていた。
—何故、自分やムーン、マーベルやロクサスと言った【人間】では無い者を仲間に勧誘しようとしているのかをだ。
何だかこのパターンにはデジャウのような物を感じるが、この際ラックたちの目的が気になっているのだ(実際このパターンでシャドウの騒動がありました by作者)
『アンタたちを勧誘する理由ねぇ…それは到って簡単よ、アンタたちが【人間】じゃない事と…アタイと同じく【普通の寿命】を持っていないからよ」
『『『『『ッ!!!!!?』』』』』
するとラックはどうしてリズたちを勧誘する理由—それはアンタたちが【人間】じゃない事と【普通の寿命】を持っていないと言う事を教えると、リズとムーンとカヤが息を呑み、何も知らないマーベルとロクサスはどう言う意味だと首を傾げる事となった。
- Re: キングダムハーツ スクールチルドレン☆ ( No.160 )
- 日時: 2012/11/20 21:25
- 名前: リラ (ID: zxZEzDNk)
ラックが言ったリズたちを仲間へ勧誘する理由—それは【人間じゃない事】と【普通の寿命を持っていない事】が関係していた。
前者の人間じゃないと言う理由だけならまだしも理解出来たが、後者の普通の寿命を持っていないと言う理由はリズ、ムーン、カヤしか分かっておらず三人の顔色は何故か真っ青だった。
『…色々と聞きたい所だが、恐らく聞いても教えてもらえないだろうなリズ』
『そうね、だがラック・マーフィー…!この質問にだけは答えろ!!カヤはともかく何故私とムーンの【正体】を知っているッ!!?』
だがその中でも一番早くに冷静さと落ち着きを取り戻したムーンが、色々と聞きたいが聞いても教えてもらえないだろうなと言いながら黒い笑みで親友の名前を呼ぶ。
それに対してリズも既に黒いオーラと笑みを解放しており、そうねとムーンに頷き返したと思いきやこの質問だけには答えろと—尋常じゃない殺気を出しながら何故自分とムーンの【正体】を知っていると問い詰めた。
つねにリズがマジ切れして大暴れをする瞬間を目撃してきたロクサスはともかく、ここまで怒り狂っているリズを見るのは初めてなマーベルはその殺気に恐怖を感じ思わず恐縮する。
だがラックからすれば、その殺気は無意味なようで臆せずに
『アンタたちの事を調べたからに決まってるじゃない♪元々アンタたちの噂は聞いてたんだけどね〜、未来から現れたノーバディが突如トワイライトタウンに現れた城に乗り込んで悪の根源を倒したって言う話だけど☆』←
『…シャドウの事か、噂って色々と尾ひれが付くと言うが悪の根源って…』
『…アイツは悪の根源って言う訳じゃ無い…ちょっと不器用で意地っ張りだけど、根はとても優しい奴だったんだ…』
どうやらラックたちはあのトワイライトタウンでのシャドウの騒動により、未来から来たノーバディであるリズたちの存在を知って調べていたらしい(詳しくはタイムトリップを参照)
そのせいで自分たちの重大な秘密まで知られてしまったが、それよりもムーンはシャドウの噂に尾ひれが付いてしまった事に同情を覚え悪の根源って…と横目になる。
それはリズも一緒でアイツは悪の根源って言う訳じゃ無いと、キーブレードを握り締めながらちょっと不器用で意地っ張りだけどとても優しい奴だったと苦い表情で呟く。
『…ともかく、よく私たちの【正体】まで調べられた事はお見事と褒めてあげるわ—でも、シャドウの事を侮辱した事は許さない、そしてアンタたちの仲間にも尚更ならないと決意したわ』
『そうだな、アイツがどれだけの痛みと苦しみを背負っていたのかさえ知らない奴らに同情して仲間になる義理なんて無いしな』
このままだと話がずれそうだと判断したのか、ともかくとリズは私たちの【正体】を調べられた事は褒めるけど—シャドウを侮辱した事は許さないと言い尚更仲間にならないと決意をする。
それはムーンも一緒で、アイツがどれだけの痛みと苦しみを背負っていたか知らないくせにと憎しみを込めた眼差しでラックたちを睨み付け指を鳴らすと
『—そうかい…なら、残念だけど…強行手段を取らせてもらおうじゃない』
『これは…!!』
さっきまでふざけていたラックが今まで以上に低い声を出しながら、強行手段を取るしかないと言った瞬間—彼女の赤い瞳に白い魔法陣のような物が現れる。
その時世界が揺れたような感覚がし、これはとロクサスが深刻そうな顔で言うと—最悪なカウントダウンが幕を開ける事となる。
- Re: キングダムハーツ スクールチルドレン☆ ( No.161 )
- 日時: 2012/12/13 22:11
- 名前: リラ (ID: zxZEzDNk)
『な、何コレ…トワイライトタウン中が揺れている…!?』
『い、いや…これはトワイライトタウンって言う規模じゃない…!寧ろこの世界全てが揺れている…!!?』
ロクサスが感じた世界が揺れたような感覚は自分以外にも伝わっており、リズがトワイライトタウン中が揺れていると辺りを見渡し始める。
だがそれだけじゃ無い事を気付いていたムーンがいやと首を横に振りながら、これはトワイライトタウンと言う規模じゃないと口にしたかと思えば—この世界全てが揺れていると信じられない事を言った。
『この世界全てぇ!?あり得ない!世界全てが揺れるって事は【世界の創りを変える】か【大いなる意思であるキングダムハーツに何か異変が起こった】時だけだぞッ!!?』
『何でお前がそんな事知ってるんだよ、マーベル!!?』
もちろんその世界全てが揺れていると言う事態を、何の証拠も無く納得出来る訳も無いのですぐさまマーベルがあり得ないと声を荒げた。
そして世界が揺れると言う事は【世界を創り変える】か【大いなる意思であるキングダムハーツに何か異変が起こった】以外は無いと言う事も告げる。
ちなみにこの発言に、思わずロクサスが何でお前がそんな事を知ってるんだよとツッコミを決めていたのは余談である。
『ええ…マーベルの言うとおり、その2つの事以外で世界全てが揺れると言う事はあり得ないわ…と言う事は、その2つの内のどちらかが起きてしまったと言う事になるのよ』
『ああ、ここからは俺の推測になるが…恐らく起きたのは【大いなる意思であるキングダムハーツに何か異変が起こった】方だな』
『何でそう思ったんだ、ムーン?』
