二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re 師匠は元バカのアレ ( No.1 )
- 日時: 2012/07/19 21:33
- 名前: 夏音 (ID: /OJeLYZk)
「っ!なんなのよ、あんた等!」
『なんなの、て言われてもなぁ、簡単に言えば捕まえに来ましたってか(笑)!』
『と言うこった。だから、素直に捕まりな、嬢ちゃん』
さっきから走りながら会話しているけど、私の目の前にいる二人組は知らない人。俗に言うストーカーかもしれない
「!?しまった!?」
『ようやく追いつめた♪』
『そこ曲がると行き止まりなのにねー。この町に住んでて知らなかったのかな?』
そうこうしてる内に行き止まりになった。逃げ場もないし、人なんていない場所だ。ホントヤバい状況
『ここなら大丈夫だね』
『さあっ一緒に遊ぼう!誰もいないからさ!』
そして、手を掴まれた。ヤダッ、離して!
「誰か助けてー!!!」
『残念でした。人がいないとこに誘い込んだからね。誰も「こないとは限らないよ、お二人さん」っ誰だ!?』
キモ男達が声のした方へ振り向いた。その声は凛々しくてカッコいいような声だった
そして、彼は屋根から現れると、こっちに向かってジャンプし、見事着地した
「かかってきなよ、お二人さん」
そして、キモ男達に挑発すると鞘から刀を取り出し、構えた
- Re 師匠は元バカのアレ ( No.2 )
- 日時: 2012/07/20 04:10
- 名前: 夏音 (ID: /OJeLYZk)
『ふざけてんじゃねe「はあ、遅いよ」ぐふぉ!?』
『ってめ!ヨッチャンになにしやがる!』
「なにしてるって鞘を鳩尾に入れただけだ(ブンッ!)よって、人の話は最後まで聞けって教わらなかったのか?」
『んなこと知るか!喰らえ!』
「そんな攻撃が効くとでも?」
『(バキィッ)グハッ!?』
そして二人は三分もかからず倒された。す、凄い・・何というか、カッコいい。私もあのぐらいになりたい・・・!
「あの、大丈夫ですか?」
「大丈夫だよこのくらい。さてと、じゃあね」
「あっ、あの!名前教えてくれませんか?」
「吉井明久。それが僕の名前さ」
「吉井・・明久」
この人といたら私も強くなれるかな・・・
「し、質問ですけどどうしたら明久さんみたいにつよくなれるんですか?」
「死ぬ覚悟。それを常に考えて動く。あとはその人の頑張りしだいかな」
死ぬ覚悟なら私にだってある
「明久さん、お願いですけど、私を強くしてくれませんか?」
「理由は?」
「さっきみたいに助けられたくない。だけど、困ってる人がいたら助けたい」
それが私の覚悟。だから強くなりたい
「うん。それなら明日この場所へ来るといい」
そういうと彼は消えた
- Re 師匠は元バカのアレ ( No.3 )
- 日時: 2012/07/20 17:43
- 名前: 夏音 (ID: /OJeLYZk)
あれから3年が経ち、私、芹奈と師匠の明久さんは文月学園の二年生になった。飛びすぎダロッて思う人、気にしちゃ駄目だよ!そして今は師匠と学校に向かって歩いてます。なぜかみんなの視線がこっちを向いてますけど・・・いつもですからね。師匠は日本刀を腰から、私はツインハンドガン(ガスと電動)をホルスターから提げてるからです。まあ、私は動きやすい男子制服を着てるのもありますが。
で今から本題を聞きたいと思います
「なんで、師匠は主席になれる学力は身についてたのにFなんかに?」
そう、師匠さんは武術に関しては最強ですが勉強はダメダメだったので教えると一気に頭がよくなるという便利な持ち主です。現に学園の上限無しテストだったら全教科600はとれます、みんなには隠してますが。だからこそ気になったことが今言った質問です。もち、私もFですが
「うーん、雄二は僕をバカって思ってるから、僕がAでしかも主席を取ったら僕を潰しにきそうからかな」
ちなみに雄二君は師匠の親友?で私も知り合っています
「なら、早めに行きません?クラスを見ましょうよ」
「じゃあ、走っていこうか」
そして私たちは走った。凄い速度で
