二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: キングダムハーツ メモリーチルドレン!! ( No.36 )
- 日時: 2011/06/15 21:30
- 名前: リラ (ID: I69Bg0jY)
第二章—故郷を失いし者たちの街と闇の記憶—
「全く…ヴィクセンがちゃんと資料を整理してればこんな事にならなかったんだからな!!」
「やかましい!!第一ここまでゴチャゴチャみしたのはアクセルだろう!!」
「何で俺のせいなんだよ!!?」
リズたちが過去でトラヴァーズタウンにいる時、未来の存在しなかった世界ではロクサスとアクセルとヴィクセンが資料室にいた。
こちらでは未だにリズたちを未来へ戻す方法を探しており、資料室にその手がかりがあるかもしれないと三人が調べていたのだ。
「研究者ってのはホント資料にまとめるのが好きなのかねぇ…ん?」
「アクセルどうした?」
「研究者をバカにするな!!…む?何だねそれは?」
資料室を散らかしぱなりだった張本人のアクセルがため息をはいていると、一冊の資料を見つけロクサスとヴィクセンも駆け寄ってくる。
そして、どうやらヴィクセンも見た事がない資料が存在したようで少し興味がわいたアクセルは見てみた。
—世界が闇に飲み込まれそうだった時の記録—
—世界は一度、人間の醜い欲望のせいで滅んだが…その醜い争いをした人間にも一部だけ光り輝く者がいた。
その者たちのお陰で、世界は再び光が戻り平和になったかと思われていた。
だが、それは間違いでほんの一瞬だったのだ。
『マスター・ゼアノート』と名乗る老人の男により、世界は再び闇に飲み込まれそうになったのだ。
その男の狙いは、純粋な心により生まれる『最強の武器』を造ろうとしていたのだ。
その考えは世界の秩序と光と闇のバランスすら崩し、全てが終わりだと思ったがまだ光が三人いた。
—闇に苦しむが、友を守るため故に強さを追い求めた絆守る大地
—凛々しく強き思いと優しさを持ち、友の為に戦った絆繋ぐ舞水
—純粋な光の心を持ち、親友を助けるために自分を犠牲にまでした絆巡る疾風
この三人の活躍により、世界はまたしても一時的に守られたのだ。
しかし、その代償はとてつもなく大きく哀しいものだった。
大地は闇に堕ち全てを失い、疾風は眠りにつき、舞水は友を助けるために光の世界から消えた。
—そしてそれから時が流れ、またしても世界は闇に覆われそうな時が来てしまった。
今度は『賢者アンセム』と名乗る男により、世界の心とも言えるキングダムハーツを使い世界を闇に飲み込ませようとしたのだ。
だが、三つの光が残した違う光によりそれも無駄に終わった。
その残した光こそが、二人の勇者と純粋な心を持つプリンセスだった。
—それが皆が知っているだろう、光の勇者ソラ、闇の勇者リク、セブンスプリンセスカイリである。
彼ら三人は、その一年後のノーバディ事件も解決することになるのは、別の資料に残されているので書かないで置こう。
—だが、それから闇が世界を覆うとする事はまだあったのだ。
それから数ヵ月後に、シャドウと名乗る少年がノーバディだけの世界を創ろうとしていたのだ。
しかし、それも勇者と言うべき六人に止められたのである。
—炎を操り、友を守るために悩んだ踊る火の風—
—不完全に生れ落ちながらも、光を持ち友を何よりも考え黄昏に揺れるめぐり合う鍵
—偽りと否定されながらも、自分の意思を持ち覚悟を決めた人形と言われた者
—光と闇を宿らせ、己の命なども犠牲にしてまで友を助けた純粋な心を持つ狭間の姫とも言える少女
—強大な魔力を持ち、友を大切にし時に獣じみた姿に変わる光の勇者の子供の少年
—月と闇の力を暴走させ、その力を友を救える力とし冷静な判断力を持つ闇の勇者の子供である少年
この六人がいたからこそ—『記憶』と『時間』の暴走も『 』のだ。
- Re: キングダムハーツ メモリーチルドレン!! ( No.37 )
- 日時: 2011/06/15 21:39
- 名前: リラ (ID: I69Bg0jY)
大和さん
お久しぶりです!!←
ま、マーベル君…黒いオーラ怖いから!!(汗
そして大和さんは何を言おうと…気になりますね♪(オイ
リズ「マーベルが口を押さえるほどだし、よっぽどの事なんじゃないの?」←と言いつつ気になっている奴
どうやらネタ帳見られちゃったようですね…(汗
私は、普段持ってないので見られる心配ないからよかった…
リズ「そう言えば、何でアンタはネタ帳とか持ってないの?」
そりゃあ、私の場合ぶっちゃけ今日書くか!!と考え頭の中で考えた事を書いてるから
リズ「…つまり、その日のノリと…?」
うん♪ってぎゃあああああ!!?(キーブレードが飛んで来る
リズ「許さん!!マジックアワーァァァ!!!ダークファイガァァァ!!ダークオブリングゥゥゥ!!!」
ちょ、あぎょぉぉぉぉお!!?
私、大和さんにエリクサー渡してこなきゃ…って嫌ァァァ——————ッ!!!!!!?
- Re: キングダムハーツ メモリーチルドレン!! ( No.38 )
- 日時: 2011/06/17 22:28
- 名前: 大和 (ID: rwHJX/mv)
マーベル「こんにちは!そしてお久しぶりですリラさん!」
ロクサス「今回はアイツ(大和)は不在のため俺たちが」
シオン「2人とも〜、大和ならここにいるよー(黒い何かを引きずってくる」
ロ・マ『・・・・・・・(汗』
マーベル「・・・・ロクサス、何をした?一体・・・」
ロクサス「いや、———ファイガで燃やしただけだ。」
シオン「あ、なにか持ってるよ」
『リラさんへ
きっとこのメッセージを読んでいる頃には私はきっと跡形も無い黒焦げになっているでしょう・・・
私のほうの本編では大変失礼いたしました。ゴメンなさい。』
ロクサス「何?何かキモイんだけど、コイツ(大和)・・・(ドン引き」
マーベル「スイマセン、リラさん。お邪魔しましたぁっ!!」
- Re: キングダムハーツ メモリーチルドレン!! ( No.39 )
- 日時: 2011/06/18 12:00
- 名前: リラ (ID: I69Bg0jY)
「—光の勇者、ソラは繋がる心が彼自身の力であり…その思いが何度も世界を救ったと考えられる…何だコレ、悪事の記録か?」
「そして、勇者と言うべき6人のうち5人は存在しない者と呼ばれ罵られるがその中の一人の少女が恐れも無く強い意思をその青い瞳に宿らせその運命ごとブッ飛ばしたか…」
ロクサスが最後まで資料を読み終わるとこの場にいる皆の考えを代弁し、アクセルはそれを見直しながら密かにこんな事を思っていた。
「(俺たちの定めである消滅の運命ごとブッ飛ばした、恐れも無くか…物凄く思い当たりがある人物がいるんだが…?)」
アクセルの思い当たりの人物—過去の世界で大暴れしながら、ドス黒いオーラを出しているであろう金髪と栗毛の少女を思い出し冷や汗をかく。
彼女の性格上なら大いにありえる話である、何たって勝手に物事を決められるのは大嫌いなハズだから
だが次の瞬間、その資料の作成者の名前を見て全員が固まる事になる。
「そう言えばこの資料作った人って…—…はい?」
「…え、ちょ…俺の見間違いか?何だがあり得ない人の名前が書いてあるんですけど?」
「…ッ!!?お前たち後ろ…!!」
その資料を作成した人の名前はかなり予想外の名前で、ロクサスは思考すら停止してしまいアクセルもパニック状態になる。
そして二人はヴィクセンがかなり叫んでいるのに気が付いていない、かなり危ない状況なのに…
だって、未来にあるはずが無い闇のエネルギー体がすぐそこに近づいているのだから
「…ッ!!?何だ、ものすごーい嫌な予感が…!!?」
「あ、ああ…何だか俺も寒気が…」
そして過去では、リズとロクサスが自分の身に危険を感じ寒気を感じていた。
のちにそれが正しかった事を、後から知るが…今はそれどころじゃない。
「ここも異常無しか、闇のエネルギーは見つからないしハートレスしか出てこないじゃないッ!!」
「しかも無駄に量が多いし!!何かの嫌がらせか!!?」
何時闇のエネルギーが現れてもおかしくない状況なので、リズとロクサスは一緒にパトロールに出かけていたのだが運悪く2番街でハートレスに襲われてしまったのだ。
しかもめんどくさい事に、シャドウ(ファンタジアの半身じゃない方)など下級ハートレスたちだけなのだが量が多いせいで倒してもキリが無い。
「リズいくらシャドウと言えども油断大敵よ、それぇ!!」
「はっ!!」
「チョコボ、ティファ!!」
こりゃあ長期戦になるなと考えていると、帰りが遅く心配したのかティファとクラウドが助けに来てくれた。
彼女の格闘技と、チョコボの剣術が混ざれば百人力と言ってもいいぐらいだ。
実際、リズのマジックアワーとロクサスのキーブレード投げやティファのファイナルヘヴン、チョコボの超究武神羅斬ですぐにハートレスは無に消える事になるが…(その光景はあまりにもハートレスが哀れだった)
- Re: キングダムハーツ メモリーチルドレン!! ( No.40 )
- 日時: 2011/06/17 23:20
- 名前: リラ (ID: I69Bg0jY)
大和さん
ギャアアアアア!!?(恐怖のあまり硬直
リズ「お、大和さんッ!!?何という悲惨な光景が…」
ロクサスやり過ぎだよぉ!!?(泣き目
大和さん、黒焦げだぁぁぁ!!どうしよう!!?