そんな彼の発言にリズもマーベルの言うとおり、その2つの事以外で世界全てが揺れる事はあり得ないと肯定する物の—その2つのどちらかが起きてしまったと言う事になると事態の深刻さに頭を押さえる。
それと同時にムーンがリズの言った事に対してああと頷いたかと思えば、恐らく今回起きたのは【大いなる意思であるキングダムハーツに何か異変が起こった】方だと推測をする。
これにはカヤが何でそう思ったんだと首を傾げると、彼は腕を組みながら
『—簡単な事だ、前者である【世界を創り変える】と言う事はな…理論的にも論理的にもあり得ないんだよ、人の力で成し遂げるのは…だから後者である問題しか答えは無いだろう?』
『あ…!そうか、冷静に考えればそうだった…!!』
前者である【世界を創り変える】と言う事は理論的にも論理的にも人の力で成し遂げるのは不可能、だとすれば後者である問題しか答えは無いだろうとムーンは呆れながら仲間たちに言う。
そのアドバイス(?)によりそうかとマーベルも納得し、冷静に考えればそうだったと自分の考えの浅さを悔やんでいると—
『—ご名答、流石ノーバディの姫様ご一行は理解が早くて助かるよ』
『『ルピナス様ッ!!?』』
『ルピナス…!!』
まるでタイミングを見計らっていたかのように、突然ご名答と言う声が聞こえると闇の回廊から白いコートを羽織った男—ルピナスが現れ、流石ノーバディの姫様ご一行は理解が早くて助かると相変わらずの偉そうな口調で褒めてくる。
いきなりの事でこの場に居る全員が驚くが、すぐさまリズが警戒を兼ねた眼差しで睨みながらルピナスの名前を呼びキーブレードを構えた。
- Re: キングダムハーツ スクールチルドレン☆ ( No.162 )
- 日時: 2012/12/31 14:17
- 名前: リラ (ID: zxZEzDNk)
『そう警戒するな、お前たちは俺と同じ存在で仲間で…【人間と同じ時を生きれない者】だろう?』
『………ッ!!』
『…勝手に仲間にしないで貰える?私たちは貴方の仲間になると承諾した覚えは無いわッ!!』
明らかに警戒しているリズを見て、ルピナスはヤレヤレと言わんばかりの表情と取ったかと思えばそう警戒するなと宥める。
それと同時にムーンとマーベルとロクサスを見ながら、お前たちは自分と同じ存在で仲間ならまだしも【人間と同じ時を生きれない者】と意味不明な事を言って来る。
しかしその言葉にムーンが動揺しリズが顔を見開くと、感情的に叫びながらキーブレードを持ちルピナスに駆け出した。
『おやおや、本当の事を言っただけなのに何故そうも焦りながら攻撃を仕掛けてくる?』
『うるさいッ!私とムーンは…好きでこうなったんじゃない…!アンタなんかと…一緒にするなぁぁぁぁぁぁッ!!!!!』
すると攻撃を仕掛けてくるのは予想内だったのか、ルピナスはリズの攻撃を余裕そうにかわしながら本当の事を言っただけなのに何故焦ると問い詰める。
それにリズは反論し返すと、何処か思い詰め苦悩している顔でアンタと一緒にするなと再び叫び渾身の一撃を叩き込もうとしたら—
—ガキンッ!!
『悪いが俺も伊達にアイツのノーバディと言う訳じゃ無いんだよ、リズティクスト・ブラックノーバディ』
『なっ…!?』
『そ、その武器は…!!』
突然金属と金属がぶつかり合うような音がしたら、リズの攻撃は防がれていたのだ。
そう突如ルピナスが右手に光を宿したかと思えば、現れたキーブレード…キングダムチェーンの手により
そして俺も伊達にアイツのノーバディと言う訳ではないと、リズのフルネームを呼びながらしてやったりと笑みを浮かべる。
これにはリズも目を見開き、かつてその武器を扱っていたロクサスもその武器はと驚きを隠せずに居た。
『なるほど…どうやらキーブレードを使える事も関して、お前が【グラッセのノーバディ】である事は確定したって事か?』
『だな、正直信じたくなく無いけれど…時計台の地下でで見たルピナスの顔はグラッセと同じだった、認めるしかないだろう』
だが時計台の地下でルピナスの素顔を見ていたムーンとマーベルは、彼がキーブレードを使える事にさほど驚きを見せなかった。
それどころか寧ろルピナスが【グラッセのノーバディ】と言う揺るがぬ証拠を得れたので、ムーンは確定したなと言うとマーベルも認めるしかないなと頭を押さえる。
『そうさ…ムーンとマーベルが推理したその通り、俺はグラッセのノーバディさ…だからどうした?今から俺が見せるものを見ればそうも言ってられなくなるぞ?』
ルピナスもルピナスであっさりと自分がグラッセのノーバディである事を認め、ムーンたちの推理は正しい事を肯定する。
でも彼はだからどうしたとかなり低い声で呟き、今から俺が見せるものを見ればそうも言ってられなくなると言うと空気は緊迫する。
次の瞬間ルピナスの左手に現れた存在により—事態はかなり急速で動いている事をその意味をリズたちは実感させられる。
『—いでよ、世界の大いなる意思…キングダムハーツ』
『『『『キングダムハーツが人の手にッ!!!!!?』』』』
『そうか…アイツがキングダムハーツを手に入れていたから、変種ハートレスが増えていたのか…!!』
ルピナスが左手に持っていたのは、世界の大いなる意思でハートの形をした—キングダムハーツだったのだから
この最悪な事態にリズとムーンとマーベルとロクサスは、キングダムハーツが人の手にと真っ青な顔で叫んだ。
唯一ルピナスがキングダムハーツを手に入れた事により、ここ最近世界に異常が起き変種ハートレスが増加したのかとカヤは悟っていたが
- Re: キングダムハーツ スクールチルドレン☆ ( No.163 )
- 日時: 2013/01/01 11:25
- 名前: リンリィ (ID: rGbn2kVL)
はじめまして!二次創作(新)板で
キンハ小説を書いているリンリィです。
リラさんの小説とっても面白いです。
ルリィ「はじめまして。マーメイドプリンセスルリィです。」
ってルリィ!!何時の間にマーメイドになったぁぁ!!
ルリィ「さっき。ソラに頭から水ぶっかけられた。」
アホソラァァァ!!!
あっ、私はこれで失礼します!
これどうぞ!!(マカロン人数分+ハイポーション20個)
でわ!ソラァァァ!!!!!
