二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: トリップ小説 〜リングとともに〜 REBORN!! ( No.4 )
- 日時: 2012/01/24 20:37
- 名前: 有栖 (ID: cHwZ8QFd)
第1章1節目〜ボンゴレファミリー〜
並森中の帰り道での事。
オレンジ色のツンツン頭をした少年、沢田綱吉と
白髪で不良っぽい雰囲気を出している獄寺隼人、いつもへらへら笑っている天然な少年山本武
この3人はいつも、といっていいほど帰りは一緒に帰っている。
今日も仲良く3人で話していた。
でも、そんな時間も数秒後におきた思わぬ事件で途切れることになる。
「あれ?」
「どうしたんすか?」
「いや、あれなんだろうって思って。」
綱吉がさした方向には黒い物体が落ちてきていた。それはまっすぐこの3人のもとへと降って来る。
それと同時に叫び声も一緒に聞こえた。
「ちょ、ま、急に明るい所きたけどここ何処!!!」
あれからずっとボクは落ちている。そう、ずっと。
よく耐えきれたもんだ、とも自分で思うがまぁいいや。
…こんな冷静に考えている場合じゃないんだけどね。
下の方に3人くらいの人の姿が見える。あれ? なんで人数まではっきり分かるんだろう。
あぁ、これはもしかすると地面に近づいてきてる証拠。
「…うわぁぁぁぁ!!」
そのまま地面に落下しました。
誰かをマットにして。下の人、誰だか知らないけどごめんなさい。
「いってぇ〜」
「誰だテメー」
白髪の少年が話しかけてくる。うっわ不良にからまれてしまった…
「それより、なんで上から人が降って来たんだ?」
もう1人の少年が話しかけてくる。こっちはやさしそうだね。
ボクは、白髪の少年の話を無視してこっちの少年の問いに答えた。
「さぁ? 落ちて来た本人も分からない。あはは、きっとあれだよ。不思議の国のアリス。」
共通点、穴に落ちたってくらいしかないけど。
「そ、それより早く降りてくれないかな?」
「あ、ごめん! 完全に忘れてた」
ボクはすぐにオレンジ髪の少年から降りた。
「いや、いいよ別に。」
こっちもこっちで…。でもさ、こんな似たような雰囲気出す人の中に不良ってどうゆう事だよ
完全に浮いてるし。よく仲間にいれてくれたな。
「それで、君の名前は?」
…こいつは、先に人に名乗らせるのか? 普通は尋ねる方が先に言うべきかと思うけど。
まぁいいか。どうせ教えるのは変わらないし
「あぁ、夜神星羅。」
「俺、沢田綱吉。皆はツナって呼んでる。1人だけ違う呼び方してるけど気にしないで」
「了解!」
「山本武っていうんだ。よろしくな!」
「ッチ、獄寺隼人だ。お前と慣れ会う気はねぇから」
やっぱ不良だなぁ。
「うん。大丈夫。無理に慣れ会おうと思ってないから。」
あっちが拒否ってんだから仲良くしようとしても無駄だろう。
むしろ不良と仲良くなりたくない。
「そ、それでさ、本当に降ってきた理由分からない?」
「うん、分から……なくもない。」
「え?」
降ってきた理由は、分かるのかな?
「穴から落ちたらここに来た。」
「はは、まるで不思議の国のアリスだな」
武がケラケラ笑う。
「でしょ?」
「ありえねぇ、穴から落ちたら空から降って来るとか。お前何者だ?」
そりゃそうだよ。地面から空につながってたんだもん。
ありえねぇいいたいのこっちだよ。
「若者です。」
「俺は、そうゆうことを聞いてるんじゃねぇよ! お前がどこから来たか! って聞いてんだ」
「…君は馬鹿なの? 今みてたでしょ。空から降って来たんだよ。」
そういってボクは上をさす。
隼人は、怒りで震えているように見えた。本当の事いってるだけなんだけど。
「えっとじゃあ、どこに住んでるの?」
「ん?ん〜日本」
「…えっと、日本のどこ?」
「関東地方」
いつまで続けるんだ?このやりとり。
「もういいんじゃねぇのか? 誰にも知られたくない情報はあるもんだと思うぞ。特に女はな。」
急に現れてそう喋ったのは2歳児くらいのシルクハット?をかぶった赤ん坊だった。
ちょっと待て。2歳児の赤ん坊が漢字交じりでしかもちゃんとした言葉で喋ってるぞ。
ありえねぇ!ありえねぇよ!これこそ本当にありえない!
いや、地面から空に繋がってた穴もありえないけどね。
まず、その時点でありえないけどね。
「はは、それもそうなのな。深入りするのはやめようぜ、ツナ」
「う、うん。そうだね」
情報探りは終わりかな。さっきから目線が痛い人がいるけど気にしないでおこう。
「それよりお前、家は、どうすんだ?」
だからね、…あぁもういいや。
この2歳児はとても頭がいい赤ん坊なんだって事が分かった。
うん、そうゆうことにしておこう。
家? そういえばここらへんの街並み知らないや。
まさかと思うけど違う世界にきちゃったの?
