二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 天沢璃緒の 非 日常【とある上条の恋シリーズ】
- 日時: 2010/12/24 07:53
- 名前: 禁書さん♪ (ID: k0SCKDMV)
こんにちは。またでた禁書さん♪です。
今回は私が書く一作、『上条当麻の日常【とあるシリーズ】』に出てくる、天沢璃緒の日常を書いたものです!
わからない人は↑の題名で調べてみて下さいね!
璃緒ファンの人にオススメです!((そんなのいねーよ
内容としては、上条の恋シリーズのスピンオフです。超電磁砲《レールガン》みたいな物だと思っていただければよろしいです。キャラ紹介はハブきます。
書き方が違うかも!?だけど、よろしくお願いします!
次からスタートです。
- Re:天沢璃緒の 非 日常【とある上条の恋シリーズ】 ( No.18 )
- 日時: 2011/01/07 18:07
- 名前: 禁書さん♪ (ID: MxRrFmUb)
どうやら上条は事故的な恋愛フラグは気にしないようだ。てゆーか気にならないみたいだ。
天沢は気が動転しているらしい。
あまり上条とは口を利かなくなった。
「よーっし……一応片付いたか?」
「……そうだね」
「……?どうしたんだよ?さっきから………」
上条の鈍感さに天沢はムッとした。
「別になんでもないって…!」
「なっ……なんだよ……?」
上条は全然わけわからないって顔をした。
- Re:天沢璃緒の 非 日常【とあるシリーズ】 ( No.19 )
- 日時: 2011/01/09 09:34
- 名前: 禁書さん♪ (ID: k0SCKDMV)
「じゃあとうま!お風呂に入ってくるね!」
と、インデックスは満足感いっぱいの顔で上条に言った。
「あ…あぁ」
上条は未だに何故天沢が急に無口になったかを考えていた。
「…じゃ、私も」
そう言って、2人は風呂場にいった。
「うぅぅぅ………」
上条は唸った。
バカな事で頭をフル回転させている。
しかし、唸った所で何かひらめくわけではない。
上条はそのまま後ろに倒れた。
「わけわかんねーーッ。なんなんだよ………………これって不幸??」
そんな事をブツブツと呟いているうちにある事を思い出した。
今全く関係無い事を。
それは
「風呂場に洗濯物がぶちまけてあるんだった!!」
というわけわからない事だった。しかも何故今更そんな事を思い出すのか‥‥‥。
「……さすがにもう脱衣場にはいないだろ………。いや、でもいるかもだしな…………。でもそんなに時間かからないだろ……。うううう…………えぇーい!いませんよーーーにッ!!」
と神頼みしつつ風呂場に向かう。
「いませんよーにッ!!」
また同じ事を叫んで
バタッ
とドアを開ける。
「え??」
と声がする。
とゆー事はいるのだ。
上条の思った事は全くの期待はずれだった。
上条はそんな事も有ろうかと、目をつぶっていた。
しかし彼女達からはそんな事がわかるはずもないため…——
お約束の展開になるわけだ。
「とうまぁぁぁぁ?」
「ちっ…ちがっ…勘違いだって!てか見てないしッッ!!」
そう弁解するも
もちろんインデックスに通じる訳がなく……
ガブッッ……!!