ソラ「ワァァァァ!!!」
リク「相変わらずだな。」
カイリ「あはは………;;」
- Re: キングダムハーツ スクールチルドレン☆ ( No.164 )
- 日時: 2013/01/14 22:53
- 名前: 大和 (ID: hdsE90P5)
あけましておめでとうございます!
マーベル「おめでとーございまーす」
お久しぶりに顔を出してみましたww
なんだか私の来ていない間にすごく話が急展開している・・!?
がんばって読みたいと思います←
今年もうちのマーベルを宜しくお願いしますね♪
今年はうちも頑張って更新したいと思います!!
もしよろしければ見に来てくださいね〜
でわでは。近いうちにまた顔を出しますね☆
- Re: キングダムハーツ スクールチルドレン☆ ( No.165 )
- 日時: 2013/01/22 21:13
- 名前: リラ (ID: rGbn2kVL)
リンリィさん
初めまして、コメントありがとうございます!
私なんかの小説が面白いと言っていただけ嬉しいです!
そしてルリィちゃんも、自己紹介ありがとうございます!
リズ「ルリィちゃん、こんな奴にご丁寧に挨拶なんかする必要ないわよ(ニッコリ」
ムーン「ああ、寧ろゴミを見るかのような視線で見ても構わないぞ(同じく」
アンタたち、酷っ!!?
そしてそちらの世界でもソラはトラブルメーカーのようですな…(汗
リズ「…ちょっと別スタジオで、待機してるソラ呼んで来ようムーン」←
ムーン「そうだな…それでソラに暴言吐いてた事もついでに言っとくか」←
やめ——————いっ!!!これ以上危険人物を呼ぶなぁぁぁぁぁぁっ!!!!!?
マカロンとハイポーションありがとうございます!これで少しの間は…(そう言うと横目でマカロンを食べている2人を見る
ムーン「やっぱり甘い物は美味しいぜ〜、だがハイポーション貰っても無意味だよな」
リズ「そうね〜、どうせすぐ私たちの攻撃でストックが切れると思うけど」
…ですよね(涙
これからも、この小説をよろしくお願いしまーす!!
大和さん
あけましておめでとうございます!
そしてお久しぶりです!
スクール編の話はこれから、更に予想外の展開をお迎えしますので是非お見逃しなく!←
リズ「何処のコマーシャルだ、お前は…(呆」
まぁまぁ、別に良いじゃない
今年もマーベル君に活躍してもらいますので、こちらこそ宜しくお願いします!
ムーン「活躍させるって、主にどんな風にだよ…?」
え、マーベル君の童顔を主に利用した物だけど?
ムーン「(…哀れ、マーベル)」
リズ「あら♪童顔ネタなんて今年はどうやって彼を弄ろうかしら♪」←ドS
弄る前提で話を進めないで下さい…(疲
大和さんの更新も、楽しみにしてますので!
それでは続き書きます!
- Re: キングダムハーツ スクールチルドレン☆ ( No.166 )
- 日時: 2013/01/22 22:26
- 名前: リラ (ID: rGbn2kVL)
世界の大いなる意思—キングダムハーツをルピナスが手に入れている事を知ったリズたちが真っ青になる中、唯一カヤだけがそのせいで変種ハートレスが増加していた事に気付き呟いていると—
『そうさ…最近トワイライトタウン中に—いや世界中に、変種ハートレスをばら撒いていたのはこの俺だ、流石氷の精霊の血を引くだけはあるな、カヤライト・クラッシュドアイス』←
『あっさり自分の悪事認めやがったよ、コイツっ!!?』
それを聞いていたルピナスは素直に世界中に変種ハートレスを生み出していた事を認め、カヤの事をフルネームで呼びながら氷の精霊の血を引くだけはあると褒めた。
これには真っ青になっていたマーベルも正気になり、思わずツッコミを決める。
『ここまで来て認めないとなると往生際が悪過ぎるだろうが、それに第一俺は嘘を付く事が嫌いなんでね』
『変な所で素直だな、お前!!?』
するとルピナスは何故かツッコミを決めてきたマーベルを何を言ってるんだと言わんばかりの眼差しで見つめたと思えば、ここまでやっておいて悪事を認めないのは往生際が悪過ぎるだろと言う。
挙句の果てには嘘を付く事が嫌いと言う事実も自白して来たので、思わずロクサスもマーベル同様にツッコミをする。
この変に和んだ(?)空気に、もはや最初の話から離れてないかと内心リズとムーンが思い始めていると
『ルピナス様…話が脱線してますよ…?』
『そうですよ…本題に戻して下さい…』
『そ、そうだな…スマン、ラックにジェダイト…ゴ、ゴホン!それでは本題に移るとするか』
同じ事を思っていたのかラックとジェダイトがそう言った事により、ルピナスも1回咳払いをし話を戻すと宣言した途端—再び左手にキングダムハーツを具現させる。
それにより再び辺りの空気が緊迫状態になると、ルピナスは黒い笑みを浮かべ
『…先らも言ったとおり、俺はキングダムハーツを手に入れたことにより…世界中に変種ハートレスをばら撒けるような力を手に入れたのだ—今からこの力を…お前らに良い物を見せてやろう…ラック!』
『はい』
さっきも言ったとおりにと彼は自分がキングダムハーツを手に入れた事を告げて来たかと思えば、今からその力をお前たちに見せてやると言い出しラックを手招く。
その呼び出しに彼女は応じ突如ハルバートサイズを振りながら花びらを出したかと思えば—次の瞬間、その場所に人が現れる。
『うぇぇっ!!?』
『うわっ!?ま、まさか誘拐っ!!?』
『違うわよ、これはアンタたちの仲間のヴィクセンって言う奴から盗って来た人形(レプリカ)よ』
いきなりの事でリズは驚くと、ムーンがまさか誘拐してきたのかとラックを問い詰める。
しかしどうやらこの人はヴィクセンが作ったレプリカだったようで、一同はほっと胸を撫で下ろす。
でも安堵を覚えられたのは束の間で、ルピナスはそのレプリカをキングダムチェーンで刺した。
『『『『『『『って、オイィィィ!!?何やってるんだよォォォォォォッ!!!!!?』』』』』』』
『驚くのは、まだ早いぞ』
まさかレプリカを刺すとは思いもよらなかった一同は、人形を持って来た張本人であるラックも含めて絶叫する。
それなのに刺した張本人ことルピナスは驚くのはまだ早いと言い、刺したレプリカから回収した心であるハートに闇を纏わせ
—バフッ
『—ギャオオオオオオオオオオッ!!!!!』
『ッ!!!!!?』
何とその心から変種ハートレスを生み出したのだ、確かにハートレスとは人の心が闇に堕ちた時に生まれる物なので理論上は可能だが変種を生み出せる辺りキングダムハーツの力が働いていると実感出来る。
それを実物で見ただけでも驚き物なのに、このハートレスを生み出す方法を見たリズは再び真っ青になり
『る、ルピナス…アンタ、もしかして…今まで変種ハートレスを生み出すにあたっての犠牲は…』
『ああ、俺は世界中の人間の命を代価としてやったぞ』
出来るのなら当たって欲しくない予感である、今まで変種ハートレスを生み出すための犠牲の手段を震えながら彼女は聞く。
案の定彼は人間の命を使っていたと何の躊躇いも無く頷き、ムーンたちも狂った事をしでかしたルピナスに寒気を覚えたと同時に信じられないという恐怖を感じた。
- Re: キングダムハーツ スクールチルドレン☆ ( No.167 )
- 日時: 2013/01/23 07:48
- 名前: リアン (ID: G2ENsTvw)
やっフー心のつながりを書いてるリアンです!
