二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: D.Gray-man 寄生された右目 ( No.207 )
日時: 2012/03/17 10:13
名前: 有栖 (ID: T5S7Ieb7)

これから先、ルギア&ルキアの活躍があまりないため、戦闘シーンは、飛ばすw


第12話 血を吸うエクソシスト

数分後すぐに花は、枯れていき食われるのを防いだが、今度はアクマの攻撃により、結局クロウリーの近くにいけない。
しばらく見守っていると、クロウリーがそのLv.2のアクマを倒す。
クロウリーが、落ちつきを取り戻し一通り準備し終わった後クロウリーを黒の教団へ連れていくことになった。
俺は、この先アクマの気配もなさそうなのでルキアに戻る。


この街の外で待たせている馬車にのって、汽車がある街へ移動した。

待ちへつくと、クロウリーさんは、結構興奮している。
なんか、ずっと城暮らしで街になど来たことがないという。
「汽車の出発まで時間あるし、見学してみるといいさぁ」
「お、うむ。そうであるな。ちょっと見てくる!」
まるで、好奇心旺盛の子供みたい。一応大人なんだよね?
「「「いってらっしゃーい」」」
クロウリーさんは、そこらへんの店を見て歩き回る。
ふいに、「まいどありぃ」という声がして、クロウリーが戻ってきたと思ったら、何かいろいろ持っていた。
「あ、これ偽物ですよ?」
「う、嘘である!これは、3000年前に王族がつけていたお面の遺品だと」
「それこそ嘘ですよ。3000年前に人類が生きているはずないですもん。もし生きていたとしても、傷の1つや2つついてるはずですよ」
アレンが後ろを指差してその方向を見てみると、その店の人が何個もの同じ仮面を袋につめているのを発見。
ラビは、イノセンスを使ってその店の人を引きもどす。
すると、すぐに札束を袋から取り出しクロウリーさんに返してからどこかへいってしまう。
「まったく、気を付けて下さいね」
「わ、分かったである」
「世間知らずもいいとこさ。先が思いやられるさぁ」
そう言って、再び歩き始まる。
こんな感じでやっと汽車の中。また、クロウリーさんが興奮して探検するといってどこかへいってしまう。
「こんな汽車、探検する所あるのかなぁ」
「それ、いえてるさぁ。」
一人言のつもりだったがラビが返事をしてくる。
「仕方ありませんよ、ずっとあの城にいたみたいですし」
「でも、この汽車を探検してもこんな感じのところが何両もあるだけであまりつまらないと…」
「クロちゃんの気がすめばそれでいいさぁ」
「それもそうですね」

こんな会話をしていて、1時間が経過。
「遅くないですか?」
「仕方ない、探してくるさぁ」
「こんな一本道の所で迷子。まさかねぇ」
アレンとラビがため息をつく。
一本道をずっと歩いていると、青年達に囲まれているクロウリーさんがいた。
何か、トランプゲームのようなものをやっていた。
「何してるんですか、クロウリー」
「この子達にポーカーという遊びに誘われてそしたらみるみるこんなことに」
クロウリーは、何も着ていないという状況に等しかった。
ポーカーってことは、カモられちゃったんだ。
「おいおい、逃げんなよ。一度かけた勝負だろう」
「え、でも・・・」
その時、アレンが、教団のコートを差し出して、クロウリーと選手交代する、と言いだす。
ポーカーって、イカサマしやすいゲームだよね。よく、前にイカサマされたなぁ。

