二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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Angel beats!
日時: 2010/10/13 17:32
名前: 蜜柑 (ID: nMbYaRrD)

「・・・・ん」

いつの間にか眠っていたようだ・・・・。
辺りは暗い、夜なのか・・・・。

「ここは?」

後ろには校舎?
何があったか思い出せない・・・・

「おはよう とでも言うべきかしら?」

赤髪の女の子が目の前にいた

「・・・・?誰だあんた?」

俺は目の前の女の子の事は見たこともなかった。
ここに何故俺がいるのか
疑問に思いながらも質問してみた。

「ここは、一体どこなんだ?」

女の子はもうその言葉は 散々だわ と言うかのように
溜め息混じりに答えた

「ここはね 最初は信じられない かもしれないけど <死後の世界>なのよ?」

正直意味が解らなかった・・・・。
死後の世界?
あるわけがない 死んだら無になる
俺はそれを頼りに生きてきたんだ・・・・。
<死後の世界>があったら
俺が考えていたことが否定される・・・・。

「馬鹿なことを言うな!あるわけないだろう!?」

やれやれ と女の子は仕草をしながら言った。

「それだったら あなたはこの世界にいないはずよ?
あと 私の言うことが解らないなら
私が率いる部隊に<入隊>してみない?」

「<入隊>?戦争にでも参加するのか!?
馬鹿な話を持ち掛けやがって・・・・。」

話している最中に おーい  
と こちらに話しかけながら男が来た。

「お、ゆりっぺ 新人を入隊に参加できたか?」

俺を入隊?新人?
・・・・こいつらは
俺に殺人スキルでも習得させる気なのか!?

「付き合ってられん じゃあな。」

斬り捨てるように言葉を吐いた
・・・だが女の子の手の中にあるものに眼が止まった

「お、お前・・・・手にあるの・・・・何?」

やっと気づいたのかよ 見たいな眼で見ながら答えた

「これ?拳銃よ?見たことないの?」

駄目だ、こいつらは本気で頭がおかしい・・・・。

「んじゃ」

逃げるように階段を下りた。

「ちょ・・・待ってよ・・・そっちは<天使>が」

天使?意味が解らなくなった・・・・。
頭が混乱している間に校舎からグラウンドについた。

「結構広いな 俺本当に何やっていたんだろ・・・
やべ・・・・本当に思い出せねぇや・・・・。」

記憶喪失って奴か?よく思い出せねぇよ・・・・。
空を見上げてみた 満月が綺麗な夜だな
なんて思っていた最中 数m離れた所に
女の子がいた事に気がついた。
俺は家に帰りたい。
その一心で彼女に問いかけてみた。

「ね・・・ねえ君ここって何処なのかな?」

彼女は白髪で小さな女の子だった・・・・。
過去にもこんな子を見た気がする・・・・。
でも・・・思い出せない・・・・。

「ここは 死んだ人間が集まる世界よ」

ゆっくりと独特の口調で話し俺に説明したが
俺にはどうも信じられなかった・・・・。

「そうか! お前らグルなんだな!?
校舎のところにいる赤い髪の女の子のグルだな!?
まったく この後は天使とか言うんだろ?」

そう言った瞬間 赤い髪の女の子が 声を張った

「逃げて!その女は<天使>よ!速く逃げて!」

叫びながらも 彼女は
持っている拳銃をこちらに構えて
勢い任せに 拳銃をぶっ放した!!
<ドンッ> <ドンッ> <ドンッ>
その弾は俺の髪の毛を通り過ぎて
白髪の女の子に当たってしまった・・・・。
血がびちゃびちゃと俺にかかる・・・・。

「な・・・何しているんだよぉぉぉお前!!!!」

叫び赤髪の女の子に問いかけるが 返答はこれだ

「今のうちに逃げて! 速く!」

「ガードスペル」

血ドロみだった 白髪の子は呟いた・・・・。

「私は生徒会長であって 天使ではないわ」

そう言う刹那

俺の心臓を一刺

「な・・・なに・・・・?」
刺された・・・・。
「嫌だ・・・・まだ・・・死にたくない・・・・。」
そう言うと白髪の女の子は言った
「大丈夫、この世界では一定の条件を満たさないと
死ねない事になっているの
・・・・まあ貴方に今言っても解らないだろうけどね
一回死んでみるといいわ。
さようなら」

そこからは 記憶がない・・・・。

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Re: Angel beats! ( No.1 )
日時: 2010/10/13 18:35
名前: 蜜柑 (ID: nMbYaRrD)

「----ッ!!」
眼が覚めた・・・・?
此処は何処だ?
天国か?それとも地獄か?
たしか・・・俺は白髪の子に指されて・・・・

ベッドのシーツを無意識に見た・・・・
「----んな・・・・ななななな・・・・。」

ベッドのシーツは血で色が変色していた・・・・?
だが、俺の身体からは痛みが・・・・ない?
何故だ?俺はあの時刺されて死んだんじゃないのか?

「よう 起きたようだな」
ハッと横を見ると壁に寄り掛かっている男がいた
そいつの肩にはデカイ鎌が・・・・付いている!?

「お、お前・・・・肩の・・・・何だよ!?」
するとそいつは、あぁコイツのことかのように
説明した・・・・。
「お前知らないのか?コイツはハルバードって
言うんだよ!!この馬鹿が!!」
話途中に切れた・・・・。
意味が解らない・・・・。

ハルバードを持った男は話を続けた
「お前、ゆりっぺの入隊を鼻で笑って
挙句の果てには付き合ってられないって
ぬかしやがったそうだなぁ??
ぶち殺すぞ・・・・あぁ??
・・・・まあそんな事言っても
お前死なないしなぁ・・・・
俺もそうか・・・・。」
そいつがそういった瞬間
俺は馬鹿でかい声で質問した

「そうだよ、俺はそれが聞きたかったんだよ
何で俺は刺されて大量に出血しているのに
何で死なないんだよ!?教えてくれよ!?なぁ??」

そいつはゆっくり俺に話しかけてきた・・・・。

「そーさな、此処は死んだ学生が
楽しく愉快に生きれなくて
理不尽に死んだ奴を 此処にぶち込んだ
っつうのが正しいのかな・・・・。
それよりお前・・・・よくも
ゆりっぺを侮辱しやがったな!?
死にやがれ!!」

ハルバードを持った男は俺に
その鎌を何度も何度も何度も
突き刺してきた・・・・。痛い・・・。
あぁ・・・・これでやっと痛みから解放される・・。
死ねるんだ・・・・。やったぁ・・・・。

また、そこから記憶がなくなった・・・・。


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