面白いですね。私もこんな風に書けるとイイなー
キズナ「まず,お前の頭をどうにがしないと」
グスン(T ^ T)
まあさて置き私が書いてる小説に見に来て下さい
後アップルパイどうぞ
キズナ「あとハイポーション送る?」
やめろ!絶対お前ハイポーション10トン送るだろ
であ
- Re: キングダムハーツ スクールチルドレン☆ ( No.168 )
- 日時: 2013/03/06 11:04
- 名前: リラ (ID: rGbn2kVL)
リアンさん
こんにちわ!そしてこちらのコメントを返すのが遅くなってしまい大変申し訳ございませんでしたぁ!!(土下座
リズ「遅いって問題じゃねぇわぁぁぁッ!!遅過ぎるんだよこのバカ作者が——————ッ!!!!!(マジックアワー発動」
ムーン「幾らリグレットの更新を優先しなければならない状況だからと言って、コメントを下さった方の返事まで疎かにしてんじゃねぇぇぇ——————ッ!!!!!(ダークスパイラル発動」
ロクサス「リアンさんがコメントを下さったのは約2ヶ月前だぞ、このドアホォォォッ!!!しかもここの更新もサボり過ぎだ——————ッ!!!!!(イベントホライズン発動」
幾ら私が悪いと言えども、初っ端から攻撃っ!!?
って、あんぎゃあああああああっ!!!!!?
—ただいま作者をフルボッコにしております♪暫くお待ち下さい♪ byリズ&ムーン&ロクサス—
うぅ〜、死ぬかと思った…!!(涙
リズ「また生命力が上がったわね、アンタ…」
ロクサス「結構手加減しないでやったんだけどな…次からは本気出すか」←
ムーン「そうですねロクサスさん、次は血の海作る勢いで」←
これ以上強くやるの!!?流石に私も復活出来なくなるよ!!?
リズ&ムーン&ロクサス「「「(…もういっその事、復活しなければ良いものを…)」」」
聞こえてるからね、そこの三人っ!!
私の小説を面白いと何か言って頂いて、ありがとうございますっ!!
それとアップルパイありがとうございます!!
あっ、ハイポーション10トンぐらい送って下さっても結構ですよ!
…この子達にボコボコにされては、回復アイテムはすぐ消えていきますから…
リズ「ちょっと、それどう言う意味よ!?」
そのまんまの意味ですよ!!
それではコメント返しも終わった所で書きます!!
- Re: キングダムハーツ スクールチルドレン☆ ( No.169 )
- 日時: 2013/03/06 11:03
- 名前: リラ (ID: rGbn2kVL)
『何て事を…』
『ひ、酷い…アンタ、人の命を何だと思ってるのよっ!!?』
ルピナスが変種ハートレスを生み出すに当たっての犠牲が、人間である事を知った一行はただ顔色を真っ青にする事しか出来なかった。
心ではなく命を対価としてハートレスを生み出すと言う事は、その人間は二度と人間として戻る事が出来ない—即ちけして生き返る事が出来ないと言う事でもあったからだ。
だからこそロクサスもクリーム色の髪をした少年を睨み付け、リズは命を何だと思ってるんだと悲痛な声で問い詰める。
『人の命だと…?何を馬鹿馬鹿しい事を…所詮人間などの命などに価値など無いだろう、俺から見ればコイツらは—ただのゴミだ』
『…お前って、本当に外道な奴だな』
しかしその問いかけにもルピナスは嘲笑いながら残酷な台詞を吐き、これには思わずムーンも顔を歪める。
『まさかここまで事態は最悪な状況に陥ってたとはな…おい、そこの黒髪の女!!』
『あ、アタイか…?何だよ?』
事態は自分たちの予想を大きく上回りながら動いている—この事実にカヤは頭を抑えつつ、突然黒髪の女と言いながらラックを指差す。
それにラックはいきなり名指しされた事に驚くが、その表情を押し殺しつつ何だと聞くと
『お前…ルピナスがレプリカを刺した時の先らの反応と言い、見た感じこの中で一番正常そうだから聞く!お前はコイツがしている事に納得してるのかッ!!?』
『そ、それは…!』
何とカヤはラックがこの狂った集団の中でも一番正常だと踏み、ルピナスが行ってきた行為が正しいと思ってるのかと聞いたのだ。
まさかあのカヤが敵に対してそんな事を聞くとは思っても見なかったリズたちは絶句し、ラック自身も迷いがあるのかすぐ答えずに戸惑っている。
『納得して無いんだろ!コイツらがやってる事は間違ってるって心の奥底の何処かで思ってるんだろ!!なら…アンタがコイツら二人を正しい道に導かないでどうするんだよっ!!』
『…正しい道に、アタイが…?』
更に追い討ちをかけるかのようにカヤは、迷っているラックに本心では間違ってると思ってるんだろと叫ぶ。
そして正しい道にいる彼女がルピナスたちを導かなければ、誰がやるんだと続けさまに言うとラックは俯きながらカヤの言葉を繰り返す。
『—茶番はその辺にして貰えますか?ラックも困っているようですし』
『(チッ、言いタイミングで妨害して来やがって…!!)』←
でも次の瞬間その思考を打ち切らせるかのように、ジェダイトがラックの前に出て来て話題を打ち切らせたので成り行きを見守っていたマーベルは心の中で舌打ちをした。←
『とにかく…ルピナス様がキングダムハーツの力を手に入れた以上、この世界を壊す事だって出来るんですよ?それでも貴方達は僕たちの仲間にならないと言うのですか?』
『………………』
『…まぁ、いい…今はせいぜい悩むが良いさ、でも俺たちがもう一度、お前たちの目の前に現れたその時までに答えを出しておくんだな—まぁ…答えは決まっていると思うがな』
それからジェダイトが場の空気を戻る事も兼ねて、ルピナスがキングダムハーツを手に入れた事とその力があれば何だって出来ると言う事を告げる。
それはつまりリズたちが仲間にならなければ、他の人たちに更に被害を与えるという脅しでもあった。
それだけ聞くなら仲間になるしかないと思うかもしれないが、迂闊に奴らの思い通りになってしまえばと考えるとここは慎重に動かなければならなかった。
だからこそ無言で居るとルピナスは自分たちが再び目の前に現れるまで、悩む猶予を与えその時まで答えを決めろと言うと—闇の回廊で消える。