- Re 師匠は元バカのアレ ( No.4 )
- 日時: 2012/07/20 19:45
- 名前: 夏音 (ID: /OJeLYZk)
「「西村先生おはようございます」」
「おはよう、吉井、仲ざワァァァ!!!」
私たちが走って西村先生に挨拶すると吹っ飛びました。ガタイがいいのになんででしょう
「ってて、走って登校してくるのはいいがスピードを考えろ」
「「す、すいません」」
さすがに神速でくるのは危険ですね。控えめにしときましょう
「さっきので気を取られたが、ほれ。試験の結果だ」
封筒を渡された。けど、点数はわかるから、開ける必要がないんですよね。師匠も分かりきってる顔がでています
「ん、なんだ。自分のクラスが分かっているのか。なら、早く行ってこい。坂本もきているぞ」
「分かりました」
「そうですか。では行かしてもらいます」
そして、私は警告のように西村先生の耳元で
『あまり、師匠をバカにしないでくださいね』
と言った。西村先生はこっちを再びみましたが、私はすぐ師匠の元へ歩きました
- Re 師匠は元バカのアレ ( No.5 )
- 日時: 2012/07/20 20:45
- 名前: 夏音 (ID: /OJeLYZk)
「師匠・・・学校ですよね・・・」
「そ、そうだけど。これは学校じゃないよ・・・」
私と師匠はFクラスに行くついでにAクラスの設備を見に来たのですが、一応ここ学校ですよね
「師匠、なんか逆にFの方がいいような気が」
「芹奈、それは今僕も思ってたことだよ」
そんなことを言いつつもFに行きました
「師匠・・・学校ですよね・・・」
「時々みる格差社会じゃないのかな・・・」
今度は我がクラスのFクラスの前に来ましたがこれはこれでスバラシイとこですね・・・
「芹奈。現実から目を逸らすな・・・」
「・・・分かりました」
「もしかしたら中は以外と人がいい人かもしれないよ」
おおっ!その考え方がありましたね!なら安心して入れますよ
「なら、私から入りますね!」
ガラッ
「すみません、遅れまし「早く座れ蛆虫野郎!」た・・・(グスン)」
入るなり罵倒されるのは最悪です。やっぱりFだからでしょうか
- Re 師匠は元バカのアレ ( No.6 )
- 日時: 2012/07/21 05:24
- 名前: 夏音 (ID: /OJeLYZk)
「なに、人の弟子に罵倒してるのかな?そんなに命を無駄にしたいかい?(チャキッ)」
私が罵倒された直後、師匠が一瞬で雄二君の後ろに回り込み、首に刃を当ててました
「よ、よう。明久じゃ、ね、ねえか」
「僕が聞きたいのはそんなことじゃないけどな」
話をそらそうとした雄二君を逃がさないようにしてました
「わ、悪かったって。あれは明久に言おうとしてた台詞だったから別にいいだろうと頭蓋骨が悲鳴をあげるようにイテェェェ!!!」
師匠はアイアンクローを喰らわしました。と言っても軽気ですが
「これに懲りたら、言わないことだね」
「わ、分かった」
「で、雄二君。話は変わるけど、なんで教壇に立ってたの?」
「俺がこのクラスの代表だからだ。このクラスにいる奴は、俺の駒じゃなくて、クラスメイトだからな」
うん。この人はクラスメイトをもの扱いですか。お仕置きが必要ですね
「雄二君、動かないでくださいね」
「なにをするん(パンッ)って!危ねぇぇ!!なにしやがる仲沢!」
「外しましたか・・・なにって、金的狙いでエアガンを撃っただけですよ」
「えー、お話中すみませんが空いている席に座ってください」
- Re 師匠は元バカのアレ ( No.7 )
- 日時: 2012/07/22 06:52
- 名前: 夏音 (ID: /OJeLYZk)
再び狙おうとしたところで先生が入ってきました。悪運が強いですね。
「すみませんが早く席に座ってください」
「「はい、わかりました」」
「うぃーす」
とりあえず席に座りました。一応私は窓際の席で、隣が師匠。師匠の一個挟んだところに雄二君です。はて?師匠の右隣は誰でしょうか
「えー、私がFクラス担任のーーー福原慎です」
(師匠、なぜ黒板の方を向いたのに再びこっちを向いたんでしょうか?)
