二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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転入生と不思議な仲間たち
日時: 2010/09/11 12:49
名前: まかろん (ID: EOhOGqBm)

第一話

不思議な仲間たちは、ある日突然床下収納から、飛び出してきた・・・・・。

一時間前・・・・。

「朱莉、今日からここが私たちの家よ!」

「でかいね〜」
 
私の名前は「須萄 朱莉」この町に引っ越してきた、
中学3年生だ。

「朱莉、荷物運んで!」

「うん、わかった。これを家まで運べばいいんだね」

と言って荷物を家へ運び込もうとした時だった・・・
目の前を、一匹のウサギが二足歩行で走っているのだ

「ぎゃぁぁ〜〜〜!!」

私は、荷物を地面に落とし母の元へと走って行った。

「お母さんっ!!い、今ねウサギが・・・・・」

と、さっきの出来事を母に話した。

「そんなことあるわけないわよ。早く荷物運んで!」

と言って話を信じてもらえなかった。

(もしかしたら、見間違いだったのかなぁ)

そう自分に言い聞かせながら、また荷物を運ぼうとした時だった。

「その荷物重そうだね。僕が運んであげるよ〜」

「あ、うん。ありがと〜・・・って・・・」

目の前に現れたのは一匹のパンダ。こいつも二足歩行だ。

「じゃあ、この荷物運ぶね〜えいっ!」

と言い軽々と荷物を家の中へ運んで行った。
今度こそ見間違いなんかじゃないっ!!
母のいるほうへ走って行った!

「おかあさ〜ん!!今度は、パンダがね・・・」

「・・・・・・。」

今度は、母にシカトされた。

「ホントに見たんだってっ!!」

「もう手伝わないでいいから、家に入っていなさい」

「は〜い・・・・」

ホントにいたのに信じてもらえない虚しさが私を家へと追いやった。

「でもホントにいたんだもん・・・・・」

「そりゃそうだよなぁ・・・俺らみたいな動物が二足歩行してたっても、信じてもらえないよなぁ・・・」

「確かに、そうだよねぇって・・・はぁ!?」

次に目の前にいたのはクマだった。
ウサギに、パンダに、クマかいっ!!
私ん家は動物園かっっ!!

「ま、頑張れよな・・・。」

「クマになぐさめられたって嬉しくありません!!」

この家はどうなっているのか私にはまだ理解できなかった。

第一話終わり

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