これがトワイライト結成委員会が作られたきっかけであり、誰にも知られてはならない事だった。
- Re: キングダムハーツ スクールチルドレン☆ ( No.170 )
- 日時: 2013/03/21 10:46
- 名前: リラ (ID: Y8UB0pqT)
「はぁ…次に私たちの目の前に現れるまで答えを出せと言われた物の…数週間経ったってのに、未だに答えが出せないよ…」
「…あんな取引じゃそう簡単に答えが出せなくて当然だろ、仲間になれば世界を壊すも同然、仲間にならなければ更に他の奴らに被害が行くと言う…どっちにしろ最悪なパターンだしな」
そんな出来事から数週間が経ち相変わらずルピナスたちの魔の手による変種ハートレス退治を毎日余儀なくされつつ、中々自分が納得出来る答えを出せないリズは呼び出された校長室でココアを飲みつつうな垂れる今に至っていた。
それにムーンは悩んで当たり前だとツッコミを入れつつ、どちらにせよ世界に危害を加える選択を悩まないで選べる方がおかしいとフォローを入れてくれる。
「…ルピナスが現れない以上、まだ考える余裕と時間はあるから大丈夫だろう…でも、俺はそれよりも気になる事があるんだ」
「何だ、ロクサスぅぅぅ?」
今まで黙っていたロクサスも考える時間はあると言うが、次の瞬間思い詰めたような深刻そうな表情でそう呟く。
これには煎餅を食べながらお茶を飲んでいる、校長兼ⅩⅢ機関のリーダーことゼムナスも聞くと
「—アイツらと言うか、ジェダイトが言っていた事なんだが…【異なる者】を受け入れられないって、どう言う事なんだろう」
「ああ…そう言えば、あの眼鏡野朗そんな事言ってたな…更には【真の目的】にはお前たちノーバディを【仲間】にする必要があるとかも…」
ロクサスはジェダイトが言っていた事—【異なる者を受け入れられない】と言う言葉に疑問を抱いていた。
それはマーベルも同じだったようで、他にも重要そうな台詞を口にするとリズは暗い表情になり
「恐らく…奴らの【真の目的】とやらは【シャドウと同じく人間を滅ぼす事】だと、私は思う…そしてそのためには私たちの力が欲しいんでしょう…」
「そ、そうだよな…俺たちの利用価値なんて、アイツらからすればそのぐらいしか無いし…」
「リズ…?ムーン…?」
ルピナスたちの目的はかつて過去の世界に来たばかりの頃、シャドウと言う人物によって行われた—人間を滅ぼすと言う計画と同じ物だと告げる。
それだけならそのシャドウと言う人物とルピナスが重なって落ち込んでいると思えたが、まるで何かを悟られたく無いかのように真っ青になりながら震えていたので異変を感じる。
そんな親友を見れば何時もなら問い詰めるはずのムーンも、今回は庇うかのようにリズの案に同意を示したので更に何かがあると思いロクサスは二人の名前を呼ぶ。
「なぁ…リズとムーン、そしてカヤもだ…お前ら、数週間前のあの夜から思っていたが…何か、俺たちに隠してないか?」
「「「ギクッ…!!」」」
その考えはマーベルも一緒なのか怪しいと言わんばかりの眼差しを向けながら、彼は数週間前のあの夜の出来事から今呼んだ三人の様子が変だと思っていたようでこの事件に関する事で何か知ってるのかと言う意味合いも込めて聞く。
案の定リズ、ムーン、カヤの三人は誰もが見て分かるほどの反応をしてくれたので、ロクサスは分かりやす過ぎると心の中で苦笑した。
- Re: キングダムハーツ スクールチルドレン☆ ( No.171 )
- 日時: 2013/04/26 21:50
- 名前: リラ (ID: ILWrwkSr)
「やっぱり何か知っていて隠してるな…今なら怒らないから正直に話せ、リズ、ムーン、カヤライト」
「な、何の事かな…?私たち隠し事なんて、全然してないよ…!?」
「いや、その挙動不審な態度と言い慌てっぷりと言い…思いっきり何かを隠している時の反応だろ」
あきらかに何かを隠しているリズ、ムーン、カヤの三人に、不信感を覚え聞いてみると三人揃って随分と分かりやすい反応を示してくれた。
それを良い事にマーベルが更に尋問すると、金髪と栗毛が混ざった少女が冷や汗を流しながら顔を引きつらせ明後日の方向を見ながらそう告げる。
だが先らの焦りようからして誤魔化そうとしている事は、既にバレバレなのでロクサスが横目になりながらそう言い返すと
「あー…頼む、それに関しては詮索しないでくれ…!!幾ら、お前たちでもこれだけは言えないんだ…!!」
「カヤ…?」
「あのカヤがフォローしただと…!!?」
珍しくカヤが人との会話に割り込んで来て、まるでリズを庇うかのように追及を拒絶したのだ。
この出来事にはロクサスとマーベルも同時に驚き、思わず目を見開く。(お前らの中で、俺のイメージはどうなってんだ? byカヤ)
「俺からも頼む…【今は】…どうしても話せない、話せないんだ…ごめん…」
「本当は話さなきゃいけないって分かってる………でも、今は話せない…!!お願い、私たちの覚悟が決まるまで待って…」
「「………………」」
それからムーンも頭を下げながら謝って来て、リズも【今は話せない】と震えながら言い覚悟を決める時間が欲しいと懇願してくる。
この反応からしてこの三人が隠しており抱えている秘密とは、余程言いたくない物なのが分かり—これ以上聞くのも何だが気が引けてくる。
すると無理やり吐かせようとした自分たちも、何だか申し訳無くなってきてマーベルとロクサスは沈黙する。
何だか空気が重くなりトワイライト結成委員会に、険悪なムードが漂い始めると…
「—良いだろう、ロクサスにマーベルよぉぉぉ、リズたちが話したくなるまで暫し待とうではないかぁぁぁ」
「ナス…!!」
「指導者…」
「ゼムナス、お前…」
何とあのゼムナスが無理やり吐かす事も出来るのに、三人が話すまで保留と言う形にしてくれたのだ。
その優しさにリズは感涙しムーンも呆然と彼の事を呼び、ロクサスもたまにはボスらしい所あるなと感心する。
「…そんなの当たり前だろ?言いたくなるまで俺はずっと待つよ、だからさ…リズ、ムーン、カヤ…焦らずゆっくりと自分が納得するまで考えろよ」