(さあ?僕もよく知らないね。雄二にでも聞いてみたら?)
(わかりました。あの、雄二君?なんで後ろ向いたのに、こっちに再び向いたんですか?)
(俺もはっきりみた訳じゃないが、チョークが一本も無かったぞ)
((そ、そうなんだ・・・))
あまりの扱いに涙がでそうです
「では設備ですが何か不満のある人はいませんか」
『せんせー、俺の座布団、綿が無いんですけど』
「我慢してください」
『ちゃぶ台の足にヒビが入って今にも崩れかけてまーす』
「我慢してください」
『窓からすきま風が入って寒いんですけど。ヘクチッ』
「長袖を着てください」
さっきから「我慢してください」か自分で対処するかの二つですね・・・
- Re 師匠は元バカのアレ ( No.8 )
- 日時: 2012/07/22 07:26
- 名前: 夏音 (ID: /OJeLYZk)
「次は自己紹介です。そうですね・・・では廊下側の人からお願いします」
「木下秀吉じゃ。演劇部に所属しておる。よろしく頼むぞい」
最初は秀だ。お姉さんの優子さんに似ていて見分けはつかないくらいだけど、爺口調だから、区別はできます。けど、顔が可愛いから女子によく間違えられます。学年で男子としてみてるのは優子さん、雄二君、私、師匠の四人だけです
「・・・土屋康太」
次は康太君です。怪しげな商会を開いていて女子の写真を売っているそうです。けど、私はなぜか撮られません。たぶん師匠が康太さんに言ってくれたのでしょう
ふと、ここで疑問が浮かびました。さっきから男子ばかりで女子の声が聞こえません。いないのでしょうか?
「ーーーです。ドイツ育ちで日本語は話せるけど読み書きは苦手です」
女子がいました。この声は島田さんですね
「趣味は吉井明久を殴ることです」
・・・あれで師匠が好きになると思うのでしょうか?逆ですよね、絶対
「ちょっと、なに無視してるのよ!」
師匠が無視をしてたらしく、怒りました。どう見ても無視をするのがいいと思いますよ
おっと、次は私の番ですね。では皆さんに言っておきましょう
- Re 師匠は元バカのアレ ( No.9 )
- 日時: 2012/07/22 14:20
- 名前: 夏音 (ID: /OJeLYZk)
「中沢芹奈です。吉井明久さんの弟子です。もし、師匠に手を出せばコレ(ジャキッ)で狙います。分かりましたか男子の皆さんと、島田さん(ニコッ)」
そう言いながらポケットの中からデザートイーグルを取り出します。本物を。ちなみにコレは師匠が使っていたお古です。現在はコルトバイソンを使用しています
「えっと、吉井明久です。芹奈が言ってたように師匠になります。もし、手を出したらぶった切ります。いじょうです」
私が言った後は師匠の番でした。それにしても手を出したらぶった切るですか。守ってもらえるとは嬉しいですね
「///(プシュー)」
「芹奈!?大丈夫!?」
「・・・すこし寝ておきたいです」
「それじゃあ寝ててね。後で起こすから」
膝枕ですか。コレ以上にない枕ですね・・・では寝ましょう
「ありがとうございます」
私は眠りに着きました
- Re 師匠は元バカのアレ ( No.10 )
- 日時: 2012/07/22 16:51
- 名前: 夏音 (ID: /OJeLYZk)
「せ・・・な。お・きて芹奈」
「なにかありましたか?」
「いや、芹奈がすごい汗かいてたから気になって」
額に手を当ててみます。確かに汗をかいてますね。夢でアレを思い出したのでしょう
「いえ、ただ暑かっただけです」