私そこまで気にしてなかったですよ!!?
グラッセ、アレイズかけてケアルガかけて来い!!(闇の回廊出現
グラッセ「…これは酷いな、全力で治療してくる(そう言うと入る」
ふぅ、これで大和さんは大丈夫な…ハズだ(ハズ!!?
ファイガってあそこまで威力あったっけって気がしてきました…(怯
ロクサス、恐るべし…マーベル、シオンせめて助けてあげて(涙
…リズ、念には念入れてエリクサーとか持って行こうか
リズ「そうだね…大和さん!!そんなに気にしてませんので大丈夫です!!あの続きを私と作者は楽しみに待っていますので頑張ってくださいね!!」
それでは、失礼しまーす!!
- Re: キングダムハーツ メモリーチルドレン!! ( No.41 )
- 日時: 2011/06/19 20:43
- 名前: リラ (ID: I69Bg0jY)
「助かったよティファにチョコボ、ありがとう」
「…頼むからそのチョコボって呼ぶのやめてくれ…」
リズがキーブレードを消しながらお礼を言うと、チョコボは切実な願いを言う。
一応チョコボと言われるのは気にしているらしい←(当たり前です)
「んー、じゃあ思い切ってポ○は?」
「それFF5のチョコボじゃねぇか!!!お前は喧嘩売ってるのかァァァァァァ!!?」
仕方ないなとリズは言い違うあだ名を命じてみると、ツッコミを決められてしまった。
流石にそんなあだ名を付けられてしまったら、誰かに襲撃されそうな気がする。
「まぁ冗談は置いといて…ここにも闇のエネルギー体は無かったわ」
「そう…もしかしたらまだこの世界には落ちて無いのかもしれないわね」
そんな事を考えているクラウドを放置し、リズが本題にかえるとティファが冷静に分析しムーンもそうかもしれないと頷く。
世界にはナミネとファンタジアの力が散らばってる、何時闇のエネルギーが降ってくるかは解らないし警戒しなきゃいけなかった。
「取り合えず一通りトラヴァーズタウンを回ったんだし休憩しましょ、エアリスが麦茶入れてくれたし」
「「よっしゃあ!!!」」
するとティファがシートを引き、合流した仲間たちとティータイムをする事となった。
ちなみにティファもお菓子のマフィンとクッキーを作ってくれ、すごく美味しそうだ。
「んー!!この麦茶何だか甘くて美味しいな♪」←ムーンは甘いのが好きです
「それはね、砂糖が入ってるからよ」
『…………………(汗』
エアリスから手渡された麦茶をムーンがとても美味しそうに飲むと、サラッとエアリスが恐ろしい事を言いムーン以外の全員が硬直する。
レオンだけは悟っていたらしく、飲んでいなかったが
「レオン…知ってるなら言ってくれ」
「仕方ないだろ、エアリスはコーラに牛乳入れるわで俺ももう諦めているんだ」
「ある意味最強ねエアリスって…(汗」
これには思わずロクサスがそう言うと、何とも恐ろしい理由を返されリズはこの人に逆らうのは怖そうだと冷や汗をかいたらしい。
そして皆が美味しいと食べていると、何故かアクセルだけが何も食べてなくてそれに気が付いたロクサスが首を傾げる。
「どうしたアクセル?さっきから何も食べてないぞ?」
「あ…いや何でもねぇ」
「?」
一応話しかけてみるが、すぐにハッとし麦茶を飲んだので余計ロクサスは首を傾げる事になった。
アクセルは何かを隠している…?俺たちが気付いていない事を…それは俺たちにも言えない事なのか?