「俺も意義は無しだ…答えを出すの、頑張れよ」
「ありがとう…ロクサスにマーベル…!!」
焦って答えを見つけようとしても、それでは自分が望む答えを見つけられない。
間違った答えではなく正しい答えを見つけてほしい、そうロクサスは思うから笑顔で勇気づけマーベルも応援する。
それにより、ようやくリズも笑顔を見せると二人に突進するような形で抱き着いた。
「うおぉっ!!?全く、元気な奴だな…」
「ふぉっ!?り、リズ止めろ!こんな姿グラッセに見られたら、俺たち誤解されて殺られるーっ!!(滝汗」
いきなりの事で驚くもののロクサスは受け止め、マーベルは某赤髪の少年に見られたら大変な事になると焦っていたが…
—これで済めば良かったもの、次の日予想外の事が起きる。
「なっ…!嘘でしょ…!!」
「何で奴がここに居る…!?」
「…まさか、自ら敵の中へ飛び込んで来るとは…」
「ラクシーヌにサイクスにゼクシオン、うるさいぞ!転校生を紹介するから静かにしろ!!」
「はぁい、初めましてトワイライトスクール高等部の1−Aの皆さん♪アタイは転校生のラックです、よろしくねぇ♪」
トワイライトスクール高等部の1−Aに—何とラックが転校して来て、そのクラスのラクシーヌ、サイクス、ゼクシオンは硬直した…
- Re: キングダムハーツ スクールチルドレン☆ ( No.172 )
- 日時: 2013/05/07 21:52
- 名前: リラ (ID: ILWrwkSr)
「う、嘘だろ…幾ら俺たちの決断を聞くためとは言え…まさかあの女、自らこのトワイライトスクールに転校生としてやって来るなんて…」
「恐らくルピナス辺りの指示なんだろうけど…随分大胆な行動を起こして来たわね…」
「大胆って言う言葉で済まされるレベルじゃねぇけどなコレ…今日グラッセが風邪引いて休んでて本当に良かった、じゃないと更に面倒な事になりそうな気がするし…」
「そうだな…グラッセも勘は良い方だし、絶対問い詰められて尋問されるな」
「ああ…『お前ら、ラックが正々堂々このトワイライトスクールに現れた理由に関わってるだろ!!』とか言いながら、知ってる事を全て吐かせるアイツの姿が思い浮かんだよ…」
ラックが高等部1−AのHRで自己紹介をしている時、中等部の屋上ではその教室を睨み付ける数名の人物がいた。
言うまでもないだろう、学校に来た時点で既に彼女が転校して来るとゼムナスから情報を得ていたリズ、ムーン、カヤ、マーベル、ロクサスの五人である。
ちなみに今の会話の順は上からカヤ、リズ、ムーン、ロクサス、マーベルであるのは余談である。
「…で、どうするんだよリズ?ラックと言う差し金が来た以上は、決めていなくても答えなきゃいけないようだぜ…ルピナスへの仲間の勧誘の答えを」
「ええ…正直もっと時間が欲しかったけど、そうも言ってられないみたいね…他の皆を危険に晒す訳にはいかないから—答えは決めたよ」
夕日を背に受けながらムーンはその場に座り込むと親友を見て、敵の配下であるラックが来た以上はルピナスへの答えをどう返すと聞く。
その問いかけにリズも同じく座り込むと、頭を押さえながら望まぬ決断を出すと言う辛い覚悟を決めていた。
「リズ…」
自分の心を嘘をつくほど苦しくて悲しい物は無い、その事実を知っているロクサスは少女が大切な友達を守るために無理をする事を切なく思い、どうにか出来ないものかと考える。
「(俺だって…未来の娘を、友達であるリズを救いたい…だから…!!)」
今度は俺が彼女を助けたい、自分の子供だからと言う訳ではなく友人として
その思いを胸に抱きながら、ロクサスは信じられない事を口にする。
「…皆、ラックの事は俺に任せてくれないか?ちょっと調べたい事があるんだ」
『………………はい?』
「あの女に接触してみる、それで…ついでに時間稼ぎさせて貰うさ」
それは—ロクサス自ら、ルピナスの手先であるラックと接触を図ると言う事である。
これには他の仲間四人も絶句し、同時に驚いた声を漏らした…
- Re: キングダムハーツ スクールチルドレン☆ ( No.173 )
- 日時: 2013/05/20 23:14
- 名前: リラ (ID: jd/Z3uOx)
「へー!ラックちゃんってば、寮じゃなくて自宅通いなんだね」
「ああ、両親は死んじゃっていないけど…アタイには兄と弟の二人がいてね、三人で暮らしてるのよ♪」
「(嘘付くんじゃ無いわよぉ!!アンタに兄と弟なんて居ないでしょうがぁぁぁぁぁぁっ!!!!!)」
「(全くですね…まぁ、ある程度言い訳が出来なければ、こうして侵入して来れなかったんでしょうけど…)」
「(ああ、敵が目の前にいると言う…こんな好機に何も出来ないとは…)」
中等部の屋上で朝にそんな会話が行われてから数時間後、高等部1−Aでは既にラックがクラスに馴染んでおり女子生徒と話をしていた。
それにラクシーヌとゼクシオンが心の中で彼女の発言にツッコミを決め、サイクスが黒髪の少女に尋問を出来ない事を嘆いていると
—ガラッ
「す、すみませんが失礼します…俺、中等部2−Bのロクサス・ブラックノーバディと言うのですが、ラック・マーフィーさんはいるでしょうか?」
「「「(ロクサス———————ッ!!!!!?)」」」
『キャ———ッ!!中等部のイケメンランキング上位のロクサス君よ——————ッ!!!!!』
『噂通り凄くカッコいいのね!それでいて謙虚だわ———Vv!!!』
『あの子が有名な中等部に転校してきた美形集団の一人、ロクサスねぇ…確か双子の兄で妹さんも美形だったっけ?』
『そうだよ、彼の双子の妹であるリズティクスト・ブラックノーバディも美少女の部類だからなぁ〜…そりゃあ、兄貴も美形って事か』
突然教室の入り口が開いたかと思えば、そこには中等部にいるハズのロクサスが居たのだ。
しかもラックに用があるとの事で、ⅩⅢ機関のメンバー三人が再び心の中で叫ぶと1−Aの生徒たちが中等部の美少年が来た事で、黄色い声を張り上げたり噂通り美形だと騒ぎ始める。
「あら…予想より早く動き出したわね…まぁ、良いわ…アタイはここよ、ロクサス♪それじゃあ『約束』どおり行きましょうか」
