二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 銀色に鈍く輝く大空—REBORN×銀魂—
- 日時: 2010/06/18 17:09
- 名前: 冷却 (ID: X9/3/8Rv)
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銀魂中学(中学設定)に急に転校して来た主人公こと、沢田刹那。
変装して(結構地味に)転校してくる。
ギャグ&甘かったり切なかったり。
ツナ達もちゃっかり出てきちゃってたり(笑)。
(変更あるかもしれません・・・)
・目次
第零講
第一講 転校生は一般人とは限らない。
第二講
第三講
第四講
第五講
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- Re: 銀色に鈍く輝く大空—REBORN×銀魂— ( No.1 )
- 日時: 2010/06/18 16:54
- 名前: 冷却 (ID: X9/3/8Rv)
第零講
「刹那ァァァァァァァ!?」
「十代目どうされたんですか!?」
十代目——・・・ボンゴレ現在のボスである沢田綱吉が、自らの自室を飛び出して(所謂仕事部屋&書斎部屋)屋敷の廊下を走り回っていた。
「ご、獄寺君ッ!刹那が・・・!」
「ど、どうされたんですか?」
完全に混乱状態の沢田綱吉は獄寺になきついた。
獄寺は少しだけ苦笑いを浮かべる。
(刹那も・・・相変わらず親泣かせだけども・・・十代目も親ばかだな・・・)
勿論、沢田綱吉は読心術を体得できていない。
大抵はお手前の超直感で見破る。
「せ、刹那が!自由になりたいって言って何処かに行っちゃって・・・!」
そこで獄寺は直ぐに答えがわかった。
それは二日前の事——。
『獄寺さん、』
『何ですか11代目?』
『俺、マフィアなんかに成りたくないんだけど』
『・・・ハイ?』
『だから、俺は人殺しなんてぜっっったいに嫌だ』
『・・・(汗)そんな事言われましても・・・』
『だから、俺は決めた、』
そう言ってブツブツ刹那が何処かに行ってしまった事を。
こういうことか・・・。
「・・・十代目、落ち着いてください」
「コレが落ち着いてられる!?俺の娘だよ!他の敵対組織とか他の殺し屋とかに狙われ・・・」
「十代目は心配性すぎますよ!あの刹那が見す見す囚われたり傷つけられるとお思いですか!?」
「・・・そう、だね・・・じゃあ、ゆっくり探そう」
「・・・ハァ・・・」
ブツブツと考え込む様は刹那にソックリだった。
「(この親にしてこの子ありですか・・・)」
獄寺は、溜息を吐いた。
- Re: 銀色に鈍く輝く大空—REBORN×銀魂— ( No.2 )
- 日時: 2010/06/18 17:09
- 名前: 冷却 (ID: X9/3/8Rv)
第一講 転校生は一般人とは限らない
「え、今日、転校生が来ているー、」
教室内が一変して騒がしくなる。
「どんな奴ですかねぃ、土方さん」
「さぁな」
「俺的にはドMが良いんですがねぃ」
「お前の趣味なんざ聞いてねーよ」
そんな会話が交わされていた。
一方その転校生といえば。
「やっとあの地獄生活(リボーンに戦闘叩き込まれたり雲雀さんに扱かれたりヴァリアーに殺されかけたり)から抜け出せる・・・!」
と、考えていた。
それほど酷かったのだろう、眼に涙が浮かんでいる。
彼女はボンゴレファミリーという規模最大勢力を持つ組織の11代目。
沢田綱吉の血の繋がった子供である。
それだけに彼女の存在は大きい所為か、一年間に三十回は拉致&監禁&殺されかけている。
その為にも一応、彼女は変装(三つ編み&茶髪&分厚い眼鏡の地味姿)で転入する事にした。
平和主義者の彼女は周りを巻き込みたくないのだ。(本音を言わせれば只単にメンドクサイだけだったりする)
「はいってこーい」
「ハイ」
可愛らしい声で彼女は言う。
擬声も家庭教師に叩き込まれた一つである。
中に勢い良く入って、教卓の前に立った。
「じゃー自己紹介してー」
「は、ハイ。《竜崎刹那》です・・・宜しく御願いしますッ」
勿論偽名。
本名は《沢田刹那》である。
周りの反応は薄い。
地味すぎる姿であるがゆえにその反応が相応しいのだろう。
「あー、じゃー席は新八の隣だー」
「うっわ染みすぎる奴が並んだよ・・・」
誰かがそういった。
刹那は顔を引きつらせる。
「(フザケンナよ、俺は地味じゃないっつぅの)」
「じゃー一時間目始めるぞー。一時間目は自習だー」
自習なら一時間目っつぅうなっつーの。
俺は苦々しい顔をする。(陰で)
「あ、よろしくね、」
隣の新八が言った。
俺は嘘の偽りの表情でおどおどした様子で言う。
「よ、宜しく」
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