二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- リボーン 空色音程—無色音程—
- 日時: 2010/03/14 10:50
- 名前: 空 (ID: PU7uEkRW)
キャラクター設定
・青崎 空
主人公。
ツナの復讐劇、哀歌の構想劇を止めようとする。
実はツナのストッパーでもある。
・年齢
14歳。
・体重
言うな!
・身長
160cm(ツナと同じくらい・・・。)
・容姿
黒髪に黒目。
男装で姿を隠している。
・特殊能力
予知能力・透視能力・念動能力。
超直感。(なんでだろうね。)
本人自覚していないが運動神経異常。
・沢田綱吉
虐めにより殺された。(?)
復讐するために再び並盛中に現れる。
空を味方と想っている。
・姫野哀歌
綱吉を殺した張本人。
綱吉が帰ってきたことにいらだつ。
空を苛めている。
・真実派
沢田綱吉
ユニ&ルーチェ&アリア
アルコバレーノ(リボーン以外)
復讐者
ヴァリアー
・偽善派
姫野哀歌
獄寺隼人
山本武
リボーン
並中全員
沢田奈菜
笹川良平
ランボ&イーピン&フウ太
クローム髑髏
黒川花
その他。
・中立派(どちらも間違っていると言う考え、また、真相を知っている人物)
蒼崎空
雲雀恭弥
六道骸
笹川京子
ボンゴレ
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- Re: リボーン 空色音程—無色音程— ( No.1 )
- 日時: 2010/03/14 10:59
- 名前: 空 (ID: PU7uEkRW)
序章
あの日、俺は落とされて殺された。
もう沢田綱吉は居ない。
居るのは、復讐者。
だけど、誰もが信じてくれないと言うわけではなかった。
彼女、蒼崎空。
キミには感謝してるよ?
何度も俺を助けてくれた。
傷つきながらも。
だから、ね?
今度は俺が復習して君を守るよ。
——
朝から嫌な予感がする。
そして右目が痛い。
そこに見えたのは、一ヶ月ぶりの彼の姿。
今日、帰ってくる。
嬉しい感覚と同時に、嫌な感じがした。
私は久しぶりに並中に向かった。
彼を、止めなければ。
——
今日、携帯にメールが掛かった。
内容は、沢田綱吉が来る。
彼は死んだはずなのに、何故生きている?
僕は不振になりながらも彼女を、彼を待った。
——
彼女から連絡があった。
内容は手を貸して欲しい。
ボンゴレが生きていた、という事実を突きつけられる。
僕は今直ぐに並中に向かった。
——
前りだす輪廻。
回りだす再会。
回りだす復讐劇。
そして、
ソレを止める者。
- Re: リボーン 空色音程—無色音程— ( No.2 )
- 日時: 2010/03/14 11:17
- 名前: 空 (ID: PU7uEkRW)
第一劇 彼は漆黒の空となりて
教室に行くのは抵抗があって、私は応接室に向かった。
ガチャッ
「やあ、空。久しぶりだね。」
「・・・ハイ。久しぶりです。」
「・・・で、どういうことなの?コレ。」
コレ、とは沢田綱吉が帰ってくるという知らせ。
私は右目を抑える。
「予知能力、です。朝。右目が痛くなりました。」
「・・・そう。で、どうするの?」
「もう一人、呼んであります。雲雀さんには申し訳ありませんが。」
すると霧がかかって、
「クフフ・・・。久しぶりですね・・・空。」
「もう一人って、このパイナポーの事・・・」
「ハイ・・・」
本当申し訳ない。
既にいらだっているし・・・。
「クフフ・・・それよりどうするんですか?」
「・・・まず、彼に会いたい、ですね。嫌な予感よりも、まず。」
「・・・そう。」
会って彼の顔を見たい。
大空のような彼を。
もう、崩れてるかもしれないけど、せめて。
「空。具体的にどんなことが起こると想う?」
「・・・復讐、ですね。」
「「!」」
哀歌に対しての恨み、怒り、殺害衝動。
それが物凄い伝わってきたのだから。
「・・・私。しばらくここに居てもいいですか?」
「いいよ。」
するとヒバードが来て、
「ひばり、ひばり!つなよし来た!」
「「「!?」」」
窓の外を見る。
茶髪で癖毛。並中の制服を着ている。
「・・・私、行ってきます。」
「・・・気をつけてね。」
「ハイ。」
——
玄関で綱吉が居た。
私は声を掛ける。
「綱吉!」
「・・・空?」
彼はこちらを見た。
「・・・空。泣いてるの?」
気付いて目元をぬぐう。
嬉しい。
生きていてくれた。
その時彼は私を抱き締めた。
「わっ」
「会いたかった。」
そういう彼の声は何かを大切にするような声だった。
「・・・綱吉。今まで何処にいたの。」
無言だった。
何か、隠している。私は綱吉に顔を向ける。
茶色だった瞳には薄暗いオレンジの色が点っている。
守れなかった—。
「空。俺、教室行くな。」
「え、あ、でも、」
「大丈夫だよ。」
そう言って綱吉は教室に向かっていった。
- Re: リボーン 空色音程—無色音程— ( No.3 )
- 日時: 2010/03/14 11:37
- 名前: 空 (ID: PU7uEkRW)
第二劇 復活・復讐
まだ生きてたの!?