- Re: キングダムハーツ メモリーチルドレン!! ( No.42 )
- 日時: 2011/06/20 21:08
- 名前: リラ (ID: I69Bg0jY)
「—さてと休憩も終わった事だし、私と赤ウニはもう一度探してくるよ」
「えっ…オイ、リズ!!?」
気まずくなった空気を察したのかリズがアクセルの腕を引っ張り、再び闇のエネルギーを捜しに行ってしまった。
ムーンにウインクで『後は頼む』と言い、彼も頷く。
「ロクサス、アクセルはまた何か自分に隠してるんじゃないかって考えてるだろ?」
「ブホッ!!?」
いきなりムーンに考えている事をドンピシャで当てられ思わず吹いてしまうと、解りやすいなと笑われてしまった。
アクセルにはシオンの件といい、まだ隠されている事があるのではないかと不安になっていた矢先にこんな事があったから故である。
「…アクセルがシオンの事を隠していた事もあってお前が不安に感じている事は解る、でも人には言えない事が沢山あるんだぜ?」
「…解ってるよ」
ムーンが苦笑しながら大人が言うような事を言うと、思わず不貞腐れながら答えてしまう。
人に言えない事、俺にだってあるさ…でも…
「『少しぐらいは相談してくれてもいいんじゃないのか?俺たちは親友じゃないのか?』」
「…お前はエスパーか」
またしても考えている事を完全に当てられてしまい、苦笑したような表情を作ると違うよとすぐに否定させる。
「だって…ロクサスの考えてる事って、リズにそっくりなんですよ」
「リズに…?アイツは女の子なんだから複雑なんじゃないのか?」
「ブッ…」
ロクサスの考える事は彼の子供であるリズにしっかりと受け継がれており教えると、女の子は複雑だろと返してくる天然に更に爆笑する。
「そ、そんなに笑うこと無いだろ!!」
「あははははッ!!だって…複雑って…!!」
余りにも笑うムーンに怒りながら拗ねると、すみませんと流石に笑いすぎた事を反省したのかやっと止まる。
「確かにアイツは女の子だから複雑ですね…でも友達思いなところは思考回路が同じですよ?」
「…馬鹿にしてるのか?(黒笑」
「いや、違いますって(汗」
ロクサスの考えを否定せずにでも同じだと言うムーンに、とうとうロクサスが黒笑モードを解放すると冷や汗をかきながら黒いオーラを静めようとする。
そして、ロクサスが落ち着くとムーンは本当に言いたい事を言った。
「つまり俺の言いたい事は、アクセルを信じてやれって事ですよ!!貴方が親友であるアクセルを信じなきゃ誰が彼を信じてあげれるんですか?」
「あ…」
ムーンに言われようやくロクサスは、アクセルを信じてやれない無力さに気が付いた。
そうだよ、今悩んでいるアクセルを俺が信じてやらなきゃ誰がアイツを信じてやれるんだよ…
- Re: キングダムハーツ メモリーチルドレン!! ( No.43 )
- 日時: 2011/06/24 16:53
- 名前: リラ (ID: I69Bg0jY)
「—アンタ、本当のバカでしょ」
「うるせぇ…」
一方リズに連れられ3番街まで来ていたアクセルは、何故か呆れられキーブレイドを首に突きつけられていた。
ここまで無理やり連行されたと思ったら、何を隠してるのか説明してもらうわよ?と言いながら脅され吐かされてしまったのだから
「最近変な夢を見て、そしてその夢では必ずロクサスが倒れていたぁ?」
「ああ、しかも一回キリじゃねぇんだ…毎日その夢を見てそのたびにアイツ泣いているんだ『ごめん…』って言いながら」
何とアクセルはトラヴァーズタウンに来てから、毎日同じ夢を見て悩んでいたようだった。
しかも、それが親友であるロクサスの危機なのだから不安で仕方なかったんだろう
それで、リズに黒い笑みで脅された今に至るのだった。
「あのねぇ…所詮夢なんだからそこまで気にするか?」
「そりゃあ、最初のうちは俺も気にしなかったさ…でもこうも連続で見ると本当の事になるんじゃないかって…」
赤ウニの考えている事に対してため息をはきながら言うと、更に表情を暗くしてアクセルは答える。
親友を失う怖さを彼は知っている、だからこそここまで夢を気にしてしまったんだろう
「…アンタがロクサスを失う事に恐怖を覚えている気持ちは解るよ、親友を失うって本当に悲しくて心が押し潰されそうな感じになるから」
かつて自分もグラッセやムーンを守れなく、同じ思いをした事があるから解る。
だけど、アクセルのしてる事は間違っている事も解るんだ。
「赤ウニ、ロクサスがアンタに対して不安を感じてる事気が付いてるでしょ?唯でさえシオンの件を隠していた事で自分はまだ知らなきゃいけない事を皆に隠されているんじゃないかって不安でいっぱいなロクサスに隠し事してるとなると最低だよ」
「………」
シオンの件で完全にアクセルに不安を感じてしまっているロクサスに、これ以上の心の負担を抱えて欲しくなかった。
それはもちろん赤ウニもで、これ以上ロクサスの事を考え自分を傷付けてまで苦悩して欲しくなかった。
「少しはロクサスを頼って上げてよ、アイツだって何も出来ないワケじゃない…ヘタレなアンタを一番理解してくれる奴だろ!!」←超失礼
「ヘタレ言うなッ!!お前ホントいい場面で最悪な奴だな!!?」
お願いだから二人にはもう自分の気持ちに嘘をついて無理をして欲しくない。
そんな願いを込め叫ぶと、何時もどおりのノリでツッコミを決められてしまった。
この調子なら大丈夫かとリズは苦笑するが、彼女は気が付いていなかった。
ムーンたちがいる1番街に、ディスティニーアイランドのよりは小さいが闇のエネルギー体が落ちている事に…
- Re: キングダムハーツ メモリーチルドレン!! ( No.44 )
- 日時: 2011/06/24 21:36
- 名前: リラ (ID: I69Bg0jY)
「ムーンッ!!ロクサスッ!!」
「「え…?」」
もちろん1番街で再び麦茶を飲んでいるムーンとロクサスが気が付く訳がない、エアリスが叫ぶが時既に遅し
闇のエネルギーは避けられないほど、もう二人の近くまで降って来ていた。
「ッ!!伏せろムーンッ!!」
「がっ…!!?」
だが庇う事なら出来る、何時の間にかロクサスは一人で闇のエネルギー体を受け止めていた。
蹴り飛ばされたムーンは、ようやく助けられた事に気が付く
「あっ…」
「ロクサス!!ロクサスさんッ!!?」
「しっかりして!!!」
闇がロクサスを包み捕うと、すぐに虚ろな目になり倒れる。
ムーンとエアリスが駆け寄り、ホーリーとキーブレードで闇を切り裂くがもうグラッセと同じ状態になっていた。
「ヤバイ…ッ!!ロクサスさんから光の心を段々感じなくなっている…」
「さっきまで感じていた暖かい心が…闇に侵食された…?」
これにはムーンが焦り困惑していると、エアリスはいち早くロクサスの状態に感づく。
するとこの騒ぎに気が付いたのか、クライドを使ってリズとアクセルが飛んで来た。
「どうしたの?何か騒がしいけど…」
「大変なんだッ!!ロクサスが俺を庇って闇のエネルギーに…!!」
「なんだとッ!!?」
そして着地すると、何があったのかを聞いてきて説明するとアクセルが真っ青になりながらロクサスに駆け寄る。
リズもリズで、そんなと言わんばかりの顔をし青い瞳を見開いていた。
「嘘…まさかの正夢って事…?どうなってるの?」
「正夢?」
「説明は後!!今は一刻も早くロクサスの中から闇のエネルギーを回収しなきゃいけないでしょ!!」
リズが腕を組みながらそう言うと。赤ウニの話を知らないムーンが首を傾げる。
教えてあげたいが、まずはロクサスを救出(?)するのが先だとリズはアクセルを見て
「赤ウニ!!チャクラムをロクサスに掲げろ!!それでロクサスの心の中に入り込んで原因であるアンヴァースを探る!!」
「ちょっと待て!!?アンヴァースに『記憶』を閉じ込められている場所じゃないと…」
出来ないんじゃないかと言おうとしたが、リズの真剣な表情と何処か複雑そうな表情に戸惑い言えなくなる。
そんなアクセルにはぁとため息をはき、リズも真っ青になりながら
「…どう言う経緯か解らないけど、今回の『記憶』が閉じ込められている場所はロクサス自身のようよ?…なら一番ロクサスの記憶に残っているアクセルが適任でしょ?」
「え…」
「何ィィィ——————ッ!!!!!?」
何と今回のアンヴァースによって『記憶』が閉じ込められているのは、ロクサス自身であるようだ。
驚愕の真実に、ムーンは呆然としアクセルの絶叫が響いた。
- Re: キングダムハーツ メモリーチルドレン!! ( No.45 )
- 日時: 2011/06/26 17:27
- 名前: Liaya (ID: yAGaFXYp)
こんにちは
リラさんにコメントしたいがために書きました
ロクサス大丈夫ですか?なんかものすごく心配です(泣)
これからもがんばってください。
- Re: キングダムハーツ メモリーチルドレン!! ( No.46 )
- 日時: 2011/06/26 20:12
- 名前: リラ (ID: I69Bg0jY)
Liаyаさん
こんにちわ!!そして初めまして!!
