二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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×Loid×
日時: 2011/10/07 17:20
名前: 銀りゅー73 ◆Hggq1AXRQE (ID: aza868x/)

初めまして銀りゅー73です。
ルカねぇさん大好きなんですw
だから書こうと思いました。

これは学園物語です。多分。
ボカロのみんなが学校に通うことになったようです。
さぁ、みんなはどうやってスクールライフを楽しむのでしょうか。
楽しみですね*(どこが
(その大半が学園とは大きく異なるものになるでしょう)


目次

Dear  一話、別れ>>1
二話、ただ逢いたくて、逢いたくて……>>4



お客様
・咲ぐま様(今度一緒に歌い手するかもなんです←)

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Re: 暴歌炉ヰ怒 ( No.1 )
日時: 2011/10/06 15:08
名前: 銀りゅー73 ◆Hggq1AXRQE (ID: aza868x/)

「今までありがとう。本当に、楽しかった……」

まだ響いている。
あの日から鳴り止まない、別れを告げた君の声。

「なっ……なん、で……?」
「他に好きな人ができた。ごめん、ほんとに」

別れたくなかった。大好きだったから。
それでも君は行ってしまった。他の好きな人、どんな人なのかな。きっと私より可愛いんだろうな……。
降り始めた雨は二人を濡らし、身体を冷やしてゆく。
もう戻れない……。

「じゃぁ……また」
「ぇぅう……っ」

情けなく歪んだ私の顔。もう涙を拭うことも、してくれないんだ。
背を向けて歩き出した君に、なにも言えなかった。だって……君が、私といるより幸せになれるのならいいと思ったから。

「また……ね」

聞こえないくらい小さな声で別れを告げた。
胸が苦しくて苦しくて、目の前が滲んで君が歪む。

「大好き……だった、よ……」

君が見えなくなってから、私は声を上げて泣いたんだ。
もう戻れない幸せで満たされていた過去に、もう戻れない幸せしかなかった過去に……。

Re: ×ボーカロイドの思惑クロス× ( No.2 )
日時: 2011/10/07 16:14
名前: 咲ぐま ◆yo6Rw09e2w (ID: 8IG6/R5B)



うぁぁぁぁ!

本格的にゃ〜♪



読んでてちょっとドキドキ(笑)

Re: ×ボーカロイドの思惑クロス× ( No.3 )
日時: 2011/10/07 16:29
名前: 銀りゅー73 ◆Hggq1AXRQE (ID: aza868x/)

ちょwwmjkwww

来てくれてありやとねっ。
駄文駄作上等! な御莫迦が書く小説ですがどうぞよろしく(・ω・)

Re: ×ボーカロイドの思惑クロス× ( No.4 )
日時: 2011/10/07 16:55
名前: 銀りゅー73 ◆Hggq1AXRQE (ID: aza868x/)

二話 ただ逢いたくて、逢いたくて……

あれから早くも一週間が過ぎ去ったけれど、ミクの心は荒んだまま。
流れる日々に身を委ね、なにもせずに、別れた彼氏のことだけを考えて……一週間。
ミクは窓をうつ雨に目を移した。

「……あの日も、雨だった」

フラッシュバック。確かそう言ったかな。
ミクの脳裏に、カイトと過ごした記憶が廻る。廻る。

「——っ……」

一筋の涙が頬を伝う。

「逢いたいよ……ッ」

カイトの名前が口にできない。
ミクは自然と「カイト」と言えなくなっていた。二人で過ごした、たくさんの思い出が蘇える。
〈カイト……。カイト……〉
心の中で叫んだ、大好きな人の名前。
届くことはないと知っていたけど、呼びたかった。来てくれないって知ってたけど……呼ばずにはいられなかった。
声にはならなかったけど……。

「……逢いたいよ。ねぇ、逢いたいよ」


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