二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- とある魔術の禁書目録 リレー
- 日時: 2010/12/06 22:52
- 名前: 夜兎_〆 ◆8x8z91r9YM (ID: 9Gb.eK5t)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel2/index.cgi?mode
どうも。覗いていただきありがとうございます。
この作品はとある魔術の禁書目録の二次創作です。
夜兎_〆
ねす
トレモロ
メンバーはこの三人です。
目次
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- Re: とある魔術の禁書目録 リレー ( No.3 )
- 日時: 2010/12/08 14:51
- 名前: ねす (ID: F.0tKRfu)
あげ
- Re: とある魔術の禁書目録 リレー ( No.4 )
- 日時: 2010/12/08 23:24
- 名前: ねす (ID: F.0tKRfu)
さらにあげ
- Re: とある魔術の禁書目録 リレー ( No.5 )
- 日時: 2010/12/09 15:41
- 名前: トレモロ (ID: DTrz5f5c)
第二章『仕事は何時も突然に』
「いや、だからさ。なんだって俺はこんなことに付き合わなきゃいけないんだよ!」
「超何言ってるんですか浜面。あなたは私の雑用係でしょう?だったら、このくらい超普通です」
「いやいや。俺は『アイテム』の雑用係であって、お前個人の使いっ走りじゃないんだぞ!?」
とある映画館前での二組の男女の会話。
年頃の男女が映画館の前にいるというのは、中々に【デート】というイメージを大衆に植え付けるものだが。
残念ながら、今この場にいる二人には全くそのイメージが当てはまらなかった。
それにはしっかり理由がある。
第一に。
その映画館は明らかに【正規】の場所という雰囲気ではなかった。
普通の人間ではまず見つけられないような、地下の地下のそのまた地下にあるような、マイナー作品しか上映していない、マイナー人間のための【映画館】。
そんな場所は、普通のカップルではまず訪れることはないだろう。
そもそも、その【マイナーな人間】らしき人影さえも一切ない。
今その場にいるのは先ほどからずっと言い合いをしている男女だけだ。
かなり気合を入れた【マニア】でないと訪れない様な場所。言い方を変えればメジャー作品を一本も上映しない、【寂れた映画館】とも言えるのだが……。
第二に。
その言い合いをしている男女の二人組についてだ。
片方の【女】の方は、体格、顔ともにまだ【少女】といっても差し支えのない造形をしていて、中々にかわいらしい外見をしているのだが。
もう片方。【男】のほうは、見るからに【アホなチンピラ】という印象を受ける。
実際【男】は見た目通りの【アホなチンピラ】なので問題ないのかもしれないが……。
そんな【奇妙】な組み合わせが、一緒に【映画館】に来ているというのが、中々どうして【一般的なカップル】。
というイメージをぶち壊してしまっていた。
「だ〜か〜ら〜!さっきから超言ってるじゃないですか!今日は定期的に来る【カップル割引デー】なので、二人で来ると、券を買うお金が超安くなるんですよ!」
「それと、俺が眠い目をこすってこの場に来たことに何の関連性が!?つーか誰がカップルだ誰が!」
「それは、浜面が超暇にしてるだろうと思ったから。私がB級映画の楽しみを超教えてあげようと思ったんですよ!まあ、本当は私が超見たい映画が放映されるからなんですけどね」
「結局自分の為じゃん!!」
ギャアギャアとお互いに唾を飛ばしながら口論をする男女。
浜面仕上と絹旗最愛。
二人は同じ組織。【アイテム】に所属している【仲間】だ。
もっとも、その関係性は【仲間】というには余りに権力(ちから)の差がありすぎるのだが。
そんな彼等が口論を始めてから20分程度。
いい加減浜面の方がさっさと折れて、絹旗についていってしまおうかと考えていた時。
その【きっかけ】はやってきた。
ブィ〜ン、ブィ〜ン、ブィ〜ン。
唐突にマナーモードにしてある携帯が震える音が聞こえる。
自分のものかと思った浜面だが、絹旗がすぐに服のポケットから携帯を出すのを見て。自分のではなかったと悟る。
「……ったく。誰なんですか一体。今超忙しいんですが」
ぶつぶつ言いながら、浜面との言い合いを中断して電話にでる絹旗。
と、始めは仏頂面で電話口の人間と話していた絹旗だったのだが、段々真剣な顔になっていき。最後には先ほどのふざけた表情はさっぱり消え去り、どこか冷酷な顔になっていた。
携帯をパタンと閉じて、浜面に向き直る絹旗。
その表情を見て不思議に思い、浜面は彼女に問いかける。
「どうした?誰からだったんだ?」
「……、仕事です浜面。足を超確保してください。なるべく早急に」
「は?仕事?……もしかして、学園都市の暗部からか?」
ええ、とため息をつきながら。絹旗は浜面に告げる。
こんなことならさっさと一人でもいいから映画館に入ってしまえばよかったとでも言いたそうに。
自分の邪魔をした無粋な電話の内容を、浜面に告げた。
「何時もみたいな、超くだらない殺しの仕事ですよ……」
- Re: とある魔術の禁書目録 リレー ( No.6 )
- 日時: 2010/12/11 07:58
- 名前: ねす (ID: F.0tKRfu)
あげ
- Re: とある魔術の禁書目録 リレー ( No.7 )
- 日時: 2010/12/14 18:59
- 名前: ねす (ID: F.0tKRfu)
あげるぜ。
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