私なんかにコメントしてくださってありがとうございます!!(感涙
ロクサスは大丈夫ですよ、少々苦しんでいますが☆(それって大丈夫じゃないから!!? byムーン)
ロクサス「…てめぇ、後で覚えてろ…マジックアワーだけではなく覚醒技も喰らわせてやる…(超黒笑」
…ここで、怖い事言っている人は無視して!!(滝汗
これからも頑張ります!!応援よろしくお願いします♪
それでは、書きますー!!
- Re: キングダムハーツ メモリーチルドレン!! ( No.47 )
- 日時: 2011/06/26 20:34
- 名前: リラ (ID: I69Bg0jY)
「…行くぞ」
そしてムーンとアクセルが落ち着いた後、アクセルがチャクラムをロクサスに掲げ心の中に入ろうとしたが—
「あっ!!待って赤ウニ!!」
「げふっ!!?」
突然リズが何か思い出したかのようにハッとすると飛び蹴りを決めてきて、軽く意識が飛びそうになる←
だが今気絶するワケにもいかず、何とか堪えて
「てめぇーッ!!俺を殺す気か!!?てか何で止めるんだよ!!?」
「止めてないわよッ!!少し言う事があるから待てって言っただけでしょうが!!」
いきなり止められ切れると逆ギレ返し(?)され、言い返そうとするがその何時もより真剣そうな眼差しを見て言えなくなる。
この目をした時のリズは、何処か哀しそうで決意を決める時や決意を決めさせる目だから
「…ロクサスの心の中に行く前に特にアンタには言わなきゃいけない事がある、まず彼の記憶は誰よりも哀しくて心が押し潰されるような物よ」
「…それが何だってんだ?」
「アンタはそれを見れる覚悟があるの?もしロクサスがアンタの事に対しての哀しい記憶を持っていたら耐えられる?」
ロクサスの記憶—それはとても哀しくて苦しくて切ない記憶だ。
誰よりもロクサスの事を、理解しており信頼しているアクセルが見たらどうなるかなんて想像が付く。
恐らく赤ウニは自分の事を責め続ける、俺のせいだって苦悩し続ける。
誰だって他人が自分に対しての切ない記憶を持っている事を知ったら、そうなるだろう…
「—俺がしてきた事は間違っていた事は解っている、けして許されない事もな…だからこそアイツを救わなきゃいけないだろ?」
「…そこまでの覚悟をしていたのね」
だから、なおさらそれを知り背負っていかなくてはならない。
アクセルの覚悟を聞くと、リズはとても嬉しそうに微笑み後ろに下がる。
「いいわ、じゃあ早速行きましょう!!ロクサスの心の中へと」
「そして、ロクサスさんの心の中にいるであろうアンヴァースを倒し本来の『記憶』を解放する!!」
「行くぜ!!!」
リズとムーンが役割をもう一度確認すると、アクセルは今度こそチャクラムを掲げ三人は光に包まれた。
すると、そこではロクサスが一人で暗闇にいた。
『—約束…生まれ変わったらまた会おうって約束した、覚えている…約束を覚えている』
そう呟くとロクサスは優しい青い瞳に憎しみと怒り、哀しみを宿らせ闇の回廊を開く。
向かうは、あそこ…リクと戦った雨の降る街…そこにはアイツもいる。
『ソラ…よくもアクセルを…お前だけは許さない、俺の全てを奪った張本人』
—お前のせいで、俺は全てを失ったんだ…街も思い出も友達も!!
その悲痛な思いは、リズたちの心に響き顔を歪ませる。
—ああ…これはバカアクセルが…己の存在をかけた時の思い…←
- Re: キングダムハーツ メモリーチルドレン!! ( No.48 )
- 日時: 2011/06/28 23:57
- 名前: Liaya (ID: yAGaFXYp)
こんにちは!
ロ、ロクサス大丈夫!?
ものすごく心配です!
アクセル、リズ、ムーン!絶対に助けてね!!!
アクセル・・・あんまり自分責めないでね。
- Re: キングダムハーツ メモリーチルドレン!! ( No.49 )
- 日時: 2011/06/28 16:55
- 名前: 花影 ◆wNp4n0Oqx2 (ID: 49zT4.i.)
おひさしぶりです────っっ!!!
FFネタがいっぱいだー(ノ‾▼‾)ノ
ちょっとテンションあがってますよー
レイナ「というか、チョコボ連呼されてるクラウドがなんか…」
あ、そういえば「チョコボ」じゃなくて「チャコボ」になってるとこを発見しましたよ。 ((>>28
レイナ「あんたも間違えないようにしなよ?」
…………善処します…
にしても、最近FF7やり始めたんですが、クラウドって女装(笑)するんですねぇ…
エアリスすごいよ。その発想力くれ(/‖゜ロ゜)/
とか思ったのは内緒ですw
それでは更新頑張ってくださいっ
- Re: キングダムハーツ メモリーチルドレン!! ( No.50 )
- 日時: 2011/06/28 21:03
- 名前: リラ (ID: I69Bg0jY)
LIаyаさん
こんにちわ!!ロクサスはヤバいかもしれません(何ィ!!? byロクサス)
何か予定では、滅茶苦茶シリアス全開になりそうなんです…(汗
ロクサス「てめぇ…まさかのまさかで死亡フラグとか立つんじゃ…」
…今のところは無いよ(今!!?
アクセルとリズとムーンならきっと助けてくれます(きっとじゃねぇ!!絶対助けるから!! by一同)
アクセルは意外と傷付きやすいところがありますけど、強い子なので大丈夫です!!
続き書きますので、ご覧下さい
花影さん
お久しぶりです!!
FFネタ、前からやりたかったんですよね〜!!
クラウドはチョコボに似てるので、そう呼ばれるようにしたんですよ(その後、作者はソニックレイヴを暗闇で喰らいました)
誤字報告もありがとうございます、次から気をつけます、ホントに…
リズ「ホントにバカだね」
…何も言い返せないのが、哀しいよ(涙
クラウドは原作では女装しますよ♪いや〜アレは本当に似合っていた(オイ
エアリスの発想力はすごいですよね…私も小説書くのに欲しいです(切実に
更新頑張ります!!それでは行きます!!