といやな音がする。
「んぎゃぁぁぁぁぁ!!」
その嫌な音に続き上条の悲鳴。
そう、これが上条とインデックスの『お馴染みな展開』である。
しかし、今回はインデックスだけからの攻撃ではなかった。
なぜならそこに天沢もいたから。
「…………!!」
天沢もありったけの力で上条をぶっ飛ばした。
- Re:天沢璃緒の 非 日常【とあるシリーズ】 ( No.20 )
- 日時: 2011/01/10 10:05
- 名前: 禁書さん♪ (ID: c1Cj7oJq)
「……ってぇぇ……」
上条は体の節々をケガしていた。
「フンッ!!」
インデックスは超怒っている。
まぁ、インデックスが怒るのはいつもの事だ。
「………ごめんね」
天沢が上条を手当てしながら謝った。
しかし、天沢が謝る必要は無いと思う……。
「…いっ…いや。こっちも………悪かった……」
と上条も謝る。
しかし、その後
「と思う……」
とぼそりと付け足した。
「……え?何か言った?」
「いっ……いやいや…べっ…別にッ!!」
上条がそう必死に誤魔化すと、天沢が
「はぁぁぁ…ぁぁ……」
とがっくりした。しかも半泣き状態で…———
「げッッ!?いやっ……そのっ……あのっ……いやぁ……だから…ッ…そのアレは…——ッ」
また上条は弁解を始めた。
しかし逆効果な気がして打ち切った。
「…………………はい。終わったよ」
「…あッ。サンキューな」
「……うん…。じっ…じゃあ………寝るから………」
- Re:天沢璃緒の 非 日常【とあるシリーズ】 ( No.21 )
- 日時: 2011/01/12 20:58
- 名前: 禁書さん♪ (ID: D1ySZU7X)
『うぁぁぁ……初日から不幸だぁ…』と上条が密かに唸っているにもかかわらず、みんな素っ気なかった。
そのまま同居初日が終わった。
と思われた。
しかし夜中。
ごつんっっ
と異様な音が静かな『風呂場』に響いた。
「いっつぅぅぅ……。てかやばっ。鼻血でてるしッ!?ティッシュ……」
そう棺桶から這い上がるように上条は浴槽から起き上がった。
そのころベッドを支配下にしているインデックスと天沢グループは…———
いや、正式には天沢だけだが。
「……っ……うっ……うぅぅっ…」
小さな泣き声が静かな部屋に響いていた。
- Re:天沢璃緒の 非 日常【とあるシリーズ】 ( No.22 )
- 日時: 2011/01/16 12:11
- 名前: 禁書さん♪ (ID: c1Cj7oJq)
「ティッシュ…どこだよ……」
と、鼻をつまみながらティッシュを探す上条。
すると妙な音がした。
その音は、まるで上条がティッシュの箱を踏み潰したような音だった。
「まさか……ッ!?」
と思い、足元を見た。
すると案の定、踏み潰したのはティッシュの入った箱だった。
「くそぉぉ……。なんでこんな時にぃぃ……」
と鼻をつまみながら悔しそうなポーズをしてみる。
その頃の天沢は———
上条が踏んだ音で天沢は誰かがそばにいる事を知り、急いで涙を拭き取り、ムクッと起き上がってみた。
そこには変なポーズをとりながら鼻をつまむ上条がいた。
「あ——…。上……じゃない。えっと……誰…ですか?」
正体を知っているが、今のを見なかったことにして、上条…いや、影に問いかける。
「ぇ」
と驚いた声がする。
「え……えぇ!?」
上条は今、誰かがいる事に気づく。
「ゴホンッ……えっと…まず言おう。そーゆー意味でここに来たわけではありまセン」
と上条はいまだに正体のわからない誰かに弁解をし始めた。
「あぁ。なーんだ。上条君か」
と聞き覚えのある声。
「なっ…なんだ…天沢かよ……」
と正直ホッとしたような顔をした上条。
すると、ちょっと笑いをこらえているみたいな声で
「で……。上条君。何しに来たのッ?」
と天沢が上条に問いかける。
「いやぁっ……だから……その…」
と上条は両手を使い、身振り手振りで説明しようとした。
しかし、その拍子に鼻をつまんでいた手を離してしまったため……。もちろん。鼻血がでるわけだ。
タラッ……
と垂れる血を見て、
「そーゆーなんだか女子に対してヒドい事をしに来たの?」
と、またも笑いをこらえているような声で上条に聞く。
「いやっ……だから…そのー…決して寝込みの女子を襲おうとしたわけでは……」
と言いかけた。
「へー……そんな事をしようとしてたの?」
と天沢が嘘っぽく睨む。
「いやいやいやッ!!勘違いだっ………」
とさらに弁解する上条の声を遮り………
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