「ならいいけど」
とりあえず師匠には黙っておきましょう
「ーーーする!・・康太、姫路のスカートを覗かないで前に出てこい」
「・・・!!」
「はッはわッ!?」
なぜ、覗いたのでしょうか。というかあなたは全世界の女子の敵ですよ
「こいつがあのムッツリーニだ!」
『バカなッ!奴がそうだというのか!?』
『中沢さんの写真売ってくだ(パンッ)ウオッ!?畳に穴が!?』
私の写真をみても良いのは師匠だけです
「話を進めるがこいつは保険体育に関しては学年一位、二位の保持者だ」
『すげェ!!』
『教えてくれーー!!』
盛り上がってますね。コレは試召戦争に必要なメンバー紹介ですかね←(学年一位)
「それに中沢もいる」
今呼ばれましたか?しかたありませんね。前に出ましょう
- Re 師匠は元バカのアレ ( No.11 )
- 日時: 2012/07/23 02:53
- 名前: 夏音 (ID: /OJeLYZk)
「私を呼んだのはなぜですか?」
「まあ、聞いておけ。中沢は勉強もだが実はあの『鬼姫』という二つ名がある!」
「!!」
『鬼姫ってあの騎士の相方の!?』
『暴走族に無傷で狩ったのが中沢さんだというのか!』
『まてよ、騎士はもしかして、吉井じゃないか?師匠だろ』
ちらほらと盛り上がりがありをみせてきました。しかし雄二君は舌打ちをしてました。たぶんですがオチで使おうとしてましたね。師匠は観察処分者なので。おっと、観察処分者というのは勉強意欲に欠けた生徒や何か問題を起こした生徒に与えられる罰みたいなものです。生徒にはバカの代名詞などといわれてますが実際は凄く便利だそうです。なんでも私たちにはできない細かい動作が感覚を共有してるからできるそうです。しかし召喚獣が受けたダメージは何%かは自分にもあるからそこらへんは覚悟をしておかないといけません
「まあいい。もちろん姫路もいるがその実力は皆も知っているだろう」
『そうだった!俺達には姫路さんがいたんだ!』
『結婚してーーー!!!』
なんでしょうかコレは。バカにも程がありますよ。それにしても姫路さんって確か学年二位の方ですよね。これだとDくらいは落とせますよ
- Re 師匠は元バカのアレ ( No.12 )
- 日時: 2012/07/23 07:01
- 名前: 夏音 (ID: /OJeLYZk)
「他にも木下や島田だっている。木下は知っての通り演劇部のホープだ」
『木下ってあの木下優子の弟か』
『演劇も凄いらしいぞ』
「島田は数学だけならBはある」
『すげェ!』
『Bぐらいなら170はあるぞ!』
盛り上がってきましたね。これで下がらなければ、この勢いでEとDとCは制圧できるんじゃないでしょうか
「それに吉井明久もいる」
『騎士の!』
『すげェ!』
「ああ。だがこいつは学園初の観察処分者だ!」
ここで入れてきました。やっぱり言いたかったのでしょう
『じゃあバカなのか?』
「大バカだ。だが、観察処分者は教師の雑用をさせられる代わりに細かい動作ができる。実質3倍もある相手を楽勝に倒せる
これだけのメンツで勝てないと思うか?」
『なんか勝てる気がしてきた!』
『やってやろうじゃねえか!』
「ならまずはDを征服しようと思う。全員異論は無いな!」
『おぉぉぉ!!!』
「なら筆をとれ!出陣の用意だ!」
新学期から盛り上がりますね。私も頑張りましょうか
「ということだ。使者として明久、逝ってこい」
あの今、字が違いませんでしたか
「わかった」
そして、師匠はDへと行きました