- Re: キングダムハーツ メモリーチルドレン!! ( No.51 )
- 日時: 2011/06/28 21:25
- 名前: リラ (ID: I69Bg0jY)
『はぁ!!』
『だ、誰だッ!!?』
そして場面は再び変わり、ステンドガラスにソラとソラの仲間たちが書かれているところだった。
ここはソラの心の狭間とでも言うべき場所で、本体とノーバディの決戦の場所だった。
そこではキーブレード同士をぶつけて戦っている茶髪と黒いフードを被った少年が二人いた。
『闇の住人さ』
『まさか…リクッ!!?』
茶髪の少年—ソラが正体を聞くと、黒いフードを被った少年はそれだけ答えキーブレードを構えるとソラはまさかと問い詰める。
リク—その名を聞き黒いフードを被った少年は少し顔を怒りに歪め、自嘲する。
『リク…?リクは俺が倒した名前』
『なんだと!!?』
だが今は少年にとってそんな事はどうでも良かった、リクの事を簡潔に告げると、ソラがあり得ないとでも言わんばかりの顔をする。
—そんな事は本当にどうでもいいんだよ!!俺はお前とリクを許せない…
『教えてくれ、お前が選ばれたわけを』
そこからは激戦だった、少年は低い声でそう告げると取っていた間合いを素早く攻めソラにキーブレードを振り下ろす。
その一撃は重いのは、ソラが顔を歪めている事だけですぐ解った。
それ程、黒いフードを被った少年は強く何かに怒っていた。
『おおおおおおおっ!!!』
「やめてッ!!ロクサス…!!」
その一撃を何とかソラが弾き返すものの、すぐに間合いを取ったかのように黒いフードの少年は軽やかに動きソラを攻めていく。
その少年の名前を思わずリズが叫ぶと、一瞬彼が止まったかのように見えた。
「落ち着けリズ、ここで俺たちが出て行っても何も出来るわけじゃない」
そんなリズにアクセルはかなり哀しそうに顔を歪め、今にも飛び出しそうな腕を止める。
そう赤ウニの言うとおり、解っている…私たちはこの記憶の中では自分の姿すら現れない影のような存在だ。
今ここで飛び出せるものなら、こんな戦い意地でも止めかかっている。
「アクセルの言うとおりだ、俺たちはただロクサスさんの記憶を見届けその本来の記憶を戻してやる事しか出来ないんだよ…」
「………ッ」
その気持ちは痛いほど理解しているのか、ムーンも悔しそうに歯を食いしばっているのをリズは見てしまい自分だけこんな風にしては迷惑だと冷静さを取り戻す。
小さな声で、悪いと謝ると気にしてないさムーンは微笑むが厳しい表情をしながらアクセルを見て
「アクセル、ここで立ち止まっていたらロクサスは救えない…もうあんな悲劇を起こしたくないし俺も見たくない…やるべき事解っているな?」
「…ああ」
アクセルのやるべき事—ロクサスの中にいるであろうアンヴァースを倒しその『本来あるべき記憶』を取り戻す事
ムーンがその役割を聞くと、アクセルも頷き目的を完遂するため動き出した。
- Re: キングダムハーツ メモリーチルドレン!! ( No.52 )
- 日時: 2011/06/28 21:58
- 名前: リラ (ID: I69Bg0jY)
はーい!!重大なお知らせです♪
メモリーの新オリキャラが私物相談会(?)により決まりました!!
リズ「今度は何なんだ…」
あれ?貴女もよく知っている人なんですけど
グラッセ「は?」
ムーン「どういう意味だ…?」
まぁ、今から見れば解るよ
それでは、入ってきてください!!
レイシャ「どうも!!初めましてレイシャです♪よろしくお願いします」
リズ「レイシャ!!?」
グラッセ「どうしてお前が…!!?」
ムーン「知り合いか二人とも!!?」
まぁ…詳しくは第三章で明らかになるよ!!
レイシャプロフィール!!
名前:レイシャ・????? スペル『LАYXIА』
年齢:13歳
性別:男
武器:キーブレード(サンセットブリーズ(夕焼けのそよ風)と?????)
特徴:金髪に少し栗毛が混ざったツンツン頭に青い瞳
未来のⅩⅢ機関ナンバー16で闇属性だが光属性の技も使える。
その正体は本編で語られます、リズとグラッセは彼を知っている…?
礼儀は正しくしっかり者だが、たまに腹黒さがでる。(本人自覚なし)
服装は半そでの黒コートに黒の短パン、左腕にロクサスと似たリストバンドをしている。(ちなみに柄は淵は黒く、真ん中の線が斜め)
お気に入りのマフラーを出かける時は、必ずすると言うクセがある。
通称レイと呼ばれ、身長は159cmで誕生日は3月16日のうお座
レイ「って事でよろしくな☆(黒笑」
アクセル「(レイが来たって事は、黒キャラが増えるも同然じゃねぇーか…)」
ちょ、アクセルその発言やめて!!?
だから今日は、ロクサス呼ばなかったのに…(涙
- Re: キングダムハーツ メモリーチルドレン!! ( No.53 )
- 日時: 2011/06/29 16:56
- 名前: Liaya (ID: itTFRLr7)
こんにちは。
レイがくるの楽しみです。
本編かなりつらくなりそうですね(汗
みんながんばってください!!
次楽しみにしています
- Re: キングダムハーツ メモリーチルドレン!! ( No.54 )
- 日時: 2011/06/29 17:58
- 名前: リラ (ID: I69Bg0jY)
LIаyаさん
こんにちわ!!
レイは早く出したいんですよねー(オイ
何か第二章でもしかしたら出そうな勢いです←
リズ「というか、今回の話で出す気満々だよねアンタ」
何の事かな?私知ラナイヨ
リズ「何で最後はカタカナなんだよ!!?」
うるさいな!!大人の事情ってもんがあるんだよ!!(逆ギレ」
次今から書く予定です!!
それでは、書きます♪
- Re: キングダムハーツ メモリーチルドレン!! ( No.55 )
- 日時: 2011/06/30 17:18
- 名前: リラ (ID: I69Bg0jY)
過去で親友であり大切なロクサスをリズたちが取り戻そうとしている時、未来でも大変な事が起きていた。
「ロクサスッ!!アクセル!!」
「「………」」
何と闇のエネルギーは未来まで行っており、その強大な力に未来のアクセルとまたしてもロクサスはやられていた。
何とか闇を避けれたヴィクセンがその名を叫ぶが、全く反応が無い。
「どうなっているのだ!!あの闇は一体…!!?」
『—そんな事言っている暇があるなら、アクセルたち助けろよヴィクセン!!』
見たこともない闇に首を傾げていると、ごもっともな事を言う少年の声が響きすぐにソレは横を通り過ぎた。
その姿を見てヴィクセンは硬直する、その姿の少年はめったに帰ってくる事の無いほぼ家出状態の者なのだから
「闇に闇ってあんまり効果無いけど…俺はこっちの力の方が強いしな!!行くぞダークファイガッ!!!」
その少年はそう呟くと、右手にキーブレード—サンセットブリーズを出し助走をかけロクサスとアクセルを包み込んでいた闇を排除する。
その反動で床に倒れた二人を見つめ、少年はため息をはきながら
「何やってるんだよ、アンタたちは」
「レイシャ…!!」
キーブレードをしまいながら冷静に金髪と栗毛が混ざった少年—レイシャはそう言うと、ヴィクセンがその少年の名を言った。
彼は別の世界で修行をしている身なので、中々ⅩⅢ機関には戻ってこない未来のナンバー16である。
「久しぶりだなヴィクセン、ウニ…じゃなくてアクセルたちは何で闇に包まれているんだ?」
「私にも解らん…いきなり現れた物だからな」
レイシャが今の状況を聞いてきて、ヴィクセンも状況は全く解らないのでそう答えるとそうかとレイシャはもう一度ロクサスたちに駆け寄る。
そしてよくよく見て、二人の意識が無い事にようやく気が付く。
「オイ…アクセルたち全然意識ねぇんだけど!!?ヤバいんじゃねぇか?」
「何…!!?何故だ!!?ただ気を失っていると言う訳ではないようだな」
アクセルの襟首を掴みながら、ブンブンと揺さぶるが全く目を覚ます様子が無い(酷い
これを見てヴィクセンもただ事ではない事を、悟る。
「ッ…オイ!!『グラ兄』と『リズね…じゃなくて』!!『リズ』は何処行った!!?」
そしてレイシャが今呼ぶべき人物の名前を言うと、ヴィクセンは冷や汗をかく。
