二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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怪談レストラン 特別編
日時: 2010/03/08 18:56
名前: 漣 (ID: hQNiL0LO)

怪談レストランへようこそ。
私、支配人のおばけギャルソンです。
当レストランでは、原作の中からいくつか選んだお料理を小説にさせていただいております。
お料理にはお時間かかることもございますが、ご了承を。
では、ゆっくりお楽しみください。

どうも。漣です。
いや・・・。消えました。と思ったら復活して。
と思ったら過去ログへ・・・。
まあ前回とメニューは変わりますが、少しずつ更新していくのでよろしくお願いします。

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Re: 怪談レストラン 特別編 ( No.6 )
日時: 2010/03/08 19:45
名前: 漣 (ID: hQNiL0LO)

いえいえ、気になさらないでください^^

Re: 怪談レストラン 特別編 ( No.7 )
日時: 2010/03/12 23:04
名前: 漣 (ID: hQNiL0LO)

お客様、大変失礼いたします。
ただいま、厨房が大変混雑しておりまして・・・。
メイン料理ができるまで、お時間を少々いただいております。
その間に、と言ってはなんですが、火の玉ボーイが目の前で仕上げるドイツ風焼き鳥を召し上がってお待ちください。

目の前で仕上げるのが基本、ドイツ風焼き鳥、『冥界からの声』

どうぞお召し上がりください。

Re: 怪談レストラン 特別編 ( No.8 )
日時: 2010/03/12 23:17
名前: 漣 (ID: hQNiL0LO)

ショウ:これは・・・。ドイツで起こった事件をもとにした、本当の話だ・・・。

『冥界からの声』

ドイツのある村に、アガーテという娘が両親とお姉さんで暮らしていた。
ある時、アガーテは街をお姉さんと歩いているときにこんな声を聞いた。
「お前の命はあと3日!お前の命はあと3日!」
それは地獄の底から響いてくるような、恐ろしい声だったんだ。
「あれ、姉さん、今なんか聞こえた?」
「何も聞こえなかったわ。どうして?」
気のせいだったのかも知れない。アガーテはそう思うことにした。
そして次の日の夜、アガーテは突然妙なことを言い出した。
「母さん、母さん、私はもうすぐ死ぬのね。コキンメフクロウが呼んでいるわ」
とね。
「いきなり何を言い出すんだい。お前はまだ18になったばかりじゃないか。お前の耳はどうかしてるよ。ホーホーホーとしか聞こえないじゃないか」
でもアガーテはこうきっぱりといった。
「いいえ、母さん、母さんには聞こえないの、私には行こう、行こう、死の国へと聞こえるの。」
次の日、アガーテの母親は鉱山で働くアガーテの父に昼食の弁当を届けさせようとした。
アガーテの姉さんは友達が待っているから、といって、行こうとしなかった。
そこでアガーテに弁当を持たせて鉱山へ行かせたんだ。
その頃、鉱山にいる父はこんな恐ろしい声を聞いた。
「時は来たが娘はこない!!時は来たが娘はこない!!」
アガーテの父もさすがに不安になって、アガーテが駆け寄った時は、来ちゃダメだ!!と叫んだ。
だけどその声は届かなかった。
アガーテが走り寄ってきたとき、今まで山崩れ一つしたことない山がゴウッという音をたてて、一気にアガーテを飲み込んでしまったんだから。

アガーテが聞いた声は、一体何だったんだろうね。

フウッ。(ロウソクを吹き消す)

Re: 怪談レストラン 特別編  ( No.9 )
日時: 2010/03/14 11:52
名前: 漣 (ID: hQNiL0LO)

皆さま、『冥界からの声』は如何だったでしょうか。
メイン料理の方も出来上がりました。
すぐにお持ちいたします。
(振り返り)おい、火の玉ボーイ、早くしろ。

オレ様に命令するな。ファイヤー!

(黒こげになり)では、すぐにお持ちいたします。

Re: 怪談レストラン特別編 もうひとり、おのりになれますよ ( No.10 )
日時: 2010/03/14 12:02
名前: 漣 (ID: hQNiL0LO)

私たちは家族で海辺の別荘に行くことになりました。

「わーっ。海だぁ!」
「ブンタ、落ちないでよ」
「ハハハハハ・・・」

『もうひとり、おのりになれますよ』

「さ、着いたぞ。まずは荷物を降ろそう」
パパの言葉で、あたしたちは目が覚めました。
ぼろの貸別荘と聞いていたのに、ものすごく豪華な別荘だったんです。
「アコ、ブンタ、おまえたちはとりあえずこれをロビーに運んでくれ」
ロビー・・・。そうです。ロビーといえるほどの広さの部屋です。まるでホテルのような・・・。

荷物を運び終えたあと、あたしたちは夕ご飯を食べに行きました。ここではガスが通っていないからだそうです。
そして、帰ってきた後、別荘に入ろうとしたとき。
「お嬢さん、今夜はここにお泊まりですか?」
若い女の人でした。
「悪いことは言わないから、すぐにここを出なさい。大変なことになりますから」
「えっ、でも他に泊まる場所が・・・」
「わかったわ。じゃあ、お嬢さん、今夜は何があっても」

一度保存します


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