二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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おおきく振りかぶろう!![おおきく振りかぶって]
日時: 2010/10/12 14:01
名前: 癒音 (ID: 5kx3QSMp)

初めまして癒音ゆねです(゜∀゜)!
此処は「おおきく振りかぶって」の二次小説を書いてるとこです。
更新はゆっくりですがよろしくお願いします((オィ

オリキャラ紹介
 L[名前]桜井 咲(さくらい さき)
 L[性格]いつも笑ってる。 
     他の人に迷惑をかけないようにしてる
 L[容姿]ロングの茶色の髪の毛
     長さは腰あたりまである
L[その他]西浦高校1年9組 
成績優秀
     可愛いが自覚は全然無いw

こんな感じです。
・荒氏さん 
・おお振り嫌いな方
・癒音の変なテンションが嫌いな方
わ、まわれ右です(・ω・`

更新ゎ遅めです。
それでわ...「ゆっくりしていってね!!」^p^

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Re: おおきく振りかぶろう!![おおきく振りかぶって] ( No.14 )
日時: 2010/11/12 20:39
名前: 癒音 (ID: g8t52Hd5)

七話[事故]

お母さんたちまだかな?
投球練習の時辺りを見渡しても居ない。
『咲っ!』
私は声のした方を見る。
「お父さん!」
私はパーっと明るくなった。
私はお父さんの方に走り寄った。
「お母さんは?まだお弁当作ってる途中?」
私が笑いながら言うとお父さんが
『早く来い!』
そう言って私の腕を力強く掴んだ。
「ぇ?お父さん?!」
私はお父さんの車に乗った。
「どうしたの?お父さん!何があったの?」
私は助手席で聞くとお父さんは震えた声で言った。

『お母さんが事故にあった』

「ぇ?」

何それ
「嘘、、だよ、、、ね?」
声がどんどん震えていく。
車が行き成り止まった。
外に出てみるとそこは家の近くの病院だった。
私とお父さんは病院の中を走った。
「手術中?」
赤く光っている手術中という文字。
すると行き成り文字が消えた。
中からたくさんのお医者さんが出てきた。
『妻は!?』
お父さんが大声で尋ねる。
するとお医者さんは首を横に振った。
『我々も最善をつくしたのですが、事故の時にはもう危ない状態でしたので・・・』
お父さんがその場に崩れた。
お父さんの叫び声だけが病院の中に響いた。

私とお父さんは車の中では何も話さなかった。
家に帰って来たのがもう夜中だった。
家の中は真っ暗だった。
「お父さん。事故って何があったの?」
私は泣きながら聞いた。
『咲の練習試合を見に行く途中に事故にあった・・・。』

お父さんとお母さんは私の練習試合を見に来る途中に事故にあったみたいだった。
歩いて横断歩道を渡っていたら、信号無視の車が行き成りお母さんをひいていったらしい。
お母さんだけを——————————・・・。

『俺がひかれればっ!』
お父さんが泣きながら叫ぶ。
私は思わず目線を反らしてしまった。
『そうだ!そうだ!』
お父さんは涙を流しながら私の方を向いて言う。
「?」
私は首を傾げる。
『お前の練習試合なんか見なかったら良かったんだ!お前が投手として投げなければ良かったんだ!お前が野球をしなければ良かったんだぁああああ!』
そう言いながら私を狂ったような顔で見て来る。
「っ!」
私がお母さんを殺したの?
私が野球をしなければお母さんは生きていた?

「ごめんなさいっ!ごめんなさいっ!」
私は泣きながら謝った。
「私がっ!私がいなければっ!!」
全然止まらない涙。
段々段々溢れて出る。
お父さんは軽蔑した眼差しで私を睨む。
お願いだから

お願いだから

嫌いにならないで

野球なんてもうしないから

私が野球をすることで人を不幸にしちゃうのなら

もう絶対にボールを投げないから!

だからっ

そんな目で私を見ないでよぉ

Re: おおきく振りかぶろう!![おおきく振りかぶって] ( No.15 )
日時: 2010/11/13 10:35
名前: 夢羽 ◆h1A8iHzIDo (ID: lwyoqLK1)

ええぇぇ!?
お父さん酷ッ!
咲ちゃん、私が守ってあげるよぉ!

Re: おおきく振りかぶろう!![おおきく振りかぶって] ( No.16 )
日時: 2010/11/15 19:12
名前: 癒音 (ID: g8t52Hd5)

〒夢羽

お父さんひどいね(・ω・`
私も一緒守r(((ゲフンゲフン

人柱夢羽だったんだぁ!
これから行かせてもらうぜ★!

Re: おおきく振りかぶろう!![おおきく振りかぶって] ( No.17 )
日時: 2010/11/25 16:17
名前: 夢羽 ◆h1A8iHzIDo (ID: lwyoqLK1)

>>癒音
そだよー☆
え、あんな小説にまた来てもらえるの!?
ありがとー><

小説ストーリーテラーの雑談ってとこでおお振り雑談やってるから、よかったら来て><
七瀬って名前だけど、私だぜ

Re: おおきく振りかぶろう!![おおきく振りかぶって] ( No.18 )
日時: 2011/01/27 18:58
名前: 癒音 (ID: g8t52Hd5)

八話[今を]

『そうかー・・・。そんな事があったんだね。』
私は監督に全ての事を話した。
お父さんは、あの事件以来家に帰らなくなった。
だから今は一人暮らし。

「本当はマネージャー誘われた時迷ったんです・・・。」
気づいたら私は、泣いていた。
「でも!・・・野球を忘れられない、、、から」
震える体を監督は優しく包んでくれた。
『苦しかったね』
そう言って監督は私の背中を優しく撫でてくれた。
「私っ!皆を不幸にしてませんかっ!?」
『咲ちゃんが居て、不幸な事なんてこれっぽちも無いんだよ』
「でもこれから不幸にしてしまったら———・・・。」
『大丈夫。皆が付いてる』
そう言って監督は笑った。
何故かその言葉は私を落ち付かせてくれた。
「私これからも、、、マネジとして皆のそばに居てもいいんですか?」
監督は私を離しながら笑って言う。

『あったりまえでしょ!』

私もつい頬が緩んだ。
『っとその前に・・・。千代ちゃん、出ておいで?』
「ぇっ?!」
監督が言った瞬間、私の後ろの方から千代ちゃんが出てきた。
「千代ちゃん?」
私の話聞かれた。

ヤバイ
ヤメテ
キライニナンカナラナイデ

『ごめん、咲ちゃんっ!近くに山菜とりに行ったらっ———』
千代ちゃんは言葉を詰まらせた。
「千代ちゃん?」
千代ちゃんは泣いていた。
「何で泣いてる・・・の?」
私の目からもまた涙が溢れ出てきた。
『咲ちゃんにマネジ誘ちゃって、辛い思いさせてきたんだね』
そう言って頭を思いっきり下げた千代ちゃん。
「頭あげてよ。」
私は涙を拭き、笑いながらいう。
「私は大丈夫。監督に話したらスッキリしたし——」
『でもっ!!』
「千代ちゃん・・・。私を嫌いにならないでくれる?」
私はそれだけが怖かった。
過去を聞かれて、嫌われるのが一番怖かった。
『嫌いになんて、、、なれるわけがないじゃんっ!!』
そう言って千代ちゃんは私の方に走り出した。
そして


千代ちゃんも私に抱きついた。



監督はそれを優しい目で見守ってくれてた。


なんて優しい人達なんだろ

言って正解だったね

過去はとっても辛いけど

未来はきっと楽しくなるはず

だから”今”を精一杯頑張るよ————————・・・。


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