そう言えば、レイシャは知らなかったんだ…リズたちが過去に言っている事を…
その後、存在しなかった世界にこの世の物とは思えない悲鳴が響いたのは言うまでもないだろう…
「何やってんだあのバカたち…」
「私に言うな、もう少しでリズたちを元の時間に戻せる機械が完成する、この話はそれからだ」
- Re: キングダムハーツ メモリーチルドレン!! ( No.56 )
- 日時: 2011/06/30 20:56
- 名前: リラ (ID: I69Bg0jY)
「やっと見つけた…ッ!!!」
「カボチャのような形のアンヴァース…カースドキャリッジか!!」
そしてまたまた一方、リズたちはロクサスの中でようやく彼の『本来の記憶』を封じているであろうアンヴァース—カースドキャリッジを発見していた。
隕石のような炎を纏った爆弾が沢山降っていて少々厄介だ。
「爆発系とかは私の分野じゃないしね!!ここはアンタに任せるよ炎のエキスパート!!」
「解ってるよッ!!!」
このアンヴァースの攻略はあんまり慣れていないリズは、炎をエキスパートとするアクセルに敵の見極めを頼む。
アクセルもそれは瞬時に理解したようで、頷くと駆け出す。
「おらぁ!!」
まずはチャクラムに炎を描きその力を宿すと、投げつける。
何の攻撃をしてくるか解らない敵には、長距離で挑むのが無難だと判断したからだ。
しかしそんな攻撃を簡単に受け流し、カースドキャリッジは口を大きく開け—周りの物を吸い込み始めた。
「な、何だぁ!!?勝手に体がアンヴァースとやらに近づいてるんだが…」
「あー赤ウニ、一つ言い忘れていたんだけど…カースドキャリッジには吸引攻撃って言う特殊な攻撃があって…油断してると喰われるわよ♪」
「そんな大事な事、もっと早く言えやァァァァァァァ!!!」
これにはアクセルも驚いていると、リズが今更そんな恐ろしい事を言って来て彼は心の底から叫びツッコミを決めた。(心無いけどな俺たち byムーン)
「いやー、ついつい忘れてたんだよ♪」
「忘れてたで済む問題じゃねぇだろ、コレ…うおっ!!?」
そんな状況の彼に全く誠意を込めて謝っていないリズが爆笑しながら言うと、ムーンに呆れられる。
そうしていると今度はこちらに飛び回って攻撃をして来たが、何とかかわす。
「ッ…厄介だな、あの爆弾といい跳び跳ね(?)攻撃といい…」
「そうねぇ…どうしようかな…(スチャ」
「スチャ?リズお前何して…」
どうやって攻略するかねとアクセルが考えていると、スチャっと変な音がしムーンがリズの方を見ると固まる。
何とリズはノーバディの刻印がつけられたサングラスのような物を付けていたからだ。
「何つけてんだ!!?つか何だよソレ!!?」
「未来のヴィクセンと私の知り合い特性『技見破りサングラス』♪これをつけると敵の攻撃名とその特徴が解るのよ♪」
『そんな便利な物があったなら、最初からやれやぁぁぁ——————ッ!!!!!』
見た事もない物をつけているリズに思わずムーンが聞くと、何ともサラリとすごい事をいい二人の絶叫が響いた。
…つか、ヴィクセンは解るがその知り合いとか誰だ?←(それ重要です)
- Re: キングダムハーツ メモリーチルドレン!! ( No.57 )
- 日時: 2011/06/30 19:02
- 名前: Liaya (ID: mEh5rhZz)
こんにちわ!
レイシャが絶叫してましたね(汗。これからどうなるんだか、楽しみです。
なんかこれ見て、やっぱりヴィクセンは天才なんだなって思いました(笑。
- Re: キングダムハーツ メモリーチルドレン!! ( No.58 )
- 日時: 2011/06/30 20:26
- 名前: 花影 ◆wNp4n0Oqx2 (ID: 49zT4.i.)
どうもー(・ω・*)ノ
ヴィクセンは天才だけどアホなんですね。
作るものとか。
それにしても、レイシャの絶叫は何か分かります^^;
だけどこの場合悪いのはヴィクセ((自重
- Re: キングダムハーツ メモリーチルドレン!! ( No.59 )
- 日時: 2011/07/01 21:24
- 名前: リラ (ID: I69Bg0jY)
LIаyаさん
こんにちわ!!レイシャ絶叫してました(笑
これからどうなるかと言うと、一言で言えばかなりヤバいですね♪
リズ「って言いつつ、一番それを楽しんでいるお前がどうかと思うぞ」
…余計なお世話です(その後、作者はリズに殴られました)
ヴィクセンは天才なんですけど、それを機関員に認められないって言う不憫な人なんですよ(汗
そして、毎度毎度問題を持って来るのにも原因がありますけどね(笑
花影さん
どうもです♪
ヴィクセンは本当は天才なんですけど、作る物がダメなんですよね(超失礼
レイシャの絶叫は解りますか…(汗
自重ありがとうございます、じゃないと花影さんが危ないですから(滝汗
リズ「そんなの心配ないわ(血ノリがついた顔で戻ってくる」
…リズ、その血どうしたの?(答えは解り切っているが聞く
リズ「決まってるじゃない、何処ぞのマッドサイエンティストを斬って半殺しにしてきたわ(黒笑」
…お疲れ様です(怯
それでは、リズがまた危険な事をやってしまう前に続き書きます!!
- Re: キングダムハーツ メモリーチルドレン!! ( No.60 )
- 日時: 2011/07/01 21:52
- 名前: リラ (ID: I69Bg0jY)
「うーんと、どうやら私たちが苦戦している爆弾の技と跳びはね攻撃の名前はハリケーンボムと跳ねプレスって言うらしいわね」
「ハリケーンボムと跳ねプレス?」
技見破りサングラスを発動させ、リズが技の名前を言うとアクセルは首を傾げる。
この時代のアクセルはアンヴァースと戦った事が無いから、何が何だか解らない事だらけだ。
なので少々気に食わないが、未来のボケヴィクセンが作った下らないサングラスに頼るしかないだろう。
「どっちも回避するしか方法が無いみたいだけど、跳ねプレスは何とか防御出来れば怯んで攻撃の隙が出来るみたい」
「おし!!つまりは跳ねプレスをしてきた時がチャンスって事だな!!」
「先に行くぜ、リズ!!」
サングラスで分析された事が表示され教えると、アクセルが納得しムーンもキーブレードを持ち駆け出していた。
まだ召喚とか触手アタックっていう技があるんだけどなーと、リズが冷や汗をかきながら考えていると何とかなるかと割り切り彼女も駆け出した。←
「乱舞!!!」
「ダーク…レイドッ!!!」
チャクラムに炎を宿しアクセルが切り裂き続け、ムーンが闇を宿らせたキーブレードをカースドキャリッジに投げつ跳びプレスをやるようにしかける。
案の定、その作戦にすぐにアンヴァースは乗ってくれ跳びプレスをして来た。
「まかせろ!!はっ!!!」
それを見てキーブレードを持ったリズが守りの体制を固め、防御をしガードを成功させるとカースドキャリッジはよろめいた。
一番近くにいたリズはすぐに動き出し、残りの二人にも叫ぶ
「今だ二人とも!!最大限のパワーのコイツの背後に叩き込め!!!コイツの背中は無防備なんだ!!」
「「りょーかい!!」」
危険である前は自分が攻撃を叩き込み、ムーンとアクセルが背後を叩き込めば大ダメージを与えられると判断し叫ぶと二人も動き出す。
それを確信した上で、リズも一気に張り込みダークファイガを決めようとしたが
『ギィィ!!』
「なっ!!ここで召喚!!?」
その目の前に何と違うアンヴァース—ソーンバイトをカースドキャリッジを召喚し、リズが近づく事をまるで阻めるかのように出してきた。
同じくムーンもそのアンヴァースの出現により、背後に回れずに困惑しており唯一回れたのはアクセルだけだったようだ。
「赤ウニ!!!お前が最後の一撃決めろ!!お前しか今は動けないんだ!!!」
「アクセル、頼む…ッ!!!」
悲痛な声でリズが叫び、ムーンも懇願すると解ってると言わんばかりにアクセルは炎を更に強くしここら一帯の温度を上げる。
「お前らの思い解っている!!…その思いごとこの技受け取りやがれ!!!炎奥義・ファイアカッターッ!!!」
リズとムーンの思いを背負い自分の思いも更に込め放たれた爆炎は、カースドキャリッジの体ごと燃やし尽くした。
その反動で爆発が起こり、周りが見えない…どうなったんだ?
