二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- ヘタリア小説
- 日時: 2009/08/14 11:58
- 名前: 紫乃咲ゆゆ (ID: 7ZyC4zhZ)
ヘタリア大好きです!
思いが皆さんに伝わるようがんばります><*
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- Re: ヘタリア小説 ( No.4 )
- 日時: 2009/08/15 14:33
- 名前: 紫乃咲ゆゆ (ID: hMEf4cCY)
はわわ!初返信です!
ありがとうございます><*うれしいです!
がんばりますのでこれからもよろしくおねがいします*
- Re: ヘタリア小説 ( No.5 )
- 日時: 2009/08/15 15:45
- 名前: 紫乃咲ゆゆ (ID: hMEf4cCY)
今回の小説は国名・人名入り乱れております;
だって使いたかったんだもん!
湾ちゃんの本名分からなかったんだもん!
という訳で、(どういう訳)ごゆっくりどうぞ♪
—————・—————
太陽が真上に来る暑い昼下がり。庭に備え付けられたベランダで寝転び、なにもなく暇そうに太陽を見つめるその人の額に、悪戯に笑いながら冷えたコップを押しつけた。
カラン、氷が揺れる音がして、水滴が額に零れていく。
「……ッつ、めた!!」
ふふ、やっぱり驚いてる。
「いきなり何するあるか、湾!!」
くすり、と小さく微笑んだ後、私は自慢の長い髪をなびかせ、その場を離れながら彼にこう言った。
「いつまでそのまま居るつもり?」
「……ん……」
「兄さんが動かなくちゃ多分元気にならないと思うよ?」
「……」
「いつかそのチャンスが来ると思うけど……」
背後でカラン、という音がした。きっと渡したコップに口をつけたのだろう。
兄さんは、なにか事あるごとに家に来てお茶を飲む。……なんでお茶か、って?知らないわよ、そんなもの。人の気持ちなんて読めるエスパーじゃあるまいし。
今回兄さんが家に来た理由は、ヨンスと何かあったからだろう。
……それくらい、わかる。
「菊兄には相談したの?」
「菊は今忙しいよろし、相談する暇もないある」
「ケンカの原因は?」
「……もう、我の真似をするなって言ったら、こんな事に……」
「……それ、私もだわ……」
あきらめたように私達はため息をついた。
菊兄は兄さんに真似されて嫌がってるし、そもそもの兄さんは真似するヨンスを嫌っているし、私もヨンスに裏切られた事もあるからヨンスは嫌いだ。
……ややこしい……
菊兄は優しいからいつも頼ってしまうけど……
……今日も、良いよね☆
「とりあえず菊兄に電話してみるよ。兄さん、ちょっと待っ……」
「居たぁーーーーーーっ!!」
「!?」
言葉を遮って庭に飛びこんできたのは、土まみれのヨンスだった。
兄さんはビックリして声も出せずにヨンスを見つめている。
「兄貴、やっと見つけたんだぜ!!」
「……!!よ、ヨンス……!?」
「なんでそんな格好してるあるか!?」
へへっと笑いながらヨンスは背後に隠していた両手をぱっと前に出した。
両手に握り締められていたのは、木槿……むくげ、という韓国の国花だった。
「なんで、これ……」
「ずっと兄貴を信頼してます」
にっこりと笑ってヨンスは言った。
木槿の花言葉は……信念、だ。
ずっと信じてます、その心を疑わないで……
そんな思いが込められているのだろうか。
「ほい」
「え?」
「お前にもやるんだぜ」
「あ……」
無理矢理、一輪を髪に添えられた。
悪戯に笑う顔が今日は大人っぽい。
「あ、ありがとう……」
「ヨンス、あの……さっきは、全面的に拒否ってゴメンある」
「ああ、もう良いですよ、兄貴!!」
ヨンスの言葉で一面が笑顔になる。
これからもきっとこんな感じで、ケンカとかもおさまるのかもしれないな……。
- Re: ヘタリア小説 ( No.6 )
- 日時: 2009/08/20 18:29
- 名前: Julia (ID: TW9kGICx)
こんにちは!Juliaです!
小説読ませてもらいました。
枢軸の話がすごく良かったです!!
では、更新頑張ってください!!!!
- Re: ヘタリア小説 ( No.7 )
- 日時: 2009/08/21 10:29
- 名前: 紫乃咲ゆゆ (ID: MeGdyxZe)
原作ありです。
ちょっといじってるので色々時期がおかしくなってます☆←
フェリが迷い込んでくるシーンとか
リヒが髪切ったシーンとか
セリフとか……汗
気にせず読んでくだされば幸いです……
—————・—————
リヒ&バッシュ
臙脂色の人形
両手には沢山の食料。
家でリヒが待っていると思うと、何故か心が躍る今日このごろ。
初めて会ったときはあんなに貧弱だったが、今は十分に食べ物もあり、共同でのんびりとした毎日を送っている。
世界恐慌がなければ、こんな出会いは無かったかもしれない……
ある意味、アルフレッドには感謝だな。
ようやく家に着き、扉を開ける。
そのとたん、何かが勢いよく飛び出してきた。
「お兄様!お帰りなさいまし!」
そう言って飛びついてきたのは、三つ編みの髪を揺らすリヒテンだった。
袋が落ちそうになり、思わず体を反らす。
「……あぁ……大丈夫だったか?誰か家に来たか?」
「はい、えっと……フェリシアーノさんがまた迷い込んできて……道を教えておきました」
「またか、あいつは!!」
買ってきた食料を机の上に置き、ソファに座り込んだ。リヒテンはこちらをちらちらと気にしながら、何かをカップに注いでいる。
ようやく注ぎ終わると、器用におぼんに乗せて歩いてきた。
カチャリ、と小さな音がなり、カップが目の前の机に置かれる。
「紅茶です。どうぞ」
「あ……ありが……とう」
リヒは相変わらずニコニコしながら立っている。
「あの、お味はいかがですか?」
「うん、旨いである。リヒの紅茶はいつもおいしいからな。飲むのが楽しみなんだ」
ぱっとリヒの顔が輝いた。
頬を染め、明るい笑顔で「気に入ってもらえて良かったです……」と呟いていた。
この笑顔を見ると、疲れなんて忘れてしまう。
*
次の日……会議があり少しの間、家を抜けることになった。
「行ってらっしゃいまし」
笑顔で言うリヒに微笑みを投げ、出かけていった。
……だが、自分は気づいていなかった。
その笑顔の裏に、小さな決意を秘めていることを……
つづく!
- Re: ヘタリア小説 ( No.8 )
- 日時: 2010/01/02 16:31
- 名前: つぼみ (ID: 0ZzzaL.w)
がんばって!
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