「あぁ、そうだね。見た所知らない世界みたいだし、ここに自分の家はないか。あ。じゃあ野宿するよ。」
「え? 大丈夫なの!!」
「ん〜森に何かしら木の実あるだろうし、寒いのは結構平気な方だし。木登りも得意だし。大丈夫じゃない?
初めてだからどうなるかわからないけどね」
「あ、いやそうゆう意味じゃなくて。」
あれ?違うの。
「んじゃ、どうゆう意味?」
「えっと…「ツナの家なら誰でも大歓迎だぞ。」
「え、マジで?」
「ちょ、リボーン!!」
「迷惑?」
「え? いや、迷惑じゃないけど。むしろ母さんなら喜ぶと思う…」
心が広いお母さんなんだね。
迷惑じゃないなら泊めさせてもらおうかな。
「じゃあ、きまりだな。」
「ありがとう!ツナ。と、リボーン?」
確かそういっていた。
「あぁ。」
とりあえず、今日の泊まる所は決定した。
「10代目に迷惑かけるんじゃねぇぞ!」
「はは、これから楽しみなのな」
そして、ツナの家へ連れて行ってもらう事にした。
もち、雑談しながら。
これからは楽しい人生になりそうだ♪突っ込みどころ満載で(笑)
- Re: トリップ小説 〜リングとともに〜 REBORN!! ( No.5 )
- 日時: 2012/02/03 22:11
- 名前: 有栖 (ID: cHwZ8QFd)
「ただいまぁ」
「おじゃましま〜す!」
ツナが家の中へと入って行ったのでボクも後に続いて入って行った。
「あら? お友達? いらっしゃい。ゆっくりしてってね」
優しそうなお母さんだなぁ♪
ボクのお母さんはもう死んじゃったけど最後までなんかおかしかったよな。あの人。
お母さんの昔の話とか意味わかんないし。まぁ、話はおもしろかったからいいけどね。
奥からツナの母だと思われる人が顔をだしたので挨拶をすることにした。
「こんにちは! ボクは夜神星羅です。あの、率直にいいますが、住む所がないので居候させてもらってもいいですか?」
やっぱ率直にいいすぎたかなぁ?
「いいわよ! 母さん大歓迎。今日からよろしくね、星羅ちゃん」
「はい! ありがとうございます!」
本当に大歓迎なんだ。と、言う事は部屋とか余ってるって事なのかな?
2階建てだったし一部屋くらい余っててもおかしくない!
「あ、ちょうど一部屋空いてるしそこでいい? 星羅ちゃんの部屋。」
「いいですよ。居候ですから住めればなんでもいいです。」
よっしゃぁ! ktkr。
「ツっくん、案内して。母さん、今日ははりきって晩御飯作るわね!」
「う、うん。星羅ちゃん。こっち」
「よっと」
その掛け声とともにリボーンがボクの肩の上に乗ってきた。
飛ぶ力もすごいな。この子にはいろいろ突っ込みがいありそうだよね。
とりあえずツナが手招きしてるから速く行こう。
ボクとツナとリボーンは一緒に2階へあがっていく。
そこには3つくらいの扉があった。
たぶん、1つはツナの部屋だろう。もう1つは空き部屋だとして、後もう1つは?
「あ、えっと、ここだよ星羅ちゃんの部屋。」
「ありがとう。」
「俺の部屋はこっちだから何かあったら呼んでよ。」
「うん、あの部屋は?」
「部屋っていうよりはトイレだね。」
「おk。」
リボーンは、ボクの肩から降りてツナの部屋へ入って行った。
ちょうど向かいの部屋だ。
ボクも自分の部屋だ、といわれた場所へ入っていく。
その部屋の中は、以外にも掃除が行き届いていて奇麗だった。
汚れがあまり目立たない。
机もあるしベットも置いてある。元々誰の部屋だったんだろう?
まぁ、いっか。遠慮なく使わせて頂きます。
ベットにストン、と腰かけた。
でも暇だなぁ。何も持ってきてないからやることないし。
持ってた回覧板もいつのまにかどっかいってるし。
どっかにいった方がよかったけど。
ふと、壁にかかっている時計を見てみた。
時間は17時19分。それにしてもこの時計。ボクの母さんと同じ趣味。
よく部屋を見渡してみれば母さんの趣味にぴったり!