「「「(約束ッ!!?ロクサス、一体何をしたんだぁぁぁぁぁぁっ!!!!!?)」」」
この光景を見てラックは楽しそうにそう呟いた瞬間、廊下にいるロクサスに微笑みながら駆け寄り—何と彼の腕を掴みながら明らかに誤解を生むような行動に移ったのだ。
これにはまたラクシーヌ、ゼクシオン、サイクスが、もはやキャラ崩壊状態で叫ぶ。
「(約束って…俺は別に何も取り付けていないんですが…?でも、ここは話を聞くためにも仕方ないか)」
もちろんロクサス自身もこれは想定外だったようで、内心動揺を隠せず何もしてないだろと言いたくなったが、上手く事を進めたいのでやむ終えず
「—そうだな、行こうかラック」
「ええ♪それじゃあ何処でお話しする?」
「そうだなー…」
ラックの案に乗る事にし彼女が掴んできた腕をさり気なく解き、手を握りながらそう言う。
それから会話は聞こえなくなったが、高等部の廊下を手を繋ぎながら消えた二人に対して
「ま、まさか…ロクサスがナミネ以外の女の子に手を出すなんて…!!」
「いや…まだそうとは決まったわけではありません!いや、でも、しかし…!!」
「ロクサスは、ナミネと付き合っているのではないのか?」
仲間たちが大変な誤解を招いてしまったのは、言うまでも無いだろう…
—これは、確実に一騒動が起こるであろう。
- Re: キングダムハーツ スクールチルドレン☆ ( No.174 )
- 日時: 2013/05/23 19:21
- 名前: QB (ID: rMENFEPd)
はじめまして!
アオと申します。
この小説すっごく面白いです!
勉強そっちのけで読んでました。
あ、学生です!
これからも読ませていただこうと思っています。
- Re: キングダムハーツ スクールチルドレン☆ ( No.175 )
- 日時: 2013/05/31 14:07
- 名前: リラ (ID: EYuxdBgO)
アオさん
始めまして!コメントありがとうございますー!!
こんな小説なんかを、面白いと言って頂いてありがとうございます♪
リズ「本当よね、キングダムハーツで学園シリーズ書きたいとか言って、こんな恋愛ありギャクありシリアスありの滅茶苦茶ストーリーにしやがって…(黒笑」
ムーン「しかも、これってタイムトリップとメモリーの正式な続編らしいからなー…」←実話
グラッセ「何ぃ!?こんな話があの2つの話に、どう繋がってるんだよっ!!?」
お前らネタバレになるような事、揃いも揃って話すなぁぁぁぁぁぁっ!!!!!(絶叫
これからも呼んで頂けるとですと…!?嬉しいです!ありがとうございます!!
更新は少し遅いですけど、頑張りますよ〜!!
リズ「少し所じゃないけどな」
やかましい!それでは夜書きます!←
ムーン「あぁ!?何でだよッ!!?」
だって今、ネットカフェで更新してるんだもん(オイ
- Re: キングダムハーツ スクールチルドレン☆ ( No.176 )
- 日時: 2013/06/01 21:48
- 名前: リラ (ID: dCkmB5Zo)
「…よしっ、ここなら人気も少ないし、お互い言い合えるだろ」
「あらら…廊下に出て早々走らされて、こんな薄暗い場所へと連れて来られたかと思えば…いきなり本題かしら?」
「当たり前だろ、そうじゃないとわざわざお前の所まで行く理由が無いしな」
「連れないわねぇ…流石あのノーバディの姫様の元となった人物なだけはあるけどね」
ⅩⅢ機関の仲間たちが勘違いしあらぬ誤解を招いているなど、思いもしていないロクサスはと言うと—ラックと共に生徒の殆どが立ち寄らない、敷地内に存在する森の最深部に居た(リズやムーンと言うサボり目的の例外の生徒がごく稀に居るが)
それからすぐに突拍子も無いが、呼んだ目的である—何を企んでいるのかを探ると言う事を実行するために少年は敵である少女を睨み付ける。
それをラックは呆れながらせっかちねと思いつつ、飄々とした態度を崩さずに言い返すと冷たい反論が帰って来る。
その姿がどうも未来では親子関係であるからか、自分たちの言うノーバディの姫様ことリズティクスト・ブラックノーバディと同じに見えて、そう言うとロクサスは目を見開く。
「…知ってたのか?俺とリズの関係を…」
「当たり前でしょ?この前も言ったと思うけれど、アタイたちはシャドウとか言ったっけ?ソイツが引き起こした事件でアンタたちの事を知って、隅なく調べたんだからそれくらい知ってて当然だろ」
「………………」
まさか自分とリズが親子関係である事がバレていたのは、完全に予想外であり信じられない事だった。
だからこそ思わず聞いてみると、敵の情報力がかなりの物であると言う事が分かり—余計警戒心を抱かなければならなくなった。
—だってここまで自分たちの事を知られては、ストーカーでもされているかと思うほどだからだ(そう思うのも、無理も無いですもんね by作者)(オイコラ作者ァ!お前が認めてどうするんだよぉ!! byラック)
「(…取りあえず、今日から絶対鍵とカーテンは閉めて、極力誰かと居る事を心がけよう…)」←
「…ちょっと、何か物凄く失礼な事考えてない?」
「いや、全然?」
改めて身の危険を感じたので少々変な方向へと、考えが向かいかけていくとラックのツッコミ(?)によりロクサスは正気に戻る。
ここで彼女に返事をしてしまえば、槍鎌(ハルバートサイズ)が出されそうな気がしたので咄嗟に誤魔化す。
「そう…って、話が逸れたわね…戻しましょう」
「そうだな…お前が来たと言う事は、ルピナスからの指示なのか?答えを聞かせろと言う…」
ラックはとぼけられた事に不信感を感じる物の、話を戻さなければならないので本題に入る。
それにロクサスは同意を示しつつ彼女が来たと言う事は、数週間前のルピナスに言われた仲間になるかならないかの答えを教えろと言う事かと直球で聞いた。
- Re: キングダムハーツ スクールチルドレン☆ ( No.177 )
- 日時: 2013/06/07 17:43
- 名前: 森 (ID: OudfDp0l)
小説おもしろかったです!