- Re: キングダムハーツ メモリーチルドレン!! ( No.61 )
- 日時: 2011/07/02 21:33
- 名前: リラ (ID: I69Bg0jY)
「クソッ、アンヴァースが邪魔すんなぁ!!」
周りが見えないせいで、アクセルの安否もカースドキャリッジもどうなったか全く解らずリズは切れるとマジックアワーを発動させソーンバイドを倒す。
同じくムーンもその考えは一緒で、ダークアワーで一掃する。
「アクセル無事か…ッ!!?」
「ッ!!」
そうしている内に、ようやく煙が晴れアクセルの姿が見えるとしゃがみ込んでいる。
これにはムーンも焦り呼びかけると、アクセルは倒れリズが真っ青になる。
しかもそのしゃがんでいるところから、血が流れている。
「オイ…赤ウニ!!」
「…心配すんな、少し不意打ち喰らっただけだ…あんにゃろう俺のファイアカッター喰らう前にもう一回ハリケーンボムやってきやがった」
その姿に思わずリズがポーションを無理やり口に詰め込もうとするが、何とか止め起き上がる(危険なので、よい子はマネしないで下さい by作者)
そして自分でそのポーションを飲むと、ファイアカッターを喰らい気絶したカースドキャリッジを見てホッとする。
「(これでロクサスは助かったのか…?)」
「あ、あれ見ろ!!」
この闇により意識を失っている親友の事を思い考えていると、突然リズが上を指差す。
するとそこからは白い光っているカードが落ちて来ていて、思わず見惚れているとリズが掴む。
「何だコレ?」
「さぁな、そんなの俺が知るわけ…ってうおぉッ!!?」
「リズ!!?ムーン!!?」
何のカードかはよく解らないがじーと見つめながらリズが首を傾げ、ムーンがそう言い返すと二人はカードに吸収されるかのように消えてしまった。
余りにも突然過ぎる事で、アクセルは二人の名を叫ぶがここに残るは一枚のカードだけ
「…何だよ、俺もこのカードに触れてリズたち見たいに吸い込まれろってか?」
そうカードに聞いてみるが、何せ相手はカードなのだから答えてくれるわけが無い。
思わずカードに聞いてしまった自分に、馬鹿かと思い頭を掻くがそうも言ってられないだろう。
アクセルは迷う事無く、カードに触れ同じく吸い込まれた←もう現実的じゃない事でも受け入れる事にしてる
「………」
「………」
「おーい、リズにムーン大丈夫かぁ…?」
そして中に入ると、リズとムーンは沈黙しながら哀しそうな表情をしており話しかけると無言で引っ張られる。
「何だよいきなり」
「いいから見てろッ!!これは…」
そんな態度に思わず反応すると、強くそう叫ばれ抵抗する気が起きなくなる。
仕方ないので言われたとおりアクセルは見ると—そこには哀し過ぎる記憶が広がっていた。
- Re: キングダムハーツ メモリーチルドレン!! ( No.62 )
- 日時: 2011/07/02 23:50
- 名前: リラ (ID: I69Bg0jY)
『—解ったよ、ソラ』
『………』
その記憶は、ロクサスとソラが戦い終わり決着がついた瞬間だった。
戦う前はあんなにも怒りと憎しみを露にし、まるで存在すら消し去りそうな勢いが今では全く無い。
寧ろとても穏やかな笑顔で、それは『何時も彼』だった。
『流石は俺の…』
彼は何を言おうとしたのかは解らないが、私たちは知ってはいけない。
そんな気がして、光に包まれるロクサスの姿を見送る事しか出来なかった。
—俺ソラに戻るのか…アレ?でも何故か暖かい?そして優しい光…いや赤い?—
そのまま光に消えるかと思っていたが、ロクサスは消えずに寧ろ光の中で何処かに導かれいた。
誰かが俺を呼んでいる?この声…まさか…
『—やっとお目覚めかい?』
『アクセル…!!?』
導かれて着いた場所は何とトワイライトタウンの夕日が見える時計台、何よりも俺が大好きな場所でアイツと過ごした場所
そしてそこに居た人物—アクセルが呆れながら立っており、蹲っていたロクサスにとってはかなりの驚きだったのだろう。
『いや—眠りにつくのかもな、こうして意識だけの会話さえ出来なくなる』
『元に…元の自分の姿に戻るんだな』
眠りに付く—それは俺とアクセルの再び別れを告げていた。
いや、別れじゃない…元に戻るだけなんだよな
『ずっと考えてた…ナミネも言ってたんだ、ロクサス—お前には心があるんじゃないのか?』
心—それは俺たちノーバディにとっては永遠の夢とも言える、欲しくて仕方ない物…
アクセルはともかく、自分にそんなものあるのか?
『いや、俺やナミネにも—俺達には本当に心は無いのか?』
その疑問に、俺は正確な答えを返す事は出来ない。
俺だって解らないよ、でも一つだけ言える事はある。
『それは—それは、俺にも分からない』
『そう…だよな』
ロクサスの答えに、何処か寂しそうにアクセルは頷き俯いた。
ロクサスなら分かるかもと思っていたけど…
『でも、心なんて見えるものじゃない…感じるものじゃないかって思い始めたんだ…だとしたら—いや、今はやめとく』
『ん?何だよ肝心なとこで』
でがロクサスは何かを続け言うが途中で止めてしまい、アクセルも流石に気になる。
だけど、彼はとても満足したかのように微笑み
『答えは…ソラが見つけるよ、あいつは俺だから』
『…そうだな』
それは哀し過ぎるけど紛れも無い事実、自分であるソラが見つけるべきだと思い伝えるとアクセルも納得する。
そして手に持っていたシーソルトアイスを渡すと、ありがとうと心の中で呟き受け取る。
『…なつかしいな—記憶してるか?初めてあった時、お前に新しい名前が付いた日、こうしてここから夕日を見たんだ』
『ああ—俺の故郷だ…みんな—ハイネ、ピンツ、オレット、元気かな…』
ずっと昔の事のようにアクセルは機関時代の事を思い出し言うと、ロクサスも頷く。
他の人からすれば当たり前の事かも知れないけど、俺たちにとっては何よりも重要な日々だったんだ。
『また会いに行けばいいさ、答えを探しにな』
『うん—だから、もう…行かなくちゃ』
アクセルがそう諭すと、ロクサスは納得しソラが待ってるからと前を見る。
そんな彼を見て、アクセルはやっぱこのアイスしょっぱいなといいながら哀しみを紛らわす。
分かっている、解ってるんだ…いずれこうなる事ぐらい
それなのに、何なんだとこの胸の痛みはとアクセルは考える。
- Re: キングダムハーツ メモリーチルドレン!! ( No.63 )
- 日時: 2011/07/03 14:24
- 名前: Liaya (ID: mEh5rhZz)
こんにちわ!
