二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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ぬらりひょんの孫〜不協和音は美しく〜
日時: 2012/07/21 22:07
名前: 甘楽 (ID: YHJgvptf)

甘楽です!これで、えーとかれこれ7作品目です!!
今回はぬら孫に挑戦します!オリキャラも作ります!
では紹介します!

・名前
桜井玲(さくらい・れい)

・歳
13歳

・妖怪名と能力(フィクションの妖怪です!いません

【死者呼歌】読(ししゃよびか)
能力は死者を歌で呼ぶ妖怪。
時には、歌で妖怪や人間を殺すこともある。

玲はリクオと同じで夜にしか変化しない。
変化すると桜のような色の髪が足まで伸び、服は着物に変わる。
顔も凛とした顔立ちになる。

・性格

変化する前は元気な感じの性格だか、変化すると
クールな性格になる。妖怪に変化中は少し
二重人格。なので口調も曖昧。


・設定

玲の両親はリクオの祖父と奴良組と深い関係と信頼を持っていた。両親は死者呼歌組の組長だった。
しかし、ある事で組長の父と母が命を落とした。それ以来どこかに身を潜めていた。当時玲は6歳。

・家族構成設定

両親はある妖怪たちと奴良組との抗争で命を
落とした。

・容姿
綺麗な黒髪で肩まである。超がつく程の美少女。変化すると大人みたいな超美人になる。

サンプルボイス
変化前「それじゃ派手にやろうじゃんっ!!」
変化後「ふんっ!貴様に言われるまでもない」

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Re: ぬらりひょんの孫〜不協和音は美しく〜 ( No.1 )
日時: 2012/07/30 21:21
名前: 甘楽(霧拉々木) (ID: YHJgvptf)

名前変わりました〜!

甘楽(霧拉々木)です!

Re: ぬらりひょんの孫〜不協和音は美しく〜 ( No.2 )
日時: 2013/02/09 21:24
名前: 甘楽(霧拉々木) (ID: 5mye3e0/)

【戻ってきた】

紅く燃えたような空。暖かな風が肌を掠める。少女の艶やかな髪が靡く。
季節は秋。空の色に似た真っ赤な唐傘を肩に預けて歩を進める少女は、身の丈
以上ある門の前で立ち止まる。
————奴良組の前で

硬く閉ざされた門の片方に手を当てる。
———ギィイイイイイ
少女は、当てた右手に力を込めると軋んだ音を立てて巨大な門が
開く。容易に家の様子を公開させる門に、少女は少し目を見開き
小さく呟く。
「ちょっとちょっと〜・・・これ簡単に開いちまったら不味いんじゃない?
まぁ良いけどさぁ〜・・・」
少女は門の片方を完全に開けると、手を離す。少女は玄関に向かい
歩き出す。後方で門が派手な音を立てて閉まる。少女はその音を尻目
に歩き続ける。

その音を聞く者がもう一人。首無だ。
首無は箒を手に庭掃除をしていた。初めは門の近辺の掃除はしておらず、
開く音には気づかなかったが、掃除が終わり玄関に向かっている途中
で閉まる音に気付いたのだ。首無は唐傘の少女に向かい走り出す。
「おい!!門を開けたのはお前かっ!!」
「ん?お!首無じゃねぇか!久しぶりだな」
「?!・・・玲様!!玲様じゃないですか!!」
首無は少女の姿を瞳に映すと、驚愕を顔に浮かべる。だがすぐに嬉々
とした表情に変わる。声を弾ませ少女に声を掛ける。
「玲様!いつ御戻りになられたのですか!!」
「ついさっきかな?あの事件からは埼玉の方行ってた」
玲と呼ばれた少女は、首無の質問に淡々とした調子で返答を吐き
出す。その返答は首無の怒りの銅線に火を放つ事になる。
「埼玉で何をしてたんですか!!組の者は皆心配してました!!」
「ちょっとした事でね〜遠出?みたいな?」
玲は見惚れるような笑みを浮かべ、こくりと首を傾げ人差し指を頬に
付ける。対する首無は眉を吊り上げ説教を繰り出す。
「みたいな?じゃ、ありません!!!!あの事件から組の者が総出で
探したんですよ?!見つからないのでお亡くなりになったのかと、涙
を流す者までいたというのに!!」
その言葉に、玲は苦笑を浮かべる。唐傘の柄を回転させれば紅い傘が
くるくると回る。その光景に、首無は目を奪われた。
美しい一枚の絵を目にしているかのような心地になる。だがすぐに
口を開き、取り繕うような言葉を出す。
「と、とにかくっ!折角戻って来たのですから、組のモン達に顔を見せて
やってください。ここには玲様を慕う奴らが大勢しますから」
「勿論そうするつもりさ」
玲はそう答えると、唐傘を畳む。紅い華は彼女の背から消える。
首無の端正な顔立ちに笑顔が生まれる。首無は小走りで家に向かう。
玲はその後ろ姿に、思わず噴出す。その姿は落ち着かない幼き少女を
連想させた。

化と言う玲も、懐かしい奴良組に心境は幼い少女であった。


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