大好きだよ、皆。
——
綱吉の後を付いて行った。
やはり生徒達は皆唖然として、恐怖していた。
死人が生き返ったのだから。
そして2−A教室にたどり着いた。
ガラッ
「!?」
その場の空気が固まった。
「なっ・・・」
一番驚いているのは哀歌。
自分で殺したのに。
綱吉派口の端を吊り上げて、笑った。
「皆、久しぶり。」
「!て、テメエまだ生きてたのかよ!」
「死人はさっさと死ね!」
「くんなよ!」
そう言ってツナ夜氏を罵倒し始めた。
だけど綱吉は何も喋らず席に座った。
何処か面白そうに。
哀歌は顔をゆがめていた。
その時また右目が痛くなった。
そこに見えたのは綱吉の映像。
それしか、見えなかった。
「あんた何で生きてるのよ!」
花が叫んだ。
「・・・生きていたいと想ったから生きてるんだけど。」
「ッ・・・。」
その時、山本がバットを握った。
「もう一度死ねなのな!」
バットを振りかぶった。
急いで綱吉の前に立ちふさがる。
バキッ
「!」
「っつ・・・」
頭から血が出る。
山本をきつく睨んで、
「ッ・・・また、死なせない。」
「お前・・・ッ・・・。また来たのかよ!」
「一生目の前に現れて欲しくないー。」
「確かに。」
「哀歌、こわいィ・・・。」
「大丈夫だ、俺たちが守る。」
その瞬間ツナが立ち上がって山本を睨んだ。
鋭い殺気。
ツナとは思えないほどの怒りと憎しみ。
「・・・クク・・・ハハハハハ!」
高らかに笑う。
その瞬間。
山本のバットを折った。
「なっ!?」
「バットって殴る物じゃないだろうが。」
そう言ってツナは山本を殴った。
信じられない力で。
「た、武ィ・・・!」
「ツナ!」
私がツナの名前を呼んだとき、ピクッと反応して私を見た。
「何?」
「止めてよ。こんな事しても何も始まらないから。」
そういうと拳を下ろした。
「・・・ツナ。応接室行こう。」
「うん。」
その場に殴られた山本とバットを置いて私達は応接室に向かった。
- Re: リボーン 空色音程—無色音程— ( No.4 )
- 日時: 2010/03/14 11:48
- 名前: 空 (ID: PU7uEkRW)
第三劇 ——決意
彼は、なくしてしまった。
大切な物を。
——
「失礼します。」
中に入るとまだ骸は居た。
綱吉の存在に驚いていたが直ぐに普段どおりになった。
「久しぶりだね。」
「・・・」
何も喋らないツナ。
私はツナの手を握る。
「・・・俺、復讐するために来ましたから。」
「・・・そう。」
「復讐とは・・・。かつての彼方は何処に行ったんでしょうね。」
そう言って目を細める骸。
私はソファに座る。
ツナも座った。
「でも本当に良かった。生きててくれて。」
「空、君が死んだ時一番泣いていたんだからね。」
「!?ソレ言わないで下さいよ!」
本気で恥かしいんだから!
ツナは無言でお茶をすすっていた。
「俺、もう行きますね。」
そう言って出て行った。
「・・・彼とは思えないね。」
「・・・ハイ。」
「ボンゴレも落ちましたね・・・。」
「で、どうするの?」
「・・・復讐と、哀歌さんを止める。」
「そんな事出来るの?」
そういわれれば無理かもしれない。
だけど、
「やるしか、ないんだ。」
決心は付いた。
決意を込めて、
彼女は行動する。
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