二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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大空結晶・絆—REBORN—
日時: 2010/05/07 15:36
名前: 消失 (ID: X9/3/8Rv)

—氷のような眼差しをキミは無効化した—

—そんな奴、初めてだった。—

—彼女は笑って、—

—俺は笑わなかった—


消失ですー。
ばてそうになってちょっと、体調悪くなったりしてます・・・(涙)
頑張ります!



登場人物設定

・蒼空 錬
クリスタルファミリー次期10代目ボス。
大空の瞳という特殊な眼を持つ。
ボンゴレ同様の直感力を持つといわれている。
容姿:金髪に橙色の眼。初代似。
武器:グローブ、黒い拳銃。
属性:大空
所属:クリスタル・ファミリー次期10代目。
参考:ツナ達とは違うクラスの少女。今まで家庭の事情で学校へ通えなかったが本日初登校。
そこで、ツナとであった。
最強だったりする。
大空の眼というのは、全てを見透かす大空の目。

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Re: 大空結晶・絆—REBORN— ( No.1 )
日時: 2010/05/07 16:04
名前: 消失 (ID: X9/3/8Rv)

第零話


「・・・お前ら何やってんだ?」

そういったのは蒼空錬。

クリスタルファミリーの次期10代目で、現在は九代目の仕事の手伝いもかねて守護者達と同居している。
で、何故その彼女が怪訝そうにしながら守護者を見ているかというと。

「10代目!?い、いま片付けますからぁぁぁぁぁ!」
「お、錬、一緒に食べねぇか?」
「いや、それより何だ、この、凄い量のお菓子」

そう、机の上に山のように乗せてある菓子の事だった。

「いやぁ、バッティングセンターのおじさんがくれてさー」
「・・・俺はこんなに甘党じゃないぞ」
「俺だってそうッスよ・・・」
「まぁ、全員で食べれば何とか成るだろ!」

    —バァンッ

「・・・」
「お、竜弥、帰ったのか」
「・・・」

無言の少年は、クリスタルファミリーの雲の守護者、雲雀竜弥。現在、6歳。

本来なら多分14くらいはあるだろうが、ある事情で彼は姿が六歳の姿だ。

「・・・」
「本当、彼方って人は無口ですねぇ」
「(むっ)」
「お前ら喧嘩するなよ」

霧と共に現れたのは六道幻。

クリスタルファミリーの霧の守護者・・・だ。

彼はクフフ、と不適に笑い、三叉槍を大人しく仕舞った。

「まぁ、いいでしょう。では、失礼します」
「何だったんだ・・・あいつ・・・」

「多分、遊びに来たのだろう。あいつは意外とシャイだったりするからな」
「・・・それ、本当に言ってます?」

守護者全員がありえないという顔をした。
ちなみに雷の守護者と晴の守護者は居なかったりする。
・・・募集中って事で。

こんな毎日を送ってる俺たt「あぁぁぁぁぁぁ!」

「何だよ、獄寺」
嵐の守護者、獄寺雄図は、興奮しながら言った。

「10代目って学校通ってましたよね!?今まで行かなくて良かったんですか!?」

「あ」
「あ、じゃないよ」
「・・・すっかり忘れてた」
「ハハハ、天然だな!」

お前にだけは言われたくない、と思った一同だった。
雨の守護者、山本健吾はまだニコニコしてる。

「・・・明日から、行こう・・・」


(こんな俺達の、一日)

Re: 大空結晶・絆—REBORN— ( No.2 )
日時: 2010/05/07 16:19
名前: 消失 (ID: X9/3/8Rv)

第一話


「・・・あぁー」
「うなってないで早く行くよ」
「何でお前まで付いてきてるんだ・・・?」

雲の守護者、雲雀竜弥は子供の姿で錬の隣を歩いていた。

・・・かなり可愛かったりする。

「錬が心配だから」
「・・・俺はそんな頼りないか・・・(涙)」
「当たり前じゃない。何時も勝手に突っ走って後で傷だらけになって帰ってくるんだから」
「・・・(涙)」
何かくじけそうになったぞ、俺は。

俺はボスとして頼りないのか・・・orz

「何凹んでんの」
「(涙)」



俺は転校生として入る事になっている。

一度も教室にはいって無いからなぁ〜。
「じゃ、じゃあ、ここで待ってなさい」
何故か顔を紅くして教室の中に入っていった担任教師。
ちなみに俺の今の服装は男子生徒の服だったりする。

・・・ボスだって知られたら一環の終わりだからな。

「入ってきなさい」
「ハイ」

俺は、扉を開けた。



入ってきたのは中世的な少年だった。

だけど何処か俺に似ていた。
だが、それとは比べ物にならないくらいの美形。
一言で言うなら、凛々しい。
「じゃあ、自己紹介を」
「蒼空錬だ、宜しく頼む」

何故か偉そうな口調だったが、声も凄く美声で全員がウットリした表情に成った。

「じゃあ、席は沢田の隣、だ・・・」
「ハイ、あそこですね」

そう言って蒼空錬は、【俺】の隣の席へと座った。



(これが、始まりの合図)

Re: 大空結晶・絆—REBORN— ( No.3 )
日時: 2010/05/07 16:34
名前: 消失 (ID: X9/3/8Rv)

第二話


質問攻めに会った後、俺は図書室へ行き、本をしばらく静かに読んでいた。

やはり本はいいものだな。

「・・・で、」

パタンっと本を閉じて俺は眼を閉じる。

「何の用だ?アルコバレーノ」
「!気付いてたのか・・・」

そんな殺気出してりゃ判るって・・・。
まぁ、相手は一般人だと思ってるから仕方ないが。
「お前、俺達のファミリーにはいらねぇか?」
「・・・悪いが——それは、無理というものだな」
「何故だ?」
俺は、クリスタルファミリーという【敵対組織】だ。
入れるわけが無い。
俺は、無言で席を立った。

「・・・何故俺がお前の事を知ってるのか——そこを、重視するんだな」
「!」



「・・・」
「・・・」

スッ・・・

廊下ですれ違った誰かに、彼女は気付かなかった。
すれ違った少年は、静かに笑みを漏らしていた。



屋上に来て風に当たりながら空を見ていると背後から殺気を感じた。

俺は後ろを振り向く。
給水タンクに、少年が一人乗っていた。

「・・・お前は?」
「俺は、沢田綱吉」

そこでよぎるのがボンゴレファミリー。

敵対、ファミリーの次期10代目。
「・・・何だ?」
彼は笑わずに俺の前に立った。

冷たい眼差しで俺を見据える。

「お前、何者?」
「・・・急だな。俺は、何者でも無い・・・強いて言うなら大空、だな」
「・・・大空?」
彼はわからないというように首をかしげた。
俺は苦笑いをして、その場を後にした。

「・・・」



(その笑顔が、鍵となった)


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