- Re: キングダムハーツ スクールチルドレン☆ ( No.178 )
- 日時: 2013/06/08 18:42
- 名前: 森 (ID: OudfDp0l)
申し遅れました。森でーす!
小説本当におもしろいです!
他のシリーズも読みました。
どうやったらそんなうまく書けるんですか?ちなみに年は12でーす。
体育祭やってへとへとです。
- Re: キングダムハーツ スクールチルドレン☆ ( No.179 )
- 日時: 2013/06/28 21:47
- 名前: リラ (ID: dCkmB5Zo)
リズ「お久しぶりです皆さん♪最近小説の更新が遅くてすみません…主人公の私ことリズが代表して謝ります(ペコリ」
グラッセ「あれ?何時もならここで作者がでしゃばって来て、そう言うハズじゃ…?」
ムーン「ああ、アイツは俺がぶん殴ってきたのもあるが、また体調を崩してる」
グラッセ「またかよッ!!?どんだけダメな作者なんだよッ!!?」
ムーン「しかも今回は暫くすれば治るタイプでは無く、暫く病院に通院レベルだそうだ」←
グラッセ「ウォイ!?本当に大丈夫なのかよ、アイツはぁ!!?」
リズ「まぁ何とかなるでしょ、あのバカは元気な事しか取り柄が無いんだから」←
グラッセ「…お前何気に酷いよな、オイ」
ムーン「確かにリズの言ってる事は一理あるがな…さて、せめて森さんにコメント返ししよう」
リズ「そうね、そのためにも作者のメモを預かって来たんだし」
森さん
初めまして、コメントありがとうございます♪
そして諸事情で返すのが遅くなって、大変申し訳ございませんでした!!(汗
こんな下らない小説を面白いなんて言って頂けて嬉しいです!励みになります…(切実に
リズ「じゃあ、もっと書くスピード上げろや」
無理(即答
他のシリーズも読んで下さるとは…
私なんか上手くありませんよ、思いついた内容を書いているだけですから←
リズ「思いついた内容を書いてアレかよ!お前の頭の中はどうなってんじゃあ!!?」
私の頭の中はネタで構成されてるんじゃあ!!(開き直り
心が赴くままに書けば良いんだよ!小説とはそう言う物だぁ!!(違
リズ「威張るなぁ!!ライトレイズソードォォォォォォッ!!!!!」
どぎゃああああああああっ!!!!!?(光の剣の形をした衝撃波が襲い掛かる
リズ「全く…!こんな調子で更新は更にストップ状態になると思います、出来る限り頑張りますので暖かい目で見守って下さい!」
グラッセ「俺たちも早く作者を復活させますので!」
ムーン「応援よろしくお願いします(例」
リズ「最後まで礼儀正しいわね、アンタ…(呆」
ムーン「これぐらい普通だろ」
グラッセ「でもその常識は、この小説内では珍しい事になっちまうんだよな…(遠目」
- Re: キングダムハーツ スクールチルドレン☆ ( No.180 )
- 日時: 2013/07/07 22:08
- 名前: リラ (ID: dCkmB5Zo)
「いいや?アタイが来たのは確かにルピナス様の指令だが、答えを聞くためじゃない、その証拠にアタイはジェダイトやルピナス様と【一緒】にアンタたちの前に現れて無いだろ?」
「…なるほどな、全員して俺たちの目の前に現れたその時が答えを聞く時なのか」
仲間になるかならないかの答えを聞きに来たのかと直球的に聞いてきたロクサスに対して、ラックは即座に否定し自分たちは全員で現れていないからまだだと答える。
その台詞に栗毛の少年は上手く言葉を使いやがったなと、内心黒い笑みを浮かべながら舌打ちをしつつ納得する。
「そうだよ…それとも何だい?もう答えは決めたから、すぐアタイたちの仲間になるとでも言いに来たのかしら?」
「…ふざけんなッ!!そんな訳無いだろうがッ!!」
そんなロクサスの心情を見通しているかのように、ラックは楽しそうに微笑んだかと思えば挑発する。
煽られていると分かっている物の—その全て分かっていると言わんばかりに飄々とした態度を取る彼女に、誰のせいでこうなってると思ってるだよと怒りを感じて少年は胸ぐらを掴む。
「あらあら、こんな所を誰かに見られたら誤解されるわよ?アンタって確かナミネって言う彼女が居たんじゃ無いかしら?」
「ああ…そうだよ!もしナミネに手を出そうとか考えていたら、許さないからな…!!」
その行動をラックは抵抗せずに受け入れると、頭に血が上っているロクサスに他人に見られたら大変な事になるわよと言う。
それと同時に彼の大切な人物である金髪の少女の名前を出すと、栗毛の少年はナミネに危害を加えると思い尋常じゃない殺気を出しながらそう叫んでいると—
「ろ、ロクサス君がラックちゃんとキスしようとしてるッ!!?」
「これは大スクープだ!中等部の美形の一人ロクサスと転校生ラックが熱愛発覚ってか…!!」
「「ッ!!!」」
何ともタイミングが悪い場面で他の生徒が来てしまい、明らかに誤解されるであろう体勢を見られてしまったではないか
ちなみに今の体勢はロクサスが背が高いラックの胸ぐらを掴んでいるので、前者が叫んだとおりの光景にも見える。
「ちょっと待て、これは…!!」
「皆に知らせないと…!!これは面白い事になるぞー!!」
「あたしも女子たちに教えなきゃ…!!」
取りあえずこの目撃者たちの勘違いを解くために、ロクサスは弁解しようとする者の彼らは皆に教えるために走り去ってしまう。
「あーあ…だから言ったのに…」
「…マズい、果てしなく嫌な予感しかしない…!!」
これにはラックもヤレヤレと忠告したのに聞かなかった少年に呆れ、ロクサス自身も迂闊だったと頭を抱えた…
そしてその嫌な予感は当たる事になる、大いに厄介な騒動となって
- Re: キングダムハーツ スクールチルドレン☆ ( No.181 )
- 日時: 2013/09/12 16:43
- 名前: 森 (ID: jbwgUQwv)
知ってますか?キングダムハーツの最新作が出るの僕は今からうきうきしてます。