悲しい記憶ですよね!!
このシーンはものすごく泣いた思い出があります!
ロクサスとアクセルには、絶対に繋がったままでいて欲しいっって、ずっと思っています。
これからもがんばってください!!
あ、リラさんやロクサスたちが頑張れるように&元気が出るようにエリクサー置いときます。
- Re: キングダムハーツ メモリーチルドレン!! ( No.64 )
- 日時: 2011/07/04 20:42
- 名前: リラ (ID: I69Bg0jY)
LIаyаさん
こんにちわです!!
ロクサスにとっては、ホント哀しい記憶ですよね!!(涙
私もこのシーンはリアルに泣きました…不憫すぎて!!
一時期、かなりリクが嫌いになった記憶があります(笑
ロクサスとアクセルは絶対に繋がったままでいて欲しい気持ち解ります。
この二人は、お互い親友だと信じあっているんだから少しは報われてくれって思います。
リズ「うぅ…父さんと赤ウニの友情は不滅じゃい、ボゲェェェ!!(泣」
何でキミまで泣いてるのさ…(汗
これからも頑張ります、エリクサー寄付ありがとうございます!!(感涙
これで暫く頑張れますよ!!まぁぶっちゃけ明日からテスト何ですけどね!!(オイ!!?
それでは、書きます!!
- Re: キングダムハーツ メモリーチルドレン!! ( No.65 )
- 日時: 2011/07/04 21:17
- 名前: リラ (ID: I69Bg0jY)
『—またな、アクセル』
『…またな—相棒』
ロクサスがそう言いながら微笑むと、光に包まれる。
同じくアクセルも光に飲まれる前に目から一粒の水を流し消えた。
一粒の水—けして心が無いノーバディが流せないと思う涙だ。
「…もう、こんな哀しい事無いと解ってるけど…いざと見てみると少しキツイな」
「…バカだろ、アンタ…!!自分を犠牲にまでしてこんな事をしていたなんて…!!」
それをずっと黙って見ていた張本人が苦笑しながら言うと、ムーンが涙目になりながら叫んだ。
こんなの哀し過ぎるだろ、どうしてノーバディだからって消える運命とか定められなきゃいけないんだよと言う思いが彼の胸の中で渦巻く。
そんな二人を見ながら黙っていたリズも、拳を握り締め俯く。
「…ロクサスだって哀しかったし苦しかったと思う…でも彼はこの瞬間『嬉しかった』んだと私は思うよ」
だからこそ本来の記憶が解放されこの映像が私たちの頭の中に流れ込んでいるんだよと、優しい青い瞳から涙を流しリズは微笑む。
未来に帰ったら、リクとソラを一発殴るという目標も出来たと考えているとトラヴァーズタウンに戻り現れた気配に振り向く。←
栗毛にツンツン頭の少年—本来のロクサスが倒れている。
「ロクサスッ!!大丈夫か!!?」
アクセルが慌てながら親友の下まで走り抱き起こすと、ロクサスは何故か返事をせず首だけで頷く。
この様子にアクセルはほっとするが、リズだけは疑心の目で見つめる。
これにはムーンも驚き、どうしたんだと思いながら話しかける。
「リズ?どうしたんだ?」
「ねぇロクサス、何でさっきから一言も話そうとしないの?」
ムーンが聞くと、リズが厳しい表情を崩さずそう問い詰めて来た。
この目をしている彼女から逃れようと考える無謀な者は居ないし、何よりもそれはムーンもはっとする。
ロクサスははっきり言えば明るい性格で、誰とも話せる性格だ…こういう事があったら真っ先に言葉でお礼を言う彼だからこそ疑問に思った。
「………」
「…ッ!!?ちょ、ソレホントなの!!?」
だが彼は一向にしゃべろうとしない、流石にアクセルやムーンも疑問を覚えるとリズだけは言いたい事を解ったらしく驚愕する。
そして、ムーンたちに向き合うと冷や汗をかきながら
「…赤ウニ、ムーン、二人とも落ち着いて聞いてね」
「「?」」
「—ロクサスは、声を失っている」
まずは自分たちを諭したと思ったら、その口から聞いたのは信じられない言葉だった。
二人が絶叫するのは、これから数秒後の事である。
「リズ!!ムーン!!ロクサス!!アクセル!!…どうした?」
「な、何でも無いわ!!それよりもどうしたのレオン?」
それから数分後、レオンが走ってきて魂が抜けているアクセルとムーンに気が付き首を傾げるとリズは気にするなと促がし用件を聞く。
するとレオンは頭を抱え、重そうに口を開いた。
「—さっきⅩⅢ機関のサイクスと名乗る者が来てな、至急戻って来いだそうだ…『未来へ戻り、過去のアクセルとロクサスもつれて来い』だそうだ…」
『…はい?』
レオンの言い分に、今度はリズが絶叫する事となった。
とにかく、事態は急ならしく未来へ行く(正式には戻る)事になりそうだ。
第二章終了
- Re: キングダムハーツ メモリーチルドレン!! ( No.66 )
- 日時: 2011/07/04 21:37
- 名前: リラ (ID: I69Bg0jY)
第二章終了です、次はようやく未来に行きます♪
リズ「うわーい!!久しぶりの里帰り(?)♪(実を言うと嬉しい」
ムーン「未来の皆、元気かな…(目が輝いている」
そこの二人はよかったね!!…ですが…(滝汗
ロクサス「………(目だけで怒りを露にしている」
アクセル「………(チャクラム・ゼロギアモード怒りにより復活」
…やっぱり、この二人の鉄槌はさけられませんかぁ…!!(涙
ちょ、ロクサスの件は悪かったけどさ流石に今日は勘弁して…
アクセル「テストを受けれなくなるってかぁ…上等だ、消し炭にしてやらぁ…!!!」
ロクサス「………(キーブレード解放準備完了」
ふっ!!甘い!!今回の事を想定していた私が何も対策を練らないと思ったか!!
カモン、レイシャ!!
レイシャ「呼んだかー?(いきなり現れる」
アクセルとロクサスを撃退して!!そうすれば第三章で出番沢山あげるから!!(滝汗
レイシャ「解った、いいだろう(即答&サンセットブリーズ召喚♪」
ロクサス「………ッ!!(汗&マズい」
アクセル「ヤベッ!!に、逃げろ!!」
レイシャ「闇よ、俺に力を与えたまえ!!ダークメテオォォォ!!!(そう言うと闇の隕石が落ちてくる」
—シュドドドン!!!
アクセル「………(撃沈」
ロクサス「………(黙」
レイシャ「ふぅ…ざっとこんなもんだろ作者」
流石レイシャ…『光と闇を謳う者』って言う名があるだけはあるね!!←レイシャの称号の事です
レイシャ「まぁな」
ムーン「つ、強い…」
リズ「まぁ、まだまだだけどね」←失礼
アンタら、そこで騒ぐな!!スタジオが壊れるからぁ!!(涙
次回予告!!未来へ戻る事になったリズたちだが、機械と闇の力の影響により大変な事に!!そしてムーンはそこで一人の少年と出会い全てが動き出す!!
それでは、第三章『未来への帰還と出会いを謳う者』をお楽しみに!!
そして、レイシャの正体が明らかにもなります!!
レイシャ「ちなみに、俺の正体とは—ゲフッ!!?」
リズ「レイシャ…それ以上言ったら、どうなるか解ってるわよね?(超黒笑」
レイシャ「…ハイ、合点了解ですリズサン…(怯」