二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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守り人と狩人 —アニメ精霊の守り人—
日時: 2011/04/04 10:58
名前: 波瑠 (ID: JFnkbIz5)

 こんにちは!

 この物語はアニメ『精霊の守り人』をもとにした夢小説です!
 
 ア二メ精霊の守り人をご存知の方、がっかりしたらごめんなさい。

【ここでのルール】
・乱暴なコメや荒らしはやめてください。
・この場所は平和主義です。
 平和を乱そうとする方は戻ってください。

 アニメ精霊の守り人、特に狩人がすきな方、ぜひ読んでください!
 (でもあんまり期待しないほうがいいかも)      
                          波瑠

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Re: 守り人と狩人 —アニメ精霊の守り人— ( No.1 )
日時: 2011/04/05 13:39
名前: 波瑠 (ID: JFnkbIz5)

 01 お見合い 〜タガ編〜

 狩人のタガはひとり、空き地に座っていた。

 またお見合いで断られた。これで7回目。侍女も父もあきれているだろう。
理由はわかる。


 ブサイクだから。


 それに比べて、相棒のスンはなかなかいい顔をしている。

なのに!なのに!
今までお見合いはないそうだ。なんだこのおかしな世の中は!

「おぅ!タガじゃん!」

そう言ってタガの隣に座ったのはだれであろうスン。

 スン以外も、皆普段から、お互いのことを狩人の名前で呼んでいる。
しかしそれは狩人の中だけだ。
決して外にはもらしてはいけない名だから。

「おいタガ!どうした?」

 スンが微笑んでタガの顔をのぞく。

「はぁ・・・俺またお見合い断られちゃって。」

するとスンは、少し苦笑してから急に真顔になってタガに言った。

「だったら、俺んとこにきた娘、もらってくんない?」

「はぁぁっっ???」
 タガは叫んだ。なぜスンはお見合いを受けようとしない?
俺だったらすぐさま受けるのに!

「スン!なんで俺に譲る?」

「いやぁ・・・その娘けっこうブサイクで、
 俺のウチの美しい家系に傷がつくからさぁ。」

 スンの真意がタガにはわかる。長年共に動いてきたからこそ・・・

「要するに、ブサイクな娘はいやだってことだろ!!!」

タガが吠えると、スンはあっさり頷いた。そうだよ!と言わんばかりに。

「だったらスン、俺もブサイクはいやだって!」
するとスンは爆笑した。

「いいじゃんお前は!お前どうせブサイクなんだから、
 嫁さんが綺麗だろうとブサイクだろうと、子供がブサイクなことに
 かわりないよ!」

 スンはそう言ってタガの肩をぽん、と叩いた。

「タガ、お前の家系、もとからブサイクだろ?」



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