お母さんがここにいればきっと喜ぶだろうなぁ。
数十分経過…
ただいまの時刻17時34分。外はもう暗くなってきている頃だ。
晩御飯まで、まだまだ時間がある。
それにしても暇だな。1人遊びは得意な方だけど、数十分が限界。
ツナの部屋に遊びに行こうかなぁ…。
でも、男の子の部屋に勝手に入るのもなぁ…
どうしようかなぁ…
そんなこと考えていてまた数十分経過…
ただいまの時刻18時3分。外は完全に暗い。
暇だ。そうだ。寝よう。昼寝ならず夕寝しよう。
そう思ってボクはそのまま体をベットに倒した。
- Re: トリップ小説 〜リングとともに〜 REBORN!! ( No.6 )
- 日時: 2012/02/13 22:13
- 名前: 有栖 (ID: cHwZ8QFd)
だからといって簡単に眠れる訳がない。
これ、もうただの暇人。パソコンあったらいつものサイトいって小説かけるんだけどなぁ。
あ、でもここの世界とボクの世界ではサイトとかまったく違っちゃうのかな?
と、いうか今思ったけど父さんボクのこと心配してないのかなぁ?
捜索願とか出してたりして(笑)(笑)
もしこの世界とボクの世界の時間が比例しているんだとしたら、きっと心配してるよね。
…そうだ。この母さんの趣味にあいそうなこの部屋をとりあえず探しまわってみようか。
ボクは、ベットから立ち上がって勉強机の引き出しの一番上から順に開けていった。
だが、どの引き出しにも何も入っていない。
次に、タンスの中を開けてみる。
そこには、大量とまではいかないが、服が入っていた。
中にはどこかの中学校の制服がある。たぶん女の方の。たぶん、というか絶対?
だってスカート…
制服以外は、またもや母の趣味にあいそうな…
ってここ母さんの部屋だったんじゃねぇの?
いや、でも、こんな変な世界に来れるはずないよな。うん。
きっとあれだ。母さんと似たような人物がいたんだきっと。きっとそうだ。
世界は広いからな。
さて、次いこう。
こんな感じで数分間、引き出しとかを開けまくっていた。
だけど、服以外は特に何も入っていなかった。
うん。数分の時間をつぶせた。
でもやっぱなんか物足りない。どこか探してない所…
あ! ベットの下! 母さんなら大切な物は全てベットの下に置いていた!
だからきっとこの人もベットの下に何かおいてあるはず。
現に、ボクの今、身につけているこの指輪もベットの下から見つかった…
母さんらしいといったら母さんらしいけどね。
手を、ベットの下にもぐりこませて手さぐりで何かを探してみた。
すると、何かがある感覚があった。
それを捕まえて(?)引っ張ってみる。
それは、四角い形をしていた。
側面には、何かをさせそうな穴がいっぱいある。
穴、というか差し込み口っていうんだろうけどね。
よくみると、この四角い物体は2段になっている。
いや、もういい。はっきりいおう。これはまぎれもないノートパソコンだね。
ベットの下にあったおかげでかなり埃たまってるけど。
まぁ、テッシュとかでふけばなんとかなるだろう。
そう思って、机の上に置いてあるテッシュを一枚とり、埃を拭いた。
テッシュの為にほとんどの埃は床に落ちてしまったが…
その後、パソを机の上において起動してみる。
ちゃんとに起動した。しかし、パスワードが設定されている。
パスワード…。
と、その時ノック音が聞こえた。
それと同時(?)にツナの声も聞こえた。
「母さんがご飯出来たよって。先に下で待ってるね。」
「はいは〜い。了解!」
ボクは、パソを閉じて何も入っていない引き出しの中にしまってから下へ向かうことにした。
これで、パソはログオフかスリープ状態になっているはず。
扉をあけると下から大声が聞こえた。
「これは、ランボさんがもらっちゃうんだもんね!」
「あ! こら! それは駄目だよ! 星羅ちゃんのだから!」
…ボクのご飯が声的に赤ん坊だと思われる奴に食われた。
自分に「さん」とかつけんなよ。赤ん坊だから仕方ないのか?
そんなこと思いながらキッチンに着くと大変なことになっていました。
まず、アフロヘアーで角をつけた赤ん坊がボクのご飯だろうと思われるものを持って走ってるだろう?
それをツナが追いかけている。ここまではいいんだ。ここまではいいんだよ。
もう1人赤ん坊がいるんだよ。弁髪っていうんだっけ? その弁髪の子が角をつけた赤ん坊を追いかけている。
しかも、なにかよくわからない言葉をはっしながら。
日本語になってるといえばなってるんだけどね。
そんでもってこの騒がしい中もう1人の赤ん坊、リボーンは、1人落ち付いてコーヒー飲んでるし。
よくこの騒がしい中コーヒー飲めるな。てかコーヒーなの?
赤ん坊がコーヒー飲むのか?ボクでもまだコーヒー嫌いなんだぞ?
ツナのお母さんは、いつもの事よ〜みたいな顔しておかず作ってるし。
普通におかず作ってるし。おかしいだろうこの家族。
ボクは、変な家に居候してきてしまったのかも知れない…