何回目かのゲーム。みんながcallする。
アレン君がマークは、スペード。数字は、A、10、J、Q、K。
ロイヤルストレートフラッシュ。
さっきから連勝
アレン君、絶対イカサマしてるよね。
その時、ラビが私に耳打ち
「どうゆうことさぁ、あいつアンラッキーボーイだろ?」
「だって、アレン君イカサマしてる。」
「え?マジ?」
アレン君が手持ちから4枚のカードを捨てた。
それから、山から4枚引こうとする。
「あ、ほら今、裾から4枚のカード」
「アレンって、そんなキャラだったっけ」
「カードで負ける気しませんねぇ」
アレン君まで声が届いていたようだ。
「修行時代、死ぬ思いで技を磨きましたから。バクチなんて勝ってなんぼ。あっちは3人グルでやってんですからおあいこですよ」
アレン君が黒かった。
一体どんな修行時代を送ってきたんだろう?
『お前もよく見破られるな』
前に、よくイカサマしてる人の手際みてたからね。
大体は見破られる。いろんな技使ってたなぁ
必ず、イカサマしてる人は、手のあたりに何か隠してる場合が多い。
もしくは、山から2枚ひかなくてはならないものなのに3枚引いてる人とか。
手のあたりか、山札からとるときにイカサマが発揮されるかな。

Re: D.Gray-man 寄生された右目 ( No.208 )
日時: 2012/03/17 10:41
名前: 有栖 (ID: T5S7Ieb7)

いろんなトラブルもありやっと黒の教団へつく。
クロウリーさんは、門番の身体検査をうけている。
エクソシストだし大丈夫かと思われるけどその予想をくつがえし、
「こいつ、アウトォォォォォオオオオオオオオオオオ!!」
と、叫んだ。
その声は、本部内にも伝わり上から「アクマを倒せ」という声とともに何かが降ってきた。
「これは・・・」
「「「コムリン!!」」」
また、コムリン?
と、いうか。コムリンってイノセンス持ってないんだからアクマ倒せないと思うんだけど。
一体なんのために作ってるんだろ?
あれ、室長さんだから一応そういうことわかってるよね?
すると、本部の中から声がした
『兄さん! よくみて、アレン君達が帰って来たのよ』
室長さんは、こちらをみる。
しかし、もう遅いといってコムリンが起動。
もう、遅いって何だよ。

アレン君が対悪魔武器でコムリンを壊そうとするが、鍋で防御される。
その後、なにか料理みたいなのを作る。

イノセンス発動

「これくらいなら、双剣使わなくたって壊せるって奴だ」
俺は、蹴りで鍋を遠くへふっとばし頭部を破壊。
ちょろいもんよ。
一応多少の被害は防げた。




この件に対しては一件落着し、クロウリーさんとアレン君達は室長さんにつられてどこかへいってしまう。
さっきリーバー班長に食堂へ来いと呼ばれたので私はそっちへ向かったのだ。
すると、準備はもうほとんど出来ていたがちょっと殺風景。
「お、ちょっと手伝ってくれ。この紙を上にぶら下げて欲しいんだ。」
「あ、了解です」
紙には、「ようこそ、アレイスター・クロウリー」とかいてある。
クロウリーの歓迎会でもするのだろう。

数時間たち、準備は全て整った時にアレン君とラビがやって来る。
「すごいですね」
「毎度のことさぁ♪」
後は、クロウリーさんを待つだけかな。
そう思っていると、食堂の入口にクロウリーさんが見えた。
「何、ぼーっとしてるさぁ、クロちゃん」
「え」
「みんなが準備してくれたんだ」

「おかえり、クロウリー」
「おかえり」  「おかえり」
食堂の中から次々と「おかえり」という言葉が響いた。
私は、みんなに気づかれないように自室へ戻る。
嫌な予感がしたのと、人が多すぎるからだ。
早く慣れなくちゃいけないと分かっているのになかなか慣れないものなのね
『そんなに急がなくてもいい。自分のペースで進めばいい。』
あの人もそういっていた。
後、あの人のことで一つ気付いた事があるんだ。
あの人は、今この教団にいない。
それは、長期任務にいってるのかどうかわからないけど、死んでいて欲しくはないな。
『お前の好きにすればいい』
そうだね。